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2011年6月27日 (月)

NHK・クローズアップ現代「震災遺児をどう支えるか」(2011年6月27日放送)

私たちのささげた募金や、
国・地方自治体の支援はなぜ行き届かないのか・・・
一番立場の弱い震災遺児たちに、しわ寄せが来ています。
番組の最後にこんな言葉がありました。
親を失った上に、将来への希望を失わせてはならない・・・」
6月27日放送のNHK・クローズアップ現代では、
震災遺児をどう支えるか」と題して、
東日本大震災で両親を失った遺児たちの現在を紹介していました。
番組HPから、放送内容を転載します。


東日本大震災で親を亡くした「震災遺児」。「あしなが育英会」の調査で、その数は阪神・淡路大震災の時の2倍を大きく上回ることが明らかになった。今回NHKは、あしなが育英会の実態調査に密着。そこから見えてきたのは、遺児たちが直面する過酷な現実だった。被災した高齢の祖父母が保護者になるケースも目立ち、親を亡くした心の傷が癒えぬまま、経済的に厳しい暮らしを余儀なくされている。しかし国は、こうした実態を十分に把握できておらず、遺児家庭が必要とする支援が行き届いていないのが現実だ。平穏な暮らしから、突如親を奪われた震災遺児たち。どうすれば彼らを支え、守っていくことが出来るのか?あしなが育英会の実態調査から浮かび上がった現実と課題を通じて考える。


番組では、両親を失った子が祖母やおじに引き取られた例を紹介していました。
引き取り先の親類も、身内や家を無くしたりした被災者で、生活が困窮しています。
震災から3カ月以上経っても、いまだに経済的支援が受けられない人がたくさんいますね。
日本赤十字社への募金は、1千億円以上も集まったのに、なかなか迅速に分配されない・・・
国は震災遺児の実態さえきちんと把握しておらず、
政治は停滞したままです。
(被災者よりも自分の保身・延命に汲々とする異常な総理・・・)
一刻も早いなんらかの手当支給と(募金による見舞金も含めて)、心のケアと、
遺児たちの将来を支える手厚い支援制度の充実が望まれます。
(従来の法律上の処理ではない特例処置など・・・特に生命保険支払い等)
震災だからといって、子どもたちの学ぶ機会や将来の夢を奪わないで!

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