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2014年3月31日 (月)

映画「パシフィック・リム(Pacific Rim)」〜日本の特撮愛にあふれたSFの傑作!

観ているうちに、すっかりSF少年に戻ってしまうような、
見応えのあるSF作品でした。
映画「パシフィック・リム(Pacific Rim)」です。
TSUTAYAでBlu-rayレンタルが「準新作」扱いになっていたから、
借りて観ました。

パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産)

実は昨年(2013年)映画館で観たいと思っていたのですが、
結局行けず仕舞でした。
我が家のホームシアターシステムで観たのですが、
やっぱりこの作品は映画館で観るべきだった、と後悔しました・・・
すごい迫力でした!
しばし、SF少年だった頃に戻ってしまいました・・・
(妻にはヒンシュクものの作品でしたが・・・)

「カイジュウ(怪獣)」がそのままモンスターを指す言葉として使われているなど、
諸々の怪獣映画、鉄人28号、エヴァンゲリオン、マジンガーZ、etc・・・
日本のいろいろな特撮やアニメの影響が色濃く表れています。
しかし、チープな着ぐるみやワイヤーで吊り下げた戦闘機・・・
といった昔風の特撮の姿は微塵も感じさせず、
カイジュウを倒す「イエーガー」(ドイツ語の「狩人」)は、
実にリアルで細かいディティールが素晴らしかったです。
香港の街を舞台に繰り広がられる壮絶な戦闘シーンは圧巻でした。
最後のシーンはちょっとあっけなかったかな・・・

欲を言えば、イエーガーとカイジュウの戦闘シーンが、
暗い感じの中で行われるのがほとんどで、
細部がはっきりしないのと、
もっとすっきりとカイジュウを倒してほしかったかな・・・
(さすがに後半は少し長いと感じてしまいました・・・)

日本の菊池凛子さんが演じる森マコは、
なんとなく綾波レイを思わせるところがありました。
独特の存在感が魅力的でした。

ところで、ある映画批評家が、
「怪獣はグローバル自由経済(の象徴)」というような事を述べていました。
「パシフィック・リム」75点(100点満点中)(超映画批評)
TPPという、グローバル企業に操られる「カイジュウ」が、
環太平洋地域(パシフィック・リム)を破壊するのは、
もはや時間の問題なのでしょうか・・・

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