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2017年1月22日 (日)

テレビ朝日系・題名のない音楽会「ヴァイオリンの名曲を奏でる音楽会」(2017年1月22日放送)〜バックが豪華すぎ?

2017年1月22日放送の「題名のない音楽会」では、
「ヴァイオリンの名曲を奏でる音楽会」として、
ヴァイオリンの名曲を紹介する、という内容でした。
メインは司会の五嶋龍(以下敬称略)でしたが、
共演者が実に豪華でした。

1曲目は、ヴィエニャフスキの「2人のヴァイオリンの為の奇想曲(カプリス)」。
五嶋龍と、マキシム・ヴェンゲーロフの共演でした。
実にスリリングな展開!
ヴェンゲーロフを出して、ここで終わらせてしまうのは、実にモッタイナイ・・・

2曲目は、ショパンの「ノクターン 第20番 遺作」を、
ナタン・ミルシテインがヴァイオリンとピアノ用に編曲した作品。
ヴァイオリンは五嶋龍で、ピアノはユンディ・リ!
ヴァイオリンが美しいメロディを奏でる中、
ピアノはひたすら地味に和音を伴奏・・・
これでユンディ・リを使うのは、またもやモッタイナイ・・・
(ユンディ・リはこの1曲で終了・・・)

3曲目は、葉加瀬太郎の「情熱大陸」。
葉加瀬太郎本人と五嶋龍が共演して、
ロックコンサートっぽい展開になっていました。
この放送回の中で一番盛り上がったところでした。

最期は、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番の第1楽章。
ちょうど昨日(2017年1月21日)、この曲の聴き比べ記事を書いたばかりだったので、
私にとっては実にタイムリーな放送となりました。
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番聴き比べ14盤
オケは東京フィルハーモニー交響楽団で、
指揮はアンドレア・バッティストーニ!
これまた豪華な取り合わせでした!
バッティストーニは第1楽章冒頭をきちんと聴こえるように演奏していました。
やはり聴こえるか聴こえないかスレスレ、というよりも、
きちんと聴こえた方が曲の世界に入りやすいな、と改めて実感しました。
バッティストーニの指揮したCDはまだ数が少ないですが、
もし彼がプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲2曲を指揮したら、
迷わず買うと思います。
演奏しながらの、五嶋龍による曲へのコメントも「なるほど」と思いました。

ここまで豪華な回だと、文句のつけようがないですね・・・
あえて言えば、ゲストの見せ場をもっと増やすなど、
もう少し扱いを増やしてほしい、くらいでしょうか。

番組HP(今回の放送回)及びブログは以下の通りです。
「ヴァイオリンの名曲を奏でる音楽会」
ヴァイオリンの名曲を奏でる音楽会(番組ブログ「音楽会の帰り道」)

余談ですが、2017年1月8日放送の「テーマ曲の秘密を知る音楽会」もすばらしかったです。
もちろん、最高は「「君の名は。」メドレー」!!!
映画「君の名は。」の映像付で、4つの主題曲をオケでメドレーとして演奏していました。
映画を観て感動した人にとっては感涙モノですね・・・
実にステキな編曲でした。
誤って放送録画視聴後すぐ消去したので、
再度BS朝日での再放送を録画したほどです。
「君の名は。メドレーの部分だけ、当面録画保存する予定です。
(参考)
→「テーマ曲の秘密を知る音楽会」(番組HP)
テーマ曲の秘密を知る音楽会(番組ブログ「音楽会の帰り道」)

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