2017-2018 年末年始によく聴いたCD2盤
2017年末から2018年お正月にかけて、
帰省先に8枚のCD(ほとんどがSACD)を持って行きました。
その中で最もよく聴いた2盤を紹介します。
最も聴いたのが、
チャールズ・マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団による、
モーツァルトの後期交響曲(第38番〜第41番)集です。
2枚組で、第38番と第39番で1枚、第40番と第41番でもう1枚です。
そのうち、もっぱら聴いていたのが(実家で借りた車内等で)、
第38番「プラハ」と第39番が収録された盤です。
特に好きなのが「プラハ」の方。
冒頭は「ドン・ジョヴァンニ」みたいな重苦しい響きですが、
「トンネルを抜けたら雪国」ならぬ、きらめく青い海が拡がっているかのような、
実に爽やかな曲です。
マッケラス盤は、録音がとても鮮明で、細部がよく聴こえます。
オリジナルか、モダンか、といった野暮な議論が不要なほど、
この曲の愉しさが満開に溢れている演奏だと思います。
何回繰り返して聴いても飽きがきません。
Mozart: Symphonies 38 Hybrid SACD, Import
もう1枚は、上記の盤よりは聴く頻度は少なかったです。
上岡敏之指揮ヴッパータール交響楽団による、
シューマンの交響曲第4番
(カップリングは、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」)でした。
※この盤、Amazonとタワレコでは新品なし、HMVでは取り寄せ扱いとなっていました。
(2018.1.8現在)
シューマンの交響曲第4番も、「闇から光へ」といった感じの曲ですね。
シューマンの交響曲第4番は、以前聴き比べ記事を書きました。
その中では、クレンペラー盤やフルトヴェングラー盤に高評価をつけていましたが、
今回はなぜか上岡敏之盤で聴きたいと思って持っていきました。
正解だったと思います。
シューマン:交響曲第4番 Hybrid SACD
2018年も、光溢れる1年となりますように・・・
« 2017年12月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧 | トップページ | CD イリーナ・メジューエワ (P)「京都リサイタル2017 (ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30,31,32番)」 »
「音楽」カテゴリの記事
- noteに投稿しました~「Serenity Prayer(平安の祈り)」(自作曲)のX投稿と楽譜(2024.06.10)
- noteに投稿しました~「詩篇100(自作曲)」のX投稿と楽譜(2024.05.11)
- 2022年12月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧(2023.01.12)
- 2022年11月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧~附:2022年11月19日~20日の小樽・ニセコ旅行の写真ベスト(2022.12.05)
- 2022年10月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧(2022.11.03)
「クラシック音楽・シューマン」カテゴリの記事
- シューマン:交響曲第1番「春」私のベスト3盤(2020.03.31)
- シューマン:交響曲第2番ハ長調op.61聴き比べ(2019.12.19)
- シューマン:ピアノ五重奏曲Op.44聴き比べ6盤(2018.11.30)
- 2017-2018 年末年始によく聴いたCD2盤(2018.01.08)
- シューマン:4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック op.86聴き比べ(2017.06.22)
「クラシック音楽・モーツァルト」カテゴリの記事
- モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番おすすめ5盤(2021.12.10)
- エソテリックから、デュメイ&ピリスによる、フランクのヴァイオリン・ソナタ他のSACD化(2020.03.23)
- イタリア交響楽団 コンサート(2019年6月3日 札幌Kitara大ホール)(2019.06.04)
- モーツァルト:交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」"Prague" 〜SACD等聴き比べ8盤(2019.05.02)
- 2017-2018 年末年始によく聴いたCD2盤(2018.01.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント