カテゴリー「クラシック音楽・ショスタコーヴィチ」の4件の記事

2019年2月 1日 (金)

2019年1月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2019年1月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページ及びカテゴリを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?
~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知
三位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類
四位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・
五位.ブラームス:交響曲第1番聴き比べ12種〜カラヤン盤5種を中心に・・・
六位.NHKEテレ・こころの時代~宗教・人生
~「外国人収容者と共にありて」(2019年1月12日再放送)

七位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

八位.NHKBSプレミアム・玉木宏 音楽サスペンス紀行▽ショスタコーヴィチ 死の街を照らした交響曲第7番(2019年1月2日放送)と、M・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管による「レニングラード」の名演
九位.クラッセスノーパーク〜スキー初心者に最適!
十位.「障害者グループホーム建設反対」という差別と、障害者基本法第16条(教育)

先月の記事が2本ランクインしたのは、
嬉しく思いました。
六位の
NHKEテレ・こころの時代~宗教・人生
~「外国人収容者と共にありて」(2019年1月12日再放送)
と、
八位の
NHKBSプレミアム・玉木宏 音楽サスペンス紀行▽ショスタコーヴィチ 死の街を照らした交響曲第7番(2019年1月2日放送)と、M・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管による「レニングラード」の名演
です。

北海道は厳冬期に入りました。
今月もご愛読よろしくお願いいたします。

2019年1月13日 (日)

NHKBSプレミアム・玉木宏 音楽サスペンス紀行▽ショスタコーヴィチ 死の街を照らした交響曲第7番(2019年1月2日放送)と、M・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管による「レニングラード」の名演

2019年1月2日に、NHKBSプレミアムで放送された、
玉木宏 音楽サスペンス紀行▽ショスタコーヴィチ 死の街を照らした交響曲第7番」を、
正月明けに、録画で観ました。
再現ドラマを交えての2時間のドキュメンタリー番組でした。
年末年始の帰省中及び自宅に戻ってからも、
年末年始のいろいろなクラシック音楽の特別番組を観ましたが、
この番組は最も興味深いものとなりました。

番組HPから引用)
第二次世界大戦のさなか、ドイツ軍に包囲され過酷な状況にあったレニングラードで、ある演奏会が行われた。ショスタコーヴィチが故郷・レニングラードにささげた「交響曲第7番」。飢えや寒さと闘いながら、人々はどのようにして“奇跡のコンサート”を実現したのか?一方、作品の楽譜は密かにマイクロフィルムにおさめられ、遠路アメリカまで運ばれた。ソビエトとアメリカの大国同士が音楽で手を結んだ、驚くべき政治的背景とは?
(引用終)

作曲家のショスタコーヴィチに焦点を当てるよりは、
ドイツ軍に包囲されて地獄のような苦しみに喘いでいたレニングラード
(現:サンクトペテルブルク)で、
どのように奇跡の初演を行うことができたのか、というのが、
番組の中心でした。

うろ覚えでスイマセンが、以前(数年前?)、NHKBS1で、
再現ドラマなしのほぼ同内容(レニングラードでの初演に至るまでの部分)の
ドキュメンタリー番組を観たことがあります。
(番組名は忘れてしまいましたが・・・)
ただ、今回は、再現ドラマと、俳優の玉木宏さんによる生存者へのインタビューと、
指揮者パーヴォ・ヤルヴィのコメント、
アメリカでの初演に至るまでの経緯という新要素を加えているので、
新鮮な目で観ることができました。

飢餓の中で、人肉食まで行われた凄惨な飢餓の話は絶句でした・・・
(肉屋から、「もっといい肉があるよ」と誘われて肉屋の家へ行った人が行方不明になり、
衣服だけが残されていた・・・バラバラになった手足がたくさんあって・・・
その先は言うのも憚ります・・・)
人々は音楽よりも、日々食べるのでも精一杯。
(食べられるものなら、壁紙の糊すらも食べていたとか・・・)
世界初演、海外初演、アメリカ初演が既に行われていた上での、
この曲が捧げられたレニングラードでの初演。
飢餓とドイツ軍の攻撃の中、
なんとか初演に漕ぎ着けるまでの実話は感動的でした。
お正月だから、めでたい気分の中、
よくこんな重たい内容の番組を放送できたものだと感心しました。

番組を見終わってから、
早速「レニングラード」を全曲通して聴いてみようと思いました。
実は、私にとって、「レニングラード」は長いし、第3楽章と第4楽章は少々退屈ですので、
全曲聴き通すのはあまりしたことがありません。

その印象を私に植え付けたのは、この曲の名盤として知られる、
バーンスタイン指揮シカゴ交響楽団による演奏だと思います。

(参考)バーンスタイン&CSO盤

通常、第1楽章は27分前後で演奏されますが、
バーンスタイン盤は32分近くかかります。
第1、第2楽章だけで、45分以上になります。
(通常は40分以下)
確かに、昔バーンスタイン&CSO盤を聴いた時は、
第1楽章の迫力に感動したものです。
しかし、第1楽章でお腹いっぱいという感じで、
第2楽章はもう耳に残らない感があり、
第3楽章、第4楽章はCD2枚目に入るので、
「もういいや・・・」という感じで、あまり聴くことがありませんでした。

改めてバーンスタイン&CSO盤を聴いてみると、
出だしこそ音の迫力はいいですが、
そこからはすぐにお腹いっぱい感があり、
第1楽章でさえ、聴き通すのにウンザリしました。

家にあった他の盤では、
昔、アンドリス・ネルソンズ&バーミンガム市交響楽団のSACDがありましたが、
SACDなのに全然迫力がなかったので、すぐ売り払いました。

(参考)ネルソンズ盤

ネルソンズはボストン交響楽団による演奏による新録音が、
2019年2月に発売予定です。

(参考)ネルソンズ新盤

交響曲第12番で凄演を聴かせた、キタエンコ指揮の盤も、
この「レニングラード」ではイマイチでした・・・

(参考)キタエンコ盤
ショスタコーヴィチ:交響曲全集[SACD-Hybrid] SACD, Box set, Import

通常CDで合格は、ルドルフ・バルシャイ指揮WDR交響楽団によるものでした。

ショスタコーヴィチ:交響曲全集 (Shostakovish: Symphonies) Box set, CD, Import

ただ、やはりSACDでいい演奏を聴いてみたいな、と思ったので、
急いでマリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の
ハイブリッドSACDを買って聴いてみました。

マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団盤

こちらは各楽章の収録時間を書いておきます。

第1楽章 27:22
第2楽章 11:20
第3楽章 18:39
第4楽章 17:16

第1楽章、第2楽章の迫力は、バーンスタイン盤を超えます。
第3楽章、第4楽章は、私が元々それほど好きではないせいか、
少し迫力が落ちるように感じましたが、
バーンスタイン盤のように途中で聴くのをやめてしまう満腹感にはならなく、
最後まで聴き通すことができました。
この演奏で、ようやく全曲通して聴く道が開けたように思えます。
いい演奏に巡り会えたと思いました。

参考記事を挙げておきます。
・タワレコがNHKの番組放送後にまとめた記事
NHK BS「玉木宏 音楽サスペンス紀行」で話題!ショスタコーヴィチ:交響曲第7番“レニングラード”
カテゴリ : Classical掲載: 2019年01月08日 00:00

ショスタコーヴィチ 交響曲第7番
---「レニングラード」という標題を外して再評価を ! ---

レニングラード初演に関する詳しい本のようです。
ひのまどか著『戦火のシンフォニー: レニングラード封鎖345日目の真実』

2017年11月 4日 (土)

実は名曲?〜ショスタコーヴィチ:交響曲第12番ニ短調『1917年』Op.112

ショスタコーヴィチ(以下「ショスタコ」)の15曲の交響曲中、
最も有名で人気が高いのは、疑いなく第5番です。
では、ショスタコマニアの間で評価が高いといえば、
第4番や第8番、あるいは第10番あたりですね。
しかし私としては、それらは今のところどうも好きになれません。
今までは、第5番以外では、軽やかな第9番と、
第7番「レニングラード」の第1、第2楽章、
それと第10番の第2楽章だけが、ショスタコの交響曲で好きなところでした。

2017年9月30日放送の、BS日テレ「読響シンフォニックライブ」で、
川瀬賢太郎(以下敬称略)指揮読響による、
ショスタコーヴィチの交響曲第12番
の演奏がありました。
2017年6月7日ミューザ川崎シンフォニーホールにて収録されたものです。
録画して放送日のしばらく後に観ました。

ショスタコの第12番は、タイトルと各楽章のタイトルを見ただけで、
なにかウンザリするような、政治的で「革命バンザイ!」、
共産党体制に阿るニオイがプンプンしているので、
もともと聴くのを敬遠していた曲です。
ショスタコファンの方のいろいろなブログ記事等を拝見しても、
「空虚」「映画音楽」「中身が薄い」「駄作」・・・等々否定的な見解が多いようです。

観る前は、
「なんだ、今回の『読響シンフォニックライブ』は、ショスタコの第12番か・・・」と、
つまらなかったらさっさと録画消去するつもりでした。
しかし意外にも、聴き始めてみると、豪快でなかなか愉しげな曲でした。
第4楽章のクドすぎるフィナーレには、さすがに辟易しましたが・・・

ようやく興味をもって、我が家にあるショスタコの交響曲全集(2セット)から、
盤を取り出して聴いてみました。

我が家にある、ショスタコの交響曲全集は、2017年11月現在、
以下の2セットです。

◯ルドルフ・バルシャイ指揮ケルンWDR交響楽団(Brilliant Classics)
※通常CD11枚組

ショスタコーヴィチ:交響曲全集 (Shostakovish: Symphonies) Box set, CD, Import

◯ドミトリー・キタエンコ指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(CAPRICCIO)
※SACDハイブリッド12枚組

ショスタコーヴィチ:交響曲全集[SACD-Hybrid] SACD, Box set, Import

最初に聴いたのが、キタエンコ盤でした。
これがどストライク!!!
第1楽章のカッコよさ、多少沈滞気味の第2,3楽章を経て、
クドすぎるけど迫力満点の第4楽章!!!
すっかりハマってしまいました。
メロディの親しみやすさ、わかりやすさは、映画音楽みたいです。

ショスタコの作品、特に交響曲は、
政治的なものと結びついて語られることが多いです。
確かにそのとおりなのでしょう。
しかし、たとえばベートーヴェンやワーグナーがどういう政治哲学をもっていたか、
そんなことはどうでもいいように(作品そのものが素晴らしければいい!)、
ショスタコの作品も、
そろそろ20世紀の政治的呪縛から解放してあげてもいいのではないでしょうか。

この第12番、各楽章のタイトル(第1楽章「革命のペトログラード」・・・)を全く無視して、
そもそもの曲のタイトル「1917年」すら無視して、
音だけを何の固定観念をもたずに聴けば、
ショスタコの交響曲第5番に次ぐポピュラリティをもっていると私は思います。
長過ぎる「レニングラード」や、軽やかすぎる「第9番」よりも!
ハリウッドの冒険映画のサントラを聴いているような感覚です。
第4楽章のクドすぎるフィナーレも、聴くたびに好きになりました。

ショスタコの本質は、救いようのない暗さであって、
第12番のような作品は不本意なものだ、と言いたい方がおられるかもしれません。
でも私は、どうもそういう暗さが苦手だし、好きではありません。
得体の知れない絶望感とか・・・
(そういうのは、現実だけでたくさんだ、と思っています。
何も芸術でそういうのに付き合いたいとは思いません。)

あと、この曲を「映画音楽的だ・・・」と貶している方もいるようですが、
映画音楽はそんなに価値がないものなのでしょうか?
ジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」その他の映画音楽や、
伊福部昭の「ゴジラ」の曲、あるいはニーノ・ロータやモリコーネの映画音楽と、
20世紀後半のいわゆる「ゲンダイオンガク」では、
後世まで聴く人が絶えないのは、映画音楽の方だと思います。
わかりやすくて大スペクタクル、万々歳です!
音楽は、やはり聴いて愉しい、ウキウキする、高揚感があるものこそ、
私にとっては価値があります。

ところで、バルシャイ盤の方も聴いてみたのですが、
第1楽章の最初で聴くのをパスしました。
キタエンコ盤と比べると、白黒とカラー、
あるいは2Dと3Dくらいの違いがありました。
媒体(CDとSACD)の差が如実に出た結果といえます。

この曲の初演者、ムラヴィンスキー盤も機会があれば聴いてみたいとは思いますが、
私にとっては暫くはこのキタエンコ盤があれば十分です。
録音優秀です。

2014年2月22日 (土)

ピアノ五重奏曲の甘口辛口〜ドヴォルザーク、シューマン、フォーレ、ショスタコーヴィチ、ブラームス、フランク・・・

最近、いろいろな作曲家の「ピアノ五重奏曲」をよく聴いています。
ピアノ五重奏曲で最も有名なのは、
シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」D667,Op114ですが、
実はこの曲、一般的な「ピアノ五重奏曲」と編成が違います。
一般的なピアノ五重奏曲とは、
ピアノ+弦楽四重奏団(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1)です。
シューベルトの「ます」の場合は、
ピアノ+ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと、
やや変わった編成です。
シューベルトの「ます」については以前記事を書きましたので、
今回は取り上げません。
一応「ピアノ五重奏曲」とも言える、
モーツァルトとベートーヴェンの「ピアノと管楽のための五重奏曲」も、
同様に今回は割愛します。
(過去記事)
五重奏曲(クインテット)の名盤CD3枚~モーツァルト、ブラームス、シューベルト

今回取り上げるのは、一般的な「ピアノ五重奏曲」の編成によるものです。
記事タイトルに「ピアノ五重奏曲の甘口辛口」とつけました。
「甘口」とは、誰にでも親しみやすそうなもの、甘いメロディが魅力的なもの。
「辛口」は通好み、多少晦渋さがあるもの。
こんな定義にしてみたいと思います。

「甘口」筆頭は、ドヴォルザークの作品です。
ドヴォルザークはピアノ五重奏曲を2曲残していますが、
第1番の方はほとんど演奏されず、もっぱら第2番をもって、
「ドヴォルザークのピアノ五重奏曲」と称しています。
今回取り上げるのも第2番の方です。
まるでショートケーキのような音楽とでもいいましょうか・・・
理屈抜きで楽しめます。
一番ステキなのは第3楽章です。
ここ数日、すっかり頭の中でこの楽章が自動BGM的に流れています。
第4楽章も魅力的です。
私が持っているのは、
ヤン・パネンカ(ピアノ)+スメタナ四重奏団の1986年録音のものです。
(カップリングはシューマンのピアノ五重奏曲)

ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲


次なる「甘口」は、シューマンのピアノ五重奏曲です。
ウィーン名物のザッハトルテ?
この曲については以前記事を書いています。
田部京子&上海クァルテットによるシューマン:ピアノ五重奏曲〜NHKBSプレミアム・クラシック倶楽部 - 上海クァルテット 演奏会 -(2013年1月14日放送)
もちろんおすすめCDは、田部京子(ピアノ)+カルミナ四重奏団のものです。
録音が超優秀です。
みずみずしさではピカ一で、田部さんのピアノははまるで
クララ・シューマンが弾いているのでは、と思えるほどです。
ピアノが自己主張しすぎずにうまく全体をまとめています。
NHKBSで観た上海SQ以上に、この曲の美しさをあますところなく表現しています。
カップリングはシューベルトの「ます」で、
こちらも名演・美演といえます。
以前はブレンデルのCDがベスト盤でしたが、
このCDによって用済みとなってしまいました・・・


シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」 [Hybrid SACD]


※SACDシングルレイヤー盤もあります。

「甘口」編最後は・・・
「甘口」というよりは「ほろ苦」という感じもしますが、
優美さではイチオシとしたいです。
高級なチョコレートボックス?
フォーレのピアノ五重奏曲第1番OP89、同第2番OP115です。
どちらも大好きですが、あえて1曲と言われれば、
迷わず第2番の方をとります。
今回紹介する中で最も好きなピアノ五重奏曲です。
シューマンやブラームス、ドヴォルザークの作品ほど知られていませんが、
フォーレの作品の中でも最高傑作の部類に入ると思います。

フォーレの2曲のピアノ五重奏曲は、「絵画を聴く」ような感じがします。
アルフォンス・ミュシャが描く美人画や、印象派の絵がなんとなく思い浮かびます。
初めて聴いたのは、確か高校生の頃だと思います。
美しい乙女の金色の長い髪が風にそよいでいる・・・
そんなイメージが、第2番の第1楽章を聴いていて思い浮かびました。
第2番で最も好きなのは、やはり第1楽章です。

第1番の第1楽章は、魔法の世界から聴こえてくるような感じです。
一番好きなのは、フィナーレの第3楽章です。
ルノワールやモネが戸外を描いた作品が見えて来るような気がします。

フォーレのピアノ五重奏曲の決定盤は、
やはりジャン・ユボー(ピアノ)+ヴィア・ノヴァ四重奏団のCDです。

フォーレ:室内楽全集第1集

※2枚組CD。1枚目はピアノ四重奏曲第1番、第2番で、
2枚目がピアノ五重奏曲第1番、第2番。
ピアノ四重奏曲の方は1度聴くので十分かな・・・

※SHM-CD仕様もあります。


近年、フォーレ室内楽全集という5枚組のCDが出まして、
安いから私も買ってはみたものの、音質にがっかりして、
すぐ手放してしまいました。
演奏者は結構いいのに。
参考までに・・・
(参考)
Faure: Complete Chamber Music For Strings And Piano [Box Set, CD, Import]


次に、「辛口編」に移ります。
「辛口」筆頭は、ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲OP.57です。
かなりクセがあるカマンベールチーズ?
「辛口」といっても、彼の弦楽四重奏曲には及ばず、
むしろ、ショスタコーヴィチの室内楽入門に最適な曲です。
多少深刻なところはありますが、どんなに重苦しくとも、
音楽を聴く喜びがあります。
暗いのがニガテなら、ぜひ第3楽章から聴いてみてください。
ほろ酔い加減で上機嫌なショスタコーヴィチを見出すかもしれません。
20世紀の室内楽の名曲なのに、現役盤が少ないのは残念です。
私が持っているのは、リヒテル(ピアノ)+ボロディン四重奏団のCDです。


ショスタコーヴィチ: ピアノ五重奏曲


続いての「辛口」は、ブラームスのピアノ五重奏曲Op.34です。
70年代のサスペンスドラマのBGMみたいな、
内に秘められた情熱がこもった作品です。
焦燥感たっぷり・・・
ブルーチーズみたいな感じ?
この曲は、モノラル録音のウィーン・コンツェルトハウス四重奏団+デムス(P)のが、
とても印象的で、今でも頭に残っています。
残念ながら手元にはなく(図書館で借りて聴いたものです)、
それで、ポリーニ(P)+イタリアSQ、Akiko Yamamoto(P)+Quatuor Ebeneで
買って聴いてみましたが、どちらもイマイチでした。
ステレオ録音でようやく気に入ったのが、
シューマンのピアノ五重奏曲と同じ、
田部京子(P)+カルミナ四重奏団の演奏です。
こちらも録音は優秀です。
家にはあと、「ブラームス室内楽全集」BOXの中にある、
レオン・フライシャー(P)+エマーソンSQのがあります。
弦はすばらしいですが、ピアノはイマイチです。


ブラームス:ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲第3番 [Hybrid SACD]

(参考)
Collector's Edition: Complete Chamber Music [Box Set, CD, Import]

最後は、フランクのピアノ五重奏曲です。
知る人ぞ知る、という作品です。
3回ぐらい虚心坦懐に聴いてみて、ようやく味がわかるのかもしれません。
そういう意味では、「するめ」みたいな曲かも?
1度聴いたぐらいでは、良さがなかなかわかりませんが、
聴くたびに、少しずつ良さを発見することができるかもしれません。
我が家にあるのは、Alice Ader(P)+Ensemble Aderの盤です。

Chamber Music (Dig) [Import]

その他のカテゴリー

NHK おすすめサイト お知らせ アニメ・コミック カトリック的作品 クラシック音楽・エルガー クラシック音楽・ガーシュウィン クラシック音楽・サン=サーンス クラシック音楽・シベリウス クラシック音楽・シュトラウス(R) クラシック音楽・シューベルト クラシック音楽・シューマン クラシック音楽・ショスタコーヴィチ クラシック音楽・ショパン クラシック音楽・チャイコフスキー クラシック音楽・ドビュッシー クラシック音楽・バッハ(J・S) クラシック音楽・フォーレ クラシック音楽・フランク クラシック音楽・ブラームス クラシック音楽・ブルックナー クラシック音楽・プロコフィエフ クラシック音楽・ヘンデル クラシック音楽・ベートーヴェン クラシック音楽・マーラー クラシック音楽・モーツァルト クラシック音楽・レスピーギ クラシック音楽:ラヴェル クローズアップ現代 グルメ・クッキング スポーツ ニュース 世界名作劇場 主の祈り 名曲探偵アマデウス 季節の話題 教会学校関係 教育 文化・芸術 新約の歌 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき 旧約の歌(詩篇以外) 映画・テレビ 書籍・雑誌 短歌・川柳・俳句 立ち読み日記 経済・政治・国際 聖なる言葉 自作曲・楽譜 詩篇(詩篇117以外) 詩篇117 詩篇23シリーズ 音楽

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

にほんブログ村

  • にほんブログ村
無料ブログはココログ