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2013年9月 2日 (月)

テレビ東京系・美の巨人たち「建築シリーズ 丹下健三『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」(2013年8月31日放送)

「美の巨人たち」で、丹下健三(1913-2005)の代表的作品である、
東京カテドラル聖マリア大聖堂」が取り上げられていました。
2013年8月31日の放映(BSJAPANでは2013年9月25日)です。

東京オリンピックで沸いた1964年12月8日に竣工された、
超モダンな(まるで宇宙基地のような・・・)大聖堂。
番組では、この教会近くで生まれ育ち、建築当時の様子を知っている、
タレントの小堺一機さんの証言を交えながら、
どのように設計・建設されたのか、
また、その美しさや、
教会に入るまでの隠された仕掛けなどを取り上げていました。

今でこそ、CGを使えばかなり複雑な曲線美を持つ建築も可能ですが、
CGなどない時代に、あのような複雑な建物を築くことができたのは驚異でした。
なんと、割り箸とヘアネットを使って曲線モデルを作ったそうです。

正面から見るとテントのようですが、上空から見ると、
見事に美しい十字架の形になっています。
日本の現代建築の傑作ですね。

建物の中は無機質・モダンそのものでありながら、
中世の大聖堂の雰囲気を感じるのはさすがですね。
ゴテゴテした像がない潔さも好感を持ちました。
(個人的には教会に聖像や聖画などない方がいいと思っています。)

私は2013年9月現在、まだこの教会に行ったことはありませんが、
今度東京に行く用事があれば、ぜひ訪問してみたいと思いました。

番組HPはコチラです。
番組でも紹介されていた、上空から見た十字架の形の写真が出ています。

以前NHKで、
この教会にパイプオルガンを設置するまでのドキュメント番組をやっていました。
その番組を視聴した記事を書いています。
NHK・ハイビジョン特集「パイプオルガン誕生」
-イタリア~東京・500日の物語-(2011年1月27日再放送)

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