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2022年1月 5日 (水)

道東旅行記2021年12月30日~2022年1月3日(帯広市、釧路市、鶴居村)

妻と一緒に、年末年始を道東で過ごすことにしました。

メインは、道東の釧路市滞在です。

レンタカーを借りて、4泊5日の旅。

2021年12月30日は、帯広で1泊。

2021年12月31日~2022年1月2日は、釧路で2泊3日。

2022年1月2日は、帯広で1泊。

本来なら、車でまっすぐ目的地の釧路市まで行けばいいのですが、

冬の道路事情を考え、上記の日程としました。

行きは、雪で困ることはありませんでした。

帯広からの帰りは、雪や凍結で運転が難しいところがありましたが、

旭川~札幌のような交通マヒまでは成りませんでした。

 

今回は、CDを12枚も持っていったのですが、

もっぱら、賛美の歌のCDと、ヘンデルのメサイア抜粋版と、

たまにグールドによるバッハのゴルトベルク変奏曲を聴いていました。

 

ヘンデル:メサイア(ハイライト) [Import]

※現在廃盤。

全曲版はまだ現役。

全曲盤

さて、1日目から。

札幌を11時頃出発して、途中由仁PAで休憩しましたが、

まっすぐ帯広へ向かいました。

15時前には、帯広中心部に到着しました。

泊まった宿は、六花亭本店にすぐ近くのところでした。

(2人で1部屋5000円程度でした。)

朝食付きプラン。

着いて早々、六花亭本店でおやつをいただきました。

 

泊まった場所が、札幌で言えばススキノみたいな飲み屋街にあたるところだったのと、

おそらくこの年末年始に、帯広へ帰省する若者が多いから、同窓会を開いていたのか、

夜中や早朝まで、酔った人たちの大声が何度も聞こえてきました・・・

 

晩御飯を食べるところを車で探していると(当初、「美珍楼」の本店で、と思っていたのですが、

まさかの閉店・・・仕方なく、「美珍楼 西店」へ行ってみると、年末年始の休業・・・)、

ばんえい競馬のライトアップがキレイだったので、駐車して中へ行ってみました。

なんと、ちょうどレースをやっているところでした!

馬券は買いませんでしたが、何年かぶりで、ばんばレースを見ることができました。

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帯広での夕食は、「食べログ」で「帯広 中華」で検索するとランキング1位だった、

春香楼」で食べました。

結構本格的な感じでした。

あまり食べないつもりだったのですが、

追加で「薬膳ラーメン」というのまで注文してしまいました。

この店は機会があればまた行ってみたいです。

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帯広の朝。

ホテルからの夜明けと、帯広駅前のオブジェ。

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さて、12月31日。

帯広から釧路へ向かいました。

帯広~釧路はずっと天気に恵まれました。

 

31日の釧路では、春採湖畔からの2021年最後の日没を見ることができました。

14時すぎから、雪が降ってきたので、今回は夕陽を眺めるのは無理かと思いましたが、

奇跡的に、15時半ころから光が射し始め、夕陽を見ることができました。

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春採湖畔の絶景ポイント、釧路市立博物館横の駐車場は、

なぜかカラスが大量にいました。さながらカラスの楽園・・・

それでも、襲い掛かってくることもなく、なんとか平和に過ごせました(笑)

 

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12月31日の夜は、N響の第9と、テレビ東京の東急ジルベスターコンサートを視聴して、

年越しをしました。

泊まったのは、幣舞橋のすぐ近く、

釧路センチュリーキャッスルホテルでした。

温泉や大浴場こそありませんが、とてもステキなホテルでした。

また利用したいと強く思いました。

今回は朝食付きのプランでした。

朝食はコース+一部バイキングでした。

とてもおいしかったです!!!

私は車を運転するので飲めませんでしたが、

スパークリングワインまでサービス(追加料金なし)がありました!

 

1月1日の朝。初日の出を見るために、

車で千代ノ浦海岸(ホテルから車で5分程度)に行ってみましたが、

方角的に見ることができず、

急遽、再び春採湖畔のあの駐車場へ向かいました。

初日の出を見ることができました。

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1月1日の日中には、鶴居村へ行きました。

午後からだったので、鶴は数が少なめでした。

鶴居・伊藤サンクチュアリはそれなりにいましたが、

鶴見台は、2羽しかおらず、しかも飛んでいってしまいました。

真冬で、鶴がいない鶴見台というのは、初めて見ました・・・

少しあきらめきれなかったので、真冬の早朝の撮影スポットとして知られる、

音羽橋へ行きました。

早朝ではなく、日没間近だったので、それほど人も鶴もいませんでした。

(翌日のNHKの全国ニュースで、早朝の様子が放映されていました。)

新年に朝日受け羽ばたくタンチョウ 愛好家ら撮影 北海道鶴居村

 

1月1日の夜は、恒例の、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを観た後、

幣舞橋付近を散歩しました。

夜景がとても美しかったです。

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1月2日の早朝。初日の出ではないですが、

幣舞橋付近で朝日を見るため、

早朝6時50分ぐらいから散歩しました。

1月1日の時は、幣舞橋から初日の出を見ようとする観光客がちらほらいたのですが、

1月2日になると、人もいないし、車もほとんど来ないような閑散とした感じでした。

(幣舞橋から釧路駅の方まで見渡しても、車も人もほとんどいない状況・・・)

その代わり、美しい景色を独占して観ることができました。

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1月2日は、午後から帯広へ向かいました。

日没前に、市内に着くのは、車での道東旅行では必須だと思います。

なぜかというと、野生動物の飛び出しが頻繁だからです。

冬なら、凍結も考えると、やはり目視がよく効く間の移動が無難です。

 

1月2日の午後7時頃、中心街を歩いていると、

花火の音だけが聞こえました。

ばんえい競馬場で10分間程度、花火大会をやっていたようです。

「ばんえい花火」予告なく大輪 最終レース後に初開催

 

1月3日の朝、帯広は晴れていましたが、

そこから先は吹雪や凍結が待っていました・・・

下の写真は十勝平原SAにて。

強風が吹き荒れていました・・・

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帯広を9時半頃出発し、カーナビの札幌到着予定時刻は、

当初12時半頃でしたが、順調に遅れて(笑)、

札幌市中央区付近に到着したのは、午後2時過ぎでした。

それでも、無事に帰ってくることができて、感謝、感謝のすばらしい旅でした!

総走行距離は、886Km。

神様に感謝!

2018年12月26日 (水)

クリスマスイヴにハレルヤ・コーラス!(2018年12月24日)クリスマスにはぜひMessiahを・・・

Merry Christmas!
Frohe Weihnachten!(ドイツ語)
聖誕快楽!(中国語繁体字)
クリスマスおめでとうございます!

クリスマス・イブには、
たいてい、所属教会のクリスマスイヴ礼拝(キャンドルサービス)に行きますが、
今年(2018年)は諸事情により、所属教会とは違う教派の礼拝に出席しました。
今回お伺いしたのは、札幌市中央区にある古い教会、
日本キリスト教団札幌教会」でした。
創立1889年、献堂110年以上という歴史ある教会です。
十数年前に、主日礼拝以外で2回ほど行ったことがありますが、
もちろんクリスマスイヴ礼拝は初めてでした。

HPで事前に礼拝時間(18:30〜)等を確認してからの参加としました。
HPでは、礼拝の中で、ヘンデルの「メサイア」の「ハレルヤ・コーラス」を、
全員で歌う、と告知されていました。
そこで、24日(ちょうど振替休日だったので)の午前中に、
CDと楽譜を使って、「ハレルヤ・コーラス」の練習を妻と一緒にしてみました。

(参考楽譜)

CDは、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンによる抜粋盤と、
ショルティ指揮シカゴ交響楽団による抜粋盤を何度も聴き返しました。
(「メサイア」はこの2盤+ホグウッド盤があれば十分です。いろいろな盤に手を出しましたが、
結局この3盤を凌ぐものはないかな・・・)

(参考 バッハ・コレギウム・ジャパン盤)

(参考 同抜粋盤※廃盤?)

(参考 ショルティ盤)

(参考 ホグウッド盤※Blu-ray Audio付)

さて、日没少し前に家を出て、
まずは地下鉄で「白い恋人パーク」に行ったあと、
少し早めに教会に着く予定でした。
ただ、予定よりは15分遅れの、18:15には聖堂内に着席できました。

キャンドルサービスの演出や聖歌隊の使い方はなかなか上手いと思いました。
聖歌隊が讃美歌(讃美歌21)256「まぶねのかたえ」(旧讃美歌107)を歌いました。
所属教会でも前日に歌ったばかりでした。
私は以前所属していた教会の聖歌隊で、讃美歌21の楽譜で、
バスパート(一人しかいなかったですが・・・)を歌ったことがあります。
この曲のバスパートはやたら細かい動きで難しい割に、目立たないのデス・・・
(実はこの曲、J.S.バッハ作曲なのですよ。)

(参考 讃美歌21)

(引用)
讃美歌21 256「まぶえのかたえに」6節

愛する主イェスよ、今ささぐる
ひとつの願いを 聞きたまえや。
この身と心を 主のまぶねとなし、
とわに宿りたまえ。

(引用終)

「まぶねのかたえに」といえば、最近(2018年11月)発売された、
バッハ・コレギウム・ジャパンのクリスマス・アルバムにも収録されています。
3番の歌詞は日本語で歌われています。
とても美しいですよ。

(参考)


聖歌隊の歌では、他に、讃美歌253「踊れ、わが心」の2節の歌詞が心に響きました。

(引用)
讃美歌21 253「踊れ、わが心」2節

み子を賜う神、
いかで人を憎みたもうか。
愛のゆえにこそ
神はみ子を 世に送りぬ。

(引用終)

元歌詞は、Paul Gerhardtのものです。
神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。御子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。
(聖書協会共同訳 ヨハネによる福音書3:16〜17)
この聖書の御言葉のエコーとも言える歌詞ですね。

(参考)聖書協会共同訳聖書(2018年12月刊行)

会衆一同で歌う讃美歌は、「きよしこの夜」とか「まきびとひつじを」などでした。
私はこういう機会なので、1番は主旋律を歌って、
それ以降はバスパートを歌いました。
妻から「目立つから、控えめに・・・」とたしなめられました(*^-^)

さて、お待ちかねの、「ハレルヤ・コーラス」!
式次第(讃美歌入)の他に、4声の楽譜が受付で手渡されていました(後で回収)。
楽譜を見てちょっとびっくり!
我が家の楽譜では、原調のニ長調ですが、
こちらの教会の楽譜では、歌いやすいようにハ長調になっていました。

Hallelujah! for the Lord God omnipotent reigneth.
The kingdom of this world is become the kingdom of our Lord,
and of His Christ;
and He shall reign for ever and ever.
King of Kings, and Lord of Lords.
Hallelujah!

ハレルヤ 全能者である神、主が王となられた。(黙示録19:6)
この世の国は、私たちの主と
そのメシアのものとなった。
主は世々限りなく支配される。
(黙示録11:15)
王の王、主の主(黙示録19:16)
(すべて『聖書協会共同訳聖書』から引用)

教会員の方たちは事前に練習されていたようですが、
やはりテノール、バスパートは非常に手薄でした。
(どこの教会でも似たようなものですが・・・)
結果的に、バスパートを歌っていたのは、
ほぼ私だけだったのかもしれません。
(他におられたのかもしれませんが、全然聞こえませんでした。)
ソリスト気分でかなり大きな声で歌うことができました。
(何小節か、歌えなかったところがありましたが・・・)

And He shall reign for ever and ever.
や、
King of Kings, and Lord of Lords.
といった、バスパートがとても目立つところを歌うことができて、
とても幸せでした!

「ハレルヤ・コーラス」は、一般の合唱団で何回か歌ったことがありますが、
礼拝の中で歌ったのは初めてでした。
とても祝福された聖夜となりました。

クリスマスメッセージとして、米倉美佐男牧師が語りました。
冒頭に、ドイツの宗教詩人アンゲルス・シレジウスの宗教詩を引用していました。

キリストがベツレヘムに千度生まれても
キリストがあなたがたの心の中に生まれなければ
あなたがたの魂は救われません。
主の十字架だけがあなたを健やかにするのですから
ゴルゴタの丘の十字架があなたの心の中にたてられなければ
あなたの魂は永久に失われてしまうでしょう。

シレジウス瞑想詩集〈上〉 (岩波文庫) ※現在絶版?

↑20年以上前に読んだことがあります。

礼拝後には、教会敷地内にある別館(?)「明星館」での祝会に少しお邪魔し、
ケーキなどをいただいてから帰りました。
とても満足したクリスマス・イヴ礼拝となったことを、
主に感謝します!
また、日本キリスト教団札幌教会の信徒の皆様、ありがとうございました。

(おまけ)
白い恋人パークで撮った写真です。

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