仲道郁代とファジル・サイのショパン
2017年9月から、BSフジで放送されている、
『仲道郁代 ロマンティックなピアノ』という5分番組を、
毎週録画して視聴しています。
仲道郁代(以下敬称略)が、
毎週ピアノの名曲の一部をちょっとした解説を加えながら弾く、という内容です。
5分番組ですが、実質上中身は2〜3分です。
(2017年11月現在、毎週金曜23:55〜0:00)
先日、この番組で、ショパンのピアノ協奏曲第1番を取り上げていました。
仲道郁代が番組中で弾いたのは、
第2楽章の冒頭部分(ピアノ・ソロが出て来るところ)でした。
(もちろん、オーケストラ伴奏はありません。)
わずかな時間で、しかも第2楽章の冒頭だけでしたが、
「なんと美しい演奏だろう!」と驚嘆しました。
思わず、彼女の弾いたショパンのピアノ協奏曲のCDを衝動買いしてしまいました・・・
(仲道郁代が弾くショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番のCDは2種類ありますが、
今回入手したのは、古い録音の方です。
新しい録音は、SACDですが、古楽っぽい、ということなので、パス・・・)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
(参考)新録音盤
ショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番のCD(SACD)は何種類も所有していますが、
この仲道郁代盤は愛聴盤になるかもしれません・・・
ショパンといえば、先日、ファジル・サイが弾くショパンの夜想曲集が発売されました。
国内盤(私はこちらを買いました。SACDハイブリッド盤です。)
(参考)輸入盤※通常CD
「ファジル・サイがショパン?」と意外な組み合わせに、少しワクワクしていましたが、
実際に聴いてみると、すごくいい演奏でした!
あまりボリュームを上げないで、寝る前に聴くと、実にいいですよ。
甘口のノクターンではないですが、
まるでBARで静かに奏でられているかのような、オトナの演奏です。
こちらも気に入りました。
(2017.11.5追記)
「仲道郁代 ロマンティックなピアノ」について、
ご本人がコメントしているニュース記事を見つけましたので、紹介します。
→ピアニスト・仲道郁代「真っ暗な部屋で感じた音の向こうのブラックホール」
(2017)11/4(土) 16:56配信(夕刊フジ)
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影の王子さま、コメントありがとうございます。
仲道さんの実演はまだ聴いたことがないです。
ベートーヴェンの協奏曲の録音は、試聴でパスでした・・・
投稿: てんしちゃん | 2017年11月 5日 (日) 21時58分
仲道さんは1990年4月に宝塚ベガホールで聴きました。
思いがけず、ダイナミックな演奏だったと記憶しています。
終演後にお会いしたのですが、とてもチャーミングでした。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタとピアノ協奏曲の全集があり
前者のうち聴いた1枚の「熱情」は名演
しかし、後者はP.ヤルヴィの伴奏がショボくて残念。
投稿: 影の王子 | 2017年11月 3日 (金) 08時37分