映画「パシフィック・リム(Pacific Rim)」〜日本の特撮愛にあふれたSFの傑作!
観ているうちに、すっかりSF少年に戻ってしまうような、
見応えのあるSF作品でした。
映画「パシフィック・リム(Pacific Rim)」です。
TSUTAYAでBlu-rayレンタルが「準新作」扱いになっていたから、
借りて観ました。
パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産)
実は昨年(2013年)映画館で観たいと思っていたのですが、
結局行けず仕舞でした。
我が家のホームシアターシステムで観たのですが、
やっぱりこの作品は映画館で観るべきだった、と後悔しました・・・
すごい迫力でした!
しばし、SF少年だった頃に戻ってしまいました・・・
(妻にはヒンシュクものの作品でしたが・・・)
「カイジュウ(怪獣)」がそのままモンスターを指す言葉として使われているなど、
諸々の怪獣映画、鉄人28号、エヴァンゲリオン、マジンガーZ、etc・・・
日本のいろいろな特撮やアニメの影響が色濃く表れています。
しかし、チープな着ぐるみやワイヤーで吊り下げた戦闘機・・・
といった昔風の特撮の姿は微塵も感じさせず、
カイジュウを倒す「イエーガー」(ドイツ語の「狩人」)は、
実にリアルで細かいディティールが素晴らしかったです。
香港の街を舞台に繰り広がられる壮絶な戦闘シーンは圧巻でした。
最後のシーンはちょっとあっけなかったかな・・・
欲を言えば、イエーガーとカイジュウの戦闘シーンが、
暗い感じの中で行われるのがほとんどで、
細部がはっきりしないのと、
もっとすっきりとカイジュウを倒してほしかったかな・・・
(さすがに後半は少し長いと感じてしまいました・・・)
日本の菊池凛子さんが演じる森マコは、
なんとなく綾波レイを思わせるところがありました。
独特の存在感が魅力的でした。
ところで、ある映画批評家が、
「怪獣はグローバル自由経済(の象徴)」というような事を述べていました。
→「パシフィック・リム」75点(100点満点中)(超映画批評)
TPPという、グローバル企業に操られる「カイジュウ」が、
環太平洋地域(パシフィック・リム)を破壊するのは、
もはや時間の問題なのでしょうか・・・
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