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2011年6月14日 (火)

おすすめWEB記事~たるんだ報道に喝!28 【ニュースメタボ診断】報道内容と事実のギャップも大震災級の原発報道(GALAC 2011年7月号掲載)

東日本大震災発生からはや3カ月・・・
ようやく、震災発生直後からの特に原発事故報道について、
検証されつつあります。
マスコミ各社は、政府・東電の「大本営発表」を垂れ流し、
甚大な被曝を拡げてしまったのですから、
本来はBPO(放送倫理・番組向上機構)に提訴されるべきでは、とも思います・・・
(福島県住民の方々からそのうち損害賠償請求されるかも?)

それはさておき、GALAC(放送批評懇談会)の7月号記事、
たるんだ報道に喝!28【ニュースメタボ診断】
報道内容と事実のギャップも大震災級の原発報道
」は、
短いながらも震災・原発事故報道を総括するような好記事です。
ぜひ全文お読みください。

特に、次の箇所は痛烈な批判でしょう。

(引用)
“解説”の責任と根拠を問う

テレビで意見を述べる学者、専門家、解説者たちは、何を根拠に語っているのか。長時間、NHKの解説委員や科学文化部の記者が政府や会社の発表内容を延々と解説してきた。結果として誤報が続いているが、記者発表内容の真偽や精度について何一つ検証せずに伝え続ける姿勢を顧みることはない。震災直後から、メルトダウンの可能性は国外から指摘され続けていた。北西方向の危険性が非常に高いことを、政府は直後からデータに基づいて予測していた。それらを広く伝え、問いを立ててデータを引き出せなかったのは、ジャーナリズムの機能不全でもある。事実と報道内容の大きなギャップは、大本営発表時代にそっくりだ。
(引用終)

この記事の執筆者は、日本大学大学院新聞学研究科/法学部(准教授)の別府三奈子氏。
マスコミ報道よりも、インターネットでの報道の方が、
震災・原発事故報道では早く正確なものが多かったことも示唆しています。
(デマ・ガセネタも多かったのは事実ですが・・・)

あまりの事態に、事実を直視できず、機能不全に陥ったマスコミ・・・
いざという時に頼りにならないという事実も露呈しました。
やはりこれからの時代、政府発表を鵜呑みにせず、
多角的に情報を収集・分析する情報リテラシー能力がますます必要になりますね。
特に、国民の命・健康よりも、自分のメンツの方が大事だという民主党政権ならなおさら・・・

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