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2016年10月10日 (月)

NHKEテレ・クラシック音楽館「N響コンサート 第1842回定期公演」(2016年10月9日放送)〜モーツァルトのピアノ協奏曲第27番は佳演!

2016年10月9日放送の、NHKEテレ・クラシック音楽館では、
N響の第1842回定期公演を放映していました。
曲目は、
モーツァルトのピアノ協奏曲第27番と、
ブルックナーの交響曲第2番でした。
指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。ピアノ独奏はラルス・フォークト(Lars Vogt)でした。
2016年9月24日・NHKホールでの収録です。

モーツァルトのピアノ協奏曲第27番は、なかなかの佳演だったと思います。
ピアノよりも、オケの美しさ、繊細さがステキでした!
ピアノは少し朴訥とした感じでしたが、全体の雰囲気を壊すこと無く、
オケと一体となって、モーツァルトの夢の世界を紡いでいました。
アンコールでラルス・フォークトが弾いた「楽興の時第3番」はまあまあでした。

ブルックナーの交響曲第2番は、パーヴォ・ヤルヴィへのインタビューと、
リハーサルシーンが興味深かったですが、
曲そのものがやはり退屈なため、部分的な美しさが光る程度の演奏だった、
としか言いようがないです。
それでも、インタビューでパーヴォ・ヤルヴィが「緩徐楽章が作品の核だ」と述べていた通り、
第2楽章は美しく響いていました。

ラルス・フォークトとパーヴォ・ヤルヴィのコンビで、
オケがhr交響楽団(旧フランクフルト放送交響楽団)による、
モーツァルトのピアノ協奏曲第27番(+第21番)のCDが出ているそうです。
2007年ー2008年の録音です。
Amazonでは2016年10月10日現在、取扱いなしのようです。
タワレコで取り扱っています。

Mozart: Piano Concertos No.21, No.27

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