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2021年3月20日 (土)

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」4盤~マゼール盤最高!

先日、フランクの交響曲を聴き比べするために、

家にある盤に、追加で、

ロリン・マゼール指揮ベルリン放送交響楽団によるDG盤を入手しました。

 

Franck: Symphonie D-moll; Mendelssohn: Symphony No. 5 / Maazel

 

聴いてみて、フランクも激情型で素晴らしかったですが、

それ以上に魅力に感じたのが、メンデルスゾーンの「宗教改革」でした。

 

メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」は、

「第5番」となっているものの、実際に作られたのは、

2番目で、21歳の時に完成。

第1楽章に「ドレスデン・アーメン」(讃美歌567Ⅲ)、

第4楽章にルターの有名な讃美歌「神はわがやぐら」(讃美歌267)が使われています。

ルーテル教会300周年を記念するために作られた、とのこと。

 

そんな肩書や作曲の経緯はさておいて、

曲として、今まで魅力を感じたか、というと、

はっきり言ってNo!でした。

第3番「スコットランド」、第4番「イタリア」に比べると、

かなり落ちる印象しか受けませんでした。

それを見事に覆したのが、マゼール盤でした。

まさに怒涛の演奏!

 

今回、家にある「宗教改革」の盤を全部引っ張り出して聴いてみました。

全部、といっても、いろいろ探して結局4盤(マゼール盤含む)。

結論から言えば、マゼール盤を正真正銘のビールとすれば、

一番最善のカラヤン盤でさえ、せいぜい発泡酒、

あとはビール風味のノンアルコールビールみたいなものでした。

それでも、一応紹介しておきましょう。

 

点数評価の低⇒高の順に紹介します。

〇トスカニーニ指揮NBC交響楽団(PLAGA※原版RCA)

1953年12月

SACDハイブリッド盤

カップリング:メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」、

ワーグナー:「パルジファル」より「聖金曜日の音楽」

 

Mendelssohn: Symphonies 4 & 5

 

こちらはXRCD。こちらの方が入手しやすいようです。

以前所有していましたが、上記SACDを入手したので売却処分。

メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」&第5番「宗教改革」[XRCD]

 

☆3.0

第1楽章 10:37

第2楽章 05:31

第3楽章 03:08

第4楽章 10:18

 

録音はモノラルですが、あまり気になりません。

トスカニーニの超名盤「イタリア」のおまけ、という扱いでしょう。

これでステレオ録音だったら、もう少し評価が変わるかもしれません。

 

〇サー・ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロンドン交響楽団(LSO)

2014年10月

SACDハイブリッド盤(※ブルーレイ・オーディオ盤も付属)

メンデルスゾーン:交響曲全集(+夏の夜の夢、序曲2曲)

 

Symphonies No.1-5 -Sacd-

 

☆3.0

第1楽章 11:00

第2楽章 04:46

第3楽章 03:36

第4楽章 08:43

 

録音は優秀ですが、やはり「宗教改革」という理念に対して、

現代的な、冷めた態度で客観的に俯瞰している、という感じを受けます。

 

〇カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG)

1972年2月

SACDシングルレイヤー

メンデルスゾーン:交響曲全集

 

メンデルスゾーン:交響曲全集

(Amazonで2021年3月20日現在、新品が28343円!)

ちなみに、ジャケットの絵は、実はメンデルスゾーンが描いたものです。

フィレンツェの街並み。

絵でも天才的!

 

こちらは通常CD(でも高値がついています。)。

メンデルスゾーン:交響曲第1番&第5番「宗教改革」

 

☆3.5

第1楽章 12:56

第2楽章 06:56

第3楽章 04:24

第4楽章 08:51

 

とても雄大で立派な演奏です。

しかし、マゼール盤と比較すると、

やはり「宗教改革」という理念への共感の薄さが否めません。

純粋な演奏としてはこれで十分なのでしょうが・・・

 

〇マゼール指揮ベルリン放送交響楽団(DG)

1961年

通常CD

カップリング フランク:交響曲

(※オリジナルは、メンデルスゾーンの「イタリア」だったそうです。)

 

Franck: Symphonie D-moll; Mendelssohn: Symphony No. 5 / Maazel

 

☆4.5

第1楽章 10:34

第2楽章 05:22

第3楽章 03:00

第4楽章 07:55

 

第1楽章から、パワフルさ、彫りの深さに圧倒されます。

前述の3盤と同じ曲なのに、まるで違うかのように聴こえてくるほどです。

第2楽章、第3楽章も同様。

この曲の魅力を十二分に引き出した、超弩級名演です!

そして、第4楽章!

オールド・プロテスタントの人なら感涙しそうな、

宗教改革の理念(「神はわがやぐら」)の勝利が、

高らかに奏でられます。

私はこの演奏でようやく、この曲の素晴らしさに開眼させられました。

 

かなり前の一時期、日本ナザレン教団の夕礼拝に出席していたことがあります。

当時の主任牧師が、

宗教改革のことを興奮気味に大声で語るのをなんとなく思い出しました。

 

ちなみに、私にとっての、歴史的・宗教的視点での「宗教改革」はというと・・・

長くて、批判的になりそうなので、割愛します。

10月31日の宗教改革記念日は、すっかりハロウィンに覆われて、

目立たなくなってしまった、というのが実感です。

当のルーテル教会ですら、

今やカトリック教会と、宗教改革について共同で記念するほどになっています(2017年)

ローマ・カトリックと宗教改革500年

 

もはや、カトリックがプロテスタントを異端呼ばわりしたり、

その逆に、プロテスタントがカトリック教会を非難したりするのは、

時代錯誤も甚だしい、と言わざるを得ないのです。

 

そういう意味では、現代的な観点で、

メンデルスゾーンの「宗教改革」を価値づけてみれば、

もしかすると、ガーディナー盤が、

「政治的に正しい」(ポリティカル・コレクトネス )のかもしれません。

マゼール盤は、西部劇やディズニー・プリンセスの時代の産物なのかも・・・

 

ちょうどこの記事を書こうとしていたら、

本日(2021年3月20日)のBSテレ東「エンター・ザ・ミュージック」では、

メンデルスゾーンの「宗教改革」特集でした。

メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」

実にグッドタイミング!

演奏も素晴らしかったです。

讃美歌の事にも言及してくれていました。

2021年3月 1日 (月)

2021年2月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2021年2月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事(があれば)にはリンクを張っています。

 

一位.「そうだったのか!」が「うそだったのか!」になる時~池上彰さんの功罪

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

三位.NNNドキュメント’13

「口は悪いが腕はいい…自閉症の子を救う男わが子に起きた奇跡」(2013年2月18日放送)

四位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

五位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

六位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

七位.レスピーギ:交響詩「ローマの松」(Pini di Roma)聴き比べ

八位.プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番聴き比べ14盤

九位.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調op.16聴き比べ5盤

十位.NHK・「永遠のヒロイン その愛と素顔『ビビアン・リーを探して』」

(2010年12月4日再放送)

 

先月の記事数は、たった2本・・・

当然と言うべきか、ランクインが1本もありませんでした。

一位~三位は先月と変わらず。

池上彰さん効果とでも言うべきか。

 

ちなみに、

最近は言論・主張をツイッターに移してしまっています。

2021年3月1日現在、ツイート数7.3万、

フォロワー数776となっています。

 

先月最も反響が大きかったツイートはコレです。↓

298RT、9引用RT、697いいね、を頂きました。

(2021年3月1日現在)

 

 

北海道でもそろそろ最高気温がプラスになる日が来るようです。

それはさておき、さっさと五輪中止決まらないものでしょうか・・・

(国民の苦しみなどそっちのけで、五輪強行、というシナリオも見えてきましたが・・・)

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

2021年2月 1日 (月)

2021年1月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2021年1月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事(があれば)にはリンクを張っています。

 

一位.「そうだったのか!」が「うそだったのか!」になる時~池上彰さんの功罪

二位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

三位.NNNドキュメント’13

「口は悪いが腕はいい…自閉症の子を救う男わが子に起きた奇跡」(2013年2月18日放送)

四位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

五位.NHKBSプレミアム・旅のチカラ「宇津井健80歳 馬上人生を過ぐ」(2011年11月22日放送)

六位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

七位.ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番聴き比べ4盤

〜マツーエフ、アルゲリッチ、ユジャ・ワン、アシュケナージ・・・

八位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

九位.レスピーギ:交響詩「ローマの松」(Pini di Roma)聴き比べ

十位.藤岡幸夫 著『音楽はお好きですか?』(敬文舎)

 

 

先月の記事数は、たった4本・・・

それでもランクインが1本あったことに感謝!

一位の記事は、実は2011年3月の記事。

東日本大震災と福島の原発事故に関して、

池上彰さんの報道姿勢に嚙みついたものでした。

あれからもうすぐ10年。

「そうだったのか」は実は「うそだったのか」という思いは、

ますます強くなってきています。

(私はしばらく前から、彼が出る番組は見ていません。

明らかな洗脳番組です。

池上彰さんに限らず、ニュース報道そのものが、

政府擁護の洗脳番組と化しつつあるのが日本のニュース報道の問題点です。)

それで、ツイッター上でも、

番組名をもじって、

#池上彰のニュースうそだったのか」というのがトレンド入りする事態。

試しに、「うそだったのか」とだけでも、Googleの検索にかけると、

2021年2月1日現在、今回ランキング1位の記事が、

3番目か4番目に出てきます。

実は、この記事が突如読まれたのは1月下旬のほんの数日間で、

1000PV以上のアクセスがありました。

同様に、3位の記事も、1月下旬の数日間で、一気にランクインしたものです。

テレビ効果というものはスゴイものです。

 

ちなみに、

最近は言論・主張をツイッターに移してしまっています。

2021年2月1日現在、ツイート数6.8万、

フォロワー数721となっています。

 

明日(2月2日)は節分、あさってからは立春ということですが、

北海道は福寿草や梅どころか、雪の華がたくさん咲いています・・・

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

2021年1月12日 (火)

藤岡幸夫 著『音楽はお好きですか?』(敬文舎)

指揮者の藤岡幸夫さんの自伝的著書

『音楽はお好きですか?』を読みました。

2020年12月に出版されたばかりの本です。

藤岡さんが司会をしている、

BSテレ東の「エンター・ザ・ミュージック」で紹介され、知りました。

 

最近は読むスピードが遅いので、積ん読が多くなっている状況ですが、

とても読みやすい文体と興味深い内容、音楽への情熱に圧倒されて、

1時間半程度で全部読んでしまいました。

 

デビューまでの様々な人との出会い、中でも恩師の指揮者・渡邉暁雄さんとの出会い、

そこからの英国留学など、興味深いエピソードが多数で、

ご本人も述べていますが、早く続編を読みたい感じです。

 

巻末に「藤岡幸夫のおすすめCD」(僕の愛聴盤)という数ページのコラムがあり、

そこに、なかなか普段この盤をオススメする人はいないなぁ・・・

というのがいくつもあって、興味深かったです。

たとえば、チャイコフスキーの交響曲第5番は、

カラヤンの旧EMI(現WARNER)録音を推していることや、

ショルティ指揮ウィーン・フィルのショスタコ―ヴィチ:交響曲第5番、

バーンスタイン指揮ウィーン・フィルの、

ショスタコーヴィチ:交響曲第6番を推しているところなど、

なかなか変わった視点が参考になりました。

 

特に、ショスタコーヴィチの交響曲第6番。

藤岡さんはわざわざ一章を使って、この作品の魅力を説いていました。

そこで、私も、

だいぶ前に1度聴いたけど、チンプンカンプンで敬遠していたこの曲を、

改めて、家にあるCD、SACDで聴いてみました。

第3楽章が少し愉しい感じで終わる、というのがようやくわかりました。

(まだ「好き」になるレベルではありませんが・・・)

 

本の話から少し離れますが、

2020年12月5日放送の「エンター・ザ・ミュージック」で、

イギリスの作曲家ヴォーン・ウィリアムズの「交響曲第5番」を取り上げていました。

この曲の聴きどころと魅力を熱く藤岡さんが語っていたのを視聴して、

実際に、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第5番のCDを入手して聴いてみました。

第4楽章の美しさはステキですね。

まだまだもっと浸る必要があるかな、という感じですが・・・

 

今聴いている、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第5番のCDです。

もうちょっとコレクションしてみようかな・・・

 

ロジャー・ノリントン指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(DECCA)

ブライデン・トムソン指揮ロンドン交響楽団(Chandos)

 

(追記)

この記事を書いて、ツイッターに投稿したら、

なんと、藤岡幸夫さんご本人からツイートが!

ありがとうございます。

ますます大ファンになってしまいそう・・・

 

2021年1月 1日 (金)

2020年12月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

謹賀新年!

明けましておめでとうございます。

激動の2020年が終わり、2021年を迎えることができました。

皆様に神様の祝福と平安が豊かにありますように!

 

さて、

2020年12月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事(があれば)にはリンクを張っています。

 

一位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

二位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

三位.ようやく気づいた魅力~ベートーヴェン・三重協奏曲

四位.クリスマスの讃美歌 天なる神には(讃美歌114)・ああベツレヘムよ(讃美歌115)※midi付

五位.ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番聴き比べ4盤

〜マツーエフ、アルゲリッチ、ユジャ・ワン、アシュケナージ・・・

六位.シベリウスによるクリスマスの讃美歌~喜びはむねに(讃美歌21・271番)※midi付

七位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

八位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

九位.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64聴き比べ6盤〜女性ヴァイオリニスト対決?

十位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

 

先月の記事数は、たった5本・・・

ランクインは0本でした。

季節柄、クリスマス関連の過去記事がランクインしているのは嬉しかったです。

3位の記事は、NHKでバレンボイム、アルゲリッチらの三重協奏曲が放送されたからでしょう。

ちなみに、

最近は言論・主張をツイッターに移してしまっています。

2021年1月1日現在、ツイート数6.2万、

フォロワー数670となっています。

 

いつもの年なら、年末年始は道内の実家(場所はナイショ)に帰省していますが、

今年はコロナ渦のため、帰省を断念しました。

初めて、札幌の我が家で、年末の紅白歌合戦と、

年始のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを視聴できました。

何事もネガティブに考えない方がいいのかもしれませんね・・・

ただし、政治家は、あらゆる最悪のケースを考えて

政策をたててほしいものです。

そうでないと、たくさんの人々が苦しみ、路頭に迷うことになるので・・・

 

主があなたを祝福し、あなたを守られるように。

主が御顔の光であなたを照らし

あなたに恵みを与えられるように。

主が御顔をあなたに向けて

あなたに平和を賜るように。

(旧約聖書 民数記6:24~26新共同訳)

今年も、今月も、ご愛読よろしくお願いいたします。

2020年12月31日 (木)

2020年を振り返って~今年もお世話になりました!(附:ベートーヴェン「第9」マラソン)

激動の2020年。

いつもの年なら、今頃札幌を離れているでしょうが、

(帰省先はヒ・ミ・ツ💛)

今年は札幌から離れず、年末恒例の紅白歌合戦をなんとなく見ながら、

耳はベートーヴェンの「第9」三昧・・・という訳です。

今執筆をしている時点で、12月31日だけで5枚目、

次の6枚目で打ち止めでしょうか。

 

ちなみに、

2020年12月31日に聴いた「第9」は・・・

 

1 マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団

単売なら、

 

2 パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィル・ブレーメン

交響曲全集、序曲集 パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル(6SACD)

単売なら、

3  カール・ベーム指揮ウィーン・フィル

ほんとはこの辺でやめておくつもりだったのですが、

「そうだ、『第9マラソン』してみよう!」と思い立ち、

以下の3枚も聴いてみることになりました。

 

4 ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン

ベートーヴェン: 交響曲全集<タワーレコード限定>

 

5 ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団

 

6 朝比奈隆指揮NHK交響楽団

 

どれも素晴らしい演奏ですが、あえて1枚というなら、ベームか朝比奈でしょう。

次点がセル。

 

さて、2020年も残りわずか。

コロナ禍と日本政府の無策、失策という大打撃を受け、

日常生活に例年と違う変容が様々ありました。

今まで生きてきた人生の中で、今年ほど、政治的発言をバンバンしたことはありませんでした。

東日本大震災と福島の原発事故とは比較にならないほどの、

いつ忍び寄るかわからない感染症の恐怖・・・

(もちろん地震・津波・原発事故も悲惨でしたが、

ある程度地域が限られていました。)

民主党政権をその時私は結構批判していましたが、

それとは比較にならないほどの無能すぎる自公政権・・・

民主党政権では、まだ民の声が届いていました。

長期にわたるアベ&スガ政権では、都合悪いことはすべて隠蔽・・・

 

書いていて、せっかくの大晦日を、こんな胸くそ悪いことで締めくくりたくないな、

と改めて思ってしまいました。

やめておこう・・・

 

今年も、(あえて言いますが)すべての事は神様の祝福でした。

来年も、きっと良い年でしょう!

 

2020年のご愛読ありがとうございました。

2020年12月15日 (火)

2020年秋ドラマふりかえり

2020年秋ドラマで私が観ているのがすべて最終回を迎えたので、

何を観て、どんな感想だったかをまとめてみました。

(ちなみに、今秋、新規で視聴したアニメはありませんでした・・・)

 

日 極主夫道(日テレ系)

月 共演NG(テレビ東京系)

火 なし

水 なし

木 ルパンの娘Ⅱ

金 タリオ復讐代行の2人

土 35歳の少女

 

極主夫道』と『ルパンの娘Ⅱ』は、

リアルタイムで観ました。

どちらもコメディ展開で、アハハ!と笑って一日を終えるのに最高でした。

極主夫道』は、勘違いとすれ違いが基本でした。

ルパンの娘』は唐突なミュージカル展開とか、パロディ展開が楽しかったです。

 

タリオ』は、『トリック』とデジャヴ、みたいなところと、

浜辺美波さんでなんとかもっている感じでした。

 

35歳の少女』は、25年間眠っていた少女、という異者から観た、

現代日本、という視点がユニークでした。

劇中、何度も『モモ』からの引用、言及があります。

「モモ」みたいな存在に、

不本意ながらなってしまった主人公が、

「時間泥棒」の「灰色の男」のようなYoutuberになってしまうところと、

そこからの脱出はなかなか見ものでした。

最終回は一応ハッピーエンド。

ただ、『同期のサクラ』や『過保護のカホコ』的展開が見えて、

少し新鮮味に乏しかったかも・・・

(参考記事)『35歳の少女』最終回は噛み締めたい金言の数々が King Gnu「三文小説」が染み込むラストに 配信

 

共演NG』はストーリー展開と、ベテラン役者さんたちの熱演が光る作品でした。

最終回の後の「特別編」は、ドラマ中の謎の人物、

ドラマの脚本家でありショーランナーの市原龍(演:斎藤工)の視点から、

インタビュー形式と回想シーンを交えて、全体を振り返る総集編でした。

ある意味、ただの総集編を、「謎解き」に昇華させた構造になっています。

芸能人のゴシップ問題に対する見解

(刑法犯に該当しない限り、不倫しようが出演はOK)は、

まさにその通りだと思いました。

芸能人の不倫に対する謝罪会見なんて、本当に無用です。

その熱意を、政治の不正と無策について費やしてほしい!

 

(参考記事)共演NG 秋元康×中井貴一&鈴木京香×大根仁が業界のタブーに切り込む!

 

 

おまけとして・・・

何話か観たけど、観るのを(私は)止めてしまったのが、

24 JAPAN』です。

主人公の娘が理不尽な苦しみに投げ込まれるところが、

観ていて苦痛でした・・・

しかもそういうのを、金曜日の夜遅くに観るのはなお苦痛・・・

ちなみに妻はまだ録画で視聴を続けています。

 

あと、妻だけ、日曜の『危険なヴィーナス』及び、

朝ドラ『おちょやん』を観ています。

2020年12月 6日 (日)

NHKBSプレミアム・全美少女戦士セーラームーンアニメ大投票(2020年12月5日放送)~今まで観た全〇〇大投票の中で最高!

あらかじめ言っておきますと、

私は一応、リアルタイムで何度か、

90年代のセーラームーンを観たことがありますし、

近年放送された、「Crystal」のダーク・キングダム編も一応観ました。

しかし、ファンまではならなかったです。

90年代の方は、姪が土曜日の夜に来ることが多かったので、

一緒になんとなく観ていただけでした。

Crystalの方は、絵が美麗なのでひかれましたが、

夢中になるほどではありませんでした。

 

そういう訳で、少なくとも、この「全美少女戦士セーラームーンアニメ大投票」は、

それほど期待するようなものがない訳ですが、

なんとなく見始めてみると、すごく面白かったです!

今まで放送されたシリーズの中でも、白眉ではなかったでしょうか。

 

今まで、全〇〇大投票では、

ファイナルファンタジー回を除いて、何らかの形で、

リアルタイム視聴していました。

(完璧に観たのが、ガンダム、マクロス、プリキュア。他は途中から。)

 

今までのと、今回のが違うのは、ゲストの数を絞ったのと、

本当に、出演者と番組スタッフ、そして視聴者の愛が詰まっていたからでしょう。

司会の西川貴教さんと杉浦アナはともかく、

ゲストの中川翔子さんとヒャダインさん(+藤津さん)、

セーラームーン役の三石琴乃さん、ちびうさ役の福圓美里さん、

タキシード仮面の野島健児さん、そして「乙女のポリシー」の石田燿子さん、と

あまりリアルタイム出演ゲストを増やさないところと、

出演した人たち、特に中川翔子さんの熱いトーク、溢れるセーラームーン愛に圧倒されました。

変なお笑い芸人とか出さず、ゲストが感激している様子、

深い話だけでもっていったのが、吉と出た形です。

私のように、セーラームーンをあまり知らなくても、

「これってスゴいアニメなんだ!」と思わせてくれたところも見事でした。

 

最後の歌が、1位の「ムーンライト伝説」ではなく、

石田燿子さんの生歌での「乙女のポリシー」だったのも素晴らしかったです!

きちんと聴いたのがこれが初めてでしたが、

とてもステキな歌詞とメロディだと思いました。

聴いていて感動しちゃいました・・・

 

そして、番組の最後の最後でサプライズ!

三石琴乃さんの生アフレコ・・・

本当に、ファンの心をよくわかっている番組構成だったな、と思わされました。

 

ガンダムやマクロス、プリキュア、エヴァの回と、どう違うのか、

昨晩、少し考えてしまい、眠るのが遅くなったほどです・・・

ガンダムシリーズは、「ガンダム」というロボット名こそ共通ですが、

宇宙世紀以外にもパラレルワールド的にいろいろな世界観があり、

あと、世代的にも結構分かれる作品群といえます。

マクロス、プリキュアも同様。

エヴァはもともと登場人物が少ないし、

ミュージカル的展開にはなりえないので、投票の選択肢が狭いです。

対してセーラームーンは、旧シリーズで5作、新シリーズもある中、

ある程度の登場人物がいるけどもメインキャラは共通で、歌もたくさんある。

その本質は、タカラヅカ的だと思います。

だからこそ、過去最高の女性の投票率が圧倒的に高い、という結果になりました。

男性人気が圧倒的だった、セーラーマーキュリーが、

10位、というのと、

1位が主役のセーラームーンではなく、セーラーウラヌスというのも、

結構ビックリでした。これもまさにタカラヅカ的!

 

日本の女の子向けアニメにおいて、エポックメイキングな作品である、

セーラームーン。

私も少し興味が出てきました。

それにしても、男の子向け、女の子向けという性差ではなく、

好きなものを好きと言えるようになったのは、よい時代の流れですね・・・

2020年12月 1日 (火)

2020年11月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2020年11月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事(があれば)にはリンクを張っています。

 

一位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

二位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

三位.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調op.16聴き比べ5盤

四位.レスピーギ:交響詩「ローマの松」(Pini di Roma)聴き比べ

五位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

六位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

七位.NNNドキュメント’13「口は悪いが腕はいい…自閉症の子を救う男わが子に起きた奇跡」

(2013年2月18日放送)

八位.感染拡大の中での、『眠れる森の美女』観劇記(2020年11月15日)

九位.小友聡著『NHKこころの時代~宗教・人生~それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』

(NHKシリーズ NHKこころの時代)

十位.ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番聴き比べ4盤

〜マツーエフ、アルゲリッチ、ユジャ・ワン、アシュケナージ・・・

 

先月の記事数は、またまた九本・・・

それでも、1本だけ記事がランクインしました!

ちなみに、

最近は言論・主張をツイッターに移してしまっています。

2020年12月1日現在、ツイート数5.5万、

フォロワー数641となっています。

 

札幌に住んでいる以上、

日に日にコロナ包囲網が近づいている感じです。

日々、戦々恐々としながらも、

生きている幸せを実感しながら、感謝をもって生活しています。

 

読みかけの本ですが、『武漢日記』という本、

なかなか興味深いです。

ロックダウンされた武漢であっても、

心まではロックダウンされない・・・

それは札幌でも同じです。

 

 

皆様に神様の祝福と平安が豊かにありますように。

よろしければ、私と妻のためにもお祈りください。

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

2020年11月10日 (火)

映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」(原題: Bowling for Columbine)~アメリカという狂気の国・・・

2020年11月9日に、NHKBSプレミアムで、

映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」(原題: Bowling for Columbine)が放映されました。

録画して視聴しました。

有名な映画ですが、実は今回観るのが初めてでした。

録画して正解!

何度も一時停止ボタンを押し、時には妻と論じ合いながら、

2時間の映画を3時間ぐらいかけて視聴しました。

 

アメリカは銃社会。

まるでスーパーやコンビニでタバコを買うぐらいお手軽に、

銃と銃弾が買えてしまう・・・

この映画は2002年制作ですが、

残念ながら、もう少しで20年近くたっても、

状況はあまり変わっていないようですね。

 

いくつか強烈なシーンをあげるとしたら・・・

アメリカの海外への内政干渉及び戦争と、

そのバックで流れる”What a wonderful world”!

アメリカは、イランや北朝鮮などを「テロ支援国家」と名指しで非難していますが、

アメリカこそ世界最大・最悪の「テロ実行国家」なのでは?と痛感しました。

また、アニメを使っての、アメリカ建国からその当時の現代に至るまでの、

銃社会を強化する動きのところも実に痛烈でした!

(あと、ベートーヴェンの「第9」第4楽章の一部も、異化された形で使われていました。)

それと、銃乱射の原因では、と名指しで非難された、

マリリン・マンソンへのインタビューのところも心に残りました。

ある意味、目玉と言える、当時の全米ライフル協会会長、

チャールトン・ヘストンへの突撃インタビューよりも・・・

 

アメリカだけでなく、他国との比較、特にカナダとの比較も興味深かったです。

カナダも実は銃社会!アメリカ並みに銃は身近な存在のようです。

しかし、銃による死者はアメリカとは比べ物にならない・・・

では、アメリカとカナダやその他の国との違いとは?

そういう論点で、「銃から見えるアメリカ社会」を、

いろいろな角度で考えさせられる作品となりました。

 

 

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