プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番聴き比べ〜アルゲリッチとアシュケナージ
2014年7月のマイブームはプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番、第3番と、
バルトークのピアノ協奏曲第3番です。
(あとついでに言えば、ハイドンのトランペット協奏曲も!)
プロコフィエフとバルトークのピアノ協奏曲第3番についてはまた別の機会として、
今回はプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番について書きます。
聴き比べはこの2枚。
1枚目は、マルタ・アルゲリッチ(P)、デュトワ指揮モントリオール響盤。
カップリングは、プロコフィエフとバルトークのピアノ協奏曲第3番です。
2枚目は、アシュケナージ(P)プレヴィン指揮ロンドン交響楽団の全集盤です。
アルゲリッチ盤は、ピアノが生き生きしているものの、
EMIの録音でかなり損しているように思えます。
後述のアシュケナージ盤よりも後の録音、しかもデジタル録音なのに、
なんとなく「しなびた」感じがするほどです。
プロコフィエフよりはアルゲリッチを堪能すべきCDといえます。
アシュケナージ盤は、極めて模範的な演奏だと思います。
模範的だからこそ、作品そのものの楽しさが十分に伝わってきます。
愉悦感がたっぷりです。
録音も優秀です。
ピアノ協奏曲第1番は、プロコフィエフの全5曲のピアノ協奏曲中、
最も短く、かつ、最も親しみやすい作品です。
ピアノ協奏曲第3番が最も有名ですが、
この作品も劣らず名作だと思います。
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