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2020年1月30日 (木)

おすすめ記事~「カネで国民を選別する日本にしてはならない」(新世紀のビッグブラザーへ~三橋貴明氏のブログ)

大規模災害があったら、助け合うのが当たり前・・・

東日本大震災級の大規模災害(地震、津波、台風による河川氾濫等)が起きた際に、

もし、自衛隊や警察、消防の方々から、

「助けてもいいけど、受益者負担です。後で〇万円請求ですが、いいですか?」

と言われたら、皆さんはどう思いますか?

 

新型コロナウィルスの蔓延に伴い、

今回、政府がチャーター機を手配して、武漢から、邦人を救出に行ったことはよい決断だと思いました。

しかし・・・

政府が、チャーター機の運賃として一人当たり8万円を徴収することは、

果たして妥当なのでしょうか?

ネット上では、「受益者負担は当たり前」という声が強いです。

 

今回の日本政府の方針に、まっとうな論理で反駁したのが、

今回おすすめしたい記事である、

「カネで国民を選別する日本にしてはならない」

(新世紀のビッグブラザーへ~三橋貴明氏のブログ)です。

記事から一部引用します。

(引用)

(中略)我が国では政府が「緊縮財政至上主義」の下で、カネ、カネ、カネ。非常事態時に「国家」に助けてもらった際に、カネを請求されるという「腐った国家」になり果てていたことが明らかになった。

 ならば、東日本大震災で自衛隊や警察、消防、土木業の方々に助けてもらった人にも「受益者負担です」と、費用を請求しなければなりませんね。

 国家って、そういうものじゃないでしょ。

 非常事態は、いつ、誰に襲い掛かってくるか分からない。武漢に滞在していた「同じ国民」の方々にしても、「こんなことになる」と予想していた人は一人もいないでしょう。
 
 それでも、非常事態は発生する。そのときは、「カネ、カネ、カネ」などとやらずに、無条件で国民が「同じ国民」を助けるのです。それが、国民国家であり、国民意識(ナショナリズム)の根幹です。

 ちなみに、
「税金を払っているんだから、無料で助ける」
「そもそも、中国なんかでビジネスをしているのが悪い」
 といったレトリックも不適切です。
 税金を払っていなかったとしても、あるいは国家に迷惑をかけていたとしても、それでも「同じ国民」ならば無条件で助けるのです。次、我々が非常事態に直面した際には、かつて助けられた国民が助けてくれるかも知れませんよね。

 また、「中国で~」などと言い出した日には、東日本大震災の被災者の皆様が「東北の海岸地域に住んでいたのが悪い」ことになってしまいます。

 「あの」中国に滞在していても、何事もないケースもあります。逆に、日本国内の「ここは安全」と信じられていた場所で、災難に直面するケースもあります。全ては「運」なのです。

 たまたま「運が悪かった」国民が苦しんでいる以上、無条件で助けるのが当然ですが、自己責任論を持ち出す。わたくしを批判した人たちは、次の非常事態で自分の家族が危険にさらされたとしても「受益者負担」「自己責任」と言えるのでしょうかね。ちなみに、わたくしは無理ですわ。

 グローバリズムが蔓延し、ナショナリズムが破壊され、自己責任論に「逃げる」連中が増え、非常事態時にまで受益者負担と言ってのける。

 正直、今回はチャーター機を飛ばして料金を請求した日本政府以上に(緊縮財政至上主義である以上、何となく予想していた)、わたくしを批判した連中に「グローバリズム的なおぞましさ」を感じてしまったわけでございます。
 
 我が国を「カネで国民を選別する日本」にしてはなりません。
(引用終)
某議員には政治資金として1億5千万円払っても、「妥当」だったり、
あるいは、「桜を見る会」の私物化で5000万円税金から支出したり・・・にはザルなのに、
どうして、こういうところはケチくさいのか?
国民を守ることには、政府は金を使いたくないのか、という印象を受けます。
自己責任論だとかのルサンチマンの呪いの叫びは、結局、危機の時に、
自分の身に降りかかってくるのです。
困ったときにはカネの有無で差別されるのではなく、
無条件で、助け合える世の中の方が、素晴らしくはないですか?
それとも、すべてにおいて自己責任を振り回した方が、
幸せなのでしょうか?
社会がアメリカ化するのが、そんなに素晴らしいことなのでしょうか?
(まぁ、アメリカには寄付の文化が救済手段としてありますが、
日本にはまだあまり根付いていないように思います。)
喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。
(新約聖書ローマの信徒への手紙12:15新共同訳)
これは、個人の倫理だけではなく、社会にとっても有益な言葉だと思います。
一応、公平のために、「8万円は妥当か?」(徴収は妥当)という記事も、
参考までに載せておきます。
鳥海 高太朗 : 航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師
(2020年1月31日追記)
やはり、「これはおかしい!」と著名な方々が叫ぶことにより、
現実は動くのです!
これでも、このニュースへのYahoo!コメントを読むと、
「我々の税金が使われるのはおかしい!」「自己責任だ!」との声が多数なのは、
情けない限りです・・・
生きづらい、ギスギスした世の中ですね。
おそらく、こういうコメントを書く類の人々は、
他人が得することを許せないのでしょう。
(参考)
(引用)
 自分が不利益を受けるわけではなくても、他人の利益を不快に感じる。そんな人たちが少なからずいる。極端な不寛容さは一体どこから来るのか。技術の進歩が生んだ現代人特有の心情だとの指摘もある。AERA 2019年10月14日号に掲載された記事を紹介する。
 今春、定食チェーンの「やよい軒」が、無料だったご飯のおかわりを試験的に有料にするというニュースが流れた。運営会社は、おかわりをしない客から「不公平だ」という指摘があったと説明した。夏の参院選でれいわ新選組から車いすの議員2人が当選し、国会が改修されたというニュースには、ネット上などで「自己負担でやるべきだ」「我々の税金を使うな」といった反発がわき起こった。

 どちらも、批判する人自身が、何らかの負担を強いられたわけではない。ただ、自分以外の人が利益を受けているのが不快という感情。「他人の得が許せない」人が増えている。
(中略)
 心理カウンセラーで「インサイト・カウンセリング」(東京都)代表の大嶋信頼さんによると、相談に訪れる人の多くは「他人の得が絶対に許せない」「いつも自分が損ばかりしている」という気分になっているという。そんな気持ちに苦しむ人たちが、この社会にあふれ返っているようだ。

 大嶋さんは特に、そういう人たちが他者に攻撃的な言動をとってしまうケースは「『ルサンチマン』という言葉で説明がつく」という。

 ルサンチマンとは、「強者に対する弱者のねたみや恨み」という意味だ。准教授が経験した例では、授業をきちんと受けながらも成績が心配される学生が弱者で、授業を受けなくても成績が良い方が強者と言えるだろう。大嶋さんは「多くのケースで、『弱者がすることは正しい』と思い込んでしまう傾向があります」とも指摘する。
(引用終)下線は筆者による。

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