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2018年1月 8日 (月)

2017-2018 年末年始によく聴いたCD2盤

2017年末から2018年お正月にかけて、
帰省先に8枚のCD(ほとんどがSACD)を持って行きました。
その中で最もよく聴いた2盤を紹介します。

最も聴いたのが、
チャールズ・マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団による、
モーツァルトの後期交響曲(第38番〜第41番)集です。
2枚組で、第38番と第39番で1枚、第40番と第41番でもう1枚です。
そのうち、もっぱら聴いていたのが(実家で借りた車内等で)、
第38番「プラハ」と第39番が収録された盤です。
特に好きなのが「プラハ」の方。
冒頭は「ドン・ジョヴァンニ」みたいな重苦しい響きですが、
「トンネルを抜けたら雪国」ならぬ、きらめく青い海が拡がっているかのような、
実に爽やかな曲です。
マッケラス盤は、録音がとても鮮明で、細部がよく聴こえます。
オリジナルか、モダンか、といった野暮な議論が不要なほど、
この曲の愉しさが満開に溢れている演奏だと思います。
何回繰り返して聴いても飽きがきません。

Mozart: Symphonies 38 Hybrid SACD, Import

もう1枚は、上記の盤よりは聴く頻度は少なかったです。
上岡敏之指揮ヴッパータール交響楽団による、
シューマンの交響曲第4番
(カップリングは、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」)でした。
※この盤、Amazonとタワレコでは新品なし、HMVでは取り寄せ扱いとなっていました。
(2018.1.8現在)

シューマンの交響曲第4番も、「闇から光へ」といった感じの曲ですね。
シューマンの交響曲第4番は、以前聴き比べ記事を書きました。
その中では、クレンペラー盤やフルトヴェングラー盤に高評価をつけていましたが、
今回はなぜか上岡敏之盤で聴きたいと思って持っていきました。
正解だったと思います。

シューマン:交響曲第4番 Hybrid SACD

2018年も、光溢れる1年となりますように・・・

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