« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »

2019年9月の5件の記事

2019年9月23日 (月)

2019年9月21日 日帰りで三笠市、千歳市、藻岩山の旅〜鉄道三昧?

2019年9月2回目の三連休、如何お過ごしでしたか?

私どもは当初(2019年8月時点で)、

9月22日、23日に1泊2日で層雲峡・黒岳に行く予定でした。

(22日は旭川で1泊、次の日23日にレンタカーを借りて層雲峡方面へ・・・)

しかし、天気予報で23日は大荒れとのことだったので、

やむなく9月18日の時点でこの旅程をキャンセルしました。

その代わりに、天気が良い予報だった、9月21日に、

日帰りでレンタカーを札幌で借りて札幌近辺を旅行することにしました。

 

ふと思いついたのが、三笠市に行くと、トロッコ鉄道を運転できることでした。

そこで、とりあえずの旅程として、

午前中は、三笠トロッコ鉄道→三笠でランチ→???

ということにしました。

(午後からは後で思いつきました。それは後ほど・・・)

 

午前8時に札幌駅近くのレンタカー店で借受手続きをしました。

3連休なので少し混んでいて、実際に車を受け取ったのは8時半頃でした。

そこから出発し、札幌北ICで高速道路に入り、

三笠市の三笠トロッコ鉄道のところに着いたのは、9時半過ぎでした。

10時前にクロフォード公園のところで受付を済ませました。

トロッコの運転体験には、運転免許証が必要です。

(エンジンが付いているからです。)

10:10にそこから歩いて数分の出発地点に集合、

10:30スタートでした。

この回は、私どもしか客がいませんでしたので、貸し切り状態でした。

 

その前に、まずは、クロフォード公園で撮った鉄道の写真から。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-1

20190921-mikasa-chitose-moiwa-2

20190921-mikasa-chitose-moiwa-3

20190921-mikasa-chitose-moiwa-4

そして、トロッコターミナル駅へ。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-5

駅員の帽子や制服があるので、コスプレ風の写真を撮ることも可能です。

さて、私どもが乗ることになったトロッコです。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-6

行きはとても緩やかな上り道で、

トロッコ列車のエンジン切り替えを「低」のままにしておくと、

上るのが少し難しいようでした。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-7

トロッコと線路です。

途中の「小池坂」というところでトロッコは折返し。

どうやって折り返すかというと・・・

20190921-mikasa-chitose-moiwa-8

線路の途中にジャッキのようなものがあって、それで車体を持ち上げ、

人力で転換させます。

ちなみに、受付にいたおじさんが、車で先回りして、

途中の踏切のところなどで待っていてくれていました。

この折返し地点でも同様でした。

 

帰り道は反対に、緩やかな下り道になるので、

行きよりも楽しかったです。

片道2.5Km、往復5Kmのちょっとした鉄道運転の旅、

鉄道好きならオススメです。

ちなみに、運転者は1500円、同乗者は1200円、

計2700円かかりました。

ゴールで待っていた、展望トロッコ客車です。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-9

こちらは大人1000円でした。

(私どもはこれには乗りませんでしたが・・・)

 

お昼は、2019年4月にオープンしたばかりですが、

評判の、「畑の中のレストラン EKARA」に行くことになっていました。

前々日にあらかじめ予約を入れておきました。

(予約しておいて正解でした!)

ちなみに、「EKARA」(エカラ)とは、アイヌ語で、

「〜で〜を作る」という意味とのこと。

 

ただ、トロッコ体験自体が、11時前には終わってしまいました。

そのレストランへ行くのも、

クロフォード公園から車で10分もかからないで着きそうだったので、

少し寄り道をして時間つぶしをすることにしました。

寄り道先は・・・桂沢湖です。

桂沢湖は、人工の湖です。

クロフォード公園から車で15分程度で着きました。

 

肉眼で見ると、濁った大きな水たまり(失礼!)のようだったのですが、

写真で撮ると、空の青さが反映して、とても美しい景色になっていました。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-10

三笠市といえば、化石で有名です。

それでなのかはよくわかりませんが、恐竜の巨大オブジェがありました。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-11

別な角度から撮ると・・・ゴジラ出現?

20190921-mikasa-chitose-moiwa-12

空の青さがとても美しかったです。

さて、そこからまた戻って、「EKARA」へ!

予約していた、12時前後にきちんと間に合いました。

店内はほぼ満席・・・

レストランのすぐ横には、収穫を迎えた稲が実っていました。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-13

レストランの全景です。

なんとなく「大草原の小さな家」のイメージ?

20190921-mikasa-chitose-moiwa-14

レストランでは、ランチの「畑」コースと、「森」コースを、

それぞれ注文しました。

前菜の野菜の盛り合わせがとてもおいしかったです。

妻も大変気に入りました。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-15

こちらは「森」コースのメインの皿。

ちなみに、「畑」コースのメインはピッツァでした。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-16

20190921-mikasa-chitose-moiwa-17

ランチの提供を待ちながら、妻と話し合い、

せっかくなのでもう少し三笠市に滞在することにしました。

三笠鉄道記念館へ行きました。

 

到着が13時20分ぐらいで、着いた早々に、

汽笛が鳴る蒸気機関車に乗りました。

本物の動くSLに乗ったのは、私は今回が初めてでした。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-18

乗車料金は1回300円でした。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-19

20190921-mikasa-chitose-moiwa-20

20190921-mikasa-chitose-moiwa-21

実際の乗車時間は3分ほどでした。直線を数百メートル走って、

帰りはバックで戻りました。

 

記念館の中に入らなくても、実際のSLが展示されていました。

自由に出入りでき、当然、写真も撮ることができました。

 

20190921-mikasa-chitose-moiwa-22

20190921-mikasa-chitose-moiwa-23

20190921-mikasa-chitose-moiwa-24

意外だったのが、妻が実に嬉しそうに、SLの中や正面などで、

記念写真を撮って・・・と言っていたことでした。

実は隠れ「鉄子」だったの〜?と思うぐらいでした。

無料で、これだけ近くで列車と写真を撮ることができるだけでも、

結構お得感がありました。

とはいえ、やはり館内にも、料金を払って入りました。

(530円でした。三笠市立博物館も行くなら、セットで650円です。)

館内も見応えがありましたよ。

鉄道ファンならぜひオススメです。

なお、この三笠鉄道村では、全国で唯一、

本物のSLを一般の人が動かすことができます。

SL機関士体験クラブ

 

ついでに、三笠市で今話題の施設である、

三笠高校生レストラン」にも行ってきました。

既にレストラン自体は営業終了していましたが、

売店は営業中だったので、

りんごジュースなどを買いました。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-25

時刻は15時過ぎていました。

さて、この後どうするか・・・

とりあえず、三笠市の隣、岩見沢市のバラ園に行き、

それから時間があれば、千歳市の「ドレモ ルタオ」に行ってみよう、

ということになりました。

 

まずは、岩見沢のバラ園へ。

少しの滞在時間でしたが(何度も行ったことのある所だったので、)、

遅咲きのバラを楽しむことができました。

20190921-mikasa-chitose-moiwa-26

さて、それから高速道路に入り、一旦札幌市に戻ってから、千歳市へ。

1時間以上かかりましたが、なんとか17時少し前に、

ドレモルタオ」へ入店できました。

(オーダーストップは17時半)

ここのパンケーキをぜひ食べてみたかったのです!

とてもおいしかったです。

千歳市に行く用事があれば、

ぜひ立ち寄ってみてくださいませ・・・

20190921-mikasa-chitose-moiwa-27

20190921-mikasa-chitose-moiwa-28

さて、レンタカーは21時まで借りていましたので、

この後どうしようか・・・とパンケーキを食べながら、

妻と話し合いました。

江別の蔦屋書店に行くのも考えましたが、

あそこなら、JRとバスでも行けるので、

結局、札幌市にまず戻り、藻岩山に車で登ることにしました。

 

途中、札幌ドーム近辺のところを通ると、ラグビーW杯の関係で、

多少渋滞していました。

 

藻岩山は、先月8月24日に、ロープウェイの重大事故がありました。

けれども、つい先日、ロープウェイの運行が再開されたので、

それなりに混んでいました。

 

山頂へは、ミニケーブルカー「もーりすカー」に乗って行きます。

これも鉄路ですね・・・

(三笠市のトロッコに始まって、藻岩山のもーりすカーで終わる・・・)

札幌市民なので、市民割引で、1人300円で乗車できました。

 

空気が澄んでいて、夜景がとてもきれいでした。

でも、寒〜い・・・

20190921-mikasa-chitose-moiwa-29

20190921-mikasa-chitose-moiwa-30

 

楽しく安全に日帰りの旅を堪能できました。

神様に感謝!

レンタカー返却時の総走行距離は、266Kmでした。

 

(おまけ)

今回の旅のお供(車内BGM)は、

定番のバッハやブラームスなどのクラシックのCDの他に、

今年8月に買ったきり、まだきちんと聴いていなかった、

森口博子さんが歌うガンダムのアルバム、

GUNDAM SONG COVERS」も持っていきました。

妻には多少引かれましたが、結構満足しました。

(クラシックCD以外、それもアニメソングのを買うのはとてもレアなので!)

森口博子さんの持ち歌である、

水の星へ愛をこめて」と

「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」の素晴らしさは言うまでもありませんが、

カバー曲の中では、「フリージア」に特に感動しました!

(「鉄血〜」は全然観ていませんでしたが・・・)

 

GUNDAM SONG COVERS

2019年9月17日 (火)

オネシモは盗みをしたのか?〜教会学校説教案への疑問(2019年9月15日)

今私が所属している教会の教会学校では、福音派のCS成長センターが発行する、

『成長』誌を用いています。

2019年9月15日は、

新約聖書の「ピレモン(フィレモン)への手紙」からの説教となっていました。

その日は私の説教担当ではなく、別な方がしました。

その方は、『成長』誌のグレード2(幼児〜小2向け)の説教案を、

ほぼそのまま丸読みするような形で子どもたちに説教していました。

それを聞いていた私は、ある1点にすごく違和感を覚えました。

曰く、「オネシモはご主人の家の金を盗んで逃げ出したのです。

この表現は、『成長』誌2019.7-8-9月No.166のP.134に書かれています。

(ということで、上記は引用、ということになります。)

 

確かに、ピレモン(フィレモン)18節(※『ピレモンへの手紙』は1章しかありません。)には、

もし彼(オネシモ)があなた(ピレモン)に何か損害を与えたか、負債を負っているなら、その請求は私(パウロ)にしてください。

(新約聖書 ピレモンへの手紙18節新改訳2017)

という記述があります。

だからといって、「オネシモは主人から盗みを働いた。」という証拠になるでしょうか?

小学校低学年向けのお話だからといって、

曖昧な話をさももっともらしく断言するのは如何かと思いました。

実際、この『成長』誌のグレード3(小2〜小6向け)では、

ピレモンは何らかの迷惑をかけて、主人の家を飛び出したのです。

(『成長』No.166のP.136より引用)とトーンダウンしています。

 

しかし残念ながら、グレード4(小6〜高1向け)では、

オネシモは、盗みを働いたか何かで主人に損害を与え、」(同誌P.138より引用)とされ、

グレード5(高校生、青年、成人)では、

オネシモとは「有益な者」という意味ですが、おそらく主人のお金を盗んで逃げたのでしょうから、およそその名にふさわしくない奴隷でした。」(同誌P.140より引用)

という記述に戻っていました。

 

参考までに、家に帰ってから、

カトリックのフランシスコ会訳や、岩波書店の新約聖書(新約聖書翻訳委員会訳)、

塚本虎二訳新約聖書で、そういう訳注がないか探してみました。

カトリックあたりなら、「オネシモは盗みをした、という伝承がある」とか書かれていそうですが、

そんな注解は書いていませんでした。

塚本虎二訳では、15〜16節への略註(P.980)で、

「なぜ脱走したかは書いていない。」と記述がありました。

すなわち、「盗みをした」とは断言できないし、

あるいは「盗みをしていない」とも言えないのです。

岩波書店訳では、「解説」のところで、

「(この手紙の)執筆意図は明白である。すなわち、かつてパウロの導きでキリスト教徒となったフィレモンが所有していた奴隷オネシモスが、主人の許から、おそらくいくばくかの金銭と共に、脱走してパウロのところに逃亡してきたのだが、そのオネシモスも獄中でキリスト者となったので、今パウロは彼を主人の許に送り返そうとしている。(以下省略)」

(岩波書店訳P.927より引用終)

とありました。

あくまで、盗みは「おそらく」という予測にすぎません。

新共同訳のスタディ版の註では、

オネシモはフィレモンからお金か所有物を盗んでいたのかもしれない。*あるいは逃亡した事自体が負債とも考えられる。

(聖書スタディ版 新共同訳 新約聖書P.400より引用)

と書かれていました。

この註はある程度納得がいきます。

 

 

フランシスコ会訳

 

塚本虎二訳新約聖書

 

岩波書店 新約聖書

 

聖書 新共同訳 スタディ版

 

 

私としては、「盗んだ」か、「盗んでいない」かよりも、

少なくとも聖書や伝承から断言できない曖昧な事を、

あたかも事実のように子どもたちに伝えるのが、

問題だと思った訳です。

 

あと、グレード2の説教案では、

「悪いことをした人を許しなさい」(いい子ちゃんしようね!)という結論になってしまい、

当時の奴隷制度の中で、使徒パウロが大胆にも

キリストにつくバプテスマ(洗礼)を受けたあなたがたはみな、キリストを着たのです。ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由人もなく、男も女もありません。あなたがはみな、キリスト・イエスにあって一つだからです。

(新約聖書ガラテヤ人への手紙3:27〜28新改訳2017)と主張した革新性が、

ぼやけてしまったように思えました。

だから私はその後の高学年向けの分級で、

「奴隷」という言葉について説明し、

なおかつ、「盗みをした、と先程話があったのは、

低学年向けの説明であり、実際はどうかわからない。」

という解説をすぐさましました。

 

ところで、「奴隷」というのは、現在存在しないはずですが・・・

たまたま、先日(2019年9月11日)放送の、

テレビ東京系「未来世紀ジパング」という番組で、

今知るべき世界の大問題」と題して、

東南アジアにおける現代の奴隷について特集しているのを観ました。

恐るべき人権侵害です!

観ていてとても衝撃を受けました・・・

そういう奴隷によって、

日本の食卓にあがるエビが水揚げされているのかもしれないのです・・・

また、日本の恥とも言える、「技能実習制度」も、

かなり奴隷労働に近いとも言えます。

おそらく10年以内ぐらいに、

第2の「従軍慰安婦」問題のような国際的な人権侵害問題になるのでは、

と私は危惧しています。

(従軍慰安婦問題自体は、本来、韓国政府が保証すべき問題なのが、

国際法上の見解だと私は思っています。)

 

私なら、過去の問題ではなく、現代の問題としての「奴隷」を解説してから、

それらを超えたキリスト者における愛を説く、というやり方で、

子どもたちにお話したいな、と思いました。

2019年9月16日 (月)

NHKBSプレミアム・発表!全プリキュア大投票 第1部・第2部(2019年9月14日放送)

やっぱり生放送で観てしまいました。

(且つ、録画もしてあったのですが・・・)

NHKBSプレミアムで2019年9月14日放送の、

「発表!全プリキュア大投票 第1部&第2部」!

とても楽しみにしていました。

まるで選挙の開票みたい?

投票結果(番組公式HP)

 

推し、又はランクイン予想した作品、プリキュア、キャラ、歌・・・

予想と違ったところも多かったですが、

ある程度はOKだったかな?

(参考)

NHK・「歴史秘話プリキュアヒストリア」(2019年8月10日、17日、19日放映)

(※拙ブログ記事です。「プリキュア」の予想が書かれています。)

 

「プリキュア」のランキングでは、10位以内に、

「5」のキュアレモネード(7位)と、

「5GOGO」のミルキィローズ(10位)が入ったのは予想外でした。

ミルキィローズはともかく、キュアレモネードは、

私にとってはダークホース的な存在に見えました。

(ちなみに、初代とMH、5と5GOGOの同じキャラクターは、

合算されていたのでしょうか?

ガンダムのランキングでは、確かシャアが合算されていたと思いますが・・・)

 

現役の、スタプリの「キュアミルキー」のランク入りはやっぱり、

と思いましたが、

ミルキーとコスモ以外の3人が25位以下というのは、

ちょっぴり残念でした。

特に、キュアスター役の成瀬瑛美さんがスタジオに呼ばれて、

生アフレコまでしたのに、ランク外というのは、

少し気の毒な感じでした。

 

過去のNHKでの「ガンダム」や「全アニメ」のランキングでは、

直近の作品が過大評価されがち、という傾向がありましたが、

(「マクロス」は、最新作の「デルタ」がどうやってもイマイチなので、

結局は「フロンティア」の圧勝という結果になりましたが・・・)

「プリキュア」のランキングでは、メインがヲタ男性よりも、

かつて幼女だった10代、20代女性が投票の中心となったので、

最新作だから優遇、過大評価という感じではなかったようです。

「スタプリ」、「プリアラ」の10位以下ランキングが如実に示しています。)

ただし、NHK側として、現役の「スタプリ」にちゃんとフォローが入っています。

年齢層別に言えば、10歳以下の投票では、「スタプリ」は1位とのこと。

(私も毎週観ています。

昨年のハグプリに比べると地味ですが、じわじわと来る作品なのかな・・・)

 

小学生以下の子にとっては、あの投票形式は、

結構ハードルが高いのでは、とも思いました。

 

番組では、初代の第8話の名シーンの生アフレコがとても素晴らしかったです。

他の作品の生アフレコでは、選択肢として、

もう少しいいところがあるのでは、とも思いました。

 

「ドキドキ!プリキュア」は「作品」、「プリキュア」いずれもランク外となってしまいましたが、

私としては、結構好きな作品です。

(「キャラクター」で「レジーナ」が5位にランクインしましたが・・・)

 

初代と並んで、私が最も好きな作品である、

はぐプリの高評価はうれしく思いました。

 

生放送で観ていて、やっぱりスゴイと思ったのが、

第2部で、歌ランキング1位となった、

「DANZEN! ふたりはプリキュア」を五條真由美さんが熱唱するところでした。

やっぱりプリキュアといえばコレ!!!

 

欲を言えば、元々プリキュアシリーズは幼女向けの番組なのだから、

放送時間にも配慮した方が良かったと思います。

良い子はとうに寝る時間からようやくスタート・・・

 

それでも、「マクロス」の時よりもあまり中だるみ感なく、

あっという間に時間が過ぎたような気がしました。

さて、次は何のランキングになるのやら・・・

何はともあれ、NHKさん、ありがとう!

 

ネット上では、NHKがこういう企画をするのに批判的な声も結構ありますが、

民放ではたぶん何十年待ってもできないと思います。

(視聴率的に厳しいので・・・)

NHKだからこそできた企画なのです!

2019年9月 9日 (月)

NHKBSプレミアム・大草原の小さな家 シーズン1 第14話「ローラの祈り」(原題:The Lord is My Shepherd (1)(2))の聖書的背景

NHKBSプレミアムで、2019年6月から毎週土曜日朝に放映されている、

「大草原の小さな家」。

毎回楽しみに観ています。

 

2019年9月7日放送の第14話(実際は前後編合わせての放送となりました。)、

「ローラの祈り」(原題:The Lord is My Shepherd (1)(2))。

とても感動しました。

あらすじを、NHKのドラマ公式HPから転載します。

(引用)

世界中で愛されたファミリードラマが新吹き替え版でよみがえる!生まれたばかりの弟が死んでしまった。ローラは神様にあるお願いをするために高い山の頂上へと向かう。

キャロラインのおなかに新しい命が宿る。男の子が欲しいチャールズは無意識のうちに「息子」と呼んでしまい、ローラは嫉妬する。やがてキャロラインは男の子を出産。チャールズはその子にばかり構うようになり、ローラはますます悲しい思いに。だが赤ちゃんは次第に衰弱しはじめ、亡くなってしまった。ローラは弟のために祈れなかった自分を責め、神様にあるお願いをするため高い山の頂上へと向かう。

(引用終)

 

ドラマの筋とか、感想とかについては、

いくつか他のサイトで書かれていたのを見つけましたので、

私はそれを書くのは省略します。

(参考)

大草原の小さな家の「ローラの祈り」前後編をネタバレ徹底解説!

(ブログ名:天才漫画アート芸術家)

大草原の小さな家 9/7 「ローラの祈り」

(ブログ名:テレビ大好き)

「ローラの祈り」~大草原の小さな家・珠玉の回~

(ブログ名:きゆみのラブログ)

大草原の小さな家 神回「ローラの祈り」ジョナサンが…

(togetter)

 

私はこの話に出てきた聖書について述べてみようと思います。

 

まず、直接的な引用。

チャールズ(お父さん)とキャロライン(お母さん)が、

息子の死に際して一緒に唱える聖書は、詩編23編です。

ドラマの原題にも引用されています。

せっかくですから、最新の聖書の訳で全文を引用します。

 

(引用)

詩編23

 

主は私の羊飼い。

私は乏しいことがない。

主は私を緑の野に伏させ

憩いの汀(みぎわ)に伴われる。

主は私の魂を生き返らせ

御名にふさわしく、正しい道へと導かれる。

 

たとえ死の影の谷を歩むとも

私は災いを恐れない。

あなたは私と共におられ

あなたの鞭と杖が私を慰める。

 

私を苦しめる者の前で

あなたは私に食卓を整えられる。

私の頭(こうべ)に油を注ぎ

私の杯を満たされる。

命あるかぎり

恵みと慈しみが私を追う。

私は主の家に住もう

日の続くかぎり。

(旧約聖書 詩編23 聖書協会共同訳より引用終)

 

観ていてつらいシーンでしたが、生きるのも死ぬのもすべて神様の御心・・・

そういう信仰心を表すのが、詩編23を共に唱える、という場面で表したのでしょうね。

もっと言えば、ヨブ記1:20の、

主は与え、主は奪う。主の名はほめたたえられますように。」(聖書協会共同訳)

あるいは、伝道者の書(コヘレトの言葉)3:11の、

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」(新改訳2017)

といった、「あえて賛美する」信仰が、根底にあるのでは、とも思いました。

 

嫉妬心と寂しさから、弟のために祈らなかったローラは、

弟の死を知り、うちひしがれる中、

牧師さんの説教の中に出てきた、

神にできないことは何一つない。」(新約聖書ルカによる福音書1:37聖書協会共同訳)

という御言葉から、

とんでもない願いを神様に祈ろうとします。

「自分の代わりに、弟を父のもとに返してほしい・・・」

そして、神様に近づくため、山に登ります。

そこで、ジョナサンという不思議な男性にめぐりあいます。

 

ここのシーン、実に不思議な印象を視聴者に与えるところです。

直接的な聖書引用はされていませんが、

この山でのシーンは、私の推測では、

旧約聖書 創世記22章の、

アブラハムが息子イサクを生贄にささげようとするところが背景にあるのでは、

と思いました。

・山に登る(創世記22:2)

・3日間滞在(創世記22:4)

・鳩を見つける(創世記22:13)

・焚き火(創世記22:7他)

 

お父さん(チャールズ)がローラを探す、というのは、

ルカ15章の「放蕩息子のたとえ」も背景にあるのかもしれません。

あと、白い鳩は、おそらく「聖霊」の象徴でしょう。(マタイ3:17他)

 

ジョナサンがローラを川に連れて行き、

そこでジョナサンがローラに作ってあげた十字架が流されてしまうところと、

その前後の会話は、

神を愛する者たち、つまりご計画に従って召された者たちのためには、万事が共に働いて益となるということを、私たちは知っています。

(新約聖書 ローマの信徒への手紙8:28聖書協会共同訳)

もっと簡単に言えば、「神はすべてのことを益とする。」という、

究極的な賛美と楽観が背景にあるのでは、と感じました。

人の目には、一見不幸に見えたとしても・・・

 

それにしても、NHKがこの作品をリマスターして再放送してくれるというのは、

実にすばらしいことです。

朝ドラとの関連なのでしょうか・・・

神様に感謝!

2019年9月 1日 (日)

2019年8月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2019年8月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までと、先月書いた記事にはリンクを張っています。

 

一位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

二位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

三位.学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

四位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

五位.マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

六位. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64聴き比べ6盤

〜女性ヴァイオリニスト対決?

七位.ホルスト「惑星」(The Planets)聴き比べ

〜メータ、ショルティ、カラヤン、ボールト、レヴァイン

八位.サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」聴き比べ5種

九位. 道東旅行記2019年夏(その5)〜大雨の釧路から帯広へ、旅の終わり

十位.グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op.16 聴き比べ7盤

(おまけ)

11位.NHK・「歴史秘話プリキュアヒストリア」(2019年8月10日、17日、19日放映)

 

先月書いた記事では、

道東旅行記が一つランクインしていて嬉しかったです。

 

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

« 2019年8月 | トップページ | 2019年10月 »

2023年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

にほんブログ村

  • クラシックCD鑑賞
  • にほんブログ村
無料ブログはココログ