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2011年9月14日 (水)

血液検査から人工透析を防げるかも?~NHK・ためしてガッテン「腎臓が突然ダメになる 急増!沈黙の新現代病」(2011年9月14日放送)

肝臓などと同じく沈黙の臓器と言われる腎臓。
ある日突然、「人工透析の必要がある」と医師から言われたら・・・

私の友人には人工透析を受けている人がいます。
また、妻の親族には人工透析一歩手前の人もいます。
そういう意味で、今回の「ためしてガッテン」は興味深いものでした。
腎臓が突然ダメになる 急増!沈黙の新現代病
かなりコワ~イ話がたくさんありました・・・

番組冒頭では、人工透析患者が急激に増加していることを示すグラフと、
腎臓の主要機能である「濾過」の能力の実際を紹介していました。
人工透析で使う人工腎臓を通すと、真っ白い牛乳やオレンジジュースでさえ、
無色透明の液体になってしまいます。
(浄水器の応用版みたいなものなのでしょう。)
濾過機能を司るのが「糸球体」。
糸球体が壊れてしまうと、蛋白が体の中に流れてしまいます。
尿検査で明らかな異常は発見されやすいですが、
見落とされる場合もあるそうです。
沈黙の臓器をメッセージをほかに見つける確実な方法は他にないのでしょうか・・・

そこで番組では、兵庫県尼崎市の先進的な取組を紹介していました。
血液検査の「クレアチニン」の値に着目し、複雑な計算を経て、
番組HPに早見表あり)
腎臓機能がどれくらい残されているかのパーセンテージを示し、
危険領域(ほっておけば人工透析・・・)の人々に生活習慣指導をすることによって、
尼崎市では、3年連続で新規の透析患者数を減らすことができたそうです。

番組HPでは、
腎機能の濾過能力早見表と、
健康診断の結果表独自の「チャート表」にしたものが掲載されています。
血液検査の際に参考にして、食生活の改善につなげていきたいものですね。
尼崎市だけでこの取組をするよりも、
全国の自治体で可能な限り実施したり、啓発してもらいたいものです。

番組の終わりでは、痛風・高尿酸血症が腎臓病のリスクを高めることも紹介されていました。
美食もホドホドに、ということなのでしょうね・・・
有意義な情報が多い放送内容でした。

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