« なぜ日本ではPCR検査が少ないのか?~日本共産党・小池晃氏が横浜市の「帰国者接触者相談センター」のマニュアルがを公開! | トップページ | 札幌市とその周辺の小中高校がついに休校へ~分散登校はいらない!(2020.4.12) »

2020年4月12日 (日)

令和版「君死にたまふことなかれ」学校で・・・~高校生による学校再開反対ストライキを支持!

2020年4月11日、今朝の北海道新聞朝刊を読んで、

暗澹たる気分になりました・・・

「学び」優先、直前に見送り 札幌市再休校検討 感染拡大、保護者には不安も 04/11 05:00 北海道新聞

 

記事を読めない方のために、要点を引用しておきます。

(引用)

「13日から休校する」。10日の札幌市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、市長の手元に用意された原稿にはこう書かれていた。

 3月末に学校再開を決めて以降、市には保護者らから休校延長を求める意見約180件が寄せられるなどしている。市による休校の検討には「市民の不満の高まりに応える狙い」(市関係者)もあったという。

 しかし市長は休校方針の記述は読み上げず、臨時休校などの「検討」を指示した。市の担当部局に休校見送りが伝わったのは、会議の十数分前。市長周辺は、市内に子どもの感染者がいないことから、「前日から感染者が増えたわけではない。学習機会を確保するのは当然」と説明する。

※下線は筆者による。

学習機会よりも、命だろ!

休校するならさっさとしろ!

分散登校なんていらない!

 

 

もう一つ、教育関係者は頭がオメデタイのか、と思われる記事。

道内外、授業継続へ分散登校 クラス少人数で密集防ぐ 04/11 05:00 北海道新聞

 

こちらは全文を引用しましょう。

(引用)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各自治体が休校するか否か対応に苦慮する中、分散登校で教室の密集を防ぎながら授業を続ける動きが道内外で始まっている。学校での感染に不安の声がある一方、保護者らには勉強の遅れを懸念する声も根強いためで、専門家からは休校か再開かの二者択一ではない対策を求める声が出ている。

 道内では札幌市が10日に市立小中高校の休校に向けた準備を指示したほか、道外でも緊急事態宣言の対象となった7都府県などで休校を決める動きが相次いでいる。感染防止策で保護者や生徒の不安を解消しつつ、学びの機会を保障する対策が求められている。

 こうした中、独自の取り組みを行っているのが岡山県倉敷市だ。市内で感染者は出ていないが、小中学校で2日に1度の分散登校を実施。授業中の教室の密集を防ぐため、クラスを半分に分けた少人数にして、児童・生徒が通常通りの授業を受けている。市教委の担当者は「学校での感染に不安の声が多く寄せられたが、学習機会の確保も大切だと考え対策をとった」と説明する。

 道内でも3月に分散登校が行われたが、多くの自治体は健康観察などが目的で、学校に滞在する時間は1時間程度が中心だった。ただ、立命館慶祥中高(江別市)は4月からスクールバスでの密集を防ぐため3日に1度の分散登校を実施。小笠原浩副校長は「学習は在宅でもできるが、3月の一斉休校で中学生がストレスを感じており、生徒同士が顔を合わせる機会も大事だと考えた」と、休校しなかった理由を語る。

 関西大の高鳥毛敏雄教授(公衆衛生学)は、教育の機会の保障や子どもの健康維持のために休校はできるだけ避けるべきだと指摘。「分散登校なら学校で感染者が出ても、別の日に登校した子どもの授業は続けることができる」と、休校ありきではない対策の必要性を訴える。(鈴木誠)

※下線は筆者。

先進国は、オンライン授業に移行しています。

何で日本はこんなにアナログなのか?!

そして、ここでも、「命よりも学習」・・・

学習よりも、

人の命の方が大事だ!!!!!!

 

そういう中で、生徒自らが反旗を翻す、画期的なことが報道されました。

一斉休校求め生徒がストライキ 茨城、県立校再開に反発 2020.4.11 11:13産経新聞

<新型コロナ>命守ろう、高校生がスト 茨城・日立一高有志 「全県一律休校を」(2020年4月11日 夕刊 東京新聞)

 

「ストライキなんてけしからん!」「単なるワガママだ!」と、

バッシングする方が多いかもしれません。

しかし、私は喝采します!

これこそ、本来、文部科学省が提唱している、

「生きる力」の具現化ではないでしょうか?

すなわち、

● 基礎的な知識・技能を習得し、それらを活用して、自ら考え、判断し、 表現することにより、さまざまな問題に積極的に対応し、解決する力
● 自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や 感動する心などの豊かな人間性
● たくましく生きるための健康や体力 など

(文部科学省HPから)

 

自らの命と、家族の命、そして教員の命を守るために、

自ら考えてストライキの行動をとる!

上に掲げた3つの内容どれにもあてはまります。

素晴らしいではありませんか!

従順な家畜のような優等生を育てるのが、教育ではありません!

教育はJISマークをつけるためにあるのではないのです!

 

最後に、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」の4連目を、

現代の世相を反映してパロディ化してみました。

(実は、別なペンネームで、既にツイッター上で投稿しています。

あえて、このブログとツイッターは連携させていません。)

 

君死にたまふことなかれ、
安倍大王(おおきみ)は、はやりやまひに
マスク2枚しか出しませぬ、
感染リスクにおびえつつ、
自粛の道に死ねよとは、
皆勤賞を人のほまれとは、
政府・企業の闇深ければ
もともと補償はなかりせむ。

 

国家的な「いじめの構造」をぶっ壊せ!

 

なお、そもそも4月スタートではなく、欧米諸国や中国等と同様に、

新年度を恒久的に9月スタートにすれば、

今回の休校の遅れも取り戻すことができ、国際標準となります。

教員から「新型コロナでの休校問題は9月入学で解決する」との声も挙がっている 前屋毅  | フリージャーナリスト

« なぜ日本ではPCR検査が少ないのか?~日本共産党・小池晃氏が横浜市の「帰国者接触者相談センター」のマニュアルがを公開! | トップページ | 札幌市とその周辺の小中高校がついに休校へ~分散登校はいらない!(2020.4.12) »

おすすめサイト」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

ツイッター」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« なぜ日本ではPCR検査が少ないのか?~日本共産党・小池晃氏が横浜市の「帰国者接触者相談センター」のマニュアルがを公開! | トップページ | 札幌市とその周辺の小中高校がついに休校へ~分散登校はいらない!(2020.4.12) »

2023年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

にほんブログ村

  • クラシックCD鑑賞
  • にほんブログ村
無料ブログはココログ