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2011年7月16日 (土)

パス回しさえできない暴走スタンドプレー首相は即退場!

7月14日深夜(7月15日午前)に、NHK・BS1での録画中継による、
女子W杯準決勝でのなでしこジャパンの活躍を前半戦まで観ました。
パス回しが見事でした。つなぐサッカー!

ところで、サッカーをよく知らない小さな子にサッカーをやらせると、
アニメの影響で(現在ならイナズマイレブンGO、一昔前ならキャプテン翼)、
必殺技シュートのマネをやりたがります。
(○○シュート!とか・・・
大きい声で必殺技シュートを言ってからシュートしますが、
だいたいショボイ、コロコロ球が来るばかりです・・・)
観察したところ、パスする、ということはまずあまりやりませんね。
シュートは大事ですが、
効果的なシュートに至るまでパスでつないでいくことの方がもっと大事でしょう。

一方、日本の現内閣はどうでしょうか?
(先日岩手県知事に向かっていきなりサッカーボールを蹴るなどして、
結局辞任した大臣もいましたが・・・)
菅首相は「脱原発」という「必殺技シュート」を蹴ったつもりでしたが、
実は「「脱原発」は政府見解ではない…首相釈明」(読売新聞7月15日記事)だった・・・
とんだ暴走スタンドプレーですね・・・
しかも、幼児なみに「自分はスゴイ!」と幻想に浸っているところは、
救いがたいものがあります。
(ただのコロコロ球にすぎないようなものなのに・・・)
閣内での「パス=閣内統一」がきちんとできていない証拠です。
迷惑首相に付き合わされる大臣たちが哀れに思えたほどでした。
産経新聞社説の【主張】では、当然のように「レッドカード=退陣勧告」を出しました。
「個人の考え」発言 首相の即時辞任を求める」(7月16日)
記事要旨部を引用します。
(引用)
 日本の最高指導者の発言として、あまりに軽く、国の統治を任せることはできない。

 菅直人首相が15日の閣僚懇談会で、将来的な「脱原発」方針に対し、「私個人の考えだ」と釈明したことだ。

 「綸言(りんげん)汗の如(ごと)し」という言葉がある。最高指導者がいったん口にしたことは、取り消したり訂正したりできないとの意味だ。

 首相が13日に記者会見で発表した「脱原発」方針は、エネルギーという国家の基本政策の大転換である。それが、閣僚や与党幹部から反対論を展開され、政府方針ではないと釈明せざるを得ない醜態をさらした。

 ≪「綸言汗の如し」の重さ≫

 閣僚とも調整せず、唐突にかつ独断で基本政策を変えることは、首相としての資質が欠落していると断じざるを得ない。日本の危機は深まるばかりであり、首相の即時辞任を求める。
(中略)
 このままでは、国益を損ない続け、東日本大震災の被災地支援も遅れる一方である。菅政権の存続は、日本国の不幸であることを再認識すべきだ。
(引用終)

思いつきでエネルギー政策を振り回されるのは、
日本にとってさらなる「人災」を招くばかりです。
しかも、パスする=閣内一致する、という「基本技」すらできない・知らない・・・
レッドカードが出されているのにプレー続行し続ける最悪な菅首相は即刻退場!

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