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2020年2月13日 (木)

NHKEテレ・ららら♪クラシック「映画音楽の父 スタイナーの“風と共に去りぬ”」(2020年2月7日放送)

2020年2月7日放送の、NHKEテレ「ららら♪クラシック」は、

映画音楽の父 スタイナーの“風と共に去りぬ”」と題して、

映画「風と共に去りぬ」や「カサブランカ」等の映画音楽を作曲した、

マックス・スタイナーMax Steiner 1888-1971)の作曲技法、

特に「風と共に去りぬ」での「タラのテーマ」の展開と、

ワーグナーの「ライトモティーフ」との関連、

後期ロマン派作曲家たちとの関わりなどについて特集していました。

 

ライトモティーフ的な要素が使われている有名な映画音楽といえば、

「スター・ウォーズ」をすぐに想起しますが(ダース・ベイダーの「帝国のテーマ」)、

実は、「風と共に去りぬ」でも使われていた、というのは、

初耳というか、あまりそんなことを気にせず観ていたので、

「なるほど!」と思いました。

 

ららら♪クラシックでは、昨年(2019年)、

「トムとジェリー」の音楽をまじめに特集するなど、

なかなかの好企画が出ています。

(過去記事)→

NHKEテレ・ららら♪クラシック「トムとジェリーとクラシック」

(2019年4月5日放送)〜実は十二音技法まで使われていた!

 

「風と共に去りぬ」は、4、5回観ています。

あの「タラのテーマ」が出てくるところ、特に第1部の最後で、

スカーレットが「家族を二度と飢えさせはしない!」と誓うところ

そして、冒頭と最後に出てくるところ、

ここで高らかに響くメロディは何度聴いても心が震えるようです。

 

オリジナルの映画音楽(クラシックの曲を使ったものと、ミュージカル映画を除く)で、

最も有名なものといえば、おそらく「スター・ウォーズ」のメインテーマあたりなのでしょうが、

私にとってのベスト映画音楽は、

この「風と共に去りぬ」と、エンニオ・モリコーネによる「ニュー・シネマ・パラダイス」です。

(あと、あえてもう1本というなら、

マイケル・ナイマンによる、”The Piano”(邦題「ピアノ・レッスン」)の音楽もすごいです!

言葉を失った主人公の気持ちを、音楽が見事に代弁しているからです。)

 

ピアノ・レッスン オリジナル・サウンドトラック サウンドトラック

 

NHKさん、マックス・スタイナーの特集の次は、

ぜひエンニオ・モリコーネさんの音楽特集をお願いしたいです!

 

ところで、2020年3月に、このマックス・スタイナーやコルンゴルト、

ミクロス・ローザなどの映画音楽を集めた12枚組のCDBOXが発売されます。

コンダクツ・クラシック・フィルム・スコア<完全生産限定盤>

 

こちらは予約しました。

 

映画のBlu-ray、すごく安くなりましたね・・・

(1枚1000円以下!※2020年2月現在)

サウンドトラックCDよりも安いほど・・・

 

 

久しぶりに、映画のサントラ盤、あれこれ入手してみようかな・・・

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