洗足式について(附:聖週間に伴うブログ一時休止のお知らせ2012)
キリスト教最大の祭は復活祭ですね。
2012年の復活祭の日は4月8日(※正教会は4月15日)です。
(移動祝祭日なので、毎年祝う日が変わります。
ちなみに2013年は、
カトリック・プロテスタントが3月31日、正教会が5月5日、とのことです。)
喜ばしいご復活の前には、苦しい受難を越えねばなりません。
今日、2012年4月8日(木)から、「聖なる過越の3日間」が始まりましたね。
今宵は聖木曜日。最後の晩餐を特に記念する日です。
カトリックや聖公会などでは、「洗足式」を行うところが多いですね。
洗足式は、セブンスデー・アドベンチスト教会などの教派でも行われます。
「ところで、主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、
あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。」
(新約聖書ヨハネによる福音書13:14新共同訳)
というイエス様のご命令があるわけですから・・・
実際、私はある教派で、聖木曜日以外の日に、洗足式に与ったことがあります。
聖書の御言葉どおり、「互いに足を洗い合」うものでした。
汚い足を洗い合う、という行いを通して、愛の具体性がわかります。
日本語で「足を洗う」というと、悪い行い・仕事から離れる、という意味がありますね。
(悪い仲間から離れる。好ましくない生活をやめる。職業・仕事をやめる場合にも用いる。「やくざな稼業から―・う」⇒デジタル大辞泉の解説)
新約聖書の「足を洗う」では、もちろん上記の意味ではありませんが、
互いを受け入れあい、信頼しあうことで、悪から離れ、
神様が望まれる生き方をする、という意味では、
一般的な「足を洗う」の意味に近くなりますね(もともと仏教から出た言葉だそうです。)
ウィキペディアの「洗足式」の項を読むと、
「また家族を回復させる聖霊運動である父の学校にも、時期を問わず夫が妻の足を洗う洗足式がある。」
(※「父の学校」は韓国系の教会から始まった運動だそうです。)
という一文がありました。
夫婦で、親子で、実践してみるといいかもしれませんね。
(我が家では夫婦で実践してみました。
特別な感慨がありますね・・・)
ところで、明日(4月6日)は聖金曜日(受苦日)ですね。
4月6日、4月7日のブログ更新は休みます。
4月8日の復活祭からまた更新予定です。
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