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2021年11月 2日 (火)

チャイコフスキー:交響曲第5番オススメ3盤

チャイコフスキーの交響曲で、最も好きなのは、

迷わず5番を挙げます。

人気度で言えば、6番「悲愴」には負けがちですが、

「悲愴」は第4楽章まで全部聴いて、

もう一度第1楽章から聴きたくなる曲ではないと思います。

一方、5番は、連続して聴きたくなるぐらいの曲だと思います。

以前は、ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルのDG盤(後述)があれば、

もう他は要らないと思っていたぐらいでした。

今回この記事を書くきっかけとなったのは、

後述の、セル指揮クリーヴランド管の演奏を聴いた事によります。

 

さて、我が家には、現在8盤があります。

オススメ3盤のみ演奏時間等を書き、

他は☆評価のみとします。

 

〇カラヤン指揮ウィーン・フィル(DG)

1984年録音

※エソテリックのSACDハイブリッド盤

☆3.0

あまり印象に残りませんでした・・・

 

〇ジークフリート・クルツ指揮シュターツカペレ・ドレスデン

1978年録音

(タワレコ限定)

SACDハイブリッド盤

チャイコフスキー: 交響曲第5番、幻想序曲「ロメオとジュリエット」<タワーレコード限定>

☆3.5

堅実な演奏。

 

〇ドミトリー・キタエンコ指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(OEHMS)

2011年録音

SACDハイブリッド盤

☆3.5

堅実な演奏。

 

〇カラヤン指揮ベルリン・フィル(WARNER)

1971年録音

SACDハイブリッド盤

(我が家のには、ドヴォルザークの8番は入っていません。)

☆3.5

音響が荒れ狂っている感じ。

 

〇カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG)

1975年録音

SACDシングルレイヤー

☆3.5

WARNER盤よりは落ち着いて聴けます。

 

さて、オススメ3盤に移りましょう。

 

〇ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団(VANGUARD CLASSICS)

1963年録音

通常CD(紹介はXRCD盤)

第1楽章 13:45

第2楽章 12:20

第3楽章 05:53

第4楽章 12:30

☆4.0

これもつい最近入手した盤です。

驚異的に録音が素晴らしいです。

モントゥーという指揮者を見直した演奏となりました。

 

〇ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団(SONY)

1959年録音

通常CD

☆4.0

ロシア趣味皆無、むしろ潔癖なまでのドイツ風といった演奏ですが、

随所に、初めて聴くようなフレーズがどんどん出てくる、

この曲の魅力を改めて知った演奏です。

さすがセル!

 

〇ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル(DG)

1960年録音

Blu-ray Audio

☆4.5

理想的な演奏・・・

これ以上ない、としか言いようのない演奏とも言えましょう。

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