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2016年10月17日 (月)

NHKEテレ・クラシック音楽館「N響コンサート 第1843回定期公演」(2016年10月16日放送)〜デニス・マツーエフ(Denis Matsuev)のピアノでプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番に開眼!

2016年10月16日放送の、NHKEテレ・クラシック音楽館では、
N響の第1843回定期公演を放映していました。
曲目は、
プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番と、
ラフマニノフの交響曲第3番でした。
指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。
ピアノ独奏はデニス・マツーエフ(Denis Matsuev)でした。
2016年9月30日・NHKホールでの収録です。

プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番は、
かなり前に、ユンディ・リのピアノ、
小澤征爾指揮ベルリン・フィルの演奏がNHKで放映していたのを観ました。
演奏はスゴイと思いましたが、
さほどいい曲とは思えず、
敬遠したままでした。

演奏の前に、マツーエフへのインタビューがありました。
これが曲理解への手がかりにもなりました。
「演奏で4リットルの汗をかく」(ホントかな?)とのことです。

第1楽章冒頭から、この演奏は只者ではないと思いました。
ピアノも、オケも!
少しとっつきにくい曲なのですが、マツーエフのピアノによって、
初めてヴェールが剥がされて、
曲の構造、美しさ、素晴らしさがクリアに見えるような感じでした!

第2楽章の休む間もないピアノの動き、
続く第3楽章、第4楽章の重厚さ!
ようやくこの曲の魅力に気づかせてくれた演奏でした!
パーヴォ・ヤルヴィの指揮と、
N響のサポートは見事としかいいようがありません。

ラフマニノフの交響曲第3番は今回初めて聴きました。
ゴージャスな響きを堪能できました。

この放送(録画でしたが)を視聴してから、
我が家にある、プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番のCD2盤を聴いてみました。
どちらもプロコフィエフのピアノ協奏曲全集に含まれます。

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集
(Amazonでは旧Philips盤の取扱いだけですが、高い!
こちらの盤の取扱いはないのかも?)
※上記はタワレコ扱い
アレクサンドル・トラーゼ (P)、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集

アシュケナージ(P)、プレヴィン指揮ロンドン交響楽団

どちらも名演だと思いますが、
トラーゼ&ゲルギエフ盤の方が迫力があります。
特に第1楽章!
地を這う重低音が容赦なく襲ってきます!

もう少し聴き込んでから、
聴き比べ記事を書いてみたいと考えています。

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