カテゴリー「クラシック音楽・マーラー」の33件の記事

2020年10月11日 (日)

秋の百合が原公園(2020年10月11日)

ふと思いついて、妻と一緒に、

札幌市北区の百合が原公園に行ってみました。

JR札幌駅から学園都市線に乗って、百合が原駅で降りました。

JRに乗るのは、今年の2月以降初めてでした。

きっかけは、Yahoo!ニュースでした。

秋晴れの下で花を楽しむ ダリアやキンモクセイ見ごろ 百合が原公園 札幌

ダリアとキンモクセイを観に、百合が原公園へ・・・、という訳でした。

 

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ハナミズキの実のようです・・・

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百合の仲間だそうです・・・

春に咲くクロッカスみたい・・・

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今回行ってみて、とても良かったと思ったのが、

普段は有料ゾーンの、「世界の庭園」でした。

期間限定(今年は11月3日まで)で、無料で入場できました。

百合が原公園はもう相当な回数来ていますが、

わざわざお金を払ってみようとは思わなかったので、

今回初めて入場しました。

実は下のダリアの写真も、そこで撮ったものです。

 

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日本庭園。

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瀋芳園(中国庭園)

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この中国庭園を見て、ふと頭に、

マーラーの「大地の歌」が思い浮かびました。

ちょうど、カラヤン指揮ベルリン・フィルのジャケットみたい・・・

 

 

ちなみに、少し高いところにある四阿では、

チャイナドレスを着た女性の撮影会みたいのをやっていました・・・

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キンモクセイは、温室に咲いている、とのことでした。

ここは有料だったので、結局パス・・・

帰りは、公園横のバス停から、北海道中央バスで、

麻生駅まで行きました。

 

神様に感謝!

2020年6月 2日 (火)

2020年5月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2020年5月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事にはリンクを張っています。

 

一位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

二位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

三位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

四位.「代受苦」と十字架~瀬戸内寂聴さんの青空説法から

五位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

六位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

七位.幸せをよぶ5枚の花びらのライラック

八位.プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番聴き比べ14盤

九位.公立学校で習熟度別授業の導入はプラスか、マイナスか?

~読売新聞北海道版・連載「学力危機」第1部・札幌の格差 (10)を読んで

十位.映画「天使にラブソングを」、「天使にラブソングを2」

 

先月の記事数は、18本!

けれども残念ながら、先月書いた記事は1本もランクインしませんでした・・・

先月ランクインしたのは、結構古い記事が多いです。

 

どちらかというと、先月は、ブログよりもツイッターの方に力を入れていました。

たとえばこんな感じ・・・

 

 

 

興味がある方はぜひフォロー願います。

もっとも、RT専門に近いのですが・・・

(なんだかんだ言って2020年6月初めで1.1万ツイートになりました!)

まぁ、ブログのニックネームとツイッター名が違うのはご愛敬ということで・・・

 

全国的に緊急事態宣言が解除されましたが、再燃はおそらく時間の問題でしょう。

そもそも、検査をまともにやっていないのですから・・・

 

テレビと新聞しか情報獲得手段がない、

(少し気の毒な言い方ですが・・・)情報弱者の方は、

NHKが言っていたら何でも正しいと信じ込み、

緊急事態宣言が解除されたらもう大丈夫、早速Go toキャンペーンで旅行へ!

と目論んでいるかもしれません。

 

けれども、今や、テレビと新聞のニュースをそのまま信じ込むのは、

社会に対する害毒です。

かといって、ネット情報はフェイクニュースや罵倒の言葉が蔓延しています。

正しいメディア・リテラシーの必要性を痛感しています。

 

1日も早く、コロナと安倍政権の終焉を願っています。

 

札幌も初夏が訪れました。

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

2020年5月 6日 (水)

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団のSACD10枚組~休日にとりあえず4枚聴いてみた

昨年末(2019年11月30日)に亡くなった、

マリス・ヤンソンス指揮による、

バイエルン放送交響楽団のSACD10枚組。

買ったものの、ほとんど聴いていなかったので、

改めて何枚か聴いてみることにしました。

 

バイエルン放送響 SACD録音集 [10枚組]

ちなみに、収録曲及び宣伝を、Amazonから引用します。

 

(引用)

【SACD1】
1-5.ベートーヴェン(1770-1827):交響曲 第9番「合唱付き」Op.125
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)/リオバ・ブラウン(アルト)
ミヒャエル・シャーデ(テノール)/ミヒャエル・フォッレ(バス)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
録音: 2007年10月26-27日 ライヴ収録 Vatican, Rome, Italy

【SACD2】
ブラームス(1833-1897):交響曲 第2番&第3番
1-4.交響曲 第2番 ニ長調 Op.73
5-8.交響曲 第3番 ヘ長調 Op.90
録音
2006年3月16-17日 ライヴ収録 Herkulessaal der Residenz, Munich, Germany…1-4
2010年1月16日 ライヴ収録 Großer Saal des Musikvereins, Vienna, Austria…5-8

【SACD3】
1-4.ブルックナー(1824-1896):交響曲 第7番 ホ長調
録音 2007年11月4日ライヴ収録 Großer Saal des Musikvereins, Vienna, Austria

【SACD4】
1-4.ブルックナー(1824-1896):交響曲 第8番 ハ短調
録音 2017年11月13-18日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

【SACD5】
ハイドン(1732-1809):ミサ曲第14番「ハルモニー・ミサ」/交響曲第88番 他
1.シンフォニア ニ長調 Hob.Ia: 7
2-5.交響曲第88番 ト長調 「V字」 Hob.I: 88
6-11.ミサ曲第12番 変ロ長調 「ハルモニー・ミサ」 Hob.XXII: 14

マリン・ハルテリウス(ソプラノ)/ミカエラ・クナプ(ソプラノ)
ユディト・シュミット(アルト)/クリスティアン・エルスナー(テノール)
ベルトルト・シュナイダー(テノール)/フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ(バス)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
録音 2008年10月7日 ライヴ収録 Waldsassen, Basilika, Germany

【SACD6】
1-5.マーラー(1860-1911):交響曲 第5番 嬰ハ短調
録音 2016年3月10-11日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

【SACD7】
1-5.マーラー(1860-1911):交響曲 第7番 ホ短調
録音 2007年3月5-9日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

【SACD8】
1-4.マーラー(1860-1911):交響曲 第9番 ニ長調
録音 2016年10月20-21日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク次ページに続く

【SACD9】
1-4.ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲 第7番 ハ長調「レニングラード」 Op.60
録音 2016年2月9-12日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

【SACD10】
1-4.チャイコフスキー(1840-1893):交響曲 第5番 ホ短調 Op.64
5.幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
録音
2009年10月9日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク…1-4
2010年7月1-2日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク…5

BR-KLASSIKの創立10周年を記念してリリースされるマリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団によるSACD BOX!
内容はこれまでリリースされ、好評を博した録音の中から高音質のSACDハイブリッド盤をひとまとめにするとともに、古典派から後期ロマン派の音楽をカバーするという壮大な取り組みです。ハイドンのハルモニー・ミサ、彼が得意とするブルックナー、マーラー、ベートーヴェンなどの晴らしい演奏を改めてお楽しみください。また、今回新たに加えられたショスタコーヴィチの交響曲第7番は、このBOXの収録分のみSACDとなっています。完全限定となる特別価格盤です。

(引用終)

 

今回聴いたのは、5枚目のハイドンと、1枚目のベートーヴェンの「第9」、

7枚目のマーラーの交響曲第7番、そして2枚目のブラームスの交響曲第2番、第3番です。

 

ヤンソンスの指揮は、過剰が一切なく、どれも水準以上です。

言うなれば、カラヤンから脂ぎったギラギラをとったような感じ、でしょうか・・・

指揮者の存在を忘れて、音楽そのものを堪能できます。

もう少し、「体臭」のようなものがあった方がいいのかもしれませんが・・・

すごく感動する演奏ではなかったですが、耳障りなしに心地よく聴くことができました。

聴いた4枚の中で、あえて1枚を選ぶなら、ブラームスです。

渋いですが、ロマンあふれる演奏になっていました。

ちなみに、ベートーヴェンの「第9」は、ヴァチカンでローマ教皇の御前演奏、とのこと。

映像はこちら↓

 

Concert in Honour of Pope Benedict XVI: Live from [DVD] [Import]

 

このSACD-BOX、どちらかというと、

9枚目の「レニングラード」のために買ったようなものですが、

今のところ、イマイチな感じしかないです。

冒頭何分か聴いて迫力がないので、そのまま「お蔵入り」状態です。

(もっと後で聴けば、また変わるかもしれませんが・・・)

2020年4月17日 (金)

マーラー:交響曲「大地の歌」名盤追加3盤

マーラーの交響曲「大地の歌」。

名盤といえば、ワルター指揮VPO盤(パツァーク&フェリアー)か、

クレンペラー盤(ヴンダーリヒ&ルートヴィヒ)、たいていこの2盤を推す方が多いですね。

最近の記事では、ワルター/ニューヨーク・フィルハーモニック盤を紹介しました。

ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団他による、

マーラー:交響曲第1番「巨人」・第2番「復活」・第9番・大地の歌SACDハイブリッド盤

 

今回、改めて、家にある限りの「大地の歌」を聴いてみました。

一時期、マーラー交響曲全集のCDBOXだけで十数セットありましたが、

たいして聴かないのが多く、一気に手放してしまったので、

今や11盤(だけ?も?)になっていました・・・

(ということは、「大地の歌」だけでも一時期20盤以上あった、ということですか・・・)

 

バーンスタインの2盤(VPO盤とNYP盤)、ショルティ/シカゴ響盤、

インバル旧盤、ブーレーズ盤については、さらっと紹介だけ。

 

バーンスタイン/VPO盤は、男声だけの組み合わせとして有名です。

特に、女声の第2楽章、第4楽章、第6楽章のところを、

あのD・フィッシャー=ディースカウが歌っていることでも名高いです。

しかし、私には、フィッシャー=ディースカウのクセが強すぎて、

好みに合いませんでした。

まるで、ヨッフム盤「カルミナ・ブラーナ」の、

わしは僧院長さまだぞ」みたいな感じに聴こえました。

 

(参考)オルフ:カルミナ・ブラーナ 限定版, SACD

 

 

バーンスタイン/NYP盤は、ところどころ音の洪水になるところが楽しいです。

(特に第4楽章)

ショルティ盤、インバル旧盤は、標準的という感じ。

ブーレーズ盤は、第2楽章まで聴いて私はギブアップ・・・

 

さて、ここからがいよいよオススメの3盤です。

 

第3位は、マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団と、

テノールがスチュアート・スケルトン、バリトンがトーマス・ハンプソンによる演奏です。

SACDハイブリッド盤です。録音優秀!

 

Mahler: Das Lied von der Erde by Michael Tilson Thomas (2008-09-09)

※タワレコ、HMVでまだ在庫があります(2020年4月17日現在)。

 

Mahler Project-Symphonies Nos.1-9/Adagio from Symp Hybrid SACD, ボックスセット, インポート

 

バーンスタイン/VPO盤と同様、男声2人による歌唱ですが、

バーンスタイン盤よりも落ち着いて聴くことができます。

「男声も悪くないな」と思いました。

特に、第2、第4楽章のトーマス・ハンプソンの渋い声が魅力です。

往年のフィッシャー=ディースカウの声にも少し似ている感がありました。

この盤、第1~第5楽章までがまさに名盤ですが、第6楽章は「推薦」どまりです。

やはり、女声の伸びやかさが、あの”ewig,ewig"の絶唱につながります。

その部分がイマイチ盛り上がらないところが惜しいかも・・・

 

続いて、第2位は、ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団と、

テノールのベン・ヘップナー、メゾソプラノのマリヤーナ・リポヴシェックによる演奏です。

1991年11月、東京のサントリー・ホールでのライブ録音です。

 

Mahler: Symphonies 1-10 - Das Lied von der Erde CD, ボックスセット, インポート

 

ホールの響きの豊かさをよく収録しています。

マリヤーナ・リポヴシェックのメゾソプラノが実に美しい!

通常CDですが、十分な録音です。

 

さて、第1位は・・・というよりも、

あまり知られていないですが、殿堂入りしたワルター/VPO盤、

クレンペラー盤と並びうる名盤なのでは、と思いました。

 

クルト・ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団と、

テノールのペーター・シュライアー、アルトのビルギット・フィニラによる演奏です。

 

Mahler: Das Lied Von Der Erde インポート

 

タワレコ限定で、SACDハイブリッド盤が出ています(私が聴いたのはこれです!)。

こちらをダンゼンおすすめします。

【SACDハイブリッド】マーラー: 交響曲第9番、第10番、大地の歌<タワーレコード限定>

 

まず、録音の優秀さを挙げます。

そして、オケが充実しつつ、2人のソリストが実に生き生きとしています!

第1、第3、第5楽章のペーター・シュライアーは、

故・宇野センセイが絶賛した、ワルター/VPO盤のパツァークに匹敵する感じです。

(美声、という点なら、クレンペラー盤のヴンダーリヒの声が素晴らしいですが)

第5楽章は、まさに酒に溺れて自堕落になったかのような乱暴な歌い方さえ出てきます。

(たとえて言うなら、バッハの「マタイ受難曲」のエヴァンゲリストが、

「カルミナ・ブラーナ」化して酒に溺れて中国の酒飲み詩人になってしまったかのような?

かえって意味不明なたとえデスネ・・・)

 

そして、アルトのビルギット・フィニラの声!

この方はほとんど知られていないですね。

私も実は初耳でした。

しかし、この「大地の歌」での絶唱は、

かのワルター/VPO盤のフェリアーの歌声に、真に並びうるのでは、とさえ思いました。

特に第6楽章の途中からは、オケの絶妙さと相乗効果で、

涙がジ~ンと溢れてきてしまいます・・・

本当に感動的な演奏です!

第6楽章を2度繰り返して聴いても、やっぱり涙が・・・

第6楽章だけなら、ところによっては、ワルター盤、クレンペラー盤を上回るかも?

もっと広く聴かれるべき演奏だと思います。

 

一応、NAXOSのページも紹介しておきます。

マーラー:大地の歌(シュライアー/フィニレ/ベルリン響/ザンデルリンク)

 

この盤(SACD)に言及している他の方の記事をいくつか紹介します。

 

マーラー「大地の歌」 ザンデルリング、ベルリンSO/1983年(新・今でもしぶとく聴いてます)

SACDで聴く、ザンデルリンクの「大地の歌」(こんなCDを買った!聴いた!)

 

通常CDだけなら他にいくつか記事がありましたよ。

たとえば、

ザンデルリンクの指揮する大地の歌(鎌倉スイス日記)

などなど・・・

まずは、ぜひ聴いてみてくださいませ!

2020年4月14日 (火)

ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団他による、マーラー:交響曲第1番「巨人」・第2番「復活」・第9番・大地の歌SACDハイブリッド盤

ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団他による、

マーラーの交響曲選集(交響曲第1番「巨人」・第2番「復活」・第9番・大地の歌)の、
SACDハイブリッド盤が2020年4月に発売されました。

さっそく購入し、ボーナス盤(インタビュー等)以外はすべて聴き終わりました。

 

マーラー:交響曲第1番「巨人」・第2番「復活」・第9番・大地の歌(完全生産限定盤)

(SACD HYBRID) 限定版

ワルター指揮コロンビア交響楽団によるマーラー演奏といえば、

第1番「巨人」がもっとも有名であり、名盤として選ばれることが多いです。

確かにその通りです。

第2番「復活」や第9番は、もっとパリッとした演奏がいろいろあります。

(第2番「復活」は、今回聴いた中では、一番ソフトすぎるかな、と思いました。

特に第1楽章冒頭の低弦や、第5楽章冒頭の爆発的な咆哮などで、

迫力が足りなすぎる感じでした。)

今回改めて聴いた中で、最も印象に残ったのが、意外にも「大地の歌」でした。

あの伝説的なVPO盤には及ばないもの、

やはり、マーラーの弟子であり、この曲の初演者である、

ワルターの指揮は一味違う、と唸りました。

簡潔に言えば、VPO盤をステレオにして、少しまろやか(ぼかすかのような)にしたのが、

このニューヨーク・フィルハーモニック盤、といったところでしょうか。

(よく見ると、第1番と第9番はコロンビア響、

第2番と「大地の歌」はニューヨーク・フィルハーモニック、となっていました。訂正します。)

第6楽章の終盤はやっぱり落涙してしまいました・・・

 

マーラー:交響曲《大地の歌》(VPO盤)※通常CD

 

マーラー: 交響曲《大地の歌》、リュッケルト歌曲集から<タワーレコード限定>(VPO盤)※SACDハイブリッド盤

 

ちなみに、私が一番好きな「大地の歌」の演奏は、

クレンペラー盤です。

私が一番最初に聴いた「大地の歌」の演奏であり、

これを超えるのはなさそうかも・・・

フリッツ・ヴンダーリヒのテノールは並ぶものがないほどです!

声楽的に言えば、クリスタ・ルートヴィヒのメゾ・ソプラノも非の打ち所がない素晴らしさです。

(でも、ワルター&VPO盤での、キャスリーン・フェリアーの憂いある歌声は、

他との比較をはばかるほどの感動と説得力があります!)

こちらは、WARNERのSACDハイブリッド盤と、タワレコ限定のハイブリッド盤があります。

 

マーラー:大地の歌(SACDハイブリッド盤)

 

Mahler: Symphonies 2, 4, 7 & 9 / Das Lied von der Erde CD, ボックスセット, インポート※通常CD

 

マーラー:大地の歌(クラシック・マスターズ)※通常CD

 

【SACDハイブリッド】マーラー: 交響曲選集(第2番「復活」、第4番、第7番、第9番、大地の歌、歌曲集)<タワーレコード限定>

 

新型コロナの日本での感染拡大及び、それに対する日本政府の対応策のニュースを見ると、

暗澹たる気持ちにならざろうえません。

だからこそ、ベートーヴェンの「第9」のような、「苦悩から歓喜へ」のような曲を聴くよりも、

一緒に苦悩し、絶望し、それでも生と、清明なる世界を切望する、

この「大地の歌」が、今は慰めの曲に感じられます・・・

2020年1月 4日 (土)

謹賀新年2020!&2019年12月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

謹賀新年 

2020年、今年もよろしくお願いいたします。

さて、

2019年12月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事にはリンクを張っています。

 

一位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

二位.NHKBSプレミアム・プレミアムシアター

「ドキュメンタリー きよしこの夜 ~世界をひとつにした歌~」

(原題:The first Silent Night〜the carol that united the world)(2015年12月14日放送) 

三位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

四位.学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

五位.2019年11月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

六位.クリスマス~主役のいない誕生日パーティー?

七位.クリスマスの讃美歌 The snow lay on the ground/雪はつもり(讃美歌第二編127)

※私訳とmidi付

八位.シベリウスによるクリスマスの讃美歌~喜びはむねに(讃美歌21・271番)※midi付

九位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

十位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

 

先月書いた記事では、

2本ランクインしていて嬉しかったです。

また、クリスマス関連の記事が4本ランクインしているのもありがたいことでした。

二位の記事は、NHKBSプレミアムのプレミアムシアターで、

「きよしこの夜」関連の番組が放映されたからランクインしたと思われます。

 

2020年も皆様にとってよい年となりますように。

 

神が私たちを憐れみ、祝福し

その顔を私たちに輝かせてくださいますように。

(旧約聖書 詩編67:2新共同訳)

2019年7月22日 (月)

PMFプレミアム・コンサート マーラー:交響曲第8番(2019年7月21日 札幌コンサートホールKitara)

マーラーの交響曲の中で、最も実演で聴いてみたいもの、といえば、

迷わず、「交響曲第8番」と答えます。

その「交響曲第8番」、通称「千人の交響曲」の実演が札幌で聴ける!

たまたま新聞広告か何かで見かけたのですが、

迷わずチケットをとりました。

2019年7月20日、21日に、札幌コンサートホールKitaraで、

PMFプレミアムコンサート(30周年記念)として、

マーラーの交響曲第8番が演奏されました。

私と妻は、2日目の7月21日の回に行きました。

席はC席、3Fの左側の一番上の方でした。

 

お昼を食べてから、ゆったりと中島公園を散策して、

会場に向かいました。

アジサイがきれいだったです。

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実は北海道新聞の7月21日朝刊で、昨日のコンサートの様子が記事になっていました。

30回記念演奏会 総勢600人が出演 PMF 07/20 23:07

記事の写真を見て、期待はなおさら高まりました。

 

両日ともチケットは完売とのことでした。

 

開始前から、舞台は楽器で溢れかえり、

合唱団は、オケ後ろの一般的にはP席のところだけで収まりきらず、

オケの真上の両サイドにまで広がっていました。

私と妻は札幌の「999人の第9」というコンサートに出演したことがありますが、

その時の合唱団員数(実際は999人ではなく、300人程度でしたが・・・)よりも、

今回のマーラーの交響曲第8番の方が多かったです。

 

パイプオルガンの荘厳な響きに続いての、

"Veni,Creator Spiritus,"

これだけでもう感動モノでした。

ただ、実際に聴いてみると、意外にも、CDやSACD、あるいはテレビ放映された、

マーラーの交響曲第8番の録音、録画は、

それなりに音場を捉えていたのだな、とわかりました。

 

少し残念ながら、圧倒的な音量にも関わらず、

第1部では、途中眠たくなってしまいました。

第1部終わってすぐに「ブラボー」(と何かよくわからないセリフ)が、

私どものすぐ近くの席から発せられ、しかもパラパラと拍手が起きたのは残念でした。

(「休憩なし」と書いてあるし、アナウンスもされているのに!)

休む間もなく、すぐさま第2部へ。

実は私にとって、第2部は退屈な印象しかありませんでした。

(もちろん、終結部は除きます。)

しかし、せっかくそれなりに高い金を出して聴きにきたのだから、

頑張って聴いてみようと思いました。

 

やはり退屈、というのは覆すことはできませんでしたが、

第2部の構造がようやく理解できました。

第1部のモティーフが第2部の随所で使われているのに気づきました。

最後まで歌詞対訳から目を離さず聴き通したのは、

おそらく今回が初めてです。

(大抵は、どこを歌っているかわからなくなるうちに、

眠たくなり、気づいたら終結部手前・・・という感じでした。)

 

終結部の前の「栄光の聖母」の歌声は、

最初、どこから聴こえるのだろうと少し戸惑いましたが、

3階席の近くから出てきているのがわかりました。

特別感がありました。

ソリストの中では、やはりアルトの藤村実穂子さんの声が圧倒的でした。

この美声を聴けたのも思わぬ収穫といえました。

かねてから実演を聴きたいと思っていた方です。

 

さて、終結部。

険しい山を超えて、山頂から下界を遥か見下ろす、

あるいは山頂で初日の出を迎えるかのような、

達成感と素晴らしい感動が襲い、

ボロボロ泣いて胸が震えてしまいました・・・

ただでさえ、同じマーラーの「復活」の終結部、

あるいは「大地の歌」の"Ewig...ewig..."(永遠に、永遠に・・・)

のところに並ぶ圧倒的な感動の部分!

それが、さらに実演で聴けるのですから!

”Das Ewig-weibliche

Zieht uns hinan."

(永遠に女性的なるもの、われらを引きてそこに昇り行く。)

忘れられない感動が、今も頭の中でこだましています・・・

コンサートで涙を流すまで感動した、というのは、もう何年ぶりでしょうか。

何だか大げさですが、「生きててよかった!」と心の中で思ってしまいました。

 

マーラーの交響曲第8番の第2部、どこかのアニメクリエーターが映像化してくれればいいのにな、

と考えています。

天国エレベーターに登りながら次々に見える風景・・・

 

(参考記事)

マーラー 交響曲第8番 変ホ長調 「一千人の交響曲」 

---異様な音響空間のもたらす圧倒的な体験---

 

 

コンサートが終わってから、妻と本日の演奏について語り合い、

また、ゲーテの『ファウスト』についても語ることができるなど、

幸せな時間を過ごすことができました。

神様に感謝!

 

(参考)

通常CDなら、この2盤で十分でしょう。

 

ブーレーズ盤

 

 

ショルティ盤

 

 

(2020年2月18日追記)

この演奏会のCDが発売されていました。

収録日は、なんと私どもが行った日の方!

PMF30回記念CD 好評販売中!

 

Amazonでの独占販売、とのことです。

(※PMF組織委員会事務局でも販売しているそうです(窓口受取のみ))

早速購入してしまいました・・・

 

マーラー:交響曲第8番/エッシェンバッハ/PMFプレミアム・オーケストラ

2018年11月 2日 (金)

バーンスタイン・NYフィルハーモニック他によるマーラー:交響曲全集・SACDシングルレイヤー盤

先月、バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック他による、
マーラーの交響曲全集SACDシングルレイヤー盤(SONY)を購入しました。
かなり高いお買い物でしたが、結果としては大満足でした!

マーラー:交響曲全集(完全生産限定盤) Limited Edition, SACD

実は、この全集、2012年に、まずは廉価なCDBOXで購入しました。

The Complete Mahler Symphonies Box set, CD, Import

このCDBOXでの全集をたいして聴かないまま、何年か後に、
それぞれの盤が、SACDハイブリッド盤で出ているのを知り、
それを手放して、
SACDハイブリッド盤で全集を揃えました。
(一度に揃えたのではなく、1〜2年かかりました。)

マーラー:交響曲第1番「巨人」 Hybrid SACD

マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」 Hybrid SACD, SACD

マーラー:交響曲第3番ニ短調 Hybrid SACD, SACD

マーラー:交響曲第4番ト長調 Hybrid SACD, SACD

マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 Hybrid SACD

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」&交響曲第9番 Hybrid SACD, SACD

マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 Hybrid SACD

マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 Hybrid SACD

マーラー:交響曲「大地の歌」 Hybrid SACD

マーラー:交響曲第10番より「アダージョ」、亡き子をしのぶ歌 Hybrid SACD

これらのSACDハイブリッド盤は、マルチチャンネルなので音質もすばらしいのですが、
あえて、それらを手放しても、今回入手したSACDシングルレイヤー盤を欲しいと思いました。
(先日実際にHMVへ売却しました。)
音質の良さは認めるものの、結局実のところ、いくつかの曲を除いて、
きちんと聴かないままでした。
読書でいうところの「積ん読」ならぬ「積ん聴」?

恥ずかしながら、実は、
マーラーの交響曲全集を一時期10セット近く所有していましたが、
第1番から第10番アダージョ(又は全曲盤)まで全てをきちんと聴いた全集は、
一つもありませんでした。
今回、この高価な全集を入手したことにより、
やっぱりきちんと聴いておこう、という気持ちが働きました。

SACDハイブリッド盤では、CD層もあるので、
たとえば第3番のような長大な曲では、どうしても盤の入れ替えが必要です。
しかし、SACDシングルレイヤー盤では、その第3番でさえ、
1枚に収録されています。
音質の素晴らしさと、ノンストップで長時間再生できるというのが、
SACDシングルレイヤーのメリットです。
もうひとつ言えば、長時間聴いていても聴き疲れがしないのも長所です。

収録内容を、Amazonから転載します。
(引用)

【収録曲】
グスタフ・マーラー
DISC1
1.交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1966年10月4日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

2.交響曲 第4番 ト長調
レリ・グリスト(ソプラノ)
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1960年2月1日、ニューヨーク、セント・ジョージ・ホテル

DISC2
3.交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
リー・ヴェノーラ(ソプラノ)
ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)
カレジエート合唱団(合唱指揮:アブラハム・カプラン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1963年9月29日、ニューヨーク、マンハッタン・センター

DISC3
4.交響曲 第3番 ニ短調
マーサ・リプトン(メゾ・ソプラノ)
ジョン・コリリアーノ(ヴァイオリン)、ジョン・ウェアー(ポストホルン)
スコラ・カントルム女声合唱団(合唱指揮:ヒュー・ロス)
トランスフィギュレーション教会少年合唱団(合唱指揮:スチュアート・ガードナー)
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1961年4月3日、ニューヨーク、マンハッタン・センター

DISC4
5.交響曲 第5番 嬰ハ短調
ジェイムズ・チェンバース(ホルン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1963年1月7日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

DISC5
6.交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1967年5月2日&6日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

7.歌曲集「亡き子をしのぶ歌」
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1974年10月、テル・アヴィヴ、フレデリック・マン・オーディトリアム

DISC6
8.交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」
レイモンド・サビンスキー(マンドリン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1965年12月14日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

DISC7
9.交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」
エレナ・スポーレンベルク(ソプラノ[いと罪深き女])
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ[かつてグレートヒェンといわれた、贖罪の女の一人])
ゲニス・アンニアー(ソプラノ[栄光の聖母])
アンナ・レイノルズ(アルト[サマリアの女])
ノーマ・プロクター(アルト[エジプトのマリア])
ジョン・ミッチンソン(テノール[マリア崇拝の博士])
ウラディミール・ルジャーク(バリトン[法悦の教父])
ドナルド・マッキンタイア(バス[瞑想の教父])
リーズ音楽祭合唱団
ロンドン交響楽団合唱団(合唱指揮:ドナル・ハント)
オービントン・ジュニア・シンガーズ(合唱指揮:シェイラ・モスマン)
ハイゲート・スクール少年合唱団(合唱指揮:エドワード・チャップマン)
フィンチレー児童音楽グループ(合唱指揮:ジョン・アンドリュース)
ハンス・フォーレンヴァイダー(オルガン)
ロンドン交響楽団
[録音]1966年4月18日~20日、ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール

DISC8
10.交響曲 第9番 ニ長調
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1966年12月16日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール

11.交響曲 第10番 嬰ヘ長調より 第1楽章アダージョ
ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1975年4月8日、ニューヨーク、30丁目スタジオ

DISC9
12.交響曲「大地の歌」
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ルネ・コロ(テノール)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1973年5月18日、20日&23日、テル・アヴィヴ、フレデリック・マン・オーディトリアム

以上、1~12:
レナード・バーンスタイン(指揮)


[オリジナル・レコーディング・プロデューサー]ジョン・マックルーア(1-12)、トーマス・Z・シェパード(1)
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ヘルムート・コルベ(9、12)、バド・グラハム(11)、エド・ミチャルスキ(11)
[オリジナル・アナログ・マルチ・マスターからのトランスファー、リミックスおよびDSDマスタリング]アンドレアス・K・マイヤー

[ライナーノーツ]
レナード・バーンスタイン「マーラー:彼の時代が来た」(1967年『ハイ・フィディリティ』誌掲載)
ロバート・セイビン「ニューヨークのマーラー」
ハンス・ファンテル「マーラー、人と音楽」
ティム・ペイジ「バーンスタインのマーラー」
エリック・ライディング「バーンスタインの転換点、マーラー」
歌詞対訳付き

(引用終)

とはいえ、マーラーの交響曲は短くても50分以上、
長いと100分近くです。
購入してから、1日1枚ずつ聴いていきました。

全曲聴いての感想・評価です。

音質の素晴らしさ、演奏の素晴らしさは改めて言うまでもありません。
一般的には評価が高い、DGでの全集よりも、
すっきりしていながら若々しく溌剌として聴きやすいです。
(私はあまりにもドロドロ、ネチネチした演奏は苦手です。)

今回は聴き比べにはせず、あくまで印象論に過ぎませんが・・・

☆4.5(通常の意味で最高レベル)に該当するのが、
DISC1の第1番、第4番と、
DISC8の第10番アダージョです。
私にとってはイマイチピンと来なかった、
第4番の魅力をようやくわかった感じでした。
第1番も若々しさが溢れて実に魅力的でした。
第10番「アダージョ」は、この曲のスタンダードとなる演奏です。

☆4.0は、
DISC8の第9番、
DISC9の「大地の歌」、
DISC5の第6番です。

第9番は、DGのコンセルトヘボウ盤と比べるとかなりあっさりですが、
だからこそ、曲そのものの美しさを堪能できました。
「大地の歌」の第6楽章はやはり感動的です。
この盤では、特に第4楽章の音の洪水が大迫力でした!
第6番もこんなに素晴らしい曲だったのかと改めて再認識しました。

☆3.5は、
第2番、第3番、第5番、第7番です。
特に第3番は、初めてノンストップで全曲聴くこととなりました。
(長すぎで辟易ですが・・・)

☆3.0は、第8番です。これはショルティ盤など、他に素晴らしい録音がいろいろあります。

(参考)
交響曲第8番『千人の交響曲』 ショルティ&シカゴ交響楽団

演奏そのものは、どれもスタンダードとなるものばかりですが、
作品そのものとしては、
第3番の第2楽章〜第5楽章までと、
第8番の第2部は、もう聴かなくて結構かな・・・というのを思い知りました。
(第3番は、第6楽章だけで十分かも・・・)

感涙モノは、第2番第5楽章の終結部と、
「大地の歌」第6楽章終盤の”ewig ewig"(永遠に、永遠に・・・)のところでした。
第2番の終結部に至るところまでは、やはり長いな、と思いましたが、
「大地の歌」はあまり長さを感じませんでした。

ようやく、マーラーの交響曲を、
全集(ツィクルス)で聴く、という視点(聴点?)に立つことができた、という意味では、
私はようやくスタート地点にたどり着いたに過ぎません。
折をみてまた聴いてみたいと思います。

2016年8月 3日 (水)

カラヤン指揮BPOのマーラー:交響曲第5番(Blu-ray Audio)と、第4楽章Adagietto聴き比べ

マーラーの交響曲第5番のCDを初めて買って聴いたのは、
もう二十数年前になると思います。
そのCDが、カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏でした。

 

(その時買ったものと全く同じCDではありませんが・・・)

 

あまりの暗さに辟易してしまいましたが、
第4楽章の耽美さは好きでした。
しかし第1楽章からして不吉な感じなので、
やがて手放してしまいました。

 

有名なアダージェットの部分だけなら、
「アダージョ・カラヤン」という大ベストセラーCDにも収録されていました。
すっかりムード音楽扱い・・・

 

※私はこのCDの輸入盤のを所有しています。
BGM用CDとしては最上のものではないでしょうか?

 

カラヤン指揮BPOの通常CDは数年前買い直しましたが、
それほど感銘を受けることなく、また手放してしまいました。
しかし、つい先日、ダメモトでBlu-ray Audio盤に手を出してみました。
すると・・・
思わず、「なんじゃこりゃ〜!!!」と思うばかりの音の良さ!
今まで聴いていたCDの音は何だったんだ・・・
カラヤン指揮=表面的、とはよく言われますが、
ここまで美しければ、文句のつけようがないのでは?
特に有名な第4楽章アダージェットだけを3回連続で聴いてしまいました。
黄金のヴェールが優雅に拡がるような、実に甘美な演奏です。
映画「ベニスに死す」のラストシーンそのもの、というイメージかも?

 

Blu-ray Audio

 

これで満足すればいいものの、
いつもの悪いクセで、「他の盤と聴き比べては?」と、
結局他の演奏も聴いてみることになりました。
ただし、我が家のマーラー:交響曲第5番のCD・SACDは、
2016年8月初め現在で、合わせて21枚もあるので、
全楽章通してすべてのCDを聴くだけでものすごく時間がかかります。
(以前、途中まで挑戦してみましたが・・・時間がかかりすぎて挫折・・・)
そこで、第4楽章だけを聴いてみることにしました。
まずはスペックで言えばBlu-ray Audioに近い、
SACDで。
インバル盤2枚(EXTON)と、上岡敏之盤(DENON)を聴いてみました。
インバル盤2枚のアダージェットは、早いし、
カラヤン盤と比べると、なんだかスカスカのように思えてしまいました。
例えて言えば、最新の4Kテレビと、白黒テレビぐらいの差があるほど?
上岡敏之盤は、まずまずの合格点でした。
ちなみに演奏時間は10’36”。☆3.5かな?

 

(参考)上岡敏之盤(廃盤?)

 

第4楽章アダージェットは、最速7分台から、最長12分台まで様々です。
カラヤン盤がもう少しで12分台という、11’53”なので、
比較のための聴き比べは、カラヤンと同じ11分台のものに限定してみました。

 

我が家では、11分台(含む12分台)のものが、8盤ありました。
そのうち合格点といえる3盤を紹介します。
なお、今回は第4楽章アダージェットに限っての評価です。
(他はアバド&シカゴ響、テンシュテット盤2枚、バーンスタイン新盤、レヴァイン盤です。
☆3.0かそれ以下)

 

◯バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル(旧盤)(SONY)
1963年1月

 

交響曲全集

 

☆4.0
第4楽章 11’02”

 

濃密で知られるのが新盤の方ですが、第4楽章に限って言えば、
旧盤の方が勝ると思いました。

 

◯インバル指揮フランクフルト放送交響楽団(現:hr交響楽団)(DENON)
1986年1月

 

私が所有しているのは全集盤

 

第5番のみ

 

☆3.5
第4楽章 11’34”

 

EXTONのSACDよりも、こちらの盤の方が味がある演奏になっています。
明晰な演奏です。

 

◯チョン・ミョンフン指揮ソウル市立交響楽団(DG)
2014年5月

 

☆4.0〜4.5
第4楽章 11’28”

 

今回聴き比べた中では最も美しいと思いました。
以前、チョン・ミョンフン指揮のマーラー演奏について、
記事を書いていますので、よろしければお読みください。
チョン・ミョンフン(Myung-Whun Chung)指揮ソウル・フィルのマーラー〜東洋人による東洋的なマーラー演奏 なお、Amazonでは、MP3のダウンロードしか取扱いがないようです。

 

※MP3ダウンロードです。CDではありません。

 

CDはタワレコなどで探してみてください。

 

2016年6月19日 (日)

NHKEテレ・クラシック音楽館「N響コンサート 第1834回定期公演」(2016年6月19日放送)〜重厚なバーンスタイン、軽やかなマーラー・・・

2016年6月19日のNHKEテレ・クラシック音楽館では、
レナード・スラットキン指揮による、
N響第1834回定演を放送しました。
珍しくリアルタイムで視聴しました。
2016年4月27日・サントリーホールでの収録です。

 

曲目は、
バーンスタイン:「キャンディード」序曲、
バーンスタイン:「オン・ザ・タウン」―「3つのダンス・エピソード」、
バーンスタイン:「ウエストサイド物語」―「シンフォニック・ダンス」
マーラー:交響曲第4番
の4曲でした。

 

今回はリアルタイムで視聴しました。
すごく録音が優秀なのでは、と思いました。
サントリーホールの空気感が画面を超えて伝わってくるかのようでした。

 

前半は、バーンスタインの代表作3曲。
アメリカっぽいキラキラさ、というよりは、
重厚で、まるでドイツ音楽のような響きがありました。

 

後半に入る前に、指揮者スラットキンへのインタビューが放映されました。
マーラー演奏にかける思いと、2016年1月1日に死去した、
マーラーの交響曲第2番「復活」だけの指揮者、
ギルバート・キャプランの話をしていました。
(キャプラン指揮のマーラー「復活」、
CDを持ってはいますが、2016年6月19日現在、未だ聴いていません・・・)

 

(参考)キャプラン指揮ウィーン・フィルによる「復活」

 

後半のマーラー:交響曲第4番は、特に第1楽章が美しかったです。
重たすぎない、軽やかなマーラー演奏でした。
曲が終わって、いつもなら堰を切ったように「ブラヴォー」が出てきますが、
今回の聴衆は穏やかだったようですね・・・
(私は「ブラヴォーおじさん」の類はキライですが・・・)
細部が光る演奏だったといえましょう。
ソプラノの安井陽子の声は、「天上の」というよりは、
中世ドイツ庶民の素朴な天国像を人間的に歌っている、という感じでした。

 

マーラーの交響曲第4番、とてもかわいらしい曲ではありますが、
なぜかあまり聴く機会がない作品です。
CDはざっと数えただけでも20枚ほどあるのですが、
今のところ、「これがオススメ!」という盤をきちんと言えません。
(最近、マーラーのCDはほとんど聴いていません。
新規購入したSACDは別ですが。)
評判が高いのは、バーンスタイン旧盤ですね。

 

(参考)バーンスタイン旧盤(全集)

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