カテゴリー「らららクラシック」の9件の記事

2020年2月13日 (木)

NHKEテレ・ららら♪クラシック「映画音楽の父 スタイナーの“風と共に去りぬ”」(2020年2月7日放送)

2020年2月7日放送の、NHKEテレ「ららら♪クラシック」は、

映画音楽の父 スタイナーの“風と共に去りぬ”」と題して、

映画「風と共に去りぬ」や「カサブランカ」等の映画音楽を作曲した、

マックス・スタイナーMax Steiner 1888-1971)の作曲技法、

特に「風と共に去りぬ」での「タラのテーマ」の展開と、

ワーグナーの「ライトモティーフ」との関連、

後期ロマン派作曲家たちとの関わりなどについて特集していました。

 

ライトモティーフ的な要素が使われている有名な映画音楽といえば、

「スター・ウォーズ」をすぐに想起しますが(ダース・ベイダーの「帝国のテーマ」)、

実は、「風と共に去りぬ」でも使われていた、というのは、

初耳というか、あまりそんなことを気にせず観ていたので、

「なるほど!」と思いました。

 

ららら♪クラシックでは、昨年(2019年)、

「トムとジェリー」の音楽をまじめに特集するなど、

なかなかの好企画が出ています。

(過去記事)→

NHKEテレ・ららら♪クラシック「トムとジェリーとクラシック」

(2019年4月5日放送)〜実は十二音技法まで使われていた!

 

「風と共に去りぬ」は、4、5回観ています。

あの「タラのテーマ」が出てくるところ、特に第1部の最後で、

スカーレットが「家族を二度と飢えさせはしない!」と誓うところ

そして、冒頭と最後に出てくるところ、

ここで高らかに響くメロディは何度聴いても心が震えるようです。

 

オリジナルの映画音楽(クラシックの曲を使ったものと、ミュージカル映画を除く)で、

最も有名なものといえば、おそらく「スター・ウォーズ」のメインテーマあたりなのでしょうが、

私にとってのベスト映画音楽は、

この「風と共に去りぬ」と、エンニオ・モリコーネによる「ニュー・シネマ・パラダイス」です。

(あと、あえてもう1本というなら、

マイケル・ナイマンによる、”The Piano”(邦題「ピアノ・レッスン」)の音楽もすごいです!

言葉を失った主人公の気持ちを、音楽が見事に代弁しているからです。)

 

ピアノ・レッスン オリジナル・サウンドトラック サウンドトラック

 

NHKさん、マックス・スタイナーの特集の次は、

ぜひエンニオ・モリコーネさんの音楽特集をお願いしたいです!

 

ところで、2020年3月に、このマックス・スタイナーやコルンゴルト、

ミクロス・ローザなどの映画音楽を集めた12枚組のCDBOXが発売されます。

コンダクツ・クラシック・フィルム・スコア<完全生産限定盤>

 

こちらは予約しました。

 

映画のBlu-ray、すごく安くなりましたね・・・

(1枚1000円以下!※2020年2月現在)

サウンドトラックCDよりも安いほど・・・

 

 

久しぶりに、映画のサントラ盤、あれこれ入手してみようかな・・・

2019年11月 9日 (土)

NHKEテレ・ららら♪クラシック「リヒャルト・シュトラウス“夕映えに”」(2019年11月8日放送)

2019年11月8日放送の、NHKEテレ「ららら♪クラシック」は、

リヒャルト・シュトラウス“夕映えに”」と題して、

R・シュトラウスとその妻パウリーネとの夫婦関係を、

落語にしながら特集し、最後のシメとして、

「4つの最後の歌」の終曲「夕映えに」を、ソプラノ歌手森麻季さんの独唱と、

ピアノ伴奏で聴かせる、という内容でした。

 

番組HPから放送内容を転載します。

ららら♪クラシック「リヒャルト・シュトラウス“夕映えに”」

(引用)

リヒャルト・シュトラウスの「夕映えに」。落語家柳家三三がシュトラウスの人生を振り返る。(1)シュトラウスは恐妻家(2)妻は創作の源泉(3)ひばりの音のヒミツ

出演者ほか
【司会】高橋克典,石橋亜紗,【出演】柳家三三,音楽学者…広瀬大介,ソプラノ歌手…森麻季,ピアニスト…山岸茂人,【語り】勝生真沙子
詳細
リヒャルト・シュトラウスの「夕映えに」。歌曲集「4つの最後の歌」の中の1曲で、別名「辞世の歌」とも言われています。大作曲家でもあり、恐妻家でもあったシュトラウス。夫婦で歩んだ作曲家人生よりぬきのエピソードを落語家・柳家三三さんが高座で振り返ります。歌劇「インテルメッツォ」の落語化は必見。スタジオでは、「夕映えに」のひばりの音にこめられた思いに迫ります。【演奏】ソプラノ:森麻季/ピアノ:山岸茂人
楽曲
「歌劇「インテルメッツォ」から4つの交響的間奏曲~4.よろこばしい結末~」
リヒャルト・シュトラウス:作曲
(指揮)ジャナンドレア・ノセダ、(管弦楽)NHK交響楽団
(2分30秒)

「「夕映えに」」
アイヒェンドルフ:作詞
リヒャルト・シュトラウス:作曲
(ソプラノ)森 麻季、(ピアノ)山岸 茂人
(6分19秒)
~NHK放送センター CT102~

(引用終)

 

なお、NHKでは、「夕映えに」と訳していますが、

一般的なCDでは、「夕映えの中に」(原題:Im Abendrot)となっています。

今回の記事では、以下、やはり「夕映えの中に」で統一表記します。

 

落語、という形式で、R・シュトラウス夫妻の夫婦関係をうまく伝えられたのかは、

ちょっとビミョーなところでしたが、

ユーモアを交えてソフトに伝えたのはよかったと思います。

 

さて、肝心の「夕映えの中に」での森麻季さんの歌唱。

もちろん美しいですが、やはりピアノ伴奏では曲の色彩感、法悦感までは伝わらず、

カラー映画を、ぼんやりとした白黒テレビで見ないといけないようなもどかしさがありました。

ただ、ピアノ譜でのスコア解析を示してくれたのはよかったです。

 

番組の録画を観終わってからすぐさま、

カラヤン指揮ベルリン・フィルと、グンドラ・ヤノヴィッツのソプラノ独唱による、

「4つの最後の歌」の「夕映え」を聴きました。

この曲をチョイスするなら迷わず選ぶべきベスト盤です。

ここまで人間離れした美声で歌われてしまうと・・・・

カラヤンのオケ伴奏も究極の機能美といえる素晴らしさです。

番組でも取り上げられていた、”zwei Lerchen"(2羽のひばり)のところの、

2つのフルートによるさえずりの美しさ!!!

 

我が家にあるのはSACD盤ですが、

既に入手は難しいようなので、通常CDで紹介します。

 

R.シュトラウス:交響詩「死と変容」、4つの最後の歌(国内盤)

 

R.シュトラウス:死と変容/4つの最後の歌(国内盤)

 

 

番組で出ていた、森麻季さんも、この曲の録音を出していますので、

参考までに紹介します。

私は・・・

試聴で「へぇ〜・・・」で終了しましたが・・・

 

(参考)

4つの最後の歌

 

原曲は大オーケストラ(3管編成)による伴奏ですが、

ピアノ伴奏もそれなりにステキです。

以前、バーバラ・ボニーのソプラノ独唱による、

ピアノ伴奏版(マックス・ヴォルフ編曲)のCDを持っていましたが、

いつの間にか、売り飛ばしていました・・・

2019年11月9日現在、Amazonでは、

新品(国内盤)が31000円、中古でも10000円となっていました・・・

 

R.シュトラウス:歌曲集

 

一般的には、エリザベート・シュヴァルツコップ独唱、

ジョージ・セル指揮ベルリン放送交響楽団の演奏もオススメなのですが、

私は・・・

でも、一応は紹介しておきますね。

 

R.シュトラウス:歌曲集≪クラシック・マスターズ≫

 

ところで、先日、世界的なソプラノ歌手の、

ジェシー・ノーマンさんが死去した、というニュースがありました。

稀有なる大ソプラノ、ジェシー・ノーマンの訃報に寄せて(2019.10.2)

 

ジェシー・ノーマンのCDはいくつか聴きましたが、

やはり代表は、「4つの最後の歌」が含まれる、

R・シュトラウスのオーケストラ伴奏歌曲集でしょう。

(あとあえて1枚といえば、カラヤン&VPOによる、

ザルツブルク音楽祭での、「イゾルデの愛の死」が入ったワーグナー・アルバムかな・・・)

タワレコさんかエソテリックさんかで、SACD化してほしいなぁ・・・

グンドラ・ヤノヴィッツの人間離れした天上の声とはまた違った、

熱い脈打つような響きがあります。

ヤノヴィッツ盤に次いでオススメできる盤です。

(いや、この2盤があれば、他は要らないのでは?)

 

VIER LETZTE LIEDER/ORCHES

 

 

(参考)

ワーグナー・ライヴ・イン・ザルツブルク

 

最初にこの曲を聴いたのは、確か高校生のときでした。

孤独だった私が愛読していた作家の一人が、ヘルマン・ヘッセでした。

そのヘッセの詩が3つも使われてる、というだけでも感激モノでした。

 

「4つの最後の歌」の、ヘッセ詩による最初の3つの曲は、すぐに夢中になりましたが、

最後の「夕映えの中に」は、詩の内容に共感できるようになるまで、

ある程度年数が必要でした。

今ならしみじみと共感できます。

また、R・シュトラウスがテキストと音楽に込めた、

夫婦愛にも・・・

 

(参考)

ヘッセ詩集 (新潮文庫) 

 

以前にも、「4つの最後の歌」について記事を書いていますので、

よろしければお読みください。

数年前の記事ですが、改めて「4つの最後の歌」を、

ヤノヴィッツ&カラヤン・BPOで聴いてみて、

やはり変わりはありませんでした。

グンドゥラ・ヤノヴィッツ(Gundula Janowitz)の天上的な美声!〜

カラヤン指揮ベルリン・フィルとともにSACDで

(ベートーヴェン:第9、R・シュトラウス:4つの最後の歌)・・・

2019年4月 6日 (土)

NHKEテレ・ららら♪クラシック「トムとジェリーとクラシック」(2019年4月5日放送)〜実は十二音技法まで使われていた!

2019年4月5日放送の、NHKEテレ「ららら♪クラシック」は、

トムとジェリーとクラシック」という番組タイトルでした。

いつも何となく観ている番組なので、今回もそれほど期待はしていませんでした。

 

「トムとジェリー」は小学生の頃、よく再放送で観ていました。

(ルパン三世と同じくらい、よく再放送されていました。)

「トムとジェリーとクラシック」というから、

第19回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞した、

「ピアノ・コンサート」(原題:The Cat Concerto)の、

リスト作曲「ハンガリー狂詩曲第2番」や、

ロッシーニの「セビリヤの理髪師」の、「私は町の何でも屋」とか、

そのあたりが取り上げられるのかと思っていました。

確かに、番組では、上記「ピアノ・コンサート」が映像付きで取り上げられました。

この短編に思い入れが深い、ピアニストのラン・ランさんのコメントも取り上げていました。

しかし、この番組で興味深かったのは、そこではありませんでした。

(ちなみに、他にはJ・シュトラウス二世の「こうもり」なども少し取り上げられていました。)

 

番組ゲストは、大学時代に「トムとジェリーの音楽」について論文を書いたという、

作曲家の上水樽 力(うえみずたる ちから)さんでした。

調べると、CM曲などをいろいろ作っておられるのですね。

それよりも、最初その経歴を聴いた時、正直に言って、

「トムとジェリーの音楽って、研究に値するのかな・・・」と思ってしまいました。

しかしその思いは、いい意味で見事に裏切られました。

 

この番組のメインは、「ハンガリー狂詩曲第2番」とかの既存のクラシック曲ではなく、

「トムとジェリー」のオープニング曲及び、

作品中でトムやジェリーなどの動きをあらわす様々な音楽を作曲した、

スコット・ブラッドレー(Scott Bradley, 1891年11月26日 - 1977年4月27日)と、

その音楽でした。

 

一番驚いたのは、なんと十二音技法まで作中で使われており、

それが実にユーモラスな効果を生み出していたことでした。

十二音技法→シェーンベルク、ベルク、ウェーベルン・・・→難解、コワイ、退屈、耳障り・・・

十二音技法というと、そんなイメージしかないですが、

実に映像とマッチした使い方になっていてビックリでした。

 

ワーグナーの「ライトモティーフ」みたいのも実は効果的に使われていたりと、

小さい頃はなんとなく観ていてアハハと笑っていた作品の伴奏音楽が、

実はかなり計算されて作られていたということに驚きました。

 

番組最後は、あのベルリン・フィルが、サー・サイモン・ラトルの指揮で、

「トムとジェリー」の音楽を奏でているライブ映像

(2015年のヴァルトビューネ野外コンサート)で締めくくられました。

 

Berliner Philharmoniker - Waldbuhne 2015 from Berl [Blu-ray]

 

ベルリン・フィルが演奏するくらいの価値があるスコア、ということなのですね。

 

なお、「トムとジェリー」の音楽について、コンパクトにまとめた記事を見つけましたので、

参考までに紹介しておきます。

(下記ブログ記事そのものはともかく、

他の記事(スピリチュアル系)に私は賛同している訳ではありませんので、

誤解のないように・・・)

『トムとジェリー』の音楽は映像と完全にリンクした究極の映画音楽

2016年4月 9日 (土)

NHKEテレ・ららら♪クラシック「ラフマニノフの“パガニーニの主題による狂詩曲”」(2016年4月9日放送)〜上原彩子さんの第18変奏に感涙!!

NHKEテレの「ららら♪クラシック」。
本放送は現在(2016年)土曜日の夜ですが、
いつもは再放送分(木曜午前)を録画して観ており、
土曜日の放送分は観ていません。
(土曜日に他局で映画が放送されることが多いので。)
今宵はシベリウスの交響曲第2番(SACD)を聴きながら、
適当にテレビのチャンネルをあれこれ変えていたら、
「ららら♪クラシック」の後半の最後、演奏のところが映りました。
今回の曲はラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」。
私の大好きな曲です。
ピアノ独奏者をみてびっくりしました。
あの上原彩子さんがピアノを弾いているではありませんか!
シベリウスのSACDを一時停止して、聴き入りました。
時間の都合上、曲の抜粋しか演奏しないので、
思わず「もったいない演奏だ・・・」とつぶやいてしまいました。
そして、驚いている間もなく、第18変奏・・・
クラシックのあらゆる曲の中でも最も美しいメロディーの一つではないでしょうか。
上原彩子さんがほんの数秒弾いただけで、目から涙が溢れてきました・・・
たぶん、今まで聴いたどの演奏よりも、
否、もっと言えば、あらゆる演奏が比較にならないほど、
美しい、美しすぎる演奏でした・・・(ただしピアノに限ります。)
ピアノの部分は最上級ですが、オケは薄っぺらでした。
余韻に浸る間もなく、最後の変奏に行ってしまいました。
ぜひ、上原彩子さんの独奏で、全曲を聴きたい!
そういう思いが膨らんだ回となりました。
(なお、番組全体は、後日改めて観る予定です。)

 

上原彩子さんによる「パガニーニの主題による狂詩曲」のCDは、
実はありますが、たぶん今の彼女なら、
この演奏を大きく凌駕する演奏を残してくれるはずです。
(この盤を所有はしていますが、この曲を聴くときに手が伸びることはまずありません。)

 

(参考)2002年チャイコフスキー国際コンクールライヴ

 

今現在での、「パガニーニの主題による狂詩曲」のお気に入りは、
マツーエフ(Denis Matsuev)(P)、ゲルギエフ指揮マリインスキー管弦楽団のSACDと、
アール・ワイルド(Earl Wild)(P)、
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団のCDです。
マツーエフ盤はいかにもロシア的、
ワイルド盤はアメリカ的でゴージャスな演奏です。

 

マツーエフ盤(カップリングはラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」)

 

ワイルド盤(ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集)

 

2014年12月25日 (木)

NHKEテレ・ららら♪クラシック「クリスマスソングに込めた平和への祈り~“きよしこの夜”」(2014年12月20日,22日放送)

今日はクリスマス
皆様いかがおすごしでしたか?

 

我が家ではクリスマス当日は特に礼拝には行かず(行けず?・・・)、
妻と一緒にバレエ「くるみ割り人形」(マリインスキーバレエ)を観るのが恒例です。
(もちろんクリスマス・イブには教会へ行きますが・・・)
主のご降誕を心からお祝い申し上げます。

 

先日、2014年12月20日に、NHKEテレの「ららら♪クラシック」で、
クリスマスの定番中の定番である、讃美歌「きよしこの夜」を取り上げていました。
→「クリスマスソングに込めた平和への祈り~“きよしこの夜”」

 

「きよしこの夜」成立の話は、従来聞いた説と少し違っていました。
確か、オルガンが洪水で故障したから、ギターで賛美した・・・
でも、この番組では、その説は出てきませんでした。
讃美歌成立の話よりも、どのように広まったのかの方が興味深かったです。

 

今年103歳の日野原重明氏も出てきて、歌声を披露してくれました。
第一次世界大戦中の奇跡の「クリスマス休戦」の元になったのが、
広く人口に膾炙していた「きよしこの夜」だったとは・・・
ちょうど関連ニュース記事があったので紹介します。
奇跡の「クリスマス休戦」から100年、英軍将校の手紙公開(2014年12月24日) 阪神・淡路大震災で被害にあった教会でも、
「きよしこの夜」が復興の応援歌になっていた、という内容も感銘を受けました。

 

「きよしこの夜」(讃美歌109)はとても好きな讃美歌の一つです。
カトリック教会では「しずけき」(カトリック聖歌集111)として歌われます。
どちらも正確な訳ではないので、どちらかの訳詞をとれ、と言われたら、
広く歌われている「きよしこの夜」の方をとります。
(クリスマス・イブに初めてカトリック教会を訪れた人は、
やはり思わず「♪き〜よし〜 このよる〜」と歌ってしまうことが多いようです。)
カトリック教会はこの点、新共同訳聖書を採用したように、
伝道の観点から、
広く一般的な「きよしこの夜」を採用した方がいいのでは、と考えます。

 

番組では、東京混声合唱団と、
パク・キュヒさんのギター、上柴はじめさんのオルガン伴奏で、
1番から4番まではドイツ語で「きよしこの夜」(Stille Nacht)が歌われました。
パク・キュヒさんのギターがとてもステキでした。
日本では歌われない、幻の4節というのも初めて聴きました。
ベートーヴェンの「第9」的な内容なのですね。
最後に、日本語の「きよしこの夜」(1番)が歌われました。
キリスト教的にはなかなか好内容でした・・・

 

以前、「きよしこの夜」について書いた記事を紹介します。
「きよしこの夜」のMIDIがあります。
2012年クリスマスを祝して〜「きよしこの夜」と「あらののはてに」のMIDI(附:Mac Book PROとFinale2012買ってしまいました・・・) ※今はFinale2012ではなく、既にFinale2014です。

 

いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。
(新約聖書ルカによる福音書2:14新共同訳)

2014年11月17日 (月)

NHKEテレ・ららら♪クラシック「言葉にできない思いを~ラフマニノフの“ヴォカリーズ”~」(2014年11月17日再放送)

ヴォカリーズとは、もともとは音楽用語で、
「一つ以上の母音を用いて歌う歌詞のない発声練習法」とのことですが、
ラフマニノフの名曲として有名ですね。
2014年11月15日(再放送17日)放送の、
ららら♪クラシックでは、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」を取り上げました。
作品ができるまでのエピソードと、
幸田浩子さんの素晴らしいソプラノの歌声が耳に残りました。
(期間限定で番組HPで視聴できます。)

 

最近は声楽もののCDをほとんど聴かなくなったので、
ラフマニノフの「ヴォカリーズ」を所有CDの中で探してみたものの、
ありませんでした。
(ラフマニノフの「交響曲第2番」のカップリング曲として、
管弦楽版のはありましたが・・・)

 

幸田浩子さんのCD「カリヨン~幸田浩子 愛と祈りを歌う」に、
「ヴォカリーズ」が収録されています。
こちらも素晴らしい歌唱ですが・・・
(試聴してみました)

 

カリヨン~幸田浩子 愛と祈りを歌う

 

他の選択肢として、ナタリー・デセイ(ドゥセ)のCD
「ヴォカリーズ」も試聴してみました。
こちらにはビックリ!
宇宙的な響きというか・・・
そう、「宇宙戦艦ヤマト」のスキャットみたい?
歌声の響きのあまりの美しさに脱帽でした・・・
こちらは購入してみるかも・・・

 

Natalie Dessay - Vocalise

 

私にとっては、至高の「ヴォカリーズ」といえば、
キャスリーン・バトルの歌声でした・・・
ニッカのCMで有名になった「オンブラ・マイ・フ」と同じ
CDに収録されているものです。
(廃盤になっているのは残念・・・)
キャスリーン・バトルとDessayの歌声、どちらを上とすべきか・・・

 

2013年4月 7日 (日)

「ららら♪クラシック」2013年4月リニューアルは成功かも?

2012年4月から、NHKEテレの長寿番組「N響アワー」の後番組として、
ららら♪クラシック」が日曜夜9時から放送されていました。
気軽にクラシック音楽を楽しむというコンセプトだったようですが、
N響アワー」廃止ということに対して、
クラシックのコアなファンには反感さえ持つ人もいたようですね。

 

正直なところ、司会の二人のトークにはあまり興味がわかなかったし、
クラシック倶楽部」や「特選オーケストラライブ」の番組宣伝要素が強く、
最初の数回を見たら、後は1時間まるごと見る、ということはありませんでした。
興味あるアーティストが出てくる回を録画して、
演奏の部分だけ抜粋して見る程度でした。
1時間番組としてはかなり冗長でした。

 

2013年4月からは、番組自体は存続したものの、
日曜日夜9時からは引越することになりました。
土曜日の夜9時半からの30分番組(再放送は月曜日午前10:25〜)となりました。
早速リニューアル第1回目を録画して視聴しました。
正直、あまり期待はしていませんでしたが・・・
しかし意外にも、コンパクトになったのは正解だったのかな、と思いました。
冗漫なトーク番組という性格から、毎回1曲にポイントに絞って、
その魅力を伝える、というものになりました。
名曲探偵アマデウス」ほどの詳しさには至っていませんでしたが、
これからクラシック音楽を聴いてみようかな、と思う女性向けには、
このぐらいの情報量で十分なのかもしれません。
(コアな内容は男性マニアにはウケルのかもしれませんが、
そういう人ならわざわざ「ららら♪クラシック」など見る必要はないですね。)
リニューアルは成功なのかもしれませんね。

 

リニューアル後第1回目に取り上げられた曲は、ヴィヴァルディの「春」でした。
演奏は、以前当ブログでも取り上げた、「ラ・ストラヴァガンツァ東京」でした。
ラ・ストラヴァガンツァ東京のオドロキな「冬」~NHKBSプレミアム・クラシック倶楽部-ラ・ストラヴァガンツァ東京 演奏会-(2012年3月7日放送) ゲストは、春香クリスティーンさんでした。
ルックスはカワイイけど、「汚部屋」さんの人デスネ・・・
(別に関係ないけど・・・)

 

ラ・ストラヴァガンツァ東京のヴィヴァルディのCD「ヴィヴァルディズム

 

日曜日夜9時からは、
日曜日早朝にやっていた「特選オーケストラライブ」の後続番組である、
クラシック音楽館」が始まります。
2時間番組で、夜のいい時間に、
しっかりとコンサートを楽しむ事ができるようになったのは、
下手に「N響アワー」を復活させるよりもいいことではないでしょうか?
(「特選オーケストラライブ」は早朝放送だったので、
オンタイムで大音響を楽しむことはできませんでした・・・)
欲を言えば、「名曲探偵アマデウス」のような教養番組を、
NHKさん、ぜひまたやっていただけませんか・・・
ということぐらいでしょうか。

2012年5月29日 (火)

「N響アワー」的要素を少し取り戻した「ららら♪クラシック」~「N響スペシャル 鬼才ノリントンの音楽」(2012年5月27日放送)

N響アワー」亡き後、
結局なんだかんだ言って「ららら♪クラシック」を録画して観ています。
司会者2人のトークの部分はほとんど飛ばして、
演奏部分のみを取り出して視聴しています。

 

2012年5月27日放送回の「N響スペシャル 鬼才ノリントンの音楽」では、
2012年4月14日東京・NHKホールでの、
ノリントン指揮N響によるベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を、
第2楽章を除いて放送していました。
ノリントン指揮N響によるベートーヴェンの交響曲演奏は、
昨年の第1番・第2番が大変な名演だと思いましたので、期待しました。

 

NHK番組表から引用)
今月のN響スペシャルは、4月の定期公演に登場した指揮者、ロジャー・ノリントンによるベートーベン「英雄」に焦点を当てる。ノリントンはベートーベン時代の演奏スタイルにこだわる独自の音作りで知られる。N響はノリントンが要求するサウンドに応えるべく、特別のティンパニーを用意してリハーサルに臨んだ。スタジオにN響ティンパニー奏者・久保昌一を招き、ノリントンの音楽作りの舞台裏や、演奏に懸ける思いについて伺う (引用終)

 

興味深かったのは、N響ティンパニ奏者の久保昌一さんによる、
この演奏会での特別なティンパニ演奏についてのトークでした。
普段使っているフェルトがついているマレットではなく、
木のマレットと、通常より小さいティンパニを使う苦労などについて語っていました。

 

上記の演奏会(もちろん全曲)は、
2012年6月の「特選オーケストラライブ」で放映されますから、
演奏の評については改めて書く予定です。
番組では、単に番組宣伝・長い予告編に終わるのではなく、
ティンパニ奏者にスポットを当てた別録画を見せていました。
これはいい試みだと思いました。

 

なお、6月は3週にわたって、2012年4月のノリントン&N響の演奏会が放送されますよ。
楽しみにしています。
以前、ノリントン&N響について記事を2つ書いています。
ノリントンの指揮でリフレッシュされたベートーヴェンの交響曲第1番~
N響アワー「鬼才ノリントンの魅力 ~ 最近の演奏会から ~」(2011年5月8日放送)
ベートーヴェン演奏のデジタルとアナログ~
NHKBSプレミアム・特選オーケストラ・ライブ
N響コンサート -第1699回定期公演-(ロジャー・ノリントン指揮)(2011年6月19日放送)

 

正直言って、司会者2人のトークには未だにさほど魅力を感じません。
むしろ、音楽のウラ側やスコアについてなどの知識を、
わかりやすく効果的な形で多く提供し、
音楽の演奏時間も長くしてくれるなら、
ららら♪クラシック」も観る価値が出てくるのでは、と考えています。
N響アワー」的要素(や「名曲探偵アマデウス」的要素)を
もっと取り入れてほしい、かな~

2012年4月 2日 (月)

NHKEテレ・「ららら♪クラシック」はクラシック音楽版「歌うコンシェルジュ」?

30年以上もの長寿番組「N響アワー」の後番組として、
ららら♪クラシック」が2012年4月1日から始まりましたね。
その日はちょうどフィギュアスケートの世界選手権女子フリーが放映されていたので、
ららら♪クラシック」の記念すべき第1回は録画して観ました。

 

第1回目のゲストはベルリン・フィルのコンマス・樫本大進さん。
生い立ちや現在の取組などを紹介し、最後にはスタジオでの演奏も披露しましたが、
大半は過去に放送された放送からの「つまみ食い」でした。
もしくは、これから放送される予定のものの「番宣(番組宣伝)」・・・
これって、2012年3月まで放送していた、
NHKのいろいろな番組を紹介する「歌うコンシェルジュ」のクラシック音楽版?
(または、「N響アワー」の余白にやっていた、
本仮屋ユイカさんの「NHKクラシックガイド」の拡大版?)

 

まだ放送1回目ですから、試行錯誤状態で、
これから様々な工夫をしていくのでしょうけど、
単なる番組宣伝のための番組には成り下がってほしくないな~、
というのが率直な感想です。
あのN響アワーを潰してまでやりたい、という新番組なのですから、
クラシック音楽愛好家の層を広げるような内容にしてほしいものです。

 

 

 

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