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2016年5月の13件の記事

2016年5月31日 (火)

R・シュトラウス:オーボエ協奏曲AV.144聴き比べ7盤〜どれも名盤!

今回は、R・シュトラウスの晩年の名曲、
「オーボエ協奏曲」AV.144の聴き比べです。

R・シュトラウスの交響詩は好きではありませんが、
晩年の作品であるオーボエ協奏曲、メタモルフォーゼン(変容)、
そして、「四つの最後の歌」!
この3曲は大好きです。
特に「四つの最後の歌」は、あらゆるクラシック音楽(声楽曲)の中でも、
最も甘美なものではないかと思っています。
(過去記事あります→
R・シュトラウス「変容(メタモルフォーゼン)」
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(Gundula Janowitz)の天上的な美声!〜カラヤン指揮ベルリン・フィルとともにSACDで(ベートーヴェン:第9、R・シュトラウス:4つの最後の歌)・・・
NHKEテレ・クラシック音楽館「N響コンサート 第1831回定期公演」(2016年5月15日放送)〜カティア・ブニアティシヴィリによるシューマンの「ピアノ協奏曲」、最後は「競争曲」?「狂騒曲」?

さて、R・シュトラウスのオーボエ協奏曲はといえば、
モーツァルトのオーボエ協奏曲K.314 (285d)と並んで、
オーボエ協奏曲の代表ですね。

私がこの曲を初めて聴いたのは、高校生か20代前半頃だと思います。
確か、ハインツ・ホリガー(Ob)、
エド・デ・ワールト指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団の演奏でした。
(現在廃盤のようですが、何年かすればまた販売されるかもしれませんね。)
(参考)
ホリガー盤(私は所有していませんが・・・)

一時期所有していたと思いますが、手放してしまいました・・・

アルプスの晩夏を思わせるような、澄み渡った響きがこの曲の魅力です。
熱い演奏よりは、少し涼しさを感じさせるような演奏の方が、
この曲にはピッタリなのかもしれませんね・・・

今回改めて聴き比べをしてみようと思ったのは、
やはりSACDをいろいろ収集するようになったからです。

今回取り上げるのは7盤です。
オススメ順に紹介します。
ソリスト、指揮者・オケ名・レーベル(SACDのみ特記)・録音年月の順です。
(今回はカップリング曲の紹介を省きました。)
実は今回紹介する盤、どれもハズレがありません。
人によっては、どれを何位とするか、好みの問題だと思います。
どれを持っていても損はないと思います。
☆5.0は満点、0.5点刻みで、☆3.0以上なら推薦盤です。

◯宮本文昭(Ob)、小澤征爾指揮水戸室内管弦楽団(SONY SACDシングルレイヤー)
1999年4月 

☆5.0
第1楽章 8:35
第2楽章 9:24
第3楽章 7:34

今回聴いた中では、最も感動した演奏です。
小澤征爾の指揮は自己主張しない、まさに透明な感じですが、
かえって、曲の美点を余すところ無く浮き上がらせています。
宮本文昭のオーボエは、今回聴き比べた中で、
最も艶がある演奏でした。
後述の、宮本文昭ファイナルコンサートよりも、
オーボエがちょっとだけ遠い感じですが、
かえって演奏者の存在を消すようになっていて、プラスに働いています。
R・シュトラウスのオーボエ協奏曲をどれか1枚、というなら、
迷わずこの盤をオススメします。

◯サイモン・フックス(Ob)、ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(SONY)
2002年5月

☆4.5
第1楽章 8:27
第2楽章 8:41
第3楽章 7:28

この曲を初演した、チューリッヒ・トーンハレ管の演奏です。
この曲のイメージである、ひんやりとした感じが最も表れている盤だと思いました。

◯マルティン・ガブリエル(Ob)、プレヴィン指揮ウィーン・フィル(DG)
1996年11月

☆4.5
第1楽章 8:12
第2楽章 8:30
第3楽章 4:31+2:41(計7:12)

ウィーン・フィルの美感が最も良く表れている演奏です。
通常CDとしては、この盤が最も優秀録音かな、とも思いました。

◯フランソワ・ルルー(Ob)、ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団(SONY)
2009年2月

☆4.5
第1楽章 8:29
第2楽章 8:52
第3楽章 7:30

アルプスの晩夏というよりは、北欧の初夏という感じの爽やかな演奏です。
ルルーのオーボエは、今回聴いた中では宮本文昭に次いで印象に残りました。
オケ、録音ともに優秀です。

◯ローター・コッホ(Ob)、カラヤン指揮ベルリン・フィル(DG SACDシングルレイヤー)
1969年9月

☆4.0
第1楽章 8:43
第2楽章 8:42
第3楽章 7:29

カラヤン、ベルリン・フィル、SHM-SACDということでかなり期待していましたが・・・
この演奏で聴くべきは、ソリストよりも、オーケストラです。
(ソリストは埋没気味?・・・)
R・シュトラウスを得意とするカラヤンの美感が随所に見られます。
オーケストラが最も雄弁な演奏となっています。

◯マンフレート・クレメント(Ob)、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(WARNER)
1975年9月

☆3.5
第1楽章 8:41
第2楽章 7:57
第3楽章 7:23

堅実な演奏です・・・

◯宮本文昭(Ob)、東京都交響楽団(SONY SACDハイブリッド)
2006年10月

☆3.5
第1楽章 8:08
第2楽章 8:09
第3楽章 7:48

演奏者の様子がかなり鮮明に録音されています。
私の妻にとっては、「雑音」と感じられて少し不評でした。
しかし何度も聴くとそういう点よりも、演奏の素晴らしさの方が勝ります。
どちらかというと「熱い」演奏といえます。

2016年5月30日 (月)

NHKBSプレミアム・宇宙を奏でた作曲家~冨田勲 84年の軌跡~(2016年5月29日放送)

2016年5月29日に、NHKBSプレミアムで、
宇宙を奏でた作曲家~冨田勲 84年の軌跡~」と題して、
2016年5月5日に亡くなった、作曲家の冨田勲さんを偲ぶ番組が放映されました。
ほぼリアルタイムで観ましたが、深夜帯なので、
テレビの音量を小さめに絞っての視聴だったので、
翌日に録画したものを改めて(といっても、音楽以外はほぼ飛ばして)観ました。

冨田勲さんの超有名曲、「きょうの料理」に始まって、
「ジャングル大帝」、「リボンの騎士」などの有名なテレビ主題曲と、
初期の作品から、シンセサイザーを使った作品、
そして2012年に発表された、「イーハトーヴ交響曲」まで、
主要な作品と業績をコンパクトに紹介していました。

インタビューや記録映像を交えながらも、
作品をカットしないで紹介したのは好感をもちました。

番組の中で紹介された曲は以下のとおりです。
NHK番組表HPから転載します。
(引用)
「きょうの料理」(0分43秒)

「きょうの健康」(0分25秒)

「新日本紀行」(0分55秒)

「ジャングル大帝」(歌)平野忠彦(2分00秒)

「リボンの騎士」
(歌)前川陽子、(指揮)横山菁児、(演奏)フールサンズ(1分43秒)

「風車」
(合唱)NHK東京児童合唱団ユースシンガーズ、(指揮)大谷研二、(ピアノ)斎木ユリ
(3分20秒)

「宇宙人ピピ」(1分10秒)

「日本の素顔」(0分53秒)

「大河ドラマ“花の生涯”テーマ」(管弦楽)NHK交響楽団(1分24秒)

「大河ドラマ“天と地と”テーマ」(管弦楽)NHK交響楽団、(指揮)森正(1分53秒)

「大河ドラマ“徳川家康”テーマ」
(指揮)秋山和慶、(合唱)慶応義塾ワグネル・ソサイエティー、(管弦楽)NHK交響楽団(2分43秒)

「月の光」(シンセサイザー)冨田勲(5分50秒)

「太郎の国の物語」(1分05秒)

「“幸せっていうのは”(映画“学校”のサウンドトラックから)」
オリジナル・サウンドトラック(1分56秒)

「清兵衛のテーマ(映画“たそがれ清兵衛”サウンドトラックから)」
オリジナル・サウンドトラック(2分03秒)

「“イーハトーヴ交響曲”から第5楽章“銀河鉄道の夜”」
(指揮)河合尚一、(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団、(バーチャル・シンガー)初音ミク、(エレクトロニクス)ことぶき光、(キーボード)鈴木隆太、(合唱)慶応義塾ワグネル・ソサイエティー男声合唱団・同OB合唱団、(合唱)聖心女子大学グリークラブ、(合唱)シンフォニーヒルズ少年少女合唱団(8分55秒)

(引用終)

番組の中では、自身の戦争体験の中での、
灯火管制の中、満点の星空を眺めるところと、
「空から降るのは、機銃掃射ではなく、音楽であってほしい」
(正確な引用でなくてゴメンナサイ・・・)
といった言葉が特に心に残りました。

音楽では、やはり一番最後の「イーハトーヴ交響曲」第5楽章が最も感動しました。
初演の様子を放映したのを数年前に観ましたが、
(過去記事→NHKEテレ・冨田勲のイーハトーヴ交響曲~初音ミクが歌う賢治の世界~(2013年5月4日放送)〜第5楽章「銀河鉄道の夜」はさながら「東北レクイエム」・・・
今回放映されたものは初演とは別の演奏でした。
銀河鉄道の映像がとても美しかったです!

歌詞で歌われる、「もうよい・・・」のところは、
まさに冨田勲さん自身へのレクイエムのようでした。
ご逝去を悼み,謹んで哀悼の意を表します。

番組の中で紹介された楽曲のCD等です。

イーハトーヴ交響曲(ハイブリッドSACD)

イーハトーヴ交響曲(Blu-ray)

月の光(CD)

TOMITA ON NHK 冨田勲 NHKテーマ音楽集(新装版)(CD)

2016年5月29日 (日)

映画「海街diary」〜原作のエッセンスは保っているが・・・

2015年の映画「海街diary」が、2016年5月21日にフジテレビ系で放映されたので、
録画して妻と一緒にようやく観ました。
原作のマンガが非常に好きなので、
(過去記事あり→吉田 秋生作『海街diary』は傑作!
実写化には期待と大きな不安がありました・・・

原作のエッセンスはだいたい出ていたと思います。
何よりも、豪華キャストは魅力的でした。
美人四姉妹は言うまでもありませんが、
チョイ役のようなところまでもすごい配役なのには恐れいりました。
鎌倉の美しい風景もすばらしかったです。

ただ、この作品を映像化するには、
2時間ちょっとという枠では収まりきらなかったかな、というのが正直な印象でした。
たとえて言えば、高級食材をふんだんに使ったハンバーガーのようなものでしょうか。
(食材そのものを食べた方がおいしいのかも?)
NHKあたりでもう少し丁寧に(全8〜12回ぐらい)実写ドラマ化するか、
原作そのもののアニメ化を望みたいです。

原作が丁寧に描いているところをバッサリ省いているところは、
がっかりしたり、「えっ?」と思ったりしましたが、
それでも4姉妹と鎌倉の情景に魅入ってなんとか全部観ることができました。
(妻にとっては、少々退屈だったようです・・・妻は原作未読。)

家族の絆、ということで、食べたり飲んだりするシーンが多かったです。
改めて考えてみると、確かに親しいからこそ、一緒に飲み食いができるのですね。
(家族や友人、職場の同僚など・・・)
しらすトースト、鎌倉で実際に食べてみたいな・・・
(関連記事→「海街diary」(吉田秋生)のしらすトーストとジンジャーミルクティー(マンガ食堂)

原作(7巻)

※巻を重ねるごとにますますすばらしくなっていきます!
なかなか続きを読むことができないですが・・・

2016年5月15日 (日)

NHKEテレ・クラシック音楽館「N響コンサート 第1831回定期公演」(2016年5月15日放送)〜カティア・ブニアティシヴィリによるシューマンの「ピアノ協奏曲」、最後は「競争曲」?「狂騒曲」?

2016年5月15日のNHKEテレ・クラシック音楽館では、
パーヴォ・ヤルヴィ指揮による、
N響第1831回定演を放送しました。
珍しくリアルタイムで視聴しました。
2016年2月17日・サントリーホールでの収録です。

曲目は、
R・シュトラウス:変容(メタモルフォーゼン)、
シューマン:ピアノ協奏曲、
R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」
の3曲でした。

R・シュトラウスの「変容」(メタモルフォーゼン)は好きな曲です。
本来は23人の弦楽器奏者のためのものですが、
パーヴォ・ヤルヴィはカラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏にならって、
各奏者を2名ずつで演奏して響きを厚くしました。
時折カラヤンの演奏を思わせるようなところもありますが、
甘美なところをあっさり通り過ぎてしまうところが多かったような気がします。
終盤、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」の第2楽章、
「葬送行進曲」の引用があるあたりが聴きどころの一つです。
映像ではわかりやすく、その場面はコントラバスをフォーカスしていました。

この曲のオススメ盤は、やはりカラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏です。
2種類録音がありますが、私は1969年録音のものが好きです。
(カラヤン好きな人なら、両方持っていても損はないです。)
カップリングの「4つの最後の歌」は、グンドラ・ヤノヴィッツの人間離れした声が最高で、
究極の名盤というべき演奏で、
私にとってはお宝CDの一つです。
(「死と浄化」、「4つの最後の歌」はSACD化されていますが、
なぜか「変容」だけはまだSACD化されていないようです。)

死と浄化、変容(メタモルフォーゼン)、4つの最後の歌

(参考)再録音盤

(過去記事あります→R・シュトラウス「変容(メタモルフォーゼン)」

さて、今回の放送で最も楽しみだったのが、
カティア・ブニアティシヴィリのピアノによる、
シューマンのピアノ協奏曲でした。
新たなアルゲリッチ的存在というべき、色っぽいピアニストですね。

第1楽章の冒頭あたりは、さすがに他のピアニストとはひと味も二味も違うな、
と思わせました。
第1楽章だけとれば名演といえます。
第2楽章はフツーかな。
この曲で私が一番好きな第3楽章は・・・
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第3楽章を、
ホロヴィッツやアルゲリッチが演奏するかのような、
ピアノ、オケそれぞれ煽り合う演奏となっていました。
私としては、もう少しゆったりと聞かせてよ〜と思うところもしばしば・・・
終盤は、どちらも息切れ状態のような感がありました。
結構ミスタッチ(楽譜を見ながら聴いているわけではないから、
正確にはわかりませんが・・・)が目立ちましたが、
勢いで突っ走ってゴール!
最後は協奏曲というよりは、競争曲?狂騒曲?それとも、強壮曲?
今回は少しマイナスコメントになってしまいましたが、
カティア・ブニアティシヴィリは、ユジャ・ワン、エレーヌ・グリモーと並んで、
注目すべき旬なピアニストであることは間違いないです。
衣装もユジャ・ワン同様魅力的(?)かも・・・
Yahoo!ニュースでも珍しく取り上げられていました。
音に集中できぬ…妖艶ピアニストが話題(動画あり)
(引用)
2016年5月15日のNHK「クラシック音楽館」に出演したピアニストのブニアティシヴィリ。セクシーなドレスで「音に集中できない」などの声が多数あがりました。映像は別の楽団との演奏ですが、こちらも大胆。
(引用終)
(過去記事あります→NHKBS1・2016アイスレジェンド(2016年4月29日再放送)と、カティア・ブニアティシヴィリ(Khatia Buniatishvili)のピアノ
(シューマンのピアノ協奏曲についての過去記事あります→シューマンのピアノ協奏曲イ短調Op.54聴き比べ〜本命はグリモー旧盤とリパッティ盤・・・

最後はR・シュトラウスの「交響詩“ツァラトゥストラはこう語った”」。
冒頭は映画「2001年宇宙の旅」でおなじみですね。
ドー → ソー ↑ ドーー  タターー ダンドンダンドンダンドンダンドン・・・
しかし、その後の続きを知らない人の方が大多数なのでは?
(私もその一人でした。つい最近まで、だいぶ昔に1度聴いたきりでした。)
最近になって、ようやくこの曲も最後まで聴けるようになりましたが、
(元々の「ツァラトゥストラ」の価値はともかくとして・・・)
やっぱり長過ぎて大言壮語の音楽だな、というのは今でも変わりません。
冒頭だけはしっかり聴いて、後は部分部分の音の洪水に溺れて、
(物語や描写なんて想像しなくてもいいと思います。)
「ウォーリーを探せ!」みたいに、
「ドー → ソー ↑ ドーー  」が出てくるのを待っているのでいいのでは、
なんて考えています。
N響の演奏はなかなかだったと思います。
ある意味、今回の放送で最も優れた演奏だったのでは?

この曲はカラヤンの演奏(映画で使われたのはVPO盤。)が有名ですが、
私はまだ持っていません。
(そのうち手に入れるかも?)
今手元にあるのは、ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデン盤と、
ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管盤です。
わざわざこの曲のために買った、というよりは、
CDBOX買ったらついてきていた、という感じです。
(ケンペ盤はR・シュトラウスの管弦楽曲全集、
ジンマン盤は50枚組の中の1枚でした。

ケンペ盤(Complete Orchestral Works)
※1枚ものよりもこちらの方が音質がよくオススメです。)

ジンマン盤(私が持っているものとは別ですが・・・)

2016年5月 8日 (日)

テレビ朝日系・題名のない音楽会「世界で愛されているアニメミュージックの音楽会」(2016年5月8日放送)〜アレンジが高級すぎ?

2016年5月8日放送の「題名のない音楽会」では、
世界で愛されているアニメミュージックの音楽会」として、
「ウィーアー!」(ONE PIECE)、
「創聖のアクエリオン」(創聖のアクエリオン)、
「DREAM SOLISTER」(響け!ユーフォニアム)、
「はなまるぴっぴはよいこだけ」(おそ松さん)、
「紅蓮の弓矢」(進撃の巨人)、
「コネクト」(魔法少女まどか☆マギカ)の6曲を、
協奏曲風に編曲して演奏していました。

ゲストは作曲家の田中公平さん、
ユーフォニアムの外囿 祥一郎(ほかぞの しょういちろう)さん、
ヴァイオリニストの石川綾子さん、
指揮は藤岡幸夫さん、オケは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団でした。
(参考記事)→世界で愛されているアニメミュージックの音楽会

「ウィーアー」と「創聖のアクエリオン」については、
アレンジが高級すぎて(?)原曲の躍動感が削がれ、
何か別の曲のようでした。
「DREAM SOLISTER」は今回放送された中で最も成功していた編曲だと思いました。
(元々のアニメが吹奏楽がテーマですから・・・
『響け!ユーフォニアム』原作、アニメ版どちらも好きでした。
→過去記事「書評:武田綾乃『響け!ユーフォニアム』(1〜3)〜青春小説の傑作!」)
外囿 祥一郎さんのユーフォニアム、カッコよかったです。
「はなまるぴっぴはよいこだけ」は、曲はともかく、
ヴァイオリニストの石川綾子さんの演奏の様子がインパクトありました。
(「おそ松さん」では「はなまる・・・」よりも「全力バタンキュー」の方が好きです。)
「紅蓮の弓矢」の編曲も良かった方に入ります。

最後の曲「コネクト」は、まぁまぁでした。
番組でも演奏した石川綾子さんのCD「ANIME CLASSIC」にも収録されていましたので、
Amazonのサイトで冒頭を試聴してみました。
重厚なオケ編曲版よりも、CDでのPOPな感じの方がはるかにステキだと思いました。

(参考)ANIME CLASSIC(CD+DVD)

THE PREMIUM LIVE~ANIME CLASSIC~ [Blu-ray]

※たぶん映像付で視聴した方がいいのでは?

せっかく久しぶりに楽譜(「教会旋法」の譜例)が出たのですから、
もう少しつっこんで音楽的な解説をしたらもっと良かったのでは、と思いました。

CD Earl Wild(アール・ワイルド)の”Earl Wild Goes To The Movie"

フィギュアスケートの宮原知子選手が、
2015〜16シーズンのフリーに使用していた曲、
リストの「ため息」オーケストラ伴奏入りの曲が入ったアルバム
”Earl Wild Goes To The Movie"を入手しました。
リストの「ため息( Un Sospiro)」は原曲もきれいで好きですが、
今回入手したオーケストラ伴奏版のもステキだと思います。

原曲のピアノ版は、ホルヘ・ボレット(Jorge Bolet)の演奏がオススメです。
(参考)
リスト・ピアノ作品集


上記「ため息」目当てに買ったのですが、思わぬ掘り出し物として、
ミクロス・ローザ(Miklos Rozsa)(※"O"にアクセント記号が付きます。)の
"Spellbound Concerto"(1945)です。

ミクロス・ローザといえば、映画「ベン・ハー」の曲が有名ですね。

(参考)


実はこの曲、ヒッチコックの映画音楽用のものを再構成した曲です。
邦題は「白い恐怖」。
主演はイングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)です。

白い恐怖(Blu-ray版)

冒頭のテーマがとってもロマンティック!
なお、途中で幽霊みたいな音(テルミン)が出てくるのも珍しいです。

2016年5月 7日 (土)

中国映画「山の郵便配達」(2016年5月3日 BSJAPANで放映)

2016年5月3日早朝に、BSJAPANで、
中国映画「山の郵便配達
(原題:「那山 那人 那狗」英題:Postmen in the Mountains)が放映されていました。
録画して妻と一緒に観ました。

山の郵便配達(DVD)

原作

原題を直訳すると、「あの山 あの人 あの犬」。
まさに映画を簡潔に要約しています。
ストーリーはシンプルです。
BSJAPANの番組表掲載の文を引用します。
(引用)
1980年代初頭の中国・湖南省西部の山間地帯で長い年月郵便配達を勤め上げた初老の男が、後継ぎとなる息子に仕事を引き継ぐことになった。一度の配達に2泊3日かけ峻険な山道を辿り幾つもの村を尋ねる。父は多くを語らず黙々と仕事をこなす中、道筋や集配の手順、仕事の責任と重さ、誇りを息子に伝えていく。父に対して少なからずわだかまりを抱えていた息子も、そんな父の背中を見ながら徐々に父への思いを新たにしていく…。
(引用終)

3日で120kmも徒歩で山道を行く過酷な郵便配達・・・
中国の美しくも不便な山岳地帯の光景と、
父と息子の思いの交錯が、静かにじわじわと胸を打つ感動作でした。
郵便配達という仕事が、単に郵便を届けたり、集めたりするだけではなく、
まさに「心」を届ける仕事なのだと、息子は気付きます。
父親役のトン・ルゥジュンの寡黙な姿は、日本の高倉健さんの姿を思わせました・・・
(少し違うかもしれませんが・・・)
まるで中国の山岳地帯(舞台は湖南省)へ旅行に行ったような、
清々しい気持ちになれた名作でした!

2016年5月 5日 (木)

0泊3日札幌で「口だけ」タイ旅行?〜2016年GWの過ごし方

2016年のゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたか?
私ども夫婦は、札幌からは一歩も出ませんでしたが、
お口の中だけ、0泊3日でタイ旅行に行って来ました(?)
つまり、3日間(4/29〜5/1)、
昼食と夕食は札幌市内(大通〜すすきの)の
タイ料理のレストランに行きました。
きっかけは、4月29日の昼食に、大通のとあるアジア料理の店に行ったことでした。
(あえて店名は出しませんが・・・)
少しイマイチだったので、それなら、本格的なタイ料理を食べてみたい、
ということになり、さらに飛躍して、
3日間、昼食と夕食は全部タイ料理にしてはどうだろうか?
ということに決定しました。
「口の中だけ」タイ旅行の始まりです!
以下は行った店です。いずれも札幌市中央区です。
(写真掲載なくてゴメンナサイ・・・)

4月29日 夕食 マニータイ(狸小路 南3西5)
初トムヤムクン!

4月30日 昼食 サイアム大通店(南1西5)
マッサマンカレーおいしかった!

夕食  ジダパデラックス(南4西1)
トータルでは一番おいしかったのでは?

5月1日 昼食 クルアサモーン(南3西1)
ランチはお得!

おやつ  ミスタージョーンズオーファネージ(南1西3 PARCO内)
タイ料理ではありませんが、タイのバンコクが本店だそうです。
アメリカンテイストの大きなケーキと不思議な内装!

夕食 パタヤ(南3西6)
3500円(税別)のコース料理をいただきました。
最後のグリーンカレーあたりでギブアップ・・・


タイには行ったことはありませんし、実際に行くのは大変ですが、
口だけなら、こういった形で「旅行」できますね。
札幌では、中国、フランス、イタリア、韓国以外にも、
インドとネパール、沖縄なら3日間「旅行」できそうです・・・・

2016年5月 4日 (水)

NHKBSプレミアム・プレミアムよるドラマ 最後のレストラン(2)「クレオパトラ様御来店」(2016年5月3日放送)

NHKBSプレミアムで、2016年4月下旬から放送開始した、
最後のレストラン」。
マンガが原作の、SF的なグルメドラマです。
歴史上の著名人がなぜか死ぬ間際にレストランにやってきて、
無理難題のような注文を出し、
最後は満足して元の世界に戻り、最期を迎える・・・というストーリーです。
オーダーを受けるシーンが、
フジテレビ系の「SMAP☓SMAP」の「BISTRO SMAP」みたい・・・とか、
ツッコミどころは満載ですが、設定が面白いデスね。
第1話の客人は織田信長。竹中直人さんが見事に演じていました。
第2話の客人はクレオパトラ。言語の違いとかの細かい話はノータッチでした。

ドラマ自体はよくできていますが、
肝心の料理と、客人を納得させる展開が、
少しイマイチかも・・・
というのも、グルメもののドラマなら、
「これ食べてみたい!」と思わせなければ!
(原作どおりのようですが・・・)
特に2話目の、ハバネロ料理の後にアイスクリーム、というのは、
反則技では?と思ったほどでした。

ともあれ、次回が楽しみなドラマです。

原作1巻を電子版で少し読んでみました。
発想がユニークですね。
(たぶん買って読むまでもないかな・・・)

2016年5月 3日 (火)

テレビ朝日系・題名のない音楽会「神童たちの音楽会2016」(2016年5月1日放送)〜上原彩子によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番・第3楽章

長寿番組・題名のない音楽会で、
2016年5月1日に、「神童たちの音楽会2016」として、
若い(というよりは、幼い!)演奏家の紹介をやっていました。
ピアノの天才少年、ヴァイオリンの天才少女、チェロの美少女(Nana)の演奏は、
私にとっては「へぇ〜」で終わってしまいました。


(参考)Nana 15(限定deluxe edition盤)(DVD付)

(参考記事)欧陽菲菲のめい美女チェロ奏者Nana日本デビュー

たいして期待しないで観続けていたのですが、
最後に、「元・神童」として(?)、
上原彩子さんの登場にはビックリでした!
(そもそも誰が出演するかノーチェックでした・・・)
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番・第3楽章(ただしカット版)を演奏しました。

上原彩子さんといえば、ロシアもののイメージしかありませんでしたが、
ベートーヴェンも実に見事でした!
テレビ放送ながら、弱音の美しさも際立っていました。
伴奏・添え物にすぎない指揮者・オケも、上原さんの演奏に触発されるように、
だんだん熱がこもった演奏になっていったように感じました。
(顔がオケの方を向いて、何やら煽るかのような感じがありました。)
録画して観たのですが、上原さんの演奏のところだけ、
思わず繰り返して視聴してしまいました・・・
ラフマニノフやチャイコフスキーなどのロシアものだけではなく、
ぜひベートーヴェンのピアノ協奏曲も録音してほしいものです。

今回の記事でちょうど1800本目となりました。
神様に感謝!
愛読に感謝です!

NHK総合・ブレイブ 勇敢なる者「Mr.トルネード~気象学で世界を救った男~」(2016年5月2日放送)

Mr. Tornado(ミスター・トルネード)こと、
藤田 "Ted" 哲也さんの業績、
特にトルネードとダウンバーストの研究にスポットを当てた、
記録映像とアニメを交えた、なかなか見応えのある番組でした。

NHKの番組表から、放送内容を転載します。
(引用)
“勇気”をもって世界を変えた知られざる日本人の姿に迫る新シリーズ「ブレイブ」。第一弾は、世界中の空の安全に貢献した日本人気象学者“Mr.トルネード”藤田哲也。

独学の論文がきっかけで渡米し、竜巻研究の先駆者となった藤田哲也。70年代に続発した航空機墜落事故の原因を未知の現象「ダウンバースト」と発表。しかし気象界からは批判殺到。10年もの論争を経て立証し、事故回避に大きく寄与した。この研究の原点には、長崎での原爆調査があった。そこで藤田が目にしたものとは?戦争という負の歴史を背負った日本とアメリカ。その両国に生きた藤田の人生の数々の数奇な巡り合わせに迫る。
(引用終)


今日、どこの空港にも、白いレーダー(ドップラー・レーダー)が配備されていますが、
これによりダウンバーストによる航空機事故が未然に防がれています。

長崎の原爆による爆風被害を調査することから得られた、
ダウンバースト現象の存在立証と解明のところが、
番組の中での白眉でした。

映像では、アニメが効果的に使われており、
予備知識をもたない我々一般視聴者が理解する助けになっていました。

「ブレイブ 勇敢なる者」はシリーズ化されるようなので、
次回(いつになるのやら?・・・)が楽しみです。

ベルリオーズ:幻想交響曲”Symphonie Fantastique”聴き比べ6盤(※第3楽章を除く)〜クレンペラー(63)、カラヤン(74)、ショルティ(72)、アバド(83)、ムーティ(84)、C・デイヴィス(74)・・・

ベルリオーズの代表作「幻想交響曲」。
1855年版の作曲家自身のプログラムによると、
病的な感受性と激しい想像力に富んだ若い音楽家が、恋の悩みによる絶望の発作からアヘンによる服毒自殺を図る。麻酔薬の量は、死に至らしめるには足りず、彼は重苦しい眠りの中で一連の奇怪な幻想を見、その中で感覚、感情、記憶が、彼の病んだ脳の中に観念となって、そして音楽的な映像となって現われる。愛する人その人が、一つの旋律となって、そしてあたかも固定観念のように現われ、そこかしこに見出され、聞えてくる。

クラシックの曲の中でも、最もアブナイ経歴のある曲ですね。
第1楽章から、ワーグナーのライトモティーフと同じ発想の、
イデー・フィクス(固定楽想)が現れ、全曲を貫きます。

この曲の中で、最も好きなのは、第2楽章です。
続いて第4・第5楽章。次に第1楽章。
あまり好きではないのが、長たらしい第3楽章です。
今回の聴き比べでは、第3楽章を省いて聴きました。
(第1楽章→第2楽章⇒第4楽章→第5楽章・・・と聴いても、
違和感はありません。)
クラシックの曲だからといって、まじめに全楽章通して聴く必要はないわけです。
(コンサートならともかく・・・)

聴きどころは、第2楽章のロマンティックさと、
第4・第5楽章の迫力です。
第5楽章の不気味さも毒々しい魅力があります。
第5楽章で特に好きなのが、
鐘の音と、グレゴリオ聖歌の「怒りの日」(Dies irae)が出てくるあたりです。
第5楽章の金管群の音の迫力、不気味さは、
なぜかスター・ウォーズの世界(いろんな宇宙人が出てくるところ)を想起します。

今回取り上げるのは6盤です。
オススメ順に紹介します。
指揮者・オケ名・録音年・レーベル・特記事項・カップリングの順です。
盤によって多少曲名が違いますが、中身は同じです。
アバド盤まではオススメです。

◎クレンペラー指揮フィルハーモニア管(1963)旧EMI HQCD

第1楽章16:11
第2楽章6:36
第3楽章18:04
第4楽章5:00
第5楽章10:41

流麗さでいえば、カラヤン盤がベスト1ですが、
クレンペラー盤は別格な存在です。
例えて言えば、カラヤン盤以下の各盤が、
BMWとかアウディなどのスポーティーな車だとしたら、
クレンペラー盤は、ロールスロイスかベンツといったところでしょう。
クレンペラーの指揮は、「幻想」とはほど遠い、
醒めた目で曲の細部の美しさを魅せてくれます。
第5楽章の鐘の音は、フツーかな・・・

◎カラヤン指揮ベルリン・フィル(1974)DG

第1楽章14:21
第2楽章6:13
第3楽章16:40
第4楽章4:32
第5楽章10:46

流麗さ(特に第2楽章)と、第5楽章の鐘の音がベストです。
初めてこの曲を聴くなら、この盤をオススメします。
第5楽章の鐘の音は、真夜中の時計塔から不気味に響いてくるようで、
夜のロンドン(行ったことはありませんが・・・)の光景がなぜか目に浮かんできます。
カラヤンは他に2回この曲を録音していますが、未聴です・・・

◯ショルティ指揮シカゴ響(1972)DECCA
カップリング ベルリオーズ:序曲「宗教裁判官」

第1楽章15:19
第2楽章6:10
第3楽章16:30
第4楽章4:51
第5楽章10:04

とにかく豪快な演奏を聴きたいならオススメです。
CDジャケットからしてマッチョでパワフル・・・
音の原色がスピーカーから溢れでてきます!
車で言えば、ランドローバーやJEEPとかハマーとか・・・
鐘の音は、この盤もフツーかな・・・
ショルティは90年代に再録音していますが、未聴です・・・

◯アバド指揮シカゴ響(1983)DG

第1楽章15:18
第2楽章5:57
第3楽章16:33
第4楽章6:22
第5楽章3:10+1:56+2:47+1:46(9:33)

とても若々しい、フレッシュな演奏です。
第5楽章の鐘の音は、広島の平和の鐘を使っています。
鐘の音自体は、この盤のが最も美しいです。

アバドはベルリン・フィルへの最後の客演でも、
幻想交響曲を演奏しています。
最近ベルリン・フィルの自主制作盤が発売されました。

(参考)クラウディオ・アバド ~ ザ・ラスト・コンサート

◯ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団(1984)WARNER

第1楽章15:35
第2楽章6:10
第3楽章16:03
第4楽章6:45
第5楽章9:43

第5楽章の鐘の音が、???です。実に惜しい・・・
幻覚の中で聞こえる歪んだ鐘の音?
鐘の音以外では標準的な演奏といえます。
第5楽章の最後は何か音でボコボコにされるような大迫力!
ムーティ指揮ではシカゴ響を振った盤もありますが、未入手です。
(たぶん手に入れることはないでしょうが・・・)

◯コリン・デイヴィス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管(1974)Pentatone SACD
※原盤はPhilips

Philips原盤

第1楽章15:15
第2楽章6:11
第3楽章17:08
第4楽章6:48
第5楽章9:51

評判が高いので、思いきって、Philips原盤の通常CDではなく、
ハイブリッドSACDを買ってみたのですが・・・
少しおとなしい演奏です。
(歪みやクセのない、ニュートラルな演奏というか・・・)
SACDならではの音の迫力も期待していたのですが、
迫力なら通常CDであるショルティ盤の方がずっと上です。
コリン・デイヴィス指揮では他にウィーン・フィルを振った盤、
ロンドン交響楽団を振った盤もありますが、未入手です。
(たぶん手に入れることはないでしょうが・・・)

この曲の名盤は、ミュンシュ指揮パリ管弦楽団の演奏とされていますが、
以前持っていて手放したので、今回は改めて再購入はしませんでした。

2016年5月 1日 (日)

2016年4月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧

2016年4月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.オキナワ旅行記リターンズ2015夏(その1)〜旅行の経緯と1日目
二位.NHKEテレ・ふるカフェ系 ハルさんの休日「神奈川・大磯編」
(2016年4月6日放送)〜まるで「孤独のグルメ」+「美の壺」?

三位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

四位.NHK総合・ニュースチェック11(2016年4月4日〜)が酷い・・・NEWS WEB、カムバック〜!
五位.どの聖書が一番いいか?(新約聖書編)
六位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?~
おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

七位.オキナワ旅行記リターンズ2015夏(その2)〜2日目・古宇利島とホテル近くの黄昏時〜
八位.算数の問題解決型学習~学力「崩壊」の決め手
九位.NHKEテレ・ららら♪クラシック「ラフマニノフの“パガニーニの主題による狂詩曲”」
(2016年4月9日放送)〜上原彩子さんの第18変奏に感涙!!

十位.誘拐容疑者の卒業取り消し、留保は妥当か?

先月も2016年3月に引き続いて沖縄旅行の記事が2本もランクインしました。
GWというよりは、もう夏のバカンスに向けてかもしれませんね。

札幌でもようやく桜が咲きましたが、少し肌寒いほどです・・・
4月30日には雪が降りました。
それでも、着実に春爛漫がすぐそこまで来ています。
今月もご愛読よろしくお願いします。

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