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2011年7月 9日 (土)

節電のために死ねますか?「君死にたもうことなかれ」~おすすめWEB記事「節電は本当に必要なのか?」シリーズ(中部大学・武田邦彦教授)

先日、NHKの「おはよう日本」を観ていたら、
節電のためクーラーをガマンしていた年配の男性が、
脳梗塞になりかけたという話を放送していました。
7月5日の読売新聞の記事によると、
5月30日~7月3日までの熱中症死が19人、
病院搬送は8372人だったそうです。
熱中症は室内にいても起きる場合があります。
無理な節電で、命がなくなっては元も子もありません。
節電のために死んではならないのです。
君死にたもうことなかれ」デスネ・・・
総務省消防庁は「節電が呼びかけられているが、無理せず、エアコンや扇風機を上手に使って、熱中症を予防してほしい」としている。」(上記記事から引用)
「節電ファシズム」に協力しない国民は「非国民」扱いされるのでしょうか?

ところで、そもそも節電は本当に必要なのでしょうか?
原発事故後に、いきなり計画停電という不意打ちをくらった東日本の人々には、
一種の恐怖感があります。
東電の強引なプロパガンダにまんまとはまってしまった感があります。

中部大学の武田邦彦教授のブログでは、
「節電」は本当に必要なのか?」という記事が書かれています。
7月8日までに4つの記事が書かれました。
計画停電の裏側と、本当に節電は必要なのか、という問いかけをしています。

たとえば・・・
(引用)
福島第一原発の発電量は全部で470万キロワットだが、事故当時、4号機から6号機までは定期点検中で、もともと動いていなかったから、3月14日に東電が「実質的に事故でやられた原発の発電量」はわずか200万キロワットだったのだ!
残りは6000万キロワット。それに対して東電管内の国民が使った電気は2800万キロワットだから、ジャブジャブ余っている。
これほど余っているのに「計画停電」をした。国民は大変な迷惑を被ったが、政府(経産省)も、マスコミもこのトリックはほとんど言わなかった。

(中略)
1) 現実には3月14日の計画停電は必要がなかった(設備能力は2倍あった)、
2) 普段から稼働率が低い運転をしていたので、そのツケがまわった、
3) 計画停電の理由として東電が言った「津波」の影響はわずか3%だから、これはウソで、「普通の規模の地震」で、多くの原発、火力発電が壊れたからだった、
というわけだ。
でも、自分たちのミスは「大人しい国民」と「自分たちをかばってくれる政府とマスコミ」に押しつけるという、いわば小児病の会社、それが東電のようだ。

(「「節電」は本当に必要なの?(2) 本当は津波ではなかった!」から引用)

節電よりも、電力会社の地域独占に風穴を開けて、
競争原理を導入すれば、こんなバカバカしい茶番劇につきあわなくて済むわけです。

武田教授の「節電は本当に必要なのか?」シリーズはどれも読みごたえがあります。
ぜひ全文をお読みください。
放射能汚染報道と同様に、
節電について日本国民はすっかり騙されている、というのが率直な感想です。

「節電」は本当に必要なのか?(1)  電気代はなぜ高い?

「節電」は本当に必要なの?(2) 本当は津波ではなかった!

「節電」は本当に必要なの?(3) 電力消費の基礎知識を2,3

「節電」は本当に必要なの?(4) 日本人は劣っている?!

(引用)
電気が足りなくなったとしたら、東電のミスである.
それなのに[電気を15%削減できなかったら罰則]というのは、政府が溢れるほどのお金を東電からもらっているからだ。
しかも、東電の電気生産能力はたっぷりあるのに、放漫経営で電気をだせないに過ぎない.

私たちの電気代から、政治資金、マスコミ対策資金、御用学者研究費をだし、社会をコントロールすることに私たちは寛容であってはならない。
絶対に節電に協力してはいけない。また電力は増長する.

「節電」は本当に必要なの?(4) 日本人は劣っている?!から引用)

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