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2011年5月14日 (土)

教育者の良心に呼びかける~おすすめWEB記事「「被曝場」と化した学校・幼稚園」(中部大学・武田邦彦教授)

読んでいて、やりきれなさに涙が出そうになりました・・・
このブログで東日本大震災発生以降、
しばしば紹介しています中部大学の武田邦彦教授のブログ記事をまた紹介します。
「被曝場」と化した学校・幼稚園」(5月14日)
記事冒頭の痛切な呼びかけが胸にこたえます・・・


(引用)
再び、先生に呼びかける。
あなたは「毎日の教育をこなせばよい」と考えていませんか?
先生の職務は「毎日をこなす」のではなく、子供を真の意味で教育し、健やかに育てること、そして今の福島や関東、宮城では被曝から守ることが第一です. 
目を覚ましてください!!
文科省の臨時の通達より、法律(1年1ミリ、子供は3倍感度が高い)に注意を向けてください。あなたは子供の健康を守る立場の国民です.

(引用終)

記事では、学校給食に福島県産の食材が出ていた件(神奈川県)、
放射能汚染状態にある運動場を使わせていた件(これも神奈川県)、
行事、プール、家畜の問題についても述べられています。
詳しくは、記事そのものをお読みください。
こんな光景を見て心が痛まない先生はすぐおやめになった方が良い。
おそらく先生としては性質が向いていない
.」
(記事から引用)

ちなみに、今日(5月14日現在)、日教組のHPには、
この問題についての声明は出ていません。
「教え子を戦場に送るな!」よりも、もっと切迫した問題なのに・・・

児童・生徒の被曝に関するニュースでは、以下もおすすめです。
山下俊一(長崎大教授)のトンデモ発言 (ゲンダイネット)
「原発労働者でさえ、年間20ミリシーベルトも被曝(ひばく)する人はほとんどいません。その“異常基準”を子供に当てはめるのだからムチャクチャです。校庭の土を入れ替えれば済む話ではありません」(科学ジャーナリスト)
(記事から引用)
児童・生徒の安全よりも、自己保身の方が、もっと切実な問題なのでしょうね・・・

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