感染拡大の中での、『眠れる森の美女』観劇記(2020年11月15日)
この一週間、札幌では、
新型コロナの感染者数が連日100人を超えていました。
(100人以下の日もあったかもしれませんが・・・)
既に11月7日以降、ススキノ地区の飲食店では、
札幌市からの要請で、営業時間短縮がなされています。
(あくまで「要請」です)
そんな中で、以前チケット購入していた、
「眠れる森の美女」の公演に、妻と一緒に行きました。
公演は14時からだったので、12時から、予約して昼食をとりました。
何度も行ったことがある、ススキノ地区にある中華のお店です。
先月行った時は満席で、1時間半も待たされましたが、
今回行ってみたら、なんと貸し切り状態でした・・・
13時過ぎまで滞在しましたが、我々以外のお客は結局来ませんでした。
(とても美味しいのですが、あえて店名は書きません。)
普段はお店の人と話をするなんてしないのですが、
今回は少しする機会がありました。
お店の方曰く・・・
「ススキノ地区では営業時間の短縮が要請されており、応じたら20万円が支給されるが、
結構、夜10時以降も営業している店が多い。
20万円貰えるよりも、営業を続けた方が、儲かるから。」
「最近はめっきり予約が減ってしまった。」云々・・・
ちなみに今回行った店は、もともと営業短縮の対象外の店です。
(参考)北海道3日連続200人超感染 札幌の人出にも影響 2020/11/15(日) 12:13 掲載
こういうニュースがありましたが、狸小路や三越前の交差点、
あるいは時計台のところは、それほど人出が減っているようには見えませんでした。
さて、それはともかく、
hitaruでの『眠れる森の美女』公演のため、
13時半頃会場に入りました。
この会場は、出入りが結構面倒です。
座席は、4階(実際は9階)でした。
転倒防止柵が邪魔くさいところです。
hitaruは、音響はなかなかなのですが、
上の階の座席になると、転倒防止柵が完璧に観劇の邪魔になっています。
しかし、一方、下を見下ろせば、怖いぐらいです。
高所恐怖症の方には厳しいかも・・・
『眠れる森の美女』、チャイコフスキーの3大バレエの一つですが、
どうも、メロディが心に残りません・・・
冒頭の序奏、あとは有名なワルツぐらい。
それ以外は全然耳を通過するだけですが、
さすがチャイコフスキー、たとえ耳に残らなくても、
心地よい響きが続きます。
衣装、舞台装置どれもゴージャスでした!
私にとっては、オーケストラが主役でした。
演奏は札幌交響楽団。
指揮者は、冨田実里氏です。
恥ずかしながら、私はこの方、初耳でしたが、
金管の強奏など、聴かせどころをよくわきまえており、
非常に好感をもちました。
札響がまるでロシアのオケのように見違えるような感じでした!
座席の事で苦言を書いておきます。
私が券を予約したのは、確か6月頃。
その時は、ソーシャル・ディスタンスのため、
1席ずつ離しての販売でした。
しかし、政府方針で、クラシック音楽等のコンサートの場合、
満席にしてもいい、という事で、
10月に追加販売されました。
まさかの追加販売なんて・・・
案の定、私どもの席の間も埋まっていました。
こんな感じ。
◆〇▲〇▲◇
これが、当日の交渉で、
◆〇〇▲▲◇
のような感じになりました。
感染が拡大している中、現場の状況も見ずに、
机上の判断だけでGoToキャンペーンとか、
ソーシャル・ディスタンスの無視とかやっている政府方針に腹がたちました!
上演終了は17時25分頃でしたが、
分散して客を退出させていたので、
会場を出たのは17時40分すぎになりました・・・
もう今年は、コンサートも映画館に行くのも、
あきらめようと思います。
それでも、今回、観劇できたのはよかったです!
感謝!
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