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2015年2月13日 (金)

書評:森本梢子『アシガール』1〜5巻

2015年1月下旬からすっかりハマったマンガが、
森本梢子の『アシガール』 (マーガレットコミックス) です。
1巻の表紙をご覧ください。


アシガール 1巻


戦国時代の足軽の兵装をした女の子が走っていますが、
よく見ると兵装の下は現代の普通の制服で、
右手にケイタイをもっています。

走ること以外取り柄がない少女、速川唯が、
弟が作ったタイムマシンでうっかり戦国時代へ。
そこで出会った若君に一目惚れ・・・
女なのに男になりすまして、
足軽として愛する若君を守ろうと走る、走る!

のほほんとした主人公が恋する若君のために猪突猛進する姿が、
とてもコミカルで、すっかり引き込まれてしまいました。
特に1巻は手にしたその日のうちに何度も読み返したほどでした。
そして一気に5巻までプチ・オトナ買いしてしまいました・・・

2015年2月現在、5巻まで出ています。
4巻は主人公・唯の代わりに若君が現代にやってきて、
現代の治療を受けてしまいます。
4巻では若君の高貴さが際立ち、シビレました・・・
続きが気になります。

同じ作者の『高台家の人々』も平行して読み進めています。
こちらもコメディとして傑作だと思います。
(別な機会に記事を書きたいですが・・・)
『アシガール』、『高台家の人々』
どちらも映像化(アニメ、実写)しても面白い作品になるのでは?


アシガール 2巻


アシガール 3巻


アシガール 4巻


アシガール 5巻


高台家の人々 1巻

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