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2015年5月の11件の記事

2015年5月29日 (金)

ドラえもん、特別支援教育を語る?〜「ぼくよりダメなやつがきた」(2015年5月29日放送)

アニメ「ドラえもん」を毎回観ています。
妻が「ドラえもん」が好きなのと、
子どもたちと話をするネタになるからです。
さて、2015年5月29日放送の回では、
「ぼくよりダメなやつがきた」という話を放映していました。
久々に感動しました。
(→参考記事「ぼくよりダメなやつがきた」)

のび太くんのクラスに、「多目(ため)くん」という転校生が来ます。
この多目くんは、のび太くん以上に「ダメなやつ」でした。
(※注:のび太くん自体、今日の教育なら、
特別支援教育乃至「学びの支援」の範疇に入りますが・・・
なにせ、ADHDという言葉は「のび太・ジャイアン症候群」という言葉で、
日本に紹介されたわけですから。)
のび太くんは「5回に1回」0点を取りますが(20%)、
多目くんは「10回に3回」0点(30%!)を取るそうです。
運動能力ものび太くん以下・・・
のび太くんは、ドラえもんの道具に頼らずとも、
多目くんに対して優越感を持つようになりました。
(今話ののび太くんはストレートなくらいイヤなヤツです・・・)
しまいには、宿題を忘れることやテストで0点をとることでも、
「協定を結ぼう」と多目くんに持ちかけますが、
「ぼくだって、忘れ物したくないし、0点をとりたくないんだ・・・」
(※セリフの引用は正確ではありませんが・・・)
とのび太くんの提案を拒否します。
(ここのところは、観ていて泣けてきました・・・
できない子だって、本当はできるようになりたいんです!)
のび太くんはそれに怒り、
ちょうど来たジャイアンからの野球の誘いに、
自分の代わりに多目くんを推薦します。

のび太くんは家に帰ってから、
多目くんに対する態度をドラえもんから指摘されます。
「配役いれかえビデオ」というひみつ道具で、
のび太くん→多目くんを、たとえばスネ夫くん→のび太くん、
で入れ替えて見せつけられます。
いかに自分が多目くんに対してひどい仕打ちをしていたか、
はっきりわかったのび太くんは、
野球のミスでジャイアンに殴られそうになっていた多目くんの代わりに、
殴られにいきました。
結局、多目くんはまた転校していきます。
多目くんはのび太くんと別れるにあたって、感謝の言葉を残していきますが・・・
少し後味の悪い(良く言えば、余韻のある)最後ですが、感動しました。

今回の話は、小学校の道徳教育でそのまま使えそうな題材かもしれませんね。
インクルーシブ教育が進む現代の小学校では、
「特別支援教育」乃至「学びの支援」に該当する子が、
クラスに何人かいて当たり前の時代になっています。
小学校6年生になっても、1桁同士の足し算ができなかったり、
運動能力が極端に低い子など様々です。
(教師の教え方の問題というよりは、その子の能力の問題なのですが・・・)
そういう子たちと、どう接していくか・・・
教師が「弱い者イジメはよくない!」と正論を振り回して、
いわゆる「道徳」を説くよりも、
子どもたち自身が考えて、自分の言葉で表現した方がいい内容ですね。
のび太くんの行動・言動は、子どもの素直なホンネそのものでした。
「ダメなやつ」と自分を置き換えてみる、という視点の転換・・・
下手な道徳の読み物よりも、ズシンと心に響くことでしょう。

ちなみに、この話は、原作者のコミック23巻に収録されているとのこと。

今回の記事で、ちょうど通算1700本目となりました!
支え導いてくださっている主なる神様と、
拙記事を読んでくださっている皆様に感謝します!

2015年5月28日 (木)

書評:武田綾乃『響け!ユーフォニアム』(1〜3)〜青春小説の傑作!

BS11他で2015年4月から放映されている、
アニメ「響け!ユーフォニアム」。
毎回楽しみに観ています。
アニメを観て、原作も読んでみたくなり、
1〜3巻購入して読破しました。
ストーリーを要約すれば、
「やる気をなくした吹奏楽部に、
新しい顧問が来て、全国大会を目指すようになり、
ついには全国大会まで出場を果たす。」
物語の筋はカンタンですが、そこに至るまでの部活内での人間関係とか、
女同士の友情とか、吹奏楽部の日常とか、そういったものが、
キラキラ輝いているような、青春小説の傑作だと思います。
男女の恋愛要素がほぼ0%に近いのも好感が持てました。
(高校生の恋愛なんて、所詮は一時的なオアソビですよ・・・)
部活に一生懸命な姿こそ、実に魅力的なのです。

ところで、アニメの第8話「おまつりトライアングル」では、
久美子と麗奈が「あがた祭り」の時に、
お祭りの喧騒を避けるように大吉山に登って、
二人だけで合奏するシーンがありました。
原作1巻のP.192〜205に基づくものですが、
原作では、二人は楽器を持たずにただ山に登って、
お互いへの正直な思いをぶつけます。
しかし、アニメ版は、いい意味で原作以上の味わいがありました。
二人だけで合奏するところは、まさに美しい青春の1シーンという感じでした・・・
映画「耳をすませば」のエンディング前のシーンをなんとなく連想しました。
麗奈の「特別になりたい」(=群れる必要を感じない)には、
自分の高校生くらいの気持ちと似ていて共感しました。

原作を読んでいて、気になったのは、顧問の滝先生の勤務時間でした。
夏休みの朝練習のために、朝6時には学校に来る子がいるので、
それよりもさらに早く出勤し、
学校の鍵の管理上、誰よりも遅く帰る日々・・・
しかも土日返上とは・・・
これは小説だからではなく、実際こういうのはよくあることです。
美談ととるか、それともまるでブラック企業みたい・・・ととるか。
過労死やうつ病になってもおかしくないかもしれません。

高校といえば部活・・・というのはマンガなどでは定番ですが、
実際、甲子園を頂点とした高校野球とか、
全国大会を目指すための早朝・夜遅くまでの練習、
土日返上の練習は、果たして必要なのか、
前例踏襲ではなく考えなおした方がいいのかもしれません。
(参考)<部活動指導の外注化> 石井昌浩氏「教師の負担軽減が急務」 渡辺敦司氏「安易な委託は対症療法」(産経ニュース2014年10月24日記事)

おまけですが、アニメのOP曲「DREAM SOLISTER」、
なかなかステキな曲ですね。
最近私の頭の中で、クラシックの曲以外でよく流れています。


2015年5月25日 (月)

ヘンデル:組曲「水上の音楽(Water Music,Suite)」&組曲「王宮の花火の音楽(Music for the Royal Fire Works, Suite)」聴き比べ5種

先日、許光俊の『世界最高のクラシック』(光文社知恵の森文庫)を読みました。

その中で、あのブーレーズが、
ヘンデルの「水上の音楽」を録音していることを知りました。
20世紀の「ゲンダイオンガク」の騎手とでも言うべきブーレーズと、ヘンデル・・・
なんともミスマッチな気がしましたが、興味をそそられました。
というのも、最近ブーレーズ指揮のマーラーが結構好きだからです。
そこで、物は試しで、ブーレーズ指揮ニューヨーク・フィルによる、
「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」のSACDを買ってみることにしました。
ちょうど、某サイトでポイントが結構あったので、
定価の半値以下で購入することができました。

この演奏について、上記『世界最高のクラシック』では、
次のようにコメントされています。
(引用)
 ブーレーズは同楽団(注:ニューヨーク・フィル)とはヘンデル「水上の音楽」も録音している。これまた一点の曇りもないような透明感ある響きがたまらない。ちょっと昔の人が想像した未来都市のような、無機的な美しさである。これを聴いていると、次々と贅沢な、でもひんやりした感触の建物や空間が作られていったバブル時代の空気が懐かしく思い出されてきて、もの悲しい。
(同著PP.140より引用終)

実際、ブーレーズ盤を聴いてみると、バロックとはほど遠い響きですが、
ものすごく高級な響きがします。
「豪奢な」という形容詞の方がぴったりかもしれません。
妻も気に入ってくれました。

そこで、私のいつもの悪いクセですが、
聴き比べをしてみようと思い立ちました。
実は既に「水上の音楽」だけなら、
ムーティ指揮ベルリン・フィルのCDを所有していました。
今回はその他に、
『世界最高のクラシック』の中でもブーレーズ盤の他に言及があった、
ジョージ・セル指揮ロンドン交響楽団による盤と、
古楽演奏盤2枚の計3枚を新たに購入してみました。

ところで、「水上の音楽」、「王宮の花火の音楽」は、
共にBGM的に聴けばいい作品なので、
必ずしも、通して全部聴く必要はないのでは、と考えています。
今回も、「水上の音楽」の中で一番好きな、組曲第2番の「(アラ)ホーンパイプ」と、
「王宮の花火の音楽」の「歓喜」のみで聴き比べています。
なお、今回は、演奏時間の記載は省略します。
録音の古い順に記載します。

◯ジョージ・セル指揮ロンドン交響楽団(1961)DECCA

重量級の演奏です。ハーティ/セルによる編曲盤です。
もはやバロックというよりはワーグナーという感じさえしますが、
これはこれで好きな人がいてもおかしくありません。

◯ブーレーズ指揮ニューヨーク・フィル(1973〜74)SONY
※SACDシングルレイヤー盤

バロック演奏として適切かをさておけば、最も美しい演奏といえます。
高級感あふれる、凛とした演奏です。


◯ムーティ指揮ベルリン・フィル(1984)EMI
※「王宮の花火の音楽」は収録されていません。

まさに標準的な演奏といえます。
初めてこの曲を聴くならオススメかも・・・
長年手放さないでいるCDの一つです。

◯ジョルディ・サヴァール指揮LE CONSERT DES NATIONS(1993)ALIAVOX
※SACDハイブリッド盤

ジャケットが美しいですね。
古楽演奏です。
まさに、王宮の中をカツラをつけた貴人が、
悠々と闊歩している光景が見えてきそうな、雅な演奏です。

◯エルヴェ・ニケ指揮LE CONSERT SPIRITUEL(2002)GLOSSA
※SACDハイブリッド盤

古楽奏者をたくさん集めて収録されたものだそうです。
音の響きがユニークですので、一聴の値はあります。

「水上の音楽」、「王宮の花火の音楽」が好きなら、
どれも持っていていいと思いますが、あえてオススメ順をつけるなら・・・

1位:ブーレーズ盤
2位:サヴァール盤
3位:ムーティ盤
4位:ニケ盤
5位:セル盤
といったところでしょうか・・・

2015年5月24日 (日)

聖霊とラジオ〜聖霊降臨祭(ペンテコステ)の日に・・・(教会学校説教案)

2015年の聖霊降臨祭(ペンテコステ)は、5月24日です。
ちょうど本日、教会学校の説教担当でした。
聖霊について話すことにしました。

話の準備のうちに、
「聖霊の遍在性(いつでも・どこでも・求める者には誰にでも)」を、
「ラジオを使って説明しては?」というアイデアが与えられました。
電波を受信、ということでは、子どもたちにとっては、
ラジオよりテレビの方が親しみがあると思いますが、
テレビは映像と音声が流れますね。
一方、ラジオは音声のみです。

実に、信仰は聞くことにより、
しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。

(新約聖書ローマ10:17新共同訳)
イエスはトマスに言われた。
「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。

(新約聖書ヨハネ20:29新共同訳)

映像(絵や御像も含む)に頼らず、「声」だけで信じ、従う・・・
それと、周波数を合わせるというところも、例として適切だと思いました。

それでは、実際どんな話になったのかを書いてみます。
(実際は、私が一方的に話すことはなく、
子どもたちのワイワイガヤガヤ愉しい雰囲気の中、時には脱線もしながら、
話は進みました。話した時間はおよそ20分ぐらいだったと思います。)
※( )内は子どもたちの反応

[お祈りと賛美の後]
今からある歌を歌うよ。何かな?(何だろ?)
♪ハッピバースデートゥーユー・・・(えっ?どうして?)
(誰の誕生日?→いろいろな意見→「教会」と正解がでる)
そう、◯◯ちゃんのいうとおり、今日は教会の誕生日です。
そして、今日の主役は「聖霊」ですね。
ところで、聖霊はどこにおられるのでしょう?
(空の上、心の中、私たちの後ろ・・・)
聖霊のことを考える前に、今日はあるものを持ってきました。ジャ〜ン!
[ポケットからラジオを取り出す。]
これは何でしょう?
(携帯?電話?ラジオ?)
これはラジオです。ラジオを聞いたことがある人?
(全員が手を上げる)
ラジオは電波を受信して音を出しますね。
ところで[耳を天井に向けて]空から何か音が聞こえますか?
(聞こえない〜!)
じゃあ、これなら?[ラジオのスイッチをONにする→ザーザー音]
[徐々に周波数を合わせる]
(先生、ラジオ貸して〜とラジオを手にとって周波数を合わせてみる子)
音が聞こえてきましたね。
どうしてラジオから音が聞こえるのだろう?ラジオの電波って、どこにあるの?
(いろいろな意見)
ラジオの電波は目に見える?
(見えない〜)
電波は上や下や心の中にあるのでもなく、
むしろ私たちが電波の中にいるのです。
至る所にあります。
同じように、聖霊というお方も、空の上や、私たちの後ろとかではなく、
至る所におられるわけです。

旧約聖書の時代には[携帯を取り出す]、
神様は特定の人[※預言者]にだけお話されました。
ちょうどこんな感じ・・・[少しおふざけ・・・]
でも、新約時代の今は、ある特定の人だけではなく、
あらゆる人に向かって、ちょうどラジオの電波のように、
求める人には誰にでも、語りかけようとされています。
でも、神様の声を聞いた、という人はほとんどいませんね。
それは[ラジオのスイッチを入れたり切ったり]、
スイッチを切っているからかもしれません。
あるいは[周波数をあちこち変えながら]、
チャンネル[※正しい言い方ではないですが]をきちんと合わせていないから。

聖霊のラジオ番組の内容は、「イエス様はあなたを愛している」ですよ。
(愛、という言葉にいろいろな反応・・・)
信仰は、神様の声を聞き、従うことです。
そのためにも、信仰のスイッチを入れて、ちゃんと受信することですね。
でも、どれが神様の声かわからないかもしれません。
そのために、神様はわかりやすい方法で語られています。
それが、聖書です。

多くの人達は、神様の声を聞くスイッチが入らないままです。
それでも、本を読んだり、テレビを見たりして、
そのスイッチが入ることもあります。私もそうでした。
しかし君たち[※子どもたちは、片親又は両親ともにクリスチャン]は、
ある意味、生まれながらにして、
[神様の声を聞く]スイッチが入った環境にあるわけです。
恵まれていますね。
(終)

今回は子ども向けに、聖霊の遍在性をかなり大胆に説きました。
しかし、実のところ、聖霊=ラジオの電波説は、
神学的には正しくないですね。
というのも、聖霊は単なるエネルギ―とか「力」ではなく、
人格を持つ「お方」であるからです。

準備段階で、こんな話も盛り込もうかな、と思いましたが、
ボツにしたのがあります。
第2次世界大戦中の『アンネの日記』の中のエピソードです。
隠れ家で、息を潜めながら、密かにBBCラジオを聞いている中、
連合国軍が、フランスのノルマンディー上陸を果たした(Dデー)
ニュースを聞いたこと・・・
即座の解放にはつながらないけど、ドイツの決定的な敗北が決まった瞬間でしたね。
→我々も、この世にあって、聖霊を通してイエス様の勝利の良い知らせを聞いています。
(歴史事実を伝えるだけで結構時間がかかりそうだったのでボツ・・・)

あと、「AM」と「FM」を「Akuma」と「Fukuin」にこじつける、
というのも考えましたが・・・
(やり過ぎですね(^-^;)

ところで、ラジオを話に使うことで、少し懸念したことがありました。
今の子たちは、そもそもラジオを知らないのでは?
実際、少しアヤシイ子がいましたし、「おじいちゃんの家で見た」
という子もいました。
もう10年ぐらいしたら、
子どもたちには完全に過去の遺物になってしまうのかも?・・・

聖霊というお方について、一般的な教会では、
きちんと語られることが少ないし、
ましてや、教会学校では、ほとんど触れないことの方が多いのではないでしょうか。
今回の試案が少しでもお役に立てば幸いです。
何はともあれ、愉しい雰囲気のうちに、話を導いてくださった、
主なる聖霊様に感謝!

2015年5月17日 (日)

「中3で九九を勉強・・・」は教育格差の問題なのか?

「教育格差」という言葉を最近よく見聞きしますね。
教育格差というと、普通は、親の経済力や住んでいる地域によって、
受けることのできる教育に「格差」が生じることを指します。
たとえば、東京などの大都市に住んでいる子は、
親の経済力によって、公立校、私立校の選択ができます。
(私立校に入る、ということは、
当然、「お受験」塾に通うなどの費用も含まれますし、
高額な学費も含まれます。)
同様に、たとえ親が相当な金持ちだとしても、
地方都市や過疎の町に住んでいるなら、
余程でない限り、公立校以外の選択肢はありません。
「教育格差」という言葉は、政権批判の道具としても使われることが多いです。

Yahoo!ニュースの2015年5月17日の見出しで、
中3で九九を勉強…今そこにある「教育格差」〈AERA〉」という記事を見つけ、
読んでみました。
普通は記事のリンク先を紹介するだけで、全文を掲載することはしないのですが、
ニュースネタはいつの間にかリンク先が消滅することが多いので、
今回は記事を全文引用します。

(引用)
中3で九九を勉強…今そこにある「教育格差」〈AERA〉
dot. 5月17日(日)16時9分配信

日本でも進んでいる「教育格差」。私たちの気づかないところで、その格差は確実に大きくなっているようだ。

 6×5=30、6×9=54、6×2=14…。「あれ、6×2は12だ」

 ゴールデンウィーク後半の5月4日夜、東京都中野区の施設で、無料塾「中野よもぎ塾」が開かれていた。中学3年の女子生徒はこの塾で「百ます計算」を繰り返し、1年かけて九九を覚えた。

 小学6年の時に両親が離婚。母親に引き取られたが、思春期を迎えて衝突。中学2年で登校拒否に。勉強についていけず、成績表には1が並んだ。しかし、昨年からこの塾に通い始めると、九九をマスターした。ほかにも、苦手だった漢字がずいぶん書けるようになった。

 中野よもぎ塾は昨年4月、中野区内で家庭教師などをしている大西桃子さん(34)が始めた。経済的な理由で塾や家庭教師を利用できない子どもたちがいる。子どもたちが気軽に学べる場所をつくりたいと、「無料塾」の看板を掲げた。運営は、市民からの寄付で成り立っている。

 毎週日曜、午後6時から3時間が基本。10余人の参加者には母子家庭の子どもが多く、アルファベットが読み書きできない子も珍しくない。無償で講師を買って出た社会人や大学生、院生たちが、ほぼマンツーマンで指導にあたる。大西さんは言う。

「子どもたちは勉強ができないのではなく、やる機会がなかっただけ。彼らがよりよい将来を夢見て、自力で歩いていくための手助けをしていきたい」

 冒頭の女子生徒は最初、母親に連れてこられた。無言で無表情。それが、講師たちとのふれあいを通して次第に打ち解け、笑顔も増えて、自分から周囲に話しかけるようになった。集中力もついてきた。高校には行きたくないと思っていたが、勉強するうち自信がついたのか、こう思うようになった。

「高校には行ったほうがいいかな」

 家庭環境や、経済状況が教育格差につながることは少なくない。その顕著な例が秋田県だ。14年度の全国学力テストでは、小学生が47都道府県で1位、中学生も2位なのに、同じ年の大学進学率は36位。なぜか。秋田県の世帯年収は、全国43位と低い(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)。家計に余裕がなくて進学できていない可能性がある。

※AERA 2015年5月25日号より抜粋
(引用終)

この記事を読むと、親が離婚したり、秋田県の世帯年収が低かったりすると、
教育格差が広がるかのような印象を受けます。
しかし、そもそも親の離婚と秋田県の世帯年収が低いこと=教育格差というのは、
あまりにも短絡的ではないでしょうか?
完全なる、印象操作の記事といえます。

上記記事の例でいえば、両親が離婚したのは小学6年の時です。
一方、かけ算九九を習うのは、通常、小学2年の時です。
また、母親の経済状況は何も書かれていません。

つまり、「中3で九九を勉強」という事例は、いわゆる「教育格差」ではなく、
次の3つが考えられます。
1.その生徒に、学習障害がある。
2.小学校の先生がきちんと教えてこなかった。
(※普通、小学校なら6年間で担任が1,2回は変わるはずですが・・・)
3.その両方。

この記事を書いた人は、「教育格差」という言葉を濫用することで、
現在の安倍政権を批判したいだけなのかもしれません。
(私はどちらかというと安倍政権に批判的ですが・・・)
(参考記事:「親の経済力の差が教育格差を生む」は本当か?
[橘玲の日々刻々]

批判の矛先は、安倍政権ではなく、現場教師に向けるべきでしょう。
元記事は、朝日新聞出版の「AERA」ですから、
事実を都合いいように捻じ曲げた、「捏造記事」に近いのかもしれません。
(事実はあったとしても、拡大解釈がすぎる、という意味で・・・)
子どもの貧困率の問題は、確かに深刻なものですが、
それとかけ算九九の習得は、切り離して論じるのが妥当だと思います。
アジアやアフリカの最貧国のように、あるいは宗教的背景で、
学校に行けない(貧しさ故に)、
教育を受けさせてもらえない(女性差別)、
そもそも学校がない(戦争・紛争等で)、
というならともかく、ここは日本です。
「登校拒否になったのが中2」と記事にも書いてありますね。
それなら、少なくともそれまでは教育を受ける機会が存分にあったはずです。
「教育格差」以前の問題です。

秋田県の大学進学率が低いことについてはどうでしょうか?
そもそも、大学には必ず行かないといけないのでしょうか?
大学に行っても、be動詞の勉強をするような類のところよりは、
小中学校でしっかりと基礎学力をつけている方が、
よほど「使い物になる」のではないでしょうか?
(参考記事:なぜ、秋田は学力テスト1位なのに、進学率が低いのか?
出身地のDNA鑑定[出世と職場] PRESIDENT 2012年3月5日号

大学の価値のインフレ化こそ問題だと思います。

中学受験の類ならいざしらず、かけ算九九とかで塾を必要とするような公教育は、
教育として失格であり、税金の無駄遣いといえます。
算数の問題解決型授業や「学び合い」の犠牲者なのかも?)
日本が好景気に湧いたバブル期でも、やはり金持ちと貧乏人はいましたが、
九九を覚えるのは「教育格差」とやらの問題ではなかったはずです。
教師の熱意と、本人のやる気によるものです。
むしろ、貧しいからこそ、一生懸命勉強しようという人は大勢いたはずです。

少なくとも、かけ算九九とか、
公教育で取り扱う範囲の読み書き計算(もっと限定して言えば、小4程度までの)は、
「親の経済力や住んでいる地域のせいで・・・」という言い訳はありえません。
教師の教育力の問題と、本人のやる気の問題なのです。

2015年5月13日 (水)

大胆な意見広告!〜㈱ナガセの「人口増で活気あふれる社会へ 第3子以降に1000万円支給を提言」(2015年5月13日読売新聞朝刊)

2015年5月13日の読売新聞朝刊に、
大きな全面広告がありました。
しかも、意見広告!
人口増で活気あふれる社会へ 第3子以降に1000万円支給を提言
というものです。
(ぜひ上記からリンクして一読してみることをオススメします。)
読売新聞には5月13日掲載でしたが、
他紙では既に掲載されていたようですね。
(ほぼ同じ内容の意見広告を、昨年から日経などにも出しているようです。)
意見広告主は、「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」、「四谷大塚」や、
「イトマンスイミングスクール」などを展開する、㈱ナガセです。

提言の目玉は、
第3子以降の出生に対し、国が1000万円の育児資金前渡し金を支給」です。
晩婚化、出生率低下、少子化といった悪循環を断ち切るための、
ずいぶんと大胆な提言だと思いました。
これを読んで、「また国の借金が増える・・・」とつぶやく人も多いでしょう。
しかし、現在政府がすすめている小手先の少子化対策は、
実際のところ、焼け石に水程度の効果すらないと思います。
ましてや、移民の積極的受け入れというのは、
日本の文化や伝統を守るという観点からも、
現在のヨーロッパ社会のように、社会不安を招きやすいという面で、
日本が取るべき道ではないと私は考えます。
この意見広告でも、人口増加策としての移民の積極的受け入れには、
どちらかというと否定的なようです。
(たとえ人口が増えても、
そもそも「日本」と「日本人」が衰退して、中国や東南アジアの人、
あるいはアラブ系の人たちばかりが増えるというのは、
本末転倒なのではないでしょうか?)

出生率が上がる→人口が増える→究極的には、納税者が増える!
1000万円が妥当かどうかはともかくとして、
未来の納税者に投資する、という観点
(意見広告によると、1人あたり1000万円の支出で、
生涯において2億円の国家財政への貢献、とのこと・・・)からは、
「アリ」だと思います。

だいたい、日本の育児は金がかかりすぎるわけです。
子どもを産み育てるという、人間本来の喜びが、
とんだ重荷になっているわけです。

「国の借金が増える」という視点からはいかがでしょうか?
仮に、この意見広告通り、第3子出産で1000万円なら、
貯蓄にまわすよりも、消費にまわる方が多いのでは、と思います。
そうなれば、税収も増え、新たな産業(特に育児教育分野)さえ起こるかもしれません。
デフレで緊縮財政を強いる、財務省の洗脳・呪縛をぶち壊すチャンスです。

ちなみに、「国の借金」というのは財務省とマスコミによるプロパガンダです。
正しくは「政府の負債」です。
三橋貴明氏のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の、
「いわゆる国の借金問題」というウソ」(2014年5月12日)
という記事から引用します。
(引用)
そもそも、誰かがお金を借りているということは、貸している人がいるわけです。誰が貸しているのか。銀行などの金融機関を介して、「日本国民」が貸しています。日本国民は「いわゆる国の借金」の債権者であり、債務者ではありません。

それにも関わらず、日本の大手紙(だけじゃないですが)は「政府の負債」を人口で割り、
「国民一人当たり800万円の借金」
 といった論調で世論を煽ります。何ゆえに「債権者」である日本国民が、債務者であるがごとき扱いをされなければならないのでしょうか。
(中略)

要するに、問題は、
「デフレのため、銀行が民間にお金を貸し出さず、お金が貸し出されないため、需要(名目GDPになる投資・消費)が増えず、デフレが継続する」
 という、鶏と卵のような状況になっていることであり、「いわゆる国の借金で大変だ~っ!」などと言う話は、我が国には全くありません。

 それどころか、「いわゆる国の借金で大変だ~っ!」と政府が支出を絞り、増税をする(そもそもこれが目的)ことで、ますます我が国のデフレは深刻化し、需要が減り、企業の投資意欲が落ち、あるいは企業の業績が悪化し、銀行がお金を貸さなくなり、その反対側で国民や企業が「銀行への貸付金」である預金を増やしてくるため、またまた国債が買いこまれ、名目GDPが成長しないことで税収が減り、「いわゆる国の借金で大変だ~っ!」となり、政府が緊縮財政に走り、ますます我が国のデフレが深刻化し・・・・・。もういいですね。

 上記のバカバカしい悪循環を、いい加減に断ち切らなければなりません。
(引用終)


意見広告に全面的に賛成、というわけではありませんが、
これぐらい大胆な提言がいろいろな形で出てくるのは喜ばしいことです。
少子高齢化で「日本はダメだ・・・」という未来しか選択肢はない、
そんなことはありません!
(未来を他人任せにするしかないなら話は別ですが・・・)

2015年5月11日 (月)

映画「マチルダ」(原題:Matilda)

先日(2015年5月8日深夜)、
「マチルダ」という映画がHBCテレビで放映されていました。
1996年のアメリカ映画です。
録画して妻と観ました。
子供が主人公の作品です。

原作は「チャーリーとチョコレート工場」のロアルド・ダール。
日本では『マチルダは小さな大天才』
(ロアルド・ダールコレクション 16)という題で出版されているそうです。

主人公のマチルダは、超がつく天才少女。
にもかかわらず、両親はまったくマチルダのことを顧みません。
本を好むマチルダを罵倒し続けます。
小学校に入学すると、鬼軍曹みたいな女校長センセイが、
子どもたちを虐待していました。
(ナチみたいな服装で出ていました。)
→パワフルなロッテンマイヤーさん+ミンチン院長?

マチルダは怒りによって超能力を発揮できるようになり、
ついには鬼校長をやりこめます。
そして、インチキ商売をし続ける家族と決別し、
担任教師の優しいミス・ハニーの養子に入ってシアワセになりましたとさ・・・
というユーモア映画でした。

「チャーリーとチョコレート工場」で描かれた、
いびつなオトナの姿(たとえばウォンカの父親)が、
この「マチルダ」では、マチルダの両親と鬼校長という姿で描かれます。
コドモを虐待し続けるオトナの姿は、
ここまで来ると恐怖を通り抜けて滑稽でさえあります。
(ハンマー投げの要領で女の子をハンマー投げするところなど・・・)
※もちろんこれは映画だから、「滑稽」で済まされますが・・・

主人公のマチルダ役のマーラ・ウィルソンはカワイイです。
もうひとつの「〜チョコレート工場」みたいな感じで観ることができる作品です。
妻の感想としては、「大人がひどすぎ・・・」でした\(*`∧´)/

国内では現在DVD等は販売されていないようです(2015年5月現在)。
Amazonでは輸入DVD、Blu-rayが発売されています。
なお、ミュージカル化もされているようですね。

映画DVD
※日本語字幕はないようです。また、リージョンコードに注意!

映画Blu-ray
※やはり日本語字幕はありません。リージョンフリー。

原著(邦訳)

原著(英語)

2015年5月 8日 (金)

愛の挨拶 Salut d'Amour のCDを妻にプレゼント〜結婚記念日に寄せて

私ども夫婦の結婚記念日は5月某日です。
結婚記念日が近づいてきたので、妻にCDの贈り物をしました。
「朝の歌〜エルガー作品集」(DENON)です。
演奏は、加藤知子(Vn)、江口玲(P)です。

私どもにとって、エルガーの「愛の挨拶 Salut d'Amour」は、
結婚生活のテーマ曲のようなものです。
我が家には他にピアノ独奏のCDとか、オーケストラ盤とか、
いくつかありますが、
たまたま最近試聴して気にいったのが上記のCDです。
すっきりとした演奏ですが、
技巧よりも曲そのものの美しさ、愛らしさが全面に出てくる名盤だと思います。
小品の他に、エルガーのヴァイオリン・ソナタOp.82も収録されています。
タイトルにある「朝の歌」もさわやかでステキな名演ですよ。

エルガーのヴァイオリン・ソナタは、
『のだめカンタービレ』の6巻で初めて存在を知り、
早速聴いてみたら、名曲だと思いました。
その時手に入れたのが、ナイジェル・ケネディによるエルガーの作品集です。

ナイジェル・ケネディのCDと、加藤知子のCDは、
だいたい選曲が同じですが、あえてどちらがいいかといえば、
加藤知子盤の方をオススメします。
肝心の「愛の挨拶」が、ケネディ盤では、
ヴァイオリン、チェロ、ピアノによる三重奏になっていますが、
これはちょっとやり過ぎだと思います。
ただし、ヴァイオリン・ソナタはケネディ盤も名演だと思います。
意外にも、エルガーの小品だけを集めたCDというのは、あまりないようです。
(ヴァイオリン名曲集とかには必ず「愛の挨拶」が入ると思いますが・・・)

ちなみに、両盤のヴァイオリン・ソナタの演奏時間を記載しておきます。

(加藤知子盤 1997)
第1楽章;8:18
第2楽章;7:29
第3楽章;9:16

(ケネディ盤 1984)
第1楽章;8:01
第2楽章;9:38
第3楽章;9:25

妻はこのCD(加藤知子盤)を気に入ってくれましたよ。
これからも、日々「愛の挨拶」デスネ(*^.^*)

2015年5月 6日 (水)

2015年GW最後〜天神山の満開八重桜

あっという間に2015年のゴールデンウィークが終わりましたね。
我が家は小樽に行った他は札幌にずっといました。
例年より早い桜の開花など、予想外のこともありましたが、
花巡りを満喫することができました。
GW最後に行ったのは、豊平区の天神山緑地でした。
(ちなみに、花見に行ったのは、
中央区・円山公園&中島公園、南区・真駒内公園、
清田区・平岡公園、小樽市・手宮公園、そして今回の天神山です。)

天神山緑地の八重桜は、本数はそれほど多くないですが、
背丈が小さいので、花のトンネルの中に入った感覚になります。
お花見には実にいいところです。

連休最後の祝日は天気がよく、あたたかな一日でした。
それでは写真をどうぞ・・・


20150506_tenjinyama_1


20150506_tenjinyama_2


20150506_tenjinyama_3


20150506_tenjinyama_4


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20150506_tenjinyama_6

おまけとして・・・
例年なら5月下旬頃咲くライラックが、もう咲きそうでした・・・
5月下旬のライラック祭、大丈夫?・・・
20150506_tenjinyama_7

2015年5月 4日 (月)

2015年5月GW小樽・花と食巡り

2015年のゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしですか?
ゴールデンウィークの日帰り旅行第1弾(第2弾は未定ですが・・・)として、
妻と一緒に小樽へ日帰り旅行に行ってきました。
第1の目的地は手宮公園の桜。
小樽市のHPでは開花状況がわからないので、
とりあえずまだ咲いていると信じて、行ってみることにしました。
地下鉄琴似駅(地下鉄乗り放題のドニチカキップを買っていたので)から、
JRの琴似駅まで歩き、そこからJRで小樽へ向かいました。
出発は教会で礼拝を捧げてからなので、だいたい11時半頃でした。
小樽の天気は晴れ〜曇りでした。

小樽駅前から中央バスに乗り、手宮ターミナルへ向かいました。
バス停で降りる時に、車内放送で「千成はここでお降りください。」
(正確でなくてゴメンナサイ・・・)と聞こえましたので、
そうだ、「千成」に行ってみよう!と思い立ちました。
だいぶ前に、小樽市在住の方からオススメの寿司店として教えていただいた店です。
数年前までに何回か行ったことがあります。
ダメモトで行ってみました(予約なしです。)が、
お昼のピーク時だったので断られました。
(それなら手宮公園に行って戻ってきてから、
もう一度チャレンジしてみようと思いました。
後述しますが、OKでした!)

手宮ターミナルのところから手宮公園まで行くのは、
ちょっとしたハイキング感覚でした。
坂道はなだらかですが、結構続きます。

ついに手宮公園に到着!
丘の上から日本海を望むことができます。
あいにく今年は桜(ソメイヨシノ)の開花が早く、
どちらかというともう桜の見頃第1弾は終わりという感じでした。
(八重桜はこれから!)
手宮公園で撮った写真です。

風が強いからなのか、桜の木が地面に横たわるように伸びて、
這うように花を咲かせていました。
公園の駐車場に行く途上の道で見つけました。
20150503_otaru_1


20150503_otaru_2


20150503_otaru_3

すももの花です。胴体が赤い少し大きめのアリが花に群がっていました。
20150503_otaru_4

小樽市のHPに載っていた写真スポットだと思います。
坂道から桜の並木道と日本海を望むことができます。
20150503_otaru_5


20150503_otaru_6

手宮公園のすぐ近くには、小樽市総合博物館があります。
(旧小樽交通記念館)
海と遥か彼方には、まだ雪肌が見える山々が見えます。
20150503_otaru_7

手宮公園を後にし、14時半ちょっと前に再び「千成」に到着しました。
ピーク時が過ぎていたので、あっさり入ることができました。
(ただしカウンター席)
値段は少し高めですが、おいしくいただくことができました。
(今回は少し安いメニューを食べましたが、
できればシャコが入るメニューを頼むことをオススメします。)

そこから小樽運河方面には、バスに乗らずに歩いて行きました。
小樽運河近辺で撮った写真です。
20150503_otaru_8


20150503_otaru_9

運河近辺では、
北一ヴェネツィア美術館5Fのカフェ・ヴェネツィアーノでティータイムをとり、
(チョコラータ&ビスコッティセット は絶品!)
その後、行列ができていたコロッケ店でコロッケを買って食べ、
さらに、ルタオ本店でチーズ味のソフトクリームを食べ・・・
とまさに食べるツアー全開でした(^-^;
妻は、小樽に来たら小樽オルゴール堂に行かないと気が済まず(?)、
また小樽オルゴール堂に行きました。
帰りは南小樽駅から一旦小樽方面行きの列車に乗り、
小樽駅から始発で快速エアポートに乗って札幌に戻りました。
札幌でもさらなるごちそうが待っていました(ナイショにしておきますが・・・)。

2015年5月 1日 (金)

2015年4月のページビュー(PV)数ベスト10記事一覧※附:札幌・中島公園の桜2015春

2015年4月のページビュー(PV)数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページを除く)
ベスト3までは記事リンクをつけています。

一位.NHKBSプレミアム・プレミアムドラマ「お母さま、しあわせ?」
(2014年12月21日放送)

二位.BS-TBS 林修・世界の名著 #1「戦争と平和」(トルストイ)
(2015年4月9日放送)〜著名人が語る名著の魅力

三位.NHK・ニュース シブ5時「学力トップクラス 福井の子どもの学び方」
(2015年4月13日放送)

四位.「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!
~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』
(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)

五位.マーラー:交響曲第10番聴き比べ(1)
〜クック版4種+バルシャイ版+インバル指揮2種〜実はマーラー版「幻想交響曲」?

六位.インクルーシブ(インクルージョン)教育は子どもにとって本当に幸福なのか?
~おすすめブログ記事「脱インクルージョン教育」(ブログ名:斜に構えてみる)

七位.算数の問題解決型学習~学力「崩壊」の決め手
八位.美少女戦士セーラームーン・新旧アニメ版見比べ
九位.ピアノ五重奏曲の甘口辛口〜ドヴォルザーク、シューマン、フォーレ、
ショスタコーヴィチ、ブラームス、フランク・・・

十位.どの聖書が一番いいか?(新約聖書編)

先月は教育関連ネタが5本ランクインしました。
音楽ネタも2本ランクインしました。
ちょっと恥ずかしながら、セーラームーンの記事もランクインしちゃいました(*^.^*)

札幌では既に桜が散ってきました。
明日からはゴールデンウィークの5連休ですね。
今月もご愛読よろしくお願いします。

(おまけ)
先日4月29日に札幌市中央区の中島公園で撮った写真です。
札幌の花見の名所としては中央区の円山公園が有名ですが、
桜そっちのけで焼肉臭を漂わせてバカ騒ぎしている円山公園での花見よりは、
同じ中央区の中島公園の方での花見の方がが風情があります。
しだれ桜が見事な美しさでした・・・


20150429_nakajima_park01


20150429_nakajima_park02


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