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2020年2月25日 (火)

東京オリンピックと国民の安全、どちらが大事か?~新型コロナへの政府の基本対策はフクシマの悲劇を繰り返す?

2020年2月下旬から、北海道での新型コロナ感染者数がぐんと増えてきました。

北海道のいろいろな地域、こんなド田舎にももしかして中国人の方々が来ていたのか、

はたまた、雪まつりで拾ってしまったのか・・・

それとも、大阪や東京で感染したのか?

原因はわかりませんが、おそらく日本各地、

潜在的に新型コロナに罹患している方は、100万人以上いるのでは、と予測しています。

(もしかすると、もっと多く?)

結局、軽症でも、検査をしていないから、「蔓延していない」と言い逃れるつもりなのでしょう。

「検査していないからコロナではない」

→首相による答弁での、「募ったが募集していない」のトンデモ論法は、

自己保身のためですが(これだけで人が生き死にする訳ではないとはいえ)、

さすがに「検査していないからコロナではない」では、たくさんの人の命に関わります。

 

2020年2月25日に、ようやく政府が発表した「コロナ基本方針」は、

結局、自己責任、努力要請、何らの強制力も財政措置もないような、空辣なものです。

4日間、高熱と倦怠感にさらされて、その上で、重症化したら、ようやく病院へ。

手遅れだったら仕方がない。

なにせ、東京オリンピックが控えているのだから・・・

検査の数を増やすつもりもない。

そんなことをしたら、新型コロナが蔓延していることがバレ、

東京オリンピックを参加ボイコットされるではないか!

 

最もカネがかからないはずだった東京オリンピック。

当初予算が7000億円だったのが、いまや3兆円に膨らんでしまいました。

東京五輪費用「3兆円」暴騰のカラクリ

その東京オリンピックが、日本パンデミックで開催返上となれば、

ドブに捨てたようなものになってしまう・・・

だからこそ、国民の健康や安全そっちのけで、

検査数を増やそうとせず、隔離や移動制限といった強制措置を取ろうとせず、

ひたすら陽性判定者を低くしようとしている印象です。

 

オリンピックは4年に1度ですが、

我々の命は1回しかありません。

オリンピックのために、国民の安全が軽視され、

(国民の安全なんかにカネを使うなんて、財政悪化するだけだ!)

今やどこから来るかわからない新型コロナに怯える日々・・・

こんなの本末転倒です。

もしかすると、新型コロナの震源地、武漢や湖北省を除いた中国本土の方が、

東京や札幌よりも、新型コロナに関してはもはや安全なのかもしれません。

 

こんな記事を読みました。

新型コロナ、五輪開催に向けた見えない圧力 新田日明 (スポーツライター)

 

呆気にとられた。2020年東京五輪・パラリンピックの日本選手団が着用するオフィシャルスポーツウエアの発表会での出来事だ。21日、都内の発表会場で東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っているんですが…。どうぞお帰りになったら手を洗うとか、特に選手は気をつけて風邪など引かないようにウイルスをもらわないように」などと発言。会場内のほんの一部からはやや失笑も漏れたが、大半の関係者が凍り付いていた。

 新型コロナウイルスの感染が拡大の一途を辿る中、厚生労働省は国民にマスク着用を促している。それにもかかわらず、東京オリ・パラ大会組織委員会で重責を担うトップがマスクをしないことを美徳とし、厚労省の呼びかけに逆行する意思を示してしまった。

 自らマスク着用を拒否し続けることで日本には新型コロナウイルスが蔓延しておらず、東京五輪開催に何の不安もないと強調したかったのだろうか。いずれにせよ、ウイルスに対する日本の危機感がとてつもなく薄いことをあらためて世界に発信してしまった格好だ。

 大会組織委員会の関係者は森会長の言葉を耳にすると引きつった表情になり、一部の報道陣にこっそりと耳打ちしながら「あまりヘンなことは書かないで欲しい」と念押しする姿も見られた。その効果があったのかは定かでないにせよ、大手メディアの記事の大半は森会長のコメントを取り上げながらも批判的なトーンにせず事実を淡々と伝えるのみだった。

事情通は「やはり東京五輪に向けた〝圧力〟が効いているのではないかと思います」と打ち明け、こう続ける。

 「これだけ新型コロナウイルスの感染が日本中で広がっているのに、東京五輪開催を危ぶむ記事が主要メディアからほとんど発信されないのは異常なことです。そのような内容の記事がごく稀に社内の〝跳ねっかえり〟によって書かれて掲載されたとしても、それほど大きく扱われません。仮に反響が大きくなりそうなことが分かるとスーッと潮が引くように、その記事は削除されてなかったものとなります。

 要するに東京五輪の大会関係者から〝見えない圧力〟をかけられるからです。だから森会長を含めた大会組織委員会、内閣府に置かれた推進本部へのバッシングが主要メディアから起こりにくい状況となっているのも同じことが言えます。その先にあるのが、あまりやり過ぎてしまうと東京五輪において取材規制をかけられるのではないかという主要メディアの恐怖感。つまり本大会での取材パス申請に悪影響を及ぼしてしまうことを恐れているから、大会関係者の顔色をうかがわざるを得なくなっているのが現実なのです」

 五輪の取材パスはIOC(国際オリンピック委員会)が発行し、認証するJOC(日本オリンピック委員会)を経由して申請者側に渡されることになっている。当然、東京五輪・パラリンピックも同様だ。ただ、この五輪取材パスの取得は非常に難しく、会社の規模だけでなく過去の大会の取材実績も大きくモノを言うといわれている。IOCの意にそぐわないようなことをするメディアはブラックリスト入りし、取材パスを申請してもまず間違いなく突っぱねられてしまうだろう。

 やはり東京五輪は取材する側にとっても一大イベント。その命綱とも言うべき取材パスを一切発行してもらえない、あるいは枚数を削減されてしまうなどという恐怖感にさいなまれれば、大会関係者の機嫌を損ねる批判的な報道に対してはどうしても及び腰になってしまうのかもしれない。

 だが、もうそんなことなど気にする状況ではなくなりつつある。新型コロナウイルスが猛威をふるい、日本列島を震撼させ、世界中をも恐怖のどん底に陥れている今、大会組織委員会を含む主催者側の姿勢が問われているからだ。危機的現状に目を配ることなく東京五輪開催を問題視せず、水面下でメディアコントロールを図るため無言の圧力をかけながら取材パスの発行を〝人質〟にしようとしているならば言語道断である。

23日放送の日本テレビ系列「真相報道バンキシャ!」では新型コロナウイルスの感染拡大を受けても大会組織委員会の幹部が「強行突破だ」と言い切っていることが伝えられ、波紋を広げている。こうした理解不能なことを口にする大会組織委員会の関係者は実際に少なくない。つい先日も同じセクションに携わる人物が大真面目に次のようなワケの分からないアジテーションを唱えていた。

 「君たちは東京五輪を開催中止にしたら、どれだけの経済損失が出るか分かっているのか。そんなことよりも、どうやって大会を成功させるか。それを考えることが日本のマスコミの責務のはずだ。もう、賽は投げられたから突き進むしかない。イチかバチかかもしれないが、このウイルスとの勝負に勝って、大会を成功させれば我々日本人は歴史に名を残せることになるじゃないか」

 個人的に言えば、現状で東京五輪・パラリンピックの開催は極めて厳しいと思う。どうしても強行させたいなら、合理的な判断と危機管理ができる舵取り役を大会組織委員会や日本政府内に置くことは絶対条件だ。新型コロナウイルスの猛威を甘く見続けていると、東京五輪・パラリンピックの開催強行と引き換えに日本列島はパンデミックの恐怖に沈んでしまうような気がしてならない。

 

 

元々、福島原発の問題について、あるいは東京の猛暑について、

世界に向かってウソにウソを重ねて勝ち取った五輪です。

今、そのウソがこういう形で、突き付けられているのでしょう。

「直ちに問題はない」という形のウソを、

今度も別な形で繰り返すのでしょうか?

 

それはともかく、オリンピックよりも、我々国民の安全を真に保障してくれる、

まともな政府こそ、我々は望みますし、声をあげていきます。

それまでは、自己責任、自助努力しかないというのは、なんとも情けないものです・・・

非常事態の時にこそ、政府に救ってもらえる(はずだ)から、

我々は納税し、連帯しているのでは?

 

(参考)

引き上げられていく国境

問題を認識しない政府

反面教師にされる日本国(後編)

 

(いずれも、三橋貴明氏のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の2020年2月下旬の記事です。)

 

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