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2022年1月13日 (木)

グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲2盤~ユリア・フィッシャー盤とハイフェッツ盤

グラズノフ(1865~1936)のヴァイオリン協奏曲。

第1楽章冒頭こそ、形が定まらないカオス的な響きがしますが、

その後、純白の世界が広がっていきます。

冬になると聴きたくなる、とてもロマンティックで美しい曲です。

 

以前、この曲の美しさに惚れて、いろいろな盤を買ってみましたが、

(ヴェンゲーロフ盤、パールマン盤、ムター盤など・・・)

結局、手元に残っているのは、他の曲のカップリングで生き残った、

ユリア・フィッシャー盤と、ハイフェッツ盤だけでした(後述)。

どちらの演奏も素晴らしいですが、どちらか選べと言われたら、

ユリア・フィッシャー盤の方を選びます。

 

〇ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、

ワルター・ヘンドル指揮RCAビクター交響楽団(RCA)

1963年6月録音

SACDハイブリッド盤(3chマルチチャンネル)

カップリング曲

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番

☆4.0

録音優秀。ロシアというよりはアメリカ的ですが、

美しい白銀の世界が広がります。

 

シベリウス、プロコフィエフ&グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲

※SACDハイブリッド盤は廃盤なので、通常CDの紹介です。

所有盤のジャケット。

 

〇ユリア・フィッシャー(Vn)、

ヤコフ・クライツベルク指揮ロシア・ナショナル管弦楽団(PENTATONE)

2004年5月録音

SACDハイブリッド盤(5chマルチチャンネル)

カップリング曲

ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番

☆4.5

理想的な演奏と録音と言えます。

雪の世界がキラキラ輝いて見える・・・

そんな風景を思い描くことができます。

 

Russian Violin Concertos

所有盤のジャケット。

このジャケットは廃盤です。

上記の写真に変わっていますが、中身は同一です。

 

ちなみに、2022年1月12日の朝一番で頭に思い浮かんだのが、

この曲の第3楽章のファンファーレのところでした。

 

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