北海道観光の新しい試み〜おすすめ記事「なぜ北海道の歌登に タイ人観光客が大挙しているのか?」
2013年4月27日、Yahoo!Japanのトップページを見ていると、
「タイ観光客集う北海道の歌登写真」という見出しを見つけました。
興味を持ってクリックしてみると、
「なぜ北海道の歌登にタイ人観光客が大挙しているのか?」という記事が出て来ました。
ところで質問です。
「歌登(うたのぼり)」は北海道のどの辺にあるでしょう?
ご存知ですか?
実を言うと、北海道民のこの私も、聞いたことはあるけど、
どこにあるのか、この記事で初めて知ったほどでした・・・
(歌登在住の皆様、ゴメンナサイ・・・)
地図は記事で見ていただくとして、おおまかに言えば、
旭川よりもさらに北、稚内と旭川の中間ぐらいに位置します。
(札幌から車で5時間、稚内から2時間半、旭川から3時間とのこと・・・)
もちろん、私はまだ(2013年4月現在)行った事はありません。
テレビ北海道で毎週日曜日11:30から放映されている、
「けいざいナビ北海道」で2013年4月21日に放送の、
「特集 タイに勝機あり?!」という内容で紹介された、
「うたのぼりグリーンパークホテル」の取組が記事の主な内容です。
タイ人観光客向けに、他に観光資源がない(失礼!)ところで、
日本らしさをまるごと満喫できるようなことをしているそうです。
たとえば・・・記事から引用します。
(引用)
歌登の宿泊ホテル(うたのぼりグリーンパークホテル)に着いたタイ人ご一行様は、浴衣に着替える。取材したのは3月、北海道ではまだまだ雪が根深く残るシーズンだ。しかし、北海道は建物の中は非常に暖かいので浴衣でも十分快適に過ごせる。
そんな浴衣姿のタイ人観光客たちが夕食用の特設会場に足を運ぶと、ステージ上では鉢巻き姿の男たちが力強く和太鼓を打ち鳴らしている。気分上々、テンション上昇だ。この後は、これでもかというぐらいに日本を舌と体で同時に味わってもらうことになる。
みんなで餅つきをやり、たこ焼きを作り、寿司も自分たちで握る。手巻き寿司ではない。本当の握りずしだ。自分で握った寿司に舌鼓をうつ。マグロの解体ショーならぬ、鮭の解体ショーもある。そして、流しそうめんまで登場するのだ。
日常では、北海道でたこ焼き屋を目にすることはほぼない。餅つきも本州と同じで通常は正月のみ実施している。和太鼓だって滅多にお目にかからない。しかし、そんなことは関係なく、観光客が喜ぶならということで全部てんこ盛りにしているわけだ。
「けしからん!そんなことをすると、たこ焼きや北海道のものだと誤解されるし、日本人は年がら年中餅つきをしているなんて勘違いされる、浴衣を持っている日本人も多くはないはずだ」という批判も当然にあろう。
しかし、これらはタイ人側からのリクエストに応えたらこうなったとのことであり、彼らは一度に日本を味わい尽くしたいわけだ。
(引用終)
※写真付の元記事はコチラ→
なぜ北海道の歌登にタイ人観光客が大挙しているのか?
歌登での取組のように、これといった観光資源がなくても、
工夫次第で、外国人観光客を呼び寄せることができるというのはすごいですね!
この記事のまとめは以下のようになっています。
(引用)
なお、翌週の番組では、北海道の水族館ブーム到来というのを特集したが、その中で登別のマリンパークニクスという水族館に台湾人観光客が大挙しているという事例を取り上げた。
観光客の目の前をペンギンたちがよちよちと歩くペンギンパレードが人気なのだが、そこで台湾人観光客に提供しているランチが目を引いた。中国風のお粥を提供しているのだ。これも台湾人がこの水族館を途中のお立ち寄りスポットとして気に入っている理由の一つらしい。
北海道なら海鮮をふるまうべき、という固定概念を強く持っているとこうはならない。海鮮に比べるとコストも安く、施設側にとっては一石二鳥だ。
顧客のニーズをつかむというのはわれわれビジネスの世界にいる人間は日常茶飯事的に行っていることではあるが、日本を観光地として売る、アピールするという意味では従来の固定概念の払しょくも含め、まだまだ余地がありそうである。
(引用終)
なるほど・・・
聖書の中で有名な言葉の一つに、
「だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」
(新約聖書マタイによる福音書7:12新共同訳)というのがあります。
イエス・キリストが語られたこの言葉こそ、
ある意味ビジネスの極意といえますね。
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