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2016年7月12日 (火)

NHKBSプレミアム・プレミアムシアター「シュ・シャオメイ(Zhu Xiao-Mei)の音楽と素顔&ピアノリサイタル ほか」(2016年7月11日放送)

シュ・シャオメイ(Zhu Xiao-Mei)という、中国出身のピアニストを、
この番組で初めて知りました。
(日本語では「シュ・シャオメイ」と表記されていますが、
「ジュ シャオメイ」の方が北京語の原音読みに近いようです。)
2016年7月11日(7月10日深夜)に、
NHKBSプレミアム・プレミアムシアターで、
「シュ・シャオメイ(Zhu Xiao-Mei)の音楽と素顔&ピアノリサイタル ほか」を
放映していました。
上海生まれで、文化大革命の荒波を超えて、
1984年からはパリを拠点に活躍しているピアニスト、とのこと。
番組前半は、2014年の北京でのコンサートに至るまでの、
彼女の人生をインタビューや記録映像を元にしたドキュメント番組でした。
後半は、北京での「ゴルトベルク変奏曲」の全曲演奏でした。

自分を苦しめた中国でのコンサートという、
複雑な心境は想像を超える経験なのでしょうね。
インタビュー中に演奏された、シューベルトの「冬の旅」の第1曲「おやすみ」が、
すごく心に残りました。

さて、苦悩の人生を歩んできたのと、演奏はまた別に考えたいものです。
彼女が演奏している様子を、横から撮影したところは、
ちょうど猫背具合がなんとなくグレン・グールドを髣髴とさせました。
前半の精妙さは絶品でした。
最後の方は少し疲れてきたのか、響きが少し荒くなっていったように思えました。
それにしても、深みのあるピアノ演奏でした・・・
禅的バッハ???
もう少し聴いてみようかな?

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Zhu Xiao-Mei
中国人ピアニスト、シュ・シャオメイ(Zhu Xiao-mei)

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彼女の自伝
永遠のピアノ〜毛沢東の収容所からバッハの演奏家へ ある女性の壮絶な運命〜

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