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2019年7月の5件の記事

2019年7月23日 (火)

NHK総合・クローズアップ現代+「“京アニは日本の宝”世界に広がる支援の輪」(2019年7月22日放送)

2019年7月18日に発生した、

京都アニメーション(以下「京アニ」)へのテロ事件。

あまりにも甚大な被害に絶句しました・・・

 

民放での報道は、京アニの素晴らしさよりも、

犯人像や、建物の構造があたかも死を招いたかのような、

そういう方へ重きを置いていました。

(軍用とか原子炉とかでない限り、ガソリン撒かれて無事な建物など、

どこにもないはずです!

京アニの過失を問うのは、「いじめはいじめられる側も悪い」というのと同じです!)

 

紹介されるアニメも、「涼宮ハルヒ」のEDダンスとか、

アニメ=オタク、のステレオタイプなものが多かったように思えました。

放火殺人で京アニの責任を問う毎日の驕り ガソリンの"爆燃"を知らずに執筆か

 

 

 

2019年7月22日に放送された、

NHK総合・クローズアップ現代+「“京アニは日本の宝”世界に広がる支援の輪」では、

京アニ作品の魅力である、繊細な描写や、

「ツルネ」の舞台となった長野県長野市のところなど、

短時間ながら、魅力をきちんと伝えていました。

そう、まさに「聖地巡礼」ができる繊細緻密な風景描写こそ、

京アニの魅力の一つなのです。

また、世界中のファンの声も伝えていました。

NHK『クロ現』で緊急特集「京都アニメーション 世界に広がる支援の輪」

 

少しいただけなかったのは、

安否不明者の家族(おそらく遺族になられる・・・)に、

まだ気持ちの整理がつかないうちに、インタビューしているところでした。

この事件に限らず、悲劇的な事件が起こった都度、

ご遺族の方にすぐインタビューするのは、あまり好ましく思えません。

 

京アニの八田社長のメッセージをNHKの武田アナが代読するあたりから、

見ていられませんでした・・・

声を震わせながら、なんとかかろうじて司会の役目を果たす姿は、

視聴者の思いを代弁しているかのようでした。

「京アニ好き」NHK武田アナ、クロ現で声震える場面 「たけたんにつられて泣いてしまった」

 

私も、京アニ作品では、

「けいおん!」、「日常」、「氷菓」、「甘城ブリリアントパーク」、

そして「響け!ユーフォニアム」シリーズ、「聲の形」、「リズと青い鳥」を観ました。

特に「響け!ユーフォニアム」シリーズと「聲の形」には感銘を受けました。

また、「リズと青い鳥」の手法は、アニメの新たな可能性を示唆するものでした。

それらの作品の原画が、訳のわからないいいがかりによって、

永久に失われてしまったというのは、世界にとっても大きな損失です。

それ以上に、ハイクオリティな作品を作るスタッフの方々が、

今の所34名も失われたという人的被害の大きさです。

亡くなられた方々のみならず、重軽傷を負った方々も合わせると、

世界のアニメ界にとって計り知れないほどの大きな損失です。

京都アニメーション放火事件の悲劇は、日本アニメの価値と「世界的な喪失感」の大きさを浮き彫りにした

 

私も微力ながら、アニメファンの一人として、

募金で協力しようと考えております。

京都アニメーション様支援募金のお知らせ(アニメイト)

今、「京アニ」のためにできること。事件の影響は計り知れないほど甚大

 

それと、ガソリン携行缶での販売は、身分証明書の提示や、

資格を持った人以外には10L以上の販売を禁止するなど、

新たなテロを防ぐ対策(法改正)が緊急に必要だと思います。

(農業用や除雪用などに困らないようなものに・・・)

2019年7月22日 (月)

PMFプレミアム・コンサート マーラー:交響曲第8番(2019年7月21日 札幌コンサートホールKitara)

マーラーの交響曲の中で、最も実演で聴いてみたいもの、といえば、

迷わず、「交響曲第8番」と答えます。

その「交響曲第8番」、通称「千人の交響曲」の実演が札幌で聴ける!

たまたま新聞広告か何かで見かけたのですが、

迷わずチケットをとりました。

2019年7月20日、21日に、札幌コンサートホールKitaraで、

PMFプレミアムコンサート(30周年記念)として、

マーラーの交響曲第8番が演奏されました。

私と妻は、2日目の7月21日の回に行きました。

席はC席、3Fの左側の一番上の方でした。

 

お昼を食べてから、ゆったりと中島公園を散策して、

会場に向かいました。

アジサイがきれいだったです。

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実は北海道新聞の7月21日朝刊で、昨日のコンサートの様子が記事になっていました。

30回記念演奏会 総勢600人が出演 PMF 07/20 23:07

記事の写真を見て、期待はなおさら高まりました。

 

両日ともチケットは完売とのことでした。

 

開始前から、舞台は楽器で溢れかえり、

合唱団は、オケ後ろの一般的にはP席のところだけで収まりきらず、

オケの真上の両サイドにまで広がっていました。

私と妻は札幌の「999人の第9」というコンサートに出演したことがありますが、

その時の合唱団員数(実際は999人ではなく、300人程度でしたが・・・)よりも、

今回のマーラーの交響曲第8番の方が多かったです。

 

パイプオルガンの荘厳な響きに続いての、

"Veni,Creator Spiritus,"

これだけでもう感動モノでした。

ただ、実際に聴いてみると、意外にも、CDやSACD、あるいはテレビ放映された、

マーラーの交響曲第8番の録音、録画は、

それなりに音場を捉えていたのだな、とわかりました。

 

少し残念ながら、圧倒的な音量にも関わらず、

第1部では、途中眠たくなってしまいました。

第1部終わってすぐに「ブラボー」(と何かよくわからないセリフ)が、

私どものすぐ近くの席から発せられ、しかもパラパラと拍手が起きたのは残念でした。

(「休憩なし」と書いてあるし、アナウンスもされているのに!)

休む間もなく、すぐさま第2部へ。

実は私にとって、第2部は退屈な印象しかありませんでした。

(もちろん、終結部は除きます。)

しかし、せっかくそれなりに高い金を出して聴きにきたのだから、

頑張って聴いてみようと思いました。

 

やはり退屈、というのは覆すことはできませんでしたが、

第2部の構造がようやく理解できました。

第1部のモティーフが第2部の随所で使われているのに気づきました。

最後まで歌詞対訳から目を離さず聴き通したのは、

おそらく今回が初めてです。

(大抵は、どこを歌っているかわからなくなるうちに、

眠たくなり、気づいたら終結部手前・・・という感じでした。)

 

終結部の前の「栄光の聖母」の歌声は、

最初、どこから聴こえるのだろうと少し戸惑いましたが、

3階席の近くから出てきているのがわかりました。

特別感がありました。

ソリストの中では、やはりアルトの藤村実穂子さんの声が圧倒的でした。

この美声を聴けたのも思わぬ収穫といえました。

かねてから実演を聴きたいと思っていた方です。

 

さて、終結部。

険しい山を超えて、山頂から下界を遥か見下ろす、

あるいは山頂で初日の出を迎えるかのような、

達成感と素晴らしい感動が襲い、

ボロボロ泣いて胸が震えてしまいました・・・

ただでさえ、同じマーラーの「復活」の終結部、

あるいは「大地の歌」の"Ewig...ewig..."(永遠に、永遠に・・・)

のところに並ぶ圧倒的な感動の部分!

それが、さらに実演で聴けるのですから!

”Das Ewig-weibliche

Zieht uns hinan."

(永遠に女性的なるもの、われらを引きてそこに昇り行く。)

忘れられない感動が、今も頭の中でこだましています・・・

コンサートで涙を流すまで感動した、というのは、もう何年ぶりでしょうか。

何だか大げさですが、「生きててよかった!」と心の中で思ってしまいました。

 

マーラーの交響曲第8番の第2部、どこかのアニメクリエーターが映像化してくれればいいのにな、

と考えています。

天国エレベーターに登りながら次々に見える風景・・・

 

(参考記事)

マーラー 交響曲第8番 変ホ長調 「一千人の交響曲」 

---異様な音響空間のもたらす圧倒的な体験---

 

 

コンサートが終わってから、妻と本日の演奏について語り合い、

また、ゲーテの『ファウスト』についても語ることができるなど、

幸せな時間を過ごすことができました。

神様に感謝!

 

(参考)

通常CDなら、この2盤で十分でしょう。

 

ブーレーズ盤

 

 

ショルティ盤

 

 

(2020年2月18日追記)

この演奏会のCDが発売されていました。

収録日は、なんと私どもが行った日の方!

PMF30回記念CD 好評販売中!

 

Amazonでの独占販売、とのことです。

(※PMF組織委員会事務局でも販売しているそうです(窓口受取のみ))

早速購入してしまいました・・・

 

マーラー:交響曲第8番/エッシェンバッハ/PMFプレミアム・オーケストラ

2019年7月20日 (土)

2019年7月に行ったところ〜真駒内花火大会、東山魁夷展、八紘学園の花、リニューアルされた白い恋人パーク、大通公園のバラ園・・・

2019年7月も既に下旬となりましたが、

1日から20日までに、妻と一緒にいろいろ行きました。

 

7月6日には、札幌市南区真駒内公園での、

真駒内花火大会に行きました。

会場入口付近の立ち見でした。

火の粉が降り掛かってくるような場所でした。

大迫力で良かったです!

 

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7月7日と14日はカラオケ店でそれぞれ計3時間熱唱(?)しました。

7月13日には、道立近代美術館での、

東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」に行きました。

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東山魁夷の作品は、日本画家として最も好きです。

水墨画的な作品も、独特な緑の表現も、どちらも素晴らしかったです。

7月28日までです。

 

7月14日午後には、札幌市豊平区の八紘学園の花菖蒲園に行きました。

例年、入場料が必要なのですが、今年は無料で拝見できました。

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7月の3連休で富良野へ行くことも検討していましたが、

天候や予算、体調その他を考慮して、

今年の7月には行かないことにしました。

ただ、ラベンダーをここで観ることができたのはよかったです。

農産物直売所のソフトクリームも絶品でした!

 

7月20日には、白い恋人パークと大通公園のバラ園に行きました。

7月12日にリニューアルされました。

(今回、有料ゾーンは行きませんでしたが・・・)

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バラ園からの帰り道として、大通公園のビアガーデンをずっと通り抜けていきました。

札幌は夏真っ盛りです!

2019年7月13日 (土)

NHKで「全プリキュア大投票」!〜投票締切は2019年8月31日

2019年7月12日、

いつもの通りYahoo!ニュースをなんとなくスマホで閲覧していると、

思わず「マジか?!」と呟いてしまいました。

NHKで「全プリキュア大投票」を行う、という記事でした!

次は「プリキュア」、BSプレミアムのアニメ投票企画 9月に生放送で結果発表(7/12(金) 12:00配信)

まさに、キュアブラック(美墨なぎさ)の言葉を借りれば、「ぶっちゃけアリエナイ!」

 

このニュース記事を読んですぐに、

今年(2019年)の5月に、自分で書いたブログ記事の言葉を思い起こしました。

NHKの「全マクロス大投票」(2019年5月4日放送)後すぐに書いたものです。

NHKBSプレミアム・発表!全マクロス大投票 第1部・第2部(2019年5月4日放送)

〜私とマクロスシリーズ、NHKへの企画要望・・・

(引用)

ところで、ガンダム、マクロス以外で、

主人公が変わってもシリーズが5作以上続いた作品といえば・・・

「プリキュア」と「世界名作劇場」ぐらいしか思いつきませんが、

他にあるでしょうか?

 

ということで、NHKさん、来年もこういう企画をするならば、

「プリキュア」又は「世界名作劇場」のランキングか、

あるいは「魔法少女」(どこまでを含むか、きちんと定義が必要ですが・・・)

というジャンル限定で企画してはいかがでしょうか?(以下省略)

(引用終)

まさか、こんなに早く実現してしまうとは・・・

 

全プリキュア大投票では、

「作品」(TV、劇場版)は1つ、

「プリキュア」(TV版のレギュラーのみ全60人)、

「キャラクター」(プリキュア以外。劇場版のみのキャラクターも含む。)、

「歌」(TV版、劇場版どちらも含む。)はそれぞれ3つ投票できます。

 

ただし、「プリキュア」では、

たとえば劇場版及びハグプリにちらっと出てきた「キュアエコー」は入りません。

「過去のプリキュア」とか「世界のプリキュア」といったのは、「キャラクター」で投票を!

「キュアエコー(坂上あゆみ)」、「キュアモフルン」、「キュアアンフィニ(若宮アンリ)」は、

「キャラクター」のところで投票、となります。

(「過去のプリキュア」とか「世界のプリキュア」といった存在は、

「キャラクター」で投票を!)

敵キャラからプリキュアになってしかも名前が変わった場合

(イース→キュアパッション・東せつな、

セイレーン→キュアビート、トワイライト→キュアスカーレット)は、

「プリキュア」で投票です。

もちろん、シャイニールミナス、ミルキィローズは、

「キュア」がつかないけど「プリキュア」で投票です。

 

ただ、2019年に放映中の「スター☆トゥインクルプリキュア」での、

敵キャラだと思われていたバケニャーンの正体は実はユニ=キュアコスモだった・・・

という場合も「プリキュア」で投票です。一番特殊なキャラですね。

(調べてみると、「キャラクター」には「バケニャーン」はやはり入っておらず、

「キュアコスモ」のところに入っていました。)

 

 

 

私は早速投票を済ませました。

 

「作品」は「Hugっと!プリキュア」。

(他の投票のように、3作品選べるなら、「ハグプリ」の次が「ふたりはプリキュア」(無印)。

その次は「ドキドキプリキュア」。次点は「ハートキャッチプリキュア」ですね・・・)

「プリキュア」は「キュアエール」(ハグプリ)、「キュアハート」(ドキプリ)、「キュアブラック」(無印)に。

(ハグプリの他の4人のプリキュア、キュアホワイト、キュアドリーム、

ドキプリのキュアソード、キュアマリンもいいですね・・・)

「キャラクター」では、

「若宮アンリ」(ハグプリ)、「ハリハム・ハリー」(ハグプリ)、「キントレスキー」(Splash Star)。

(無印のキリヤ、Splash Starの満と薫、ハートキャッチのダークプリキュア、ドキプリのレジーナ、

ハグプリのドクター・トラウムもいいですね・・・)

「歌」は、「DANZEN! ふたりはプリキュア 」(Ver.Max Heart)(Max Heart OP)、

「この空の向こう」(ドキプリ 前期ED)

「パぺピプ☆ロマンチック」(スタプリ 前期ED)を選びました。

 

数字がすべて、ではありませんが、テレビ朝日ではなく、

天下のNHKがこんな企画をしてくれるのは嬉しいことです。

 

(参考記事)

「NHK全プリキュア大投票」が始まります!!(プリキュアの数字ブログ)

 

ちなみに、私の予想では・・・

作品1位:ふたりはプリキュア(無印)

プリキュア1位:キュアブラックかキュアハッピー

キャラクター1位:?(ここだけは全く予想がつきません・・・)

歌1位:DANZEN! ふたりはプリキュア(いずれかのVer.)

2019年7月 1日 (月)

2019年6月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2019年6月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:

(※トップページ及びカテゴリを除く)

ベスト3までは記事リンクをつけています。

 

一位.「カトリック」か「カソリック」か?~誤用に潜む軽蔑と無知

二位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?

~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

三位.映画「ピノキオ」に隠された神学~附:ヨナ書からの教会学校説教案

四位.「ふらの・びえいフリーきっぷ」で行く

ファーム富田(中富良野)・美馬牛(美瑛)・旭川2018(その1)

五位.SACDとBlu-ray Audio、どちらが優れているか?〜音響、価格、将来性・・・

六位.学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!

~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』

七位.「学びあい」という美名の下の教育の堕落

~NHKEテレ・ETV特集「輝け二十八の瞳 ~学び合い 支えあう教室~」(2012年2月5日放送)

八位.NNNドキュメント’13「口は悪いが腕はいい…自閉症の子を救う男わが子に起きた奇跡」

(2013年2月18日放送)

九位.  マーラー:交響曲第7番聴き比べ14種類

十位.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64聴き比べ6盤

〜女性ヴァイオリニスト対決?

 

先月書いた記事は、

一つもランクインしませんでした。

1位の記事は、

相変わらずなんでそんなに読まれるのか、

やっぱりわかりません・・・

四位の記事は、ラベンダーの季節が近づいているからでしょう。

私ども夫婦も、今年もまた中富良野町のラベンダー園へ行きたいと考えております。

(予定では、今回は美瑛には行かないつもりです。)

 

今月もご愛読よろしくお願いいたします。

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