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2011年10月22日 (土)

NHK・北海道クローズアップ「音楽の喜びを届けたい~50年目の札幌交響楽団~」(2011年10月21日放送)

NHK北海道のローカル番組、
北海道クローズアップ」で、
音楽の喜びを届けたい~50年目の札幌交響楽団~」という番組を放送していました。
番組冒頭では、
今年6月4日に行われた札幌のKitaraでのコンサートの様子を少しだけ放映していました。
(コンサート全体はNHKBSプレミアムで8月28日に放送されました。
その記事を書いています。↓)
ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番って、こんなに美しかったの?
~NHKBSプレミアム・特選オーケストラ・ライブ -札幌交響楽団演奏会-
(2011年8月28日放送)

※札幌交響楽団(以下「札響」)の、
今年の英国公演の現地での批評を訳したブログ記事を見つけましたので紹介します。
札幌交響楽団の英国公演評(2011年5月29日)
(ブログ「発話旋律」日本ヤナーチェク友の会HP管理人の雑記

番組では、演奏シーンよりも、札響の地道な地域活動にスポットを当てていました。
NHK番組表から放送内容を転載します。
(引用)
創立50周年を迎えた札幌交響楽団。多大な債務で存続が危ぶまれた時期もあったが“地域のためのオーケストラ”を標榜し、経営危機を乗り越えてきた。その活動に密着する。

今年6月に開かれた創立50周年を記念したヨーロッパ公演の帰国演奏会。ソリストに諏訪内晶子さん、指揮は尾高忠明さんと一流の演奏家たちが顔を揃えた。今や日本を代表するオーケストラにまで成長した札響だが、実は力を入れているのは地方公演だ。道内179市町村のすべてで演奏会を開くという目標を立て、すでにほとんど訪れたという。地域と同じ目線で歩み続ける札幌交響楽団の知られざる一面を伝える。
(引用終)

札幌を除けば公共交通機関が乏しい、広い北海道(離島まであります・・・)。
札響は地道に、全179市町村のほとんど(残り確か8町村・・・)を巡って、
音楽の喜びを伝えてきたとのこと。
札響事務局長やパーソネルマネージャといった、
楽団を支える裏方の働きが伝わってきました。
また、養護学校や老人ホームなど、
自分からはコンサートに来ることができない人々にも音楽を届ける働きも紹介していました。

札幌圏では、「Kitaraファーストコンサート/札幌広域圏ジュニアコンサート」として、
年間延べ1万4千人もの児童・生徒が、Kitaraで札響の生演奏を聴いています。
この中から、将来の演奏家や、クラシックファンがたくさん起こされればいいですね。

最近、なかなかコンサートに行く機会がありませんが、
今年の12月には、久々に札響の「第9」を妻と一緒に聴きに行こうかな・・・

ここ数年、札響ではレコーディングにも積極的に取り組んでいます。
Amazonなどでも手に入りますよ。
たとえば・・・

尾高忠明指揮「グリーグ&シベリウス:北欧音楽の新伝説
グリーグ&シベリウス:北欧音楽の新伝説


尾高忠明指揮「グリーグ&シベリウス:北欧音楽の新伝説 2
グリーグ&シベリウス:北欧音楽の新伝説 2


ラドミル・エリシュカ指揮「スメタナ連作交響詩「我が祖国」(全曲)」
スメタナ連作交響詩「我が祖国」(全曲)

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