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2014年6月23日 (月)

NHKEテレ・クラシック音楽館「ヤニック・ネゼ・セガン指揮 フィラデルフィア管弦楽団演奏会」(2014年6月22日放送)

2014年6月22日のNHKEテレ・クラシック音楽館
ヤニック・ネゼ=セガン指揮 フィラデルフィア管弦楽団演奏会」を
録画して視聴しました。
2014年6月3日にサントリーホールで収録されたものです。
コンサート後1ヶ月も経たないうちに放映されるのは素晴らしいですね。

 

フィラデルフィア管弦楽団といえば、
ディズニー映画「ファンタジア」で有名ですね。
他には、ストコフスキー編曲&指揮による、
バッハのオルガン曲のオーケストラ版とか・・・
往年の指揮者でいえば、ストコフスキーの他に、オーマンディーも・・・
近年では、2011年に日本で言えば民事再生法の適用を受けてしまった、
というのも記憶に残っています。
しかし、そんな暗いムードを払拭するような、
若手指揮者ヤニック・ネゼ=セガンの活躍ぶりが見られる公演でした。
公演というよりも、「好演」と言った方がいい内容でした。

 

曲目は、モーツアルトの交響曲第41番「ジュピター」と、
マーラーの交響曲第1番「巨人」、
アンコールにストコフスキー編曲のバッハ「小フーガ」でした。

 

6月22日の放送中に、ジュピターの冒頭部分だけ少し聴きましたが、
はっきり言って、あまりおもしろくない演奏かな、と思いました。
(それで、チャンネルは別なところに変えました。録画していたので・・・)
しかし、再びチャンネルを戻し、
マーラーの交響曲第1番の演奏になってからは、響きがすばらしく、
録画したものを視聴するのが楽しみだと思いました。

 

録画したものでは、思い切ってジュピターはバッサリカット。
マーラーの交響曲第1番と、アンコールの小フーガだけに絞りました。
輝かしい響きの中で、まるでヨーロッパの森の中を散策しているかのような、
実に若々しく新鮮な演奏となっていました。
マーラーの「巨人」は久々に全曲通しで聴きました。
(数年前、NHKで、
ラトル指揮ベルリン・フィルのシンガポール公演の様子を視聴して以来です。
ベルリン・フィルのその演奏よりも、
今回のフィラデルフィア管の方が断然すばらしいです。)
いつもなら途中で飛ばしてしまう第3楽章でさえ、
今回は楽しく聴く事ができました。

 

アンコールの小フーガも、実にステキな編曲で、
オーケストラの多彩な響きを引き出していました。
(オルガン曲とはベツモノになってしまっていましたが・・・)

 

ヤニック・ネゼ=セガン&フィラデルフィア管弦楽団のCDです。
春の祭典と、ストコフスキー編曲のバッハのオルガン曲のオーケストラ版です。
(そういえば、どちらも映画「ファンタジア」で使われていましたね・・・)

 

 

Rite of Spring/Bach Transcriptions

 

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