カテゴリー「クラシック音楽・サン=サーンス」の4件の記事

2022年12月 5日 (月)

2022年11月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧~附:2022年11月19日~20日の小樽・ニセコ旅行の写真ベスト

2022年11月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事(があれば)にはリンクを張っています。

 

一位.実はカッコ悪い無神論者~聖書の言う「愚か者」になりたいですか?

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

三位.グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op.16 聴き比べ7盤

四位.ブラームス:二重協奏曲(Double Concerto)聴き比べ7盤

五位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

六位.サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」 Op.103聴き比べ4盤

七位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

八位.マーラー:交響曲「大地の歌」名盤追加3盤

九位.映画「ピノキオ」に隠された神学~附:ヨナ書からの教会学校説教案

十位.バルトーク:ピアノ協奏曲第3番聴き比べ6種

〜アンダ、シフ、アシュケナージ、グリモー、アルゲリッチ、リパッティ・・・

 

先月の記事数は、1本。

残念ながら次点の11位でした。

1位の記事は、初ランクインです。2011年12月9日の記事です。

この1つの記事だけで、1000PV以上ありました・・・

何で読まれたのかは不明です。

一位、二位、九位以外は全て音楽の記事でした。

 

ちなみに、

最近は言論・主張をツイッターで行っています。

2022年12月5日現在、ツイート数約24.6万、

フォロワー数5867となっています。

前回(11月3日)の記事から、79人もフォロワー様が増えています。

感謝!

 

さて、今回の記事のおまけです。

先月11月19日~20日に家族と小樽・ニセコ旅行に行きました。

その時の写真を紹介します。

雨が降ったり止んだりでしたが、その分、1日に虹を何度も見ることができました。

特に、ニセコで観た虹の美しさは忘れがたいものがありました・・・

また、ホテルの部屋から眺める羊蹄山と裾野に広がる雲海の美しさ・・・

またぜひ行ってみたいです。

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今月もご愛読よろしくお願いいたします。

札幌は一気に冬に突入です・・・

2022年4月 2日 (土)

2022年3月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

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2022年3月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事(があれば)にはリンクを張っています。

 

一位.サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」聴き比べ5種

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

三位.友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。

(ヨハネ15:13)~あるカトリック神父の、愛ゆえの死

四位.エルガー・エニグマ変奏曲op.36聴き比べ4盤

五位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

六位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

七位.マーラー:交響曲「大地の歌」名盤追加3盤

八位.劇場版「フランダースの犬」とテレビ版「フランダースの犬」~軍配は劇場版の方!

九位.グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op.16 聴き比べ7盤

十位.ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番聴き比べ3盤〜圧倒的なGiltburg盤!

 

先月の記事数は、1本。

ほぼ休眠状態でした・・・

ランクインは当然0本でした。

1位が意外な記事。

リンク先も消えているような記事になってしまっていてゴメンナサイ・・・

音楽関係がよく読まれていました。

 

ちなみに、

最近は言論・主張をツイッターで行っています。

2022年4月2日現在、ツイート数約18.1万、

フォロワー数4854となっています。

前回(3月1日)の記事から、なんと164人もフォロワー様が増えています。

感謝!

(フォロー数はかなり減らしています)

 

札幌にもようやく春の訪れ。

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

皆様に祝福と平安が豊かにありますように・・・

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2021年11月16日 (火)

サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ3盤

サン=サーンスの音楽は、私にとっては、

長い間、「交響曲第3番《オルガン付》」と、

組曲「動物の謝肉祭」だけの作曲家でした。

(オマケで「サムソンとデリラ」のアリア「あなたの声に私の心は開く」と、

交響詩「死の舞踏」・・・)

しかし近年になって、ようやく他のジャンル、

ピアノ協奏曲の価値にも開眼できました。

サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」 Op.103聴き比べ4盤

※2018年の記事です。

 

そして最近になって、やっと「ヴァイオリン協奏曲第3番」と、

「序奏とロンド・カプリチオーソ」の価値に開眼されました。

今回は、「序奏とロンド・カプリチオーソ」について書きます。

この曲は9分程度の演奏時間です。

何かの曲のオマケ収録的存在です。

 

我が家には、3盤ありました。

低⇒高の順に書きます。

 

〇アラベラ・シュタインバッハー(Vn)、

ローレンス・フォスター指揮モンテカルロフィルハーモニー管(PENTATONE)

2014年10月録音

SACDハイブリッド盤

☆3.0

9:51

か細い印象です。

 

〇グリュミオー(Vn)、

マニュエル・ロザンタール指揮コンセール・ラムルー菅(DECCA)

1963年4月録音

通常CD

☆3.5

9:04

おおむね合格点ですが、何か品が良すぎる印象でした。

洗練されすぎているのがマイナスかも・・・

なお、タワレコから、同一演奏がSACDハイブリッド盤で出ています。

ラロ:スペイン交響曲、サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ、ショーソン:詩曲、ラヴェル:ツィガーヌ<タワーレコード限定>

実は、SACD盤と聴き比べたのですが、

なんと、通常CDの方がハリのある音響でした・・・

 

〇ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、

シャルル・ミュンシュ指揮ボストン響(SONY)

1955年12月録音(MONO)

通常CD

☆4.0

8:58

モノラル録音というのは、言われないとわからないぐらいです。

この曲が求める「野性味」のようなものが十分感じられる、

ソロ、オケともにパワフルな演奏です。

このアルバムは、モントゥーの指揮による、

ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲のために買ったものです。

そちらもオススメです。

2018年9月 5日 (水)

サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」 Op.103聴き比べ4盤

シャルル・カミーユ・サン=サーンス(以下、「サン=サーンス」)といえば、
ユーモラスで親しみやすい「動物の謝肉祭」
(小学校音楽の教科書にも、「白鳥」が鑑賞教材として取り上げられています。)か、
ド派手な「交響曲第3番『オルガン付』」があまりにも有名ですが、
その他となると、余程でないとあまり聴かれていないのかもしれません。
(もう少しコアな方なら、他の代表作として、
「ヴァイオリン協奏曲第3番」や、
「序奏とロンド・カプリチオーソ」、「チェロ協奏曲」、
交響詩「死の舞踏」、オペラ「サムソンとデリラ」なども挙げるのでしょうね・・・)
実はワタクシ、恥ずかしながら、「動物の謝肉祭」と、交響曲第3番「オルガン付」以外の曲は、
つい最近まで全然興味がありませんでした。
(マリア・カラスが歌う、
「サムソンとデリラ」のアリア「あなたの声に私の心は開く」は別格でしたが・・・
マリア・カラスの名演中の名演なのでは、などと思っています。)

(参考)カラス・イン・パリ第1集

そこに新しい視点をもたらしたきっかけは、
2018年8月中旬に放送(BS朝日)の、
「題名のない音楽会」での「変幻自在な作曲家サン=サーンスの音楽会」でした。
サン=サーンスの他の作品も少しステキなのかも・・・と思えるようになりました。
そこで、いくつかの曲を調べているうちに、
楽天ブックスかどこかのサイトで、
たまたま田中希代子のCD(後述)を見つけました。
当初、予定になかった、ピアノ協奏曲のアルバムでした。
(田中希代子の名は実は初耳でした・・・)
試聴してみて、これはもしかするとステキな曲なのかも・・・と直感しました。
ヴァイオリン協奏曲やチェロ協奏曲の方に手を出すのはひとまず保留し、
ピアノ協奏曲で知られざるサン=サーンスの作品世界に触れてみようと思いました。

とりあえず、この曲の名盤と言われる、
パスカル・ロジェ(P)、デュトワ指揮のサン=サーンスピアノ協奏曲全集(こちらも後述)と、
田中希代子盤を買ってみることにしました。
先に届いたのが、田中希代子盤でした。
即、ハマってしまいました!

聴き比べの前に、この「エジプト風」のどういうところが気に入ったのかを書きます。
第1楽章の冒頭は、「クリスマスの朝」か、初日の出のようなイメージです。
あるいは、一面の銀世界、色で言えば、純白というか・・・
少し旋律は違いますが、
古い賛美歌「IN DULCI JUBILO
(甘き喜びのうちに→
日本語賛美歌名では「もろびとこえあげ」(讃美歌102))を連想しました。
その後、次々と変わる曲想は、
ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」のように目まぐるしく多彩です。
中間部の沈鬱な感じのところが思い入れたっぷりに演奏されると好感度UPです。
一般的には、3つの楽章の中で最も魅力的な楽章です。
第2楽章の冒頭が、曲名の由来になる「エジプト風」のところです。
エキゾチックな響きがあふれてきます。
時折ピアノが、まるで「プリペアドピアノ」かと見紛うような、不思議な響きを奏でます。
第3楽章は、疾走感あふれた爽快・豪快な曲想になっています。

それでは、聴き比べです。
☆の低→高の順に紹介します。
指揮者・オケ名、レーベル、録音年月、
スペック(SACDハイブリッド、CD)、
カップリング曲等の順です。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

アンナ・マリコヴァ(Anna Malikova)(P)、
トーマス・ザンデルリンク(Thomas Sanderling)指揮ケルンWDR交響楽団(audite)
2003年4,10,12月
SACDハイブリッド/通常CD
サン=サーンス ピアノ協奏曲全集(2枚組)

☆3.5
第1楽章 12:24
第2楽章 12:02
第3楽章 6:10

今回紹介する中では唯一のSACD盤です。
第1楽章の一部で、他の盤に見られないような沈滞感と憂愁を聴かせるところは絶品です。
他の盤に比較してもそこだけはピカイチかもしれません。
一方、他の箇所は全体的に控えめというか、こじんまりしているというか・・・
SACDで是が非でも聴いてみたい、という方ならともかく、
あえてチョイスしなくても可かな・・・
オケはスケール小さめです。
あまりSACD盤としてのメリットが見られないかもしれません。


○パスカル・ロジェ(P)、
シャルル・デュトワ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(DECCA)
1978年7月
通常CD(SHM-CD)
サン=サーンス ピアノ協奏曲全集(2枚組)

☆4.0
第1楽章 11:25
第2楽章 11:48
第3楽章 5:44

第1楽章のピアノは、十分なロマンティックさをもって演奏されます。
特にこの第1楽章の雰囲気はすばらしいです。
第2、第3楽章は佳演です。
特に第3楽章は、もう少し熱気があったらなぁ・・・
などとないものねだりしてしまいますが、
全体的に好印象の演奏です。


○ジャン=イヴ・ティボーデ(Jean-Yves Thibaudet)(P)、
シャルル・デュトワ指揮スイス・ロマンド管弦楽団(DECCA)
2007年2月
通常CD
カップリング フランク:交響的変奏曲、サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番

☆4.0
第1楽章 10:01
第2楽章 11:20
第3楽章 5:49

第1楽章はどの盤よりもスッキリ、グイグイと進んでいきます。
ややセカセカした印象がありますが、
それを打ち消すほどの、きらめくような高音が実に美しい!
第2楽章は標準的。
第3楽章の怒涛の展開を聴かせます。
迫力十分です。


田中希代子(P)、
ピエール・デルヴォー指揮NHK交響楽団(キングレコード)
1965年1月
通常CD
カップリング サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番

☆4.5
第1楽章 10:05
第2楽章 9:02
第3楽章 5:33

第1楽章こそティボーデ盤よりわずかに遅いですが、
他の2楽章はどの盤よりも速い演奏となっています。
しかしその割には、たとえば前述のティボーデ盤ほどの駆け足感を感じさせません。
むしろ、ゆったりした感じに聴こえさえするのは不思議です。
私にとっては、この曲の素晴らしさ、楽しさ、美しさに開眼させられた演奏となりました。

田中希代子、ピエール・デルヴォーどちらも私にとっては初めて聞く名でした。
アーティスト名や、「なんだ、60年代のN響か・・・」という先入観にとらわれず、
虎視眈々と聴いてみれば、この演奏の素晴らしさがわかります。
この当時のN響は、
前述のデュトワ指揮のオケのような精度の響きではないのかもしれませんが、
ソリストの情熱に引っ張られるかのような、白熱した演奏を繰り広げています。
さすがはライブ!という生々しさが見えるかのようです。

第1楽章の繊細さこそ、パスカル・ロジェ盤やティボーデ盤に軍配をあげますが、
第2楽章以降は他の盤を圧倒する出来となっています。
第2楽章のエキゾチックさは、他の盤を上回ります。
第3楽章では、オケも燃えまくり、それをさらに煽るかのようなピアノの迫力が圧巻です!
その中間部では、サン=サーンスを超えて、まるでリストの曲みたいな、
きらびやかな展開となっています。
そう、あたかもスポーツカーのアクセルを全開にして疾走するような爽快感があります。
そして、きらめくフィナーレへ!
この曲のファースト・チョイスとしてイチオシです!

サン=サーンスの5つのピアノ協奏曲のうち、
他の4曲では、第4番と第2番を何回か聴きましたが、
この第5番ほどに「ステキな曲だな〜」と思えるには至っていません・・・

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