« ゴルトベルク変奏曲(Goldberg Variations BWV988)のいろいろな形態の演奏と名盤 | トップページ | ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲聴き比べ~ハーン、カントロフ、D・オイストラフのCDで »

2012年2月 9日 (木)

NHKBSプレミアム「名曲探偵アマデウス」・シューベルト「ピアノ五重奏曲“ます”」

今回の「名曲探偵アマデウス」は、再放送で、
シューベルトの「ピアノ五重奏曲“ます”」でした。
事件ファイル#36「ふるさとローカル線 駅弁ミステリー」。
ピアノ五重奏曲“ます”」を通して、
「愛される駅弁とは?」というテーマで謎解きが進みます。
豪華な食材を使った弁当が次々と「変奏(?)」されていくところは面白かったです。

番組では小山実稚恵さんのピアノとN響メンバーによる合奏が紹介されていました。
この曲は通常のピアノ五重奏(ピアノ+弦楽四重奏)ではなく、
ピアノ+弦楽三重奏+コントラバス、という特異な編成ですね。
コントラバスが加わる効果や、pとfを楽譜指定とは逆に演奏してみたら、
といった面白い実験は「なるほど~」と思わされました。
(演奏自体、いかにもサロン音楽、という感じで聴き易いものでした。)

この曲の名盤と言えば、
ブレンデルがクリーブランド弦楽四重奏団のメンバー+コントラバス奏者で録音したものが
愉悦感がありオススメです。
ただ、元々旋律美にあふれ親しみ易い曲ですので、
ある程度のレベルの演奏であれば、どれを買っても間違いはないと思われます。
(リヒテル盤、ギレリス盤、ゼルキン盤・・・)

ブレンデル

※昔は「DECCA」ではなく「フィリップス」だったのに・・・

« ゴルトベルク変奏曲(Goldberg Variations BWV988)のいろいろな形態の演奏と名盤 | トップページ | ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲聴き比べ~ハーン、カントロフ、D・オイストラフのCDで »

文化・芸術」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

NHK」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

カテゴリー

にほんブログ村

  • クラシックCD鑑賞
  • にほんブログ村
無料ブログはココログ