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2011年5月21日 (土)

おすすめWEB記事~「情報隠蔽で世界の孤児になりつつある日本。もはやチェルノブイリ当時のソ連以下かもしれない」(週刊・上杉隆【第175回】))

東日本大震災と原発事故発生から2ヶ月以上経ちました。
最近になって、原発問題の事実が少しずつ情報公開されるようになったとはいえ、
健康や暮らしの安全に関わる肝心な事は、隠蔽されたままではないしょうか。
放射能汚染の実情を、直視できずごまかしているだけのように思えます。
日本では、テレビで言っていれば、いつの間にか「事実」となって、
国民の多く(特にインターネットをやらない人)は騙されてしまいます。
(「ただちに健康に影響は無い」とか、「年100ミリシーベルトでも大丈夫」とか、
海水で放射性物質は希釈される」とか・・・ありえない・・・)
情報統制という点では、旧ソビエト並みかもしれません。
マスコミによって愚民化した日本国民はともかく、
諸外国は日本のゴマカシをとっくに見抜いています、
そろそろガマンできなくなりつつあるのでは?

3月の福島第一原発の事故以来、世界が日本の「敵」になりはじめている。
と、今回紹介する記事、
情報隠蔽で世界の孤児になりつつある日本。
もはやチェルノブイリ当時のソ連以下かもしれない
」(週刊・上杉隆【第175回】)は始まります。
IAEAやWHO、グリーンピースなどの国際機関・国際NGOの勧告や忠告、
要請を断り続けた日本政府は、対外的な信用を失っています。
記事から引用します。
(引用)
たとえば3月22日、福島での放射能環境基準値が高まり、IAEAが住民への「避難勧告」を伝えたときも、日本政府は「情報を精査している」という詭弁を弄して、事実上、無視し続けている。それはIAEAとWHOがともに指摘した飯舘村の状況でも同じだった。

 地形の関係で高い放射性物質の飛来が認められると3月にIAEAが指摘すれば、WHOも、乳幼児と妊娠している可能性のある女性だけでも優先的に避難させてはどうかと打診している。

 にもかかわらず、日本政府はこの二ヵ月間、国際機関のそうした「忠告」を無視し続けたのだった。過去、IAEAの「査察」を断ったのは北朝鮮、リビア、イランくらいではないだろうか。

 日本政府はそうした国々と同列で扱われる条件を自ら世界中に提示してしまっているのである。
(引用終)

海洋調査も問題です。
魚の頭と内臓を取り除いた上での放射能汚染調査・・・
(水洗いした野菜での放射能汚染調査だって十分滑稽ですが・・・)
風評被害」という言葉を盾に、
国民の健康被害を省みようとしないようです。

この記事は以下の文章で閉じられています。
(引用)
少なくともこの2ヵ月間で、日本政府は、WHO、IAEA、グリーンピースという3つの国際的な機関と団体を排除し続けてきた。それは世界からみれば、情報隠蔽以外の何ものでもない。

 日本が世界の孤児となりはじめている現実を、政府もメディアも国民も直視しなければならない。もはや日本は1986年当時のソ連を笑えなくなっている。

 少なくとも、当時のソビエト政府は、事故発生一ヵ月後には住民の強制移住を完了させ、国際機関の査察を受け入れている。

 情報公開に関して、現在の日本は、東西冷戦時代の共産国家のそれよりも酷いのかもしれない。
(引用終)

共産国家以上にひどい情報公開・・・
マスコミも国民自体も、事実を直視しようとしない・・・
ジャスミン革命」のようなものが必要なのは、
アラブ諸国や中国よりも、ほかならぬ日本かもしれませんね・・・

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