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2020年7月 5日 (日)

小友聡著『NHKこころの時代~宗教・人生~それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」』 (NHKシリーズ NHKこころの時代)

空の空

空の空、一切は空である。(旧約聖書コヘレトの言葉1:2聖書協会共同訳)

空の空。

空の空、一切は空。(旧約聖書コヘレト1:2フランシスコ会訳)

なんという空しさ なんという空しさ、すべては空しい。

(旧約聖書コヘレトの言葉1:2新共同訳)

 

旧約聖書の中でも異質な書、「コヘレトの言葉」。

口語訳では「伝道の書」、

新改訳(2017含む)では「伝道者の書」という題名になっていますが、

今回は「コヘレトの言葉」で統一します。

 

NHKEテレ「こころの時代」で、

2020年4月~9月の毎月第3日曜日に放送予定だった、

シリーズ それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」

コロナ禍で、放送が延期(少なくとも今秋以降)となりましたが、

テキストは発売中です。

 

NHKこころの時代~宗教・人生~ それでも生きる 旧約聖書「コヘレトの言葉」 (NHKシリーズ NHKこころの時代) 

著者の小友聡氏は、東京神学大学教授で、日本キリスト教団の牧師です。

この著者名は、昨年、札幌のジュンク堂書店のキリスト教コーナーで、

たまたま見つけた本

コヘレトの言葉を読もう 「生きよ」と呼びかける書』(日本キリスト教団出版局)を読み、

感銘を受けたので、

期待して買ってみました。

 

コヘレトの言葉を読もう 

 

さて、放送テキストの方に戻りましょう。

先ほど取り上げた『コヘレトの言葉を読もう』と共通しているところが多く、

一般向けの「コヘレトの言葉」入門書である『コヘレトの言葉を読もう』をさらに平易に、

コンパクトにまとめた、という感じでした。

 

冒頭に掲げた「空の空」の「」とは、

仏教の「空」(これを説明するのは結構大変ですので省略・・・)とは違います。

へブル語の「へベル」=空、空しさを、

著者は「束の間」という言葉に置き換えています。

(P35~42)

そこから、

(引用)

 「へベル=束の間」とすると、「空の空、一切は空である」は、「すべては、ほんの束の間である」と訳すことができます。「なんという空しさ、すべては空しい」(筆者注:新共同訳)と比べると、かなり印象が違うでしょう。「これもまた空であり、風を追うようなことである」は、「ルーアハ」(筆者注:ヘブル語で「風」、「息」ひいては「霊」)を追うような一瞬のことだと言っているのです。

 へベルが「空しい」と訳されたのは、「新共同訳聖書」(一九八七年)からです。その前はずっと「空」でしたが、わかりやすくしようということで、「空しい」になったのではないかと思います。この聖書は今もよく読まれているので、コヘレトという人は、「空しい、空しい」といばかり言っているという認識が広まっているのです。(中略)

 「人生は束の間である」という事実を、コヘレトはじっと見つめています。それを無意味だとは、彼(注:コヘレト)は決して言いません。むしろ、そこからどう生きるか、どう生きたらよいかを、知者コヘレトは徹底して考えるのです。

(P.38~39から引用終)

と述べています。

そこから、コヘレトの現世賛歌、終末嫌いなどについて論じていきます。

ちなみに、「コヘレトの言葉」中、「空」は、38回出てくるそうです。

 

(引用)

 人間は塵から造られ、神から「命の息」を吹き込まれて、生を得たのです。ですから、人間の死において「息」は、それを与えた神に帰ります。ここには、「人間は最後に創造主である神の手の中に帰るのだ」というコヘレトの信仰の根拠があります。無神論者とか、信仰否定者などと呼ばれるコヘレトは、創造主への揺るがぬ信頼をはっきりと示しているのです。

 人間は神から創造された存在です。しかも、本質的には塵という、脆く儚い存在なのです。にもかかわらず、その脆く儚い人間が神から「命の息」を与えられ、生きる者とされています。その命は、百年に満ちません。なんと短い命なのでしょうか。まさしくへベルです。

 「一切は空である」の「空」はへベルの訳であり、「短い」「儚い」「束の間」という意味だと説明しました。世界には終わりがありませんが、人間という存在は有限で儚い。人生はまるで風のように束の間で、人間はあっという間に塵に帰ります。

 けれども、コヘレトは儚いから意味がないとは決して考えません。人間の一生はへベルだからこそ、意味があるのです。へベルだからこそ、神から与えられた今のこの命を、精一杯生きよ。そんな逆説的な死生観が立ち上がってくるようです。

(P.128から引用)

私にとって、「コヘレトの言葉」は旧約聖書中、「詩篇」と並んで最も好きな書です。

旧約聖書を実際に読んでみよう、と思ったきっかけが、

「コヘレトの言葉」(最初に買った旧約新約が口語訳なので、「伝道の書」でしたが・・・)を、

ぜひ読んでみたい、と思ったからでした。

それは、高校生の時に読んだ、スタインベックの小説『怒りの葡萄』に、

「コヘレトの言葉」が結構引用されているからでした。

(私が読んだのは、岩波文庫版。)

 

(参考)怒りの葡萄〔新訳版〕(上) (ハヤカワepi文庫) (日本語)

 

怒りの葡萄〔新訳版〕(下) (ハヤカワepi文庫) (日本語)

 

以来、コヘレトはある意味、「心の友」みたいな存在でした。

徹底したリアリストでありながらも、神様と深くつながっている・・・

私はどちらかというと、天国信仰(この世は汚れていて、すべての喜びはあの世に・・・)よりも、

「この世で神をどう賛美・感謝して生きるか」という方に関心があります。

そういう意味で、コヘレトの言葉は深く心に刺さるものがあります。

今回のテキストの中でも、こんな風に紹介されています。

(引用)

 繰り返しになりますが、「コヘレトの言葉」は、長年にわたり、虚無的で厭世的な、支離滅裂な文書とされ、好意的に読まれてきませんでした。しかし、ここ二十年ぐらいは、新たな解釈がなされ、再評価されてきています。

 私のもとには、「コヘレトが好きだ」とか「コヘレトを読んでホッとする」などという声が届きます。それは、「コヘレトの言葉」が、現代に通じる言葉だからだと思います。

 これからの時代、経済格差はますます広がり、引きこもりや自死などの問題がさらに深刻化していくことが懸念されます。努力しても報われない、先が見通せない世界で、私たちはどう生きるべきか。「コヘレトの言葉」を読んで、考えていきましょう。

(P.29~30から引用終)

現代だからこそ、「コヘレトの言葉」は表向きの敬虔さや、偽善の仮面を脱ぎ捨て、

グイグイと心に迫ってくるものがあります。

 

なお、著者の作品ではありませんが、他に「コヘレトの言葉」を解説した本として、

高橋秀典著『正しすぎてはならない』(いのちのことば社)もオススメです。

著者は立川福音自由教会の牧師です。私訳も載っています。

(私は20年ほど前に一度だけ、その教会に行ったことがあります。)

 

正しすぎてはならない (日本語) オンデマンド (ペーパーバック)

映画「タクシー運転手~約束は海を越えて~」~つらい現代史でも目を背けず良質のエンタメに!

NHKBSプレミアムで、2020年6月1日に、

韓国映画「タクシー運転手~約束は海を越えて~」が放映されました。

録画して6月上旬に3分の1ほど観ましたが、あれこれあって、

ようやく本日(7月5日)残りを観終わりました。

普段、韓国映画なんて観ることがないのですが

(観た記憶があるのは、「猟奇的な彼女」ぐらい・・・)、

これは傑作だと思いました。

 

Amazonプライム会員なら、無料で視聴できます。(2020年7月5日現在)

(字幕版)

 

(吹替版)

 

(Blu-ray)

 

1980年5月に起きた光州事件。

普通のタクシー運転手が、

金目当てで外国人を乗せてソウル市から光州市に向かいます。

この外国人は、実はドイツの記者。

光州市は軍によって封鎖されており、

抜け道やゴマカシ使って、なんとか光州市にたどり着いて、

そこで見た光景は・・・

 

ある意味、途中はすごく怖い光景が続きます。

戦争映画ではないのに、軍が無抵抗の市民をどんどん撃っていく・・・

(実際は、市民もいろいろな方法で抵抗したそうですが。)

最初はカネ目当てでしかなかった主人公が、徐々に軍の非道さに目を向け、

なんとしてもドイツ人記者を守り、

世界に事実を伝えてもらいたいと思うようになる変化が描かれていきます。

最後のカーチェイス(これ以上書くとネタバレ)も迫力満点でした。

 

韓国現代史の闇ともいえる光州事件を描きながら、

良質なエンタテイメントになっている(説教くさくない!)稀有な作品といえます。

また、血で血を洗う苦しい戦いがあったからこそ、

現代の韓国社会があるのだと、改めて気づくことができました。

お上から来るお仕着せの民主主義社会しか知らないからこそ、

日本の政治は腐敗し放題・・・

そんな差も感じてしまいました。

 

あまり政治・歴史知識がなくても、十分堪能できる作品です。

2020年6月28日 (日)

2020年春アニメで面白かった作品~「アルテ」&「アサティール 未来の昔ばなし」

コロナ禍で主要アニメが軒並み放送延期・再放送となる中、

あっという間に2020年春アニメのシーズンが終わってしまうところです。

今季ずっと観ていた作品(視聴中含む)は、

「アルテ」、「アサティール 未来の昔ばなし」、

「かぐや様は告らせたい」(2期)、「フルーツバスケット」(2期)、

「ハクション大魔王2020」です。

「かぐや様~」と「フルーツバスケット」は、いろいろな人が語っているので、

私が取り上げたいのは、

「アルテ」と「アサティール 未来の昔ばなし」です。

まずは、「アサティール 未来の昔ばなし」から。

 

アサティール 未来の昔ばなし」は、サウジアラビアのアニメ会社と、

日本の東映アニメーションの合作です。

2050年のリヤド(サウジアラビアの首都)を舞台に、

おばあちゃんが子どもたちに、アラブの昔ばなしを聞かせ、

それを通して、自分の生き方を見直したり、問題を解決するヒントを見つける、

といった内容でした。

この作品、残念ながら、JCOMでしか放映されていないので、

知名度は相当低いようです。

しかし、往年の名作「まんが日本昔ばなし」とか「世界名作劇場」シリーズのような、

親が子どもたちにオススメしたくなる作品だと思いました。

第1話こそ、未来の世界と、アラブ世界になかなか入り込めない感じがしましたが、

第2話以降は、その物語に引き込まれました。

特に、第2話「もしかしたらよかった」、第3話「ラクダの娘」、第8話「王子と幸福の塩」、

第11話「一度も酷い目に遭わなかった男」、第12話「お父さんの遺産」は、

人生訓として傑作でした。

こういう良心的な作品、70年代、80年代にはありましたが、

今や絶滅危惧種的存在ですね・・・

あと、OP曲、ED曲ともにアラブ風でかなり印象に残りました。

作品とは別に、アラブ世界での女性のヴェール(ヒジャーブ)も気になりました。

(アラブ世界での社会規範が反映されていました。)

 

アサティール 未来の昔ばなし

 

さて、もう一つの作品へ・・・

アルテ」です。

絵がとても美麗です。

イマイチ話題に上らなかった作品になってしまいましたが、

作品の中に入り浸るような感じで見入っていました。

「アルテ」の世界は、16世紀初頭、とのことですが、

女性の社会進出が阻まれているのは、

まだまだ21世紀、特に日本であるんだなぁ~と思ってしまいました。

(医大での女性受験者差別など・・・)

 

「アルテ」の背景の美しさは、

まるでフィレンツェやヴェネツィアを歩いているかのような感覚になったほどでした。

(私は20年以上前に一人でフィレンツェ、ヴェネツィアに行ったことがあります。)

前述の「アサティール~」とこの「アルテ」は、妻と一緒に録画で視聴しました。

(どちらも字幕がないのは少し残念でしたが・・・)

「アルテ」は、時折私の美術蘊蓄が入りながらの視聴でした。

確か11話だったと思いますが、その時の舞台がヴェネツィアなのに、

工房にフラ・アンジェリコの受胎告知などがあったのは?と思いましたが、

それも話のネタになったのでOKとしましょう。

フィレンツェのウフィツィ美術館に行った際、よくわからない肖像画の数々と、

美術史に残るラファエロやミケランジェロなどの傑作が、

無造作(のように感じました)に展示されていたのを見て、

私の美術信仰は見事に打ち砕かれました・・・

その感覚が、「アルテ」を見ながら少し蘇ってくる感じがありました。

 

「アルテ」のOP曲は素晴らしかったですが、

それ以上に素晴らしかったのが、安野希世乃さんが歌うED曲「晴れ模様」です。

EDの映像は、ちょうど主人公のアルテがどこかに続く階段を登っていく様子から始まります。

それが、曲の透明感と相乗効果になり、まるで天に昇っていくかのような爽快感がありました。

聴いていて、私もふわふわとどこかへ行ってしまいそうな感覚?

 

余談ですが、主人公アルテ役は小松未可子さん、

ED曲を歌う安野希世乃さんは、ダーチャ役でも出演しています。

つまり、「スター☆トゥインクルプリキュア」のキュアセレーネ/香久矢まどか&

キュアソレイユ/天宮 えれな、のコンビですね・・・

(もう一つ余談を言うと、「スタプリ」での5人の変身ソングのうち、

キュアソレイユのソロ=安野希世乃さんの歌声が一番美しかったです・・・)

 

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2020年6月 2日 (火)

2020年5月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2020年5月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事にはリンクを張っています。

 

一位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

二位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

三位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

四位.「代受苦」と十字架~瀬戸内寂聴さんの青空説法から

五位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

六位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

七位.幸せをよぶ5枚の花びらのライラック

八位.プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番聴き比べ14盤

九位.公立学校で習熟度別授業の導入はプラスか、マイナスか?

~読売新聞北海道版・連載「学力危機」第1部・札幌の格差 (10)を読んで

十位.映画「天使にラブソングを」、「天使にラブソングを2」

 

先月の記事数は、18本!

けれども残念ながら、先月書いた記事は1本もランクインしませんでした・・・

先月ランクインしたのは、結構古い記事が多いです。

 

どちらかというと、先月は、ブログよりもツイッターの方に力を入れていました。

たとえばこんな感じ・・・

 

 

 

興味がある方はぜひフォロー願います。

もっとも、RT専門に近いのですが・・・

(なんだかんだ言って2020年6月初めで1.1万ツイートになりました!)

まぁ、ブログのニックネームとツイッター名が違うのはご愛敬ということで・・・

 

全国的に緊急事態宣言が解除されましたが、再燃はおそらく時間の問題でしょう。

そもそも、検査をまともにやっていないのですから・・・

 

テレビと新聞しか情報獲得手段がない、

(少し気の毒な言い方ですが・・・)情報弱者の方は、

NHKが言っていたら何でも正しいと信じ込み、

緊急事態宣言が解除されたらもう大丈夫、早速Go toキャンペーンで旅行へ!

と目論んでいるかもしれません。

 

けれども、今や、テレビと新聞のニュースをそのまま信じ込むのは、

社会に対する害毒です。

かといって、ネット情報はフェイクニュースや罵倒の言葉が蔓延しています。

正しいメディア・リテラシーの必要性を痛感しています。

 

1日も早く、コロナと安倍政権の終焉を願っています。

 

札幌も初夏が訪れました。

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

2020年5月31日 (日)

真駒内公園の白い花々~札幌市版「喜びの白い道」?(2020.5.31)

快晴の中、妻と一緒に、札幌市南区の真駒内公園に行ってきました。

本日のメインは、真駒内公園の中での「プチ登山」でした。

4月末~5月初めにカタクリが咲いていた丘のようなところで、

手頃なプチ登山ができます。

東区のモエレ山(高さ55m)レベルぐらいでしょうか・・・

(参考)真駒内公園・カタクリの里散策路へ(橋本竜平氏の記事)

→だいたい50mぐらいだそうです。

 

そのカタクリが咲いていたところは、1か月も経たないうちに、

見る影もなく変化していました。また来年・・・

その代わりに、白い小さな花、クルマバソウが咲いていました。

(写真撮りましたが、後で見ると、ぼやけて写っていましたので、写真はボツ)

 

帰り道、5月中旬に八重桜がいっぱい咲いていた道を通りました。

まだわずかながら、八重桜が咲いていました。

ほぼ終わりで、道が桜色に染まっていました。

 

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それから、公園出口を目指して、

真駒内セキスイハイムスタジアム(屋外)の方へ歩いているうちに、

白いりんごの花を見つけました。

 

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さらに少し歩くと、見事なりんご並木がありました!

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りんご並木といえば、豊平区の環状通の道路の真ん中にあるのしか、

札幌市内でみたことなかったので、来てよかったなぁ・・・と思いました。

ちょうど、『赤毛のアン』の「喜びの白い道

(世界名作劇場版。村岡花子版では「歓喜の白路」)を連想しました。

(参考)

喜びの白い道

リンゴの花と”歓喜の白路”

 

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※↑写真引用は、

世界名作劇場 赤毛のアン 1話~第12話「アン、告白する」あらすじ♪

(ブログ名:さなの僕のレストラン2攻略、アニメ情報、食事日記♪)から。

 

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2008/2/26

 

赤毛のアン Blu-ray メモリアルボックス

 

あと、白い花といえば、ナナカマドの花も咲いていました。

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ところで、今私のスマホ(Andoroid)には、

Google Lens」というアプリが入っています。

対象にカメラを向けるだけで、どんな花か、

あるいはどんな品物で、いくらぐらいするか、すぐ出てきます。

なかなか面白いですよ。

 

公園の出口近くに、藤棚がありました。

マスク越しに、甘い匂いを感じました。

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2020年5月27日 (水)

我が家に4Kテレビがやってきた(2020.5.25)

ついに我が家に4Kテレビがやってきました!

 

今回購入したのは、

ソニー 49V型 液晶 テレビ ブラビア 4Kチューナー内蔵 Android

TV機能搭載 Works with Alexa対応 2019年モデル KJ-49X9500G

です。

Amazonやビックカメラではなく、インターネットのソニーストアで購入しました。

 

4K放送自体は最初からあまり期待しておらず

(我が家の視聴環境からすると、下手すると観れないかもしれない、と思っていました。)、

今回買った目的は、NetflixやAmazon Prime、Youtubeといった動画を、

テレビでスムーズに視聴するためでした。

以前から、ブルーレイレコーダーや、ユニバーサルプレイヤー経由で、

NetflixやYoutubeを視聴することはできました。

ブルーレイレコーダーは、パナソニック製で、

Netflixは不自由なく見れましたが、

Youtubeは、ユニバーサルプレイヤー経由だったので、

映像、音ともにブツブツ途切れがちでした。

 

これというのも、最近、

テレビをリアルタイムで視聴するのがどんどん減ってきているからです。

4K放送よりも、動画を観るために、新しいテレビにした、というのが本音ですね。

(地上波のニュース番組の劣化は目に余ります・・・

また、再放送モノが多くなってきたのも、テレビ離れを加速させました。)

 

さて、我が家では、新しいテレビのために、新たにテレビ台を買い、

オーディオのケーブルを光ケーブル以外新たにし、

(HDMIケーブルも4K対応のを買いました。)

しかもごちゃごちゃしていたケーブルを相当整理して、

新しいテレビを待っていました。

 

ソニーストアで買った最大の理由は、最大24回までの分割払いができることです。

(ビックカメラでもできますが・・・)

 

届いたその日は、いろいろセッティングしてかなり時間を使いました。

映像の美しさを知るために、

「アナと雪の女王」や、「ファンタジア」、「君の名は」などのBlu-rayを観たり、

既に録画してある番組を観たりしてみました。

 

肝心の(でもないか・・・)4K放送も、観てみました。

大自然を映した番組はさすがに美しいな、と思いました。

火曜日の夜には、「ウルトラQ」のリマスター版を放送していたので、

観てみました。

見えすぎて困っちゃうカンジでした・・・(笑)

 

各種動画サービスはとても使いやすく、

途切れたり画像が荒くなったりすることなく、

とても満足しています。

 

このテレビというよりも、4K放送についての苦言です。

はっきり言って、観るべき番組がほぼない、というのが実情です。

NHKのBS4Kも、実に美しい壁紙という感じでしかありません。

民放の4K放送も観れますが、4K対応の番組が、通販やニュースなんて・・・

(時々映画もあるようですが・・・)

それほど観てみたい、と思えるものがないのが残念です。

 

それなのに、いつになるかはわかりませんが(早いと今年かもしれないし、数年以内でしょう)、

NHKのBS1とBSプレミアムが統合される予定だと、

昨年2019年の12月に報道発表がありました。

NHKがBSチャンネル削減へ。ネット同時配信など支出見直し

4Kが普及しないのは、コンテンツに魅力が乏しいからだと思います。

(当初2020年に行われる予定だった、東京五輪が実施されていれば、

かなり違う状況になっていたのかもしれませんが、最早東京五輪など中止すべきものです。)

むしろ、現在のBS1とBSプレミアムは残して、BS4Kは廃止、

実験用にBS8Kを残せばいいのでは、と考えています。

(もしくは、BSプレミアムの内容と、BS4Kの内容を合体させるか・・・)

 

2020年5月18日 (月)

Netflix映画「2人のローマ教皇」(原題:The Two Popes)

Netflixオリジナル映画「2人のローマ教皇」を観ました。

2人のローマ教皇

 

オリジナル映画、といっても、日本の2時間ドラマみたいなものではなく、

なんと、2020年のアカデミー賞に3部門ノミネートされているほどのレベルなのです。

(受賞は逃しましたが・・・)

 

内容は、前教皇(現:名誉教皇)ベネディクト16世が、退位を決める前年(2012年)に、

アルゼンチン出身のベルゴリオ枢機卿(現:教皇フランシスコ)とヴァチカンで会い、

対話をする、というものです。

もちろんこれはフィクションです。

 

対話そのものはフィクションながら、

ベネディクト16世(演:アンソニー・ホプキンズ)を通して、

ベルゴリオ枢機卿(→現:教皇フランシスコ)のアルゼンチン時代の働き、

そして、新旧の教皇の考え方の違い、

さらには、現在のカトリックの諸問題

(司祭による小児性的虐待、司祭の独身性を維持するか否か、

離婚者への聖体拝領・・・)を、

生きた対話を通して言及していきます。

ちょうど、ドストエフスキーが『カラマーゾフの兄弟』で描いたような、

人物に語らせる思想劇といえます。

 

映画中、ほとんどが2人の対話か、ニュース映像の引用で終わります。

悪役までとはいきませんが、プロレスの覆面レスラーみたいな役割で、

ベネディクト16世を演じたアンソニー・ホプキンスが存在感を光らせていました。

映画「アマデウス」におけるサリエリのような役割、といった感じでした。

 

ちなみに、ベネディクト16世名誉教皇は2020年5月18日現在まだご存命で、

体は衰えても知的には健在で、

残念ながら(?)現教皇へのブレーキになっているようです。

(「ブレーキ」は言い過ぎかもしれませんが・・・)

ローマ教皇が2人? 退位から7年、バチカンを悩ます前教皇の影  発信地:バチカン市/バチカン市国(AFPBBニュース)

 

ところで、上にあげたカトリック教会の諸問題とは別に、

カトリック教会は新型コロナで危機に直面しています。

 

一般的なミサ聖祭では、前半30分が、賛美と聖書朗読と説教、共同祈願、

後半30分で、聖体拝領までの儀式と祝祷をします。

しかし、新型コロナで、まず聖堂に集まることができない、

さらには、カトリック信徒の最高の喜びである、聖体拝領もできない・・・

プロテスタント教会の礼拝なら、賛美と説教がほとんどなので、

オンライン礼拝でもかなり代用できます。

むしろ、今まで教会に来ない方に広く開かれる契機となっているかもしれません。

しかし、カトリック教会(及びハリストス正教会)は、

目、耳、口、匂い、触覚すなわち五感すべてを使う礼拝です。

インターネットのミサで、賛美と祈り、説教だけ聞いても、

半分の満足しか得られないようなものです。

 

(参考)

カトリック関口教会(東京カテドラル聖マリア大聖堂)

2020年5月17日復活節第6主日ミサ

(途中まで視聴しました。)

 

 

カトリック・正教会・プロテスタント教会あわせてキリスト教会は、

過去2000年間で、幾多の危機を乗り越えてきました。

古代ローマ帝国や共産党、他宗教、いろいろな国家体制による迫害、

中世のペストを始めとする疫病、戦争、

そして数多くの異端と、聖職者によるスキャンダル・・・

今では、「世俗化」とか、インターネットによる価値のフラット化とか、

同性愛をどう見るかなど、諸々の問題があります。

しかし、必ずや、この新型コロナ危機さえ乗り越えられると信じています。

ただ、いろいろな意味で、変革が必要なのは確かですが・・・

 

2時間以上の作品で、大事件が起こるわけではないし、

ある程度カトリック教会の内部における社会問題に関心がある人向けの渋い作品ですが、

なかなか見ごたえがありました。

妻に途中解説しながら観ていました。

 

Netflixで観るにあたり、

言語選択は少し考えた方がいいかもしれません。

日本語吹き替えでは、

セリフとして少し変なところ(固有名詞や、カトリック独特の用語の使い方等)が散見されました。

日本語字幕は少し情報量が少なくなるとはいえ、こちらの方が正確かも。

 

余談ながら、

2020年3月から、私は教会に通わず、毎週日曜日はオンライン礼拝をしています。

カトリック・プロテスタント問わず、幾つかの教会の礼拝・ミサのライブ中継を拝見しています。

一番ユニバーサル・デザインになっているのは、

やはり上述のカトリック関口教会(東京大聖堂)のものでした。

賛美、祈り、説教、典礼文すべての(一部例外はありますが)字幕表示があるのはステキです。

プロテスタントでも、手話通訳つき、賛美は字幕つきというところがいくつかありましたが、

説教まで字幕表示、というところはさすがにまだ観たことがありません。

2020年5月15日 (金)

はじめての国会(酷会?)中継Youtubeリアルタイム視聴(2020年5月15日)

#STAYHOMEの今だからこそ、自宅で仕事をしながら、

耳だけでも国会中継を聞いてみたい・・・

普段はこういう国会の論戦をリアルタイムで観ることはないので・・・

それにしても、国会中継での、国民民主党の後藤祐一氏と森雅子法相の討論は酷かった。

森法相は音声付のマネキンみたいだった。

これが憲法第41条に規定されている、「国権の最高機関」の論議?

あまりにもお粗末・・・いや、何でこんなに腹立たしいんだ?

 

いつも「野党はこんな時にもモリカケ桜か」とか批判している人こそ、

国会の閣僚答弁を、リアルタイムで見た方がいい。

野党の方がいかに誠実か。

アナタ、日本語ワカリマスカ?の世界ですよ・・・

 

こんな大事な法案審議の時に、逃げてしまったNHKと民放各局。

特にNHKは、もはや公共放送失格なのでは?

このヒドイ「酷会中継」を、ありのままノーカットで伝える義務があるはずだ。

カットされ、濾過され、美化された、政権に都合のいいところだけを伝えるニュースは、

ただの大本営発表だ。

国民の知る権利を阻害している。

受信料返せ!のレベル。

 

劣化した自民党の姿と、真に日本のことを考える野党(特に共産党)の姿を、

余計な解説なしで、NHKはぜひ伝えてほしい、いや、伝えるべきだ。

「与党は甘く見ていた」 答弁下手の森雅子法相、引きずり出され...案の定「botみたい」5/15(金) 20:19配信(JCASTニュース/Yahoo!ニュース)

美魔女まるで壊れたレコード「森隠し」失敗の大誤算 5/15(金) 19:56配信(日刊スポーツ/Yahoo!ニュース)

 

【国会中継】検察庁法改正案、森雅子法務相が出席し審議 採決は先送り(2020年5月15日)

2020年5月 7日 (木)

Netflixで『氷菓』(アニメ版)全話観た

Netflixを本格的に使い始めて1か月ほど経ちました。

私はアニメ好きなので、こういう「巣ごもり」が推奨される今だから、

一気に過去の名作を観てみたくなりました。

Netflixを使って一気に観たシリーズは、2020年5月7日現在、

かぐや様は告らせたい』(第1期)(この作品についてはまた別の機会に・・・)と、

今回取り上げる『氷菓』、そして『TIGER & BUNNY』の3つです。

(これで50話近い話があると、かなり厳しいですよね・・・)

今回は『氷菓』(アニメ版)について書きます。

 

氷菓』(アニメ版)は、以前から好きだったですが、改めて字幕付きで観ていると、

やはり素晴らしいなぁ・・・とため息。

控えめに出てくる、岐阜県高山市の街並みもステキです。

(ちなみに、私が『氷菓』を好きになったのは、高山市へ旅行に行ってからです。)

高山の古い町並みと『氷菓』~~2012年夏の旅(5)2012年8月28日 (火)

 

Prime Video

 

「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]

 

最終話(第22話)「遠まわりする雛」の、桜舞い散る景色の描写は、

映像表現としてすごく美麗でした!

新海誠監督の『秒速5センチメートル』の桜の描写に匹敵するのでは?

 

(参考)

 

ファンタジー描写や激しいバトル、異世界が広がっている訳でもない、

日常の会話だけで成り立つ作品ですが、

風景描写、人物の心理描写だけでここまで魅せることができるのは素晴らしいです。

(京都アニメーションの作品では、この『氷菓』と、『響け!ユーフォニアム』シリーズ、

そして『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が特に好きです。)

ただ・・・

Amazonのレビューを読むと、制作スタッフの方々の悲劇がいろいろ書かれていて、

実に胸が痛みました。

亡くなられた方々は戻ってきませんが、その方々の命の結晶が、

こうして美しい作品として残って、それを享受できる幸せを感謝します。

 

ちなみにNetflixでは、実写版『氷菓』も追加料金なしで視聴できます。

こちらの『氷菓』は「評価」しづらいかも・・・

(機会があったら観てみるつもりですが・・・

だいたい、アニメの実写版というのは、がっかりなのがほとんどです。)

 

(参考)Amazonプライム会員なら無料視聴できます。

 

高山市では、公式HPで、今も『氷菓』について取り上げてくれています。

氷菓×飛騨高山(TVアニメ「氷菓」の舞台紹介)

氷菓×飛騨高山(映画「氷菓」の舞台紹介)

2020年5月 5日 (火)

映画「ザ・スター はじめてのクリスマス」(原題:The Star)~動物たちから見た初めてのクリスマス

Netflixで本日(2020年5月5日)から配信開始された、

2017年のアメリカ映画「ザ・スター はじめてのクリスマス」(原題:The Star)。

ロバのボアズ(ボー)を主人公に、

動物の視点から見たキリスト降誕の話を描いたアニメ映画です。

時間も90分以内で、子どもと一緒に観るには適しています。

(今はまだクリスマスシーズンではないですが・・・)

なかなか面白かったです。

日本では劇場公開されていません。

Amazonプライムでは追加料金で字幕版、吹替版を視聴可能です。

 

ザ・スター はじめてのクリスマス (字幕版)

 

ザ・スター はじめてのクリスマス (吹替版)

 

ザ・スター はじめてのクリスマス [DVD]

 

ちなみに、ロバだから、成長してイエス様を乗せてエルサレムに入場するのかな、

と考えましたが、こちらは違いました。

言うなれば、ロバ版聖クリストファー、というところでしょうか・・・

 

有名なクリスマス・キャロルの現代風アレンジもステキでした。

今ではなくとも、クリスマスシーズンに観るのはオススメです。

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