カテゴリー「音楽」の631件の記事

2020年9月20日 (日)

R・シュトラウス「英雄の生涯」~カラヤン指揮3盤を中心に・・・

エソテリックで2020年9月に発売された、

カラヤン指揮ベルリン・フィルの「英雄の生涯」「死と浄化」のSACDを入手しました。

Super Audio CD Ein Heldenleben, op. 40

 

通常CD

 

 

エソテリックのSACDハイブリッド盤、元々定評ある録音をSACD化したものが多いので、

SACD化することで特段感動することがない場合が多いのですが、

今回の「英雄の生涯」には、久々感動しました。

 

80年代のカラヤン録音といえば、60年代、70年代ほどのギラギラさがなくなり、

衰えを感じるものが多いのですが、

この「英雄の生涯」は夕映えの最後の美しさのようでした。

 

中でも、「英雄の戦場」の場面の音での描写、

この迫力は凄まじかったです!

試しに、家にあるすべての「英雄の生涯」を聴いてみました。

特に、カラヤンの60年代の録音(DG)、

70年代の録音(旧EMI=WARNER)と比較しても、

圧倒的でした。

 

カラヤン/BPO(DG)※通常CD。我が家にあるのは、Blu-ray Audio版

 

CD+Blu-ray Audio

 

カラヤン/BPO(WARNER)※SACDシングルレイヤー

 

カール・ベーム指揮ウィーン・フィル

R.シュトラウス: 管弦楽曲集(ツァラトゥストラはかく語りき, 祝典前奏曲, ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら, ドン・ファン, 英雄の生涯, 他)<タワーレコード限定>

 

ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデン

R.シュトラウス: 管弦楽作品全集<タワーレコード限定>

 

ショルティ指揮ウィーン・フィル

R.シュトラウス: ツァラトゥストラはかく語りき、英雄の生涯、アルプス交響曲、ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯、ドン・ファン<タワーレコード限定>

 

※「英雄の戦場」の部分だけなら、ショルティ盤が、

カラヤン82年盤の次に迫力があります。

 

「英雄の生涯」には、少し苦い思い出があります。

第1回のPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)(=1990年)の時、

会場の一つとなった千歳市での、

マイケル・ティルソン=トーマス指揮ロンドン交響楽団の演奏で、

「英雄の生涯」を初めて聴きました。

(CDで聴くよりも先に!)

しかし、当時はまだR・シュトラウスの価値があまりわからず、

それこそ先ほど絶賛した「英雄の戦場」のところで、

金管が咆哮するような場面でさえ、居眠りしてしまいました・・・

それ以来、R・シュトラウスの交響詩=退屈、というイメージで、

つい最近まで敬遠していました・・・

(実際、そういう面は否めませんが・・・)

年をとって、新たに曲の価値を知るのはステキなことです。

 

2020年9月 5日 (土)

グレン・グールドの”THE BACH BOX”、ただいま全盤制覇中!(2)CD6~10

2020年8月に、グレン・グールドが演奏したバッハの全録音を、


オリジナルカップリングで集めた”THE BACH BOX”を購入しました。


 



 


全30枚組。


 


今、少しずつ聴いています。


CD1~5については、ツイッター記事をまとめた記事を既に出しました。


今回はCD6~10。


聴くごとにツイートしています。


 


 


2020年9月 1日 (火)

2020年8月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2020年8月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事(があれば)にはリンクを張っています。

 

一位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

三位.「代受苦」と十字架~瀬戸内寂聴さんの青空説法から

四位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

五位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

六位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

七位.ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番聴き比べ4盤

〜マツーエフ、アルゲリッチ、ユジャ・ワン、アシュケナージ・・・

八位.公立学校で習熟度別授業の導入はプラスか、マイナスか?

~読売新聞北海道版・連載「学力危機」第1部・札幌の格差 (10)を読んで

九位.レスピーギ:交響詩「ローマの松」(Pini di Roma)聴き比べ

十位.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調op.16聴き比べ5盤

 

先月の記事数は、わずか四本・・・

残念ながら、ランクインはなしでした。

すっかり手抜き状態で申し訳ないですが、

最近は言論・主張をツイッターに移してしまっています・・・

2020年9月1日現在、ツイート数3.6万、フォロワー数397となっています。

 

先週までは最高気温30℃超えだった札幌では、

一気に気温が下がり、肌寒いぐらい・・・

北海道以外のところでは、まだまだ猛暑が続いているようですね。

皆様に神様の祝福と平安が豊かにありますように。

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

2020年8月24日 (月)

グレン・グールドの”THE BACH BOX”、ただいま全盤制覇中!(1)経緯、CD1~5

先日、グレン・グールドが演奏したバッハの全録音を、

オリジナルカップリングで集めた”THE BACH BOX”を購入しました。

 

 

全30枚組。

 

今、少しずつ聴いています。

ようやくCD5まで聴き終わりました。

聴くごとにツイートしています。

 

 

 

 

 

 

2020年8月 2日 (日)

2020年7月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2020年7月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事にはリンクを張っています。

 

一位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

三位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

四位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

五位.公立学校で習熟度別授業の導入はプラスか、マイナスか?

~読売新聞北海道版・連載「学力危機」第1部・札幌の格差 (10)を読んで

六位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

七位.NHKEテレ・こころの時代~宗教・人生~

「今 互いに抱き合うこと-コロナ禍に読む聖書-」(2020年7月12日放送)

八位.ホルスト「惑星」(The Planets)聴き比べ〜メータ、ショルティ、カラヤン、ボールト、レヴァイン

九位.レスピーギ:交響詩「ローマの松」(Pini di Roma)聴き比べ

十位.宿題を出す先生、出さない先生、どちらがいい先生?〜学力をつけるのは授業か、宿題か?

 

先月の記事数は、わずか七本・・・

七位に、先月書いた記事がランクインしたのはうれしかったです。

なお、六位までは、6月と同様のランキングでした。

 

最近、すっかり言論の主戦場が、ツイッターに移ってしまいました・・・

2020年8月2日現在、ツイート数2.6万、フォロワー数281となっています。

 

一方、ブログの方はといえば、

上半期で、1年分の文量をすべて書いてしまった感じです。

あまり更新できないかもしれませんが、気が向いたら、また書きたいです。

ネタの予定としては、シューベルトの交響曲全集があります。

 

札幌でもようやく30℃超え・・・

コロナと熱中症に気をつけてご自愛ください。

皆様に神様の祝福と平安が豊かにありますように。

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

 

先月、札幌市北区の百合が原公園で撮った写真です。

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2020年7月11日 (土)

ブロムシュテット指揮SKDのシューベルト:「未完成」~慟哭が心の痛手を癒す・・・

シューベルトの「未完成」。

私はどうも「交響曲第8番」として認識していますが、

最近では、研究に基づき「第7番」または「第7(8)番」と表記されることが多いですね。

今回の記事では、あえて「未完成」で統一表記します。

それはさておき、「未完成」といえば、全交響曲の中でも有名な曲として知られています。

「〇〇ベスト100」とかのシリーズでは、よくベートーヴェンの「運命」(交響曲第5番)と、

一緒にカップリングされることがあります。

曲自体、30分未満で演奏されることがほとんどなので、

「ザ・グレート」とカップリングされることの方が多いかも。

 

とはいえ、実は、私にとって、「未完成」はそれほど好きな曲ではありませんでした。

初めて聴いたのが、確かカラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏でした。

第1楽章の暗さと、しつこいぐらいの反復・・・

(ベートーヴェンなら、同じ旋律を違う形で変奏するなどの工夫をするはず・・・)

シューベルトの交響曲の反復の良さがわかったのは、

実はブルックナーを理解してからでした。

それでも、結局好きになったのは、「ザ・グレート」の方だけ。

「未完成」は、昔から名演と言われる演奏が目白押しでした。

ワルター、ムラヴィンスキーといった大指揮者など・・・

しかし正直言って、それらの指揮者であっても、

この曲を「愛する」までには至らなかった感じでした。

 

先日、ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる、

シューベルトの交響曲全集についての記事を書きました。

ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンのシューベルト:交響曲全集(SACDハイブリッド盤)

この記事中でも、特に「未完成」の素晴らしさについて書いています。

しかし、この記事を書いた後で、

「未完成」が切実に響いてくる事が起こりました。

 

2020年7月5日に行われた、東京都知事選。

現職の小池氏に異議を唱える、二人の候補に期待していたのですが、

大差で負けてしまいました。

この選挙そのものが、日本の民主主義の幼稚さを表すものでした。

しかも、約17万票が、露骨なレイシスト候補に投票されていたという事実。

日本の先行きの暗さを思わずにはいられませんでした・・・

そんな中で、ふと暗~い「未完成」を聴いてみたくなる気分になり、

ブロムシュテット指揮の盤をかけてみました。

すると・・・

 

今まで、こんなに切実に、「未完成」が心に沁みることなんかなかった・・・

心の痛手を癒すかのような、まるでシューベルトが私の代わりに慟哭してくれているかのような、

不思議な感覚がありました。

「未完成」だけ何度もリピートして聴くのは、おそらく初めてでした・・・

ようやく真の意味で、この曲を「愛する」に至ったのかもしれません。

 

シューベルト: 交響曲全集<タワーレコード限定>(SACDハイブリッド盤)

 

(参考)シューベルト:交響曲全集 ヘルベルト・ブロムシュテット(通常CD)

 

それから数日、試しに、家の中にあるだけの「未完成」も聴いてみました。

クレンペラー、ワルター、ムラヴィンスキー、ヴァント(2種類)、インマゼール・・・

しかし、どれを聴いても、ブロムシュテット盤ほどの感動は、正直言ってありませんでした。

中には、暴力的な響きにさえ感じてしまう盤もありました・・・

(どれとは言わないですが・・・)

 

すべて参考

クレンペラー盤(SACDハイブリッド)

 

ワルター盤(SACDハイブリッド)

 

ムラヴィンスキー盤(SACDシングルレイヤー)

 

ヴァント&BPO盤(通常CD)

 

ヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団盤(SACDハイブリッド)

 

インマゼール盤(通常CD)

 

そういえば、高校生の頃、市立図書館で、クラシック音楽を聴きながら、

音楽関係の評論や名盤紹介の本をよく読んでいました。

その中で、志鳥栄八郎(1926-2001)が書いた何冊かの本に、

彼が難病スモンで苦しんでいた時、慰めになったのが、

ベートーヴェンの第9と、シューベルトの「冬の旅」だった、という記述がありました。

(何という本かは忘れましたが・・・)

苦悩を超えて歓喜へ、の極めて明るい結末で終わる「第9」と、

絶望で終わる「冬の旅」という両極端・・・

「未完成」は「冬の旅」ほど暗くはありませんが、

絶望的な第1楽章と、穏やかな第2楽章のコントラストは、

まさに1曲で絶望から慰めへ向かえる曲なのかもしれませんね。

今週、仕事をしながら、ふと頭の中に「未完成」が流れていることが多かったです。

音楽を通しての「癒し」でした。

2020年7月 4日 (土)

ブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンのシューベルト:交響曲全集(SACDハイブリッド盤)

シューベルトの交響曲といえば、まずは「未完成」と「ザ・グレート」。

次いで第5番。

あとの曲は、よほどの人でないと、聴こうとしないし、

聴く機会は少ないと思います。

私も実際そうでした。

 

シューベルトの交響曲全集、今までは、宇野センセイおすすめの、

インマゼール指揮アニマ・エテルナのだけ持っていました。

そもそも、それほど聴く気がなかったというか・・・

この盤だって、結局5・7(8)・8(9)の3曲しか聴いていませんでした。

(3番、4番は一応聴いてみたけど、何も印象に残らなかったような・・・)

 

(参考)

 

2020年6月に、タワレコ限定で、

ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる、

シューベルトの交響曲全集のSACDハイブリッド盤が発売され、

ようやく入手しました。

 

シューベルト: 交響曲全集<タワーレコード限定>

 

旧東ドイツの”ETERNA"レーベルの録音(日本では「ドイツ・シャルプラッテン」)が、

タワレコでSACD化されつつありますが、

今まで購入したシリーズの中では、

このブロムシュテットのシューベルト:交響曲全集が一番スゴイ!と思いました。

 

試しに、第3番から聴いてみたところ、「あれ、こんなにいい曲だったの?」と思えるほどの、

響きの充実さがありました。

あのカルロス・クライバーがわざわざレパートリーにしていただけの曲だ、ということが、

ようやくわかりました。

(実は、クライバー盤で聴いても、たいして好きになれませんでしたが・・・)

 

(参考)シューベルト:交響曲第3番&第8番「未完成」 限定版, SACD

カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィル

 

 

第5番はワルター盤には及ばないものの、チャーミングでした。

第1番、第2番はこの盤で初めて聴きました。

スケールが大きい、意外といい曲だと思いました。

第6番も名曲だと思いました。

 

さて、第7(8)番「未完成」!

ムラヴィンスキーやヴァント、ベーム、カラヤン、ワルターその他の指揮者でいろいろ聴いてきましたが、

ブロムシュテット盤がそれらすべてを凌駕した、

とんでもない名演・美演だと思わされました・・・

「未完成」=悪く言えば、出来損ない・・・

とんでもない!

第2楽章だけで十分の深遠な世界です。

ブロムシュテット盤で、ようやくその真価がわかったような気がしました。

 

第8(9)番「ザ・グレート」は、他にもいい演奏があるので、

この演奏が最高だとは思いませんでしたが、

やはりいい演奏です。

通常CDもありますが、ぜひSACDで聴いてみてください。

 

有名曲ばかりでなく、どの曲も、その良さが十二分に引き出されている、

素晴らしい盤です。

 

一応、参考までに通常CDも紹介しておきます。

 

シューベルト:交響曲全集 ヘルベルト・ブロムシュテット

2020年7月 2日 (木)

2020年6月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2020年6月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事にはリンクを張っています。

 

一位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

三位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

四位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

五位.公立学校で習熟度別授業の導入はプラスか、マイナスか?

~読売新聞北海道版・連載「学力危機」第1部・札幌の格差 (10)を読んで

六位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

六位.レスピーギ:交響詩「ローマの松」(Pini di Roma)聴き比べ

七位.ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番聴き比べ4盤

〜マツーエフ、アルゲリッチ、ユジャ・ワン、アシュケナージ・・・

八位.ホルスト「惑星」(The Planets)聴き比べ〜メータ、ショルティ、カラヤン、ボールト、レヴァイン

九位.宿題を出す先生、出さない先生、どちらがいい先生?〜学力をつけるのは授業か、宿題か?

十位.「代受苦」と十字架~瀬戸内寂聴さんの青空説法から

 

先月の記事数は、わずか4本・・・

残念ながら、先月書いた記事は1本もランクインしませんでした・・・

先月ランクインしたのは、結構古い記事が多いです。

 

2020年6月下旬に、札幌市中央区の中島公園で撮った花々です。

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新型コロナの猛威はどこまで続くのでしょうか・・・

おそらく、東京は7月中にひどいことになるのでは、と危惧しています。

北海道も決して安心できませんが・・・

(Go To キャンペーンで東京から全国にまた蔓延するのでは?)

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

 

2020年6月28日 (日)

2020年春アニメで面白かった作品~「アルテ」&「アサティール 未来の昔ばなし」

コロナ禍で主要アニメが軒並み放送延期・再放送となる中、

あっという間に2020年春アニメのシーズンが終わってしまうところです。

今季ずっと観ていた作品(視聴中含む)は、

「アルテ」、「アサティール 未来の昔ばなし」、

「かぐや様は告らせたい」(2期)、「フルーツバスケット」(2期)、

「ハクション大魔王2020」です。

「かぐや様~」と「フルーツバスケット」は、いろいろな人が語っているので、

私が取り上げたいのは、

「アルテ」と「アサティール 未来の昔ばなし」です。

まずは、「アサティール 未来の昔ばなし」から。

 

アサティール 未来の昔ばなし」は、サウジアラビアのアニメ会社と、

日本の東映アニメーションの合作です。

2050年のリヤド(サウジアラビアの首都)を舞台に、

おばあちゃんが子どもたちに、アラブの昔ばなしを聞かせ、

それを通して、自分の生き方を見直したり、問題を解決するヒントを見つける、

といった内容でした。

この作品、残念ながら、JCOMでしか放映されていないので、

知名度は相当低いようです。

しかし、往年の名作「まんが日本昔ばなし」とか「世界名作劇場」シリーズのような、

親が子どもたちにオススメしたくなる作品だと思いました。

第1話こそ、未来の世界と、アラブ世界になかなか入り込めない感じがしましたが、

第2話以降は、その物語に引き込まれました。

特に、第2話「もしかしたらよかった」、第3話「ラクダの娘」、第8話「王子と幸福の塩」、

第11話「一度も酷い目に遭わなかった男」、第12話「お父さんの遺産」は、

人生訓として傑作でした。

こういう良心的な作品、70年代、80年代にはありましたが、

今や絶滅危惧種的存在ですね・・・

あと、OP曲、ED曲ともにアラブ風でかなり印象に残りました。

作品とは別に、アラブ世界での女性のヴェール(ヒジャーブ)も気になりました。

(アラブ世界での社会規範が反映されていました。)

 

アサティール 未来の昔ばなし

 

さて、もう一つの作品へ・・・

アルテ」です。

絵がとても美麗です。

イマイチ話題に上らなかった作品になってしまいましたが、

作品の中に入り浸るような感じで見入っていました。

「アルテ」の世界は、16世紀初頭、とのことですが、

女性の社会進出が阻まれているのは、

まだまだ21世紀、特に日本であるんだなぁ~と思ってしまいました。

(医大での女性受験者差別など・・・)

 

「アルテ」の背景の美しさは、

まるでフィレンツェやヴェネツィアを歩いているかのような感覚になったほどでした。

(私は20年以上前に一人でフィレンツェ、ヴェネツィアに行ったことがあります。)

前述の「アサティール~」とこの「アルテ」は、妻と一緒に録画で視聴しました。

(どちらも字幕がないのは少し残念でしたが・・・)

「アルテ」は、時折私の美術蘊蓄が入りながらの視聴でした。

確か11話だったと思いますが、その時の舞台がヴェネツィアなのに、

工房にフラ・アンジェリコの受胎告知などがあったのは?と思いましたが、

それも話のネタになったのでOKとしましょう。

フィレンツェのウフィツィ美術館に行った際、よくわからない肖像画の数々と、

美術史に残るラファエロやミケランジェロなどの傑作が、

無造作(のように感じました)に展示されていたのを見て、

私の美術信仰は見事に打ち砕かれました・・・

その感覚が、「アルテ」を見ながら少し蘇ってくる感じがありました。

 

「アルテ」のOP曲は素晴らしかったですが、

それ以上に素晴らしかったのが、安野希世乃さんが歌うED曲「晴れ模様」です。

EDの映像は、ちょうど主人公のアルテがどこかに続く階段を登っていく様子から始まります。

それが、曲の透明感と相乗効果になり、まるで天に昇っていくかのような爽快感がありました。

聴いていて、私もふわふわとどこかへ行ってしまいそうな感覚?

 

余談ですが、主人公アルテ役は小松未可子さん、

ED曲を歌う安野希世乃さんは、ダーチャ役でも出演しています。

つまり、「スター☆トゥインクルプリキュア」のキュアセレーネ/香久矢まどか&

キュアソレイユ/天宮 えれな、のコンビですね・・・

(もう一つ余談を言うと、「スタプリ」での5人の変身ソングのうち、

キュアソレイユのソロ=安野希世乃さんの歌声が一番美しかったです・・・)

 

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2020年6月13日 (土)

ブルックナーの交響曲第0番にハマってみた・・・

先月末(2020年5月)に、ブルックナーの交響曲第1番について記事を書きました。

ヨッフム&BPOによるブルックナー:交響曲第1番~別次元の名演(附:大作曲家の交響曲第1番ベスト5)

 

この記事を書くにあたって、

朝比奈隆のブルックナー交響曲全集(SACDシングルレイヤー)を聴きました。

第1番だけ聴く予定が、「せっかくだから、順番に、第0番も聴いてみよう」と、

たいして期待していなかった第0番を聴くきっかけになりました。

 

ブルックナーの第1番自体、まともに聴くのは20年ぶりぐらい、

第0番も同じくらい久しぶりでしょう。

ブルックナーの交響曲にどっぷりハマった若き日々・・・

しかし、第0番と第1番は価値を見出せませんでした。

第2番なら、ジュリーニ&シカゴ響盤という名盤で何度も聴いたことがありますが、

それでも、第3番以降の曲に比べると、聴いた回数はわずかにすぎません。

 

第0番は、たしか、

インバル指揮フランクフルト放送交響楽団(現:hr交響楽団)ので聴きました。

 

(参考)Bruckner: Symphonies 0-9 / Symphony in F Minor CD, ボックスセット, インポート

 

まさしく、「へー」で1回聴いて終わりだった・・・

聴いた、という事実しか残らなかった感じです。

当時、後述の朝比奈隆指揮のブルックナー交響曲全集(通常CD)も持っていましたが、

第0番は聴く気がまったくなかったです。

 

そんな私が、ブルックナーの交響曲第1番の魅力にようやく気付き、

(ブルックナーの交響曲を本格的に聴き始めて、20数年の時が流れていました・・・)

ついでに、第0番もそれなりにステキな曲だと気づくことができました。

特に第1楽章。

まぎれもなく、ブルックナーの刻印が刻まれています。

今の私にとっては、少なくとも交響曲第1番よりも、

この第0番の方が、ステキに感じています。

 

第0番再発見のきっかけになった、朝比奈隆盤はコチラ↓

ブルックナー: 交響曲全集(0-9番)、アダージョ第2番、「朝比奈隆ブルックナーを語る」<タワーレコード限定>

 

せっかくなので、比較のために何枚か入手してみることにしました。

1枚目は、シモーネ・ヤング指揮ハンブルク・フィルハーモニカー(SACDハイブリッド盤)。

1~9番は持っていましたが、あえて第0番は聴くこともなかろうと、

揃えていませんでしたが、この機会に入手しました。

 

アントン・ブルックナー:交響曲 第0番 ニ短調 WAB100《1896》(Anton Bruckner : Symphonie Nr.0)[SACD-Hybrid] CD, Hybrid SACD, インポート, SACD

 

第3番以降の大迫力な演奏と違って、こじんまりとした感じに仕上がっています。

申し訳ないですが、曲の魅力を伝えるまでには至っていない盤かもしれません。

 

さて、本命2盤を紹介しましょう。

第0番を聴くなら、この2盤があれば、もう十分ではないでしょうか?

 

1枚目は、朝比奈隆指揮東京都交響楽団(フォンテック、通常CD)

 

ブルックナー 交響曲第0番 ライブ

 

通常CDですが、音の迫力は、

前述の朝比奈隆指揮大阪フィルハーモニー交響楽団盤よりも上です。

特に第1楽章!

あたかも後期の交響曲のような、重厚かつ愉しい演奏です。

この曲の美点、力強さを十二分に引き出した名盤です。

交響曲第0番を聴くなら、まずファースト・チョイスです。

 

もう1盤は、

スクロヴァチェフスキ指揮読売交響楽団盤(DENON、SACDハイブリッド盤)です。

旧盤(ザールブリュッケン放送交響楽団)もそれなりに評価が高いようですが、

単品で入手が難しいようなので(全集は入手可)、

それなら、思い切ってSACDにしよう、と思いました。

そして見事大当たり!

 

ブルックナー:交響曲第0番 SACD

 

(参考)ブルックナー:交響曲全集[12CDs]

 

音の迫力こそ、朝比奈盤に軍配を上げますが、

それに匹敵するぐらい、聴いていて愉しく心地よい感じがしました。

録音は当然ながら優秀です。

 

朝比奈隆&東京都交響楽団盤、スクロヴァチェフスキ指揮読売交響楽団、

この2盤を聴いてからだと、朝比奈隆指揮大阪フィル盤、シモーネ・ヤング盤は、

影が薄くなってしまいました・・・

この2盤を繰り返し繰り返し、何度も聴いていました。

第3番以降の曲と比較しなければ、それなりに愉しめる曲なのだ、と実感しました。

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