雑誌「教室ツーウェイ」2014年10月号No.467で反・学び合い特集!〜学び合い、止めますか?それとも、教師、辞めますか?・・・
「学び合い」・・・
学習成果を産まないインチキ教育法が今、全国の小中学校にはびこっています。
「子供たちの輝く瞳!」、「子供たちがイキイキと学びあう」
とかのロマンティックだが空虚なキャッチフレーズにダマされ続け、
「学び合い」にひざまづかないと、場合によっては、
管理職から脅しをかけられる、という、まさに「裸の王様」です。
※ハダカのくせに威張っている?
明治図書の雑誌「教室ツーウェイ」2014年10月号No.467では、
「特集 学び合いーTOSS授業技量検定で何級?」として、
徹底した批判記事を掲載しています。
TOSS授業技量検定云々はさておき(相当厳しい評価ですが・・・)、
これを読んでなお、「学び合い」をまだやりたいというなら、
欠陥商品を売りつけるセールスマンか、
霊感商法のたぐいに等しいのではないでしょうか?
特に、発達障がいの子・低学力の子たちへの対応という面で、
「学び合い」はヒドイものです。→特にP.18,19の記事。
(教えるー教えられるの固定化は、
しまいにはいじめの構造化につながるかもしれません・・・)
その部分を告発する記事が特に心を打ちました・・・
そもそも、ふつうの子たちに対しても、「子どもの事実がない」
つまり机上の空論にすぎないものだということです。
「STAP細胞はアリマス!」レベルのものなのです!
記事の中でも何度も指摘されていますが、
「交流する」も「学び合う」も、すべては学習内容を習得する、
という目的に沿ってのみ有効なのであり、
「交流する」、「学び合う」のは手段であって、目的ではありません。
しかし「学び合い」の授業では、結局それらが目的となってしまい、
真に学習内容を習得するものにはならないことが多いわけです。
(特に発達障がいの子や低学力の子・・・
できる子たちの「踏み台」でしかありません。)
学び合いの授業で典型的な机の配置である「コの字型」にも、
痛烈かつ適切な批判が「子どもの事実」を通して書かれています。
学級活動の話し合いなどで、「コの字型」にするのはアリだと思いますが、
いつでも「コの字型」にしておくのはデメリットがありすぎます。
(子どもの視野を無視・・・→P.21)
本文全88頁中28頁も費やして「学び合い」を徹底批判した、
「教室ツーウェイ」2014年10月号。
「学び合い」という「裸の王様」に支配されつつある教育界に、
なんとか真実の声を届けたいものですね。
ぜひ手にとって読んでみてください。
こんなバカげた教育方法がまかり通っているのか・・・と
あきれるか、憤るか・・・
(それでも、「学び合い」はスバラシイ!というなら、
「学び合い」教に「洗脳」されているのでしょうね・・・)
※他に気になる特集としては、
「ミニ特集 一部教師の看過できない利権構造」もあります。
学校のヤミ構造・・・
学び合い、止めますか?それとも、教師、辞めますか・・・
(昔の有名なCMのパクリです)
※実際、教師が教えるよりも、子どもたち同士で教える方が、
教育効果が上がる、と主張しているなら、教師は不要ではないですか?
教えるのはコドモ大先生たちに任せてしまえばいいわけですから・・・
「教室ツーウェイ」2014年10月号
※「学び合い」については、以前記事を書いていますので、
よろしければお読みください。
→「学び合い学習」は日本の義務教育崩壊を招く!~おすすめ記事『【解答乱麻】 TOSS代表・向山洋一 亡国の教育「学び合い学習」』(MSN産経ニュース2012年11月24日掲載)
→「学びあい」という美名の下の教育の堕落~NHKEテレ・ETV特集「輝け二十八の瞳 ~学び合い 支えあう教室~」(2012年2月5日放送)
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