NHKBSプレミアム・プレミアムよるドラマ「喰う寝るふたり 住む二人」(2014年5月6日〜6月24日の毎週火曜日放映)
NHKBSプレミアムで、
2014年5月6日〜6月24日の毎週火曜日夜に放映されていた、
「喰う寝るふたり 住む二人」毎週妻と一緒に観ていました。
同棲8年目のカップル(同棲8年目だったら、ほぼ結婚生活に等しいかも・・・)の、
ほのぼのとした日常生活のすれ違いを、女性の立場、男性の立場双方から描いた作品です。
マンガが原作です。
全8話です。
喰う寝るふたり 住むふたり 1
※2014年6月現在、3巻まで出版されています。
第1回の「恋人以上、夫婦未満」というサブタイトルが、
物語全体を一言で言い表しています。
結婚するという情熱はいつの間にか失せてしまったものの、
(タイミングを逃してしまったというか・・・)
二人がいつもいるのは心地よい・・・
第3回、第4回の「のっぴきならぬ事情」前後編はNHKでここまでやるの?
という内容でしたが(あさイチの特集があるから、もう珍しいことではないのかも?)、
エロよりもコミュニケーションの手段という感じで提示していました。
どの回も、男の思いと女の思いの違いを手に取るように見せつけられ、
それが結構楽しかったです。
主演の二人も決して美男美女でなく、ありふれた感じ(失礼!)だからこそ、
フツウの人が観て共感できるところが多いのではないでしょうか?
刑事ドラマのような殺伐としたドラマが多い中、
このようなほのぼのとした作品を出したNHKは見事だと思いました。
最終回はもしかして結婚?と思ったのですが、
相変わらず、二人の関係は進展も後退もしないまま終わってしまったのが、
少し残念でした。
結婚というのはやはりタイミングですね。
実際、同棲8年目とか、10年となると、結婚を切り出すのは難しいのでは?
(そもそも結婚する必要性を感じなくなるのかも・・・)
ドラマのカップルのように、いつでもラブラブとは限りません。
(それは結婚していたって同じですが・・・)
だからこそ、いつでも「なかったことにできる」同棲ではなく、
「後戻りできない」結婚という形で、双方の愛を宣言することが大切なのでは、
と私は思います。
映画の名言を借りれば「愛とは決して後悔しないこと」(「ある愛の詩」)。
お互い、いつまでも若くはいられないですからね・・・
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