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2011年4月24日 (日)

おすすめWEB記事~原発 緊急情報(61) 数値は一つ! 医療、職業、一般(武田邦彦教授)

いまだに情報隠蔽が行われているのか、と思わされるニュース記事を読みました。
放射能の大気放出続く…1日154兆ベクレル」(読売新聞4月23日記事)

記事の要点だけ引用します。
内閣府原子力安全委員会は23日、東京電力福島第一原子力発電所から大気中に放出された放射性物質の量が、放出量が落ち着いた今月5日の時点でも、1日あたり154テラ・ベクレル(1テラは1兆)に達していたことを明らかにした。
(※下線筆者)

5日にわかっていたことを(データ分析に1日かかったとしても6日)、23日に発表する・・・
これは情報隠蔽です。
日本国民を欺いています。
どこが「原子力『安全』委員会」なんでしょう・・・
日本国民をどん底に落としかねない、「原子力『危険』委員会」が実態かも・・・

テレビのニュースでは、相変わらずいろんな数値が飛び交っています。
何が本当なのか、混乱してしまいそうです。
しかし、事実(=法律の基準)は一つなのです。
中部大学の武田邦彦教授が、またもや鋭い記事を発表しました。
原発 緊急情報(61) 数値は一つ! 医療、職業、一般」(4月23日記事)

記事の要点を引用します。
(詳しくはぜひ全文をお読みください。)

「どのぐらいの被ばくまで大丈夫か?」と多くの人が疑問に思っています。メディアも「数値が多くて何が正しいか判らない」と言っています.
でも、数値は一つしか無く、考え方も一つしかありません。
それは、すでに「日本の法律」で決まっていて「原子力、放射線の専門家」が3月11日まで「これが正しい」と行ってきた数値です.
だから、そこで定められた数値は「原子力安全委員会」や「文科省」でも変更することはできませんし、まして、何も関係も権限もない「保安院」などはその数値と離れて「健康に影響が無い」などと口を挟むことはできません。つまり、
1.
一般人 1年1ミリシーベルト以下
2.
職業人 1年20ミリシーベルト以下(特例あり)
3.
医療  放射線をあびる損失が治療の効果を下回る範囲
4.
管理  3ヶ月で1.3ミリシーベルト以下
ということです。これしか数値はありません。
この数値が「間違っている」という人(政府、安全委員会、文科省、専門家、パフォーマンスをする人など)は、何らかの理由で「ウソ」を言う必要がある人です。

(中略)
一般人の1ミリシーベルトの限度を無視して良いと発言している人は、
1.
法律や国際勧告を知らないか、
2.
放射線医療機器メーカーからお金をもらっているか(医師)、
3.
福島の子供の命を守るのが面倒なのか(文科省)、
4.
パフォーマンスで得をしたいか、
5.
政府から脅されて自分の職務を捨てたか(官吏、専門家)、
のどれかと思います.
そんなことで私たちの大切な子供が被害を受けることを許すわけにはいきません。
頭をハッキリ整理して、「数値は一つしか無い」ということを再確認したいと思います。


もうゴマカシはやめてほしい・・・
その一言に尽きます。
世界から、今までは同情を受けていましたが、
政府が情報隠蔽を続ける限り、早々に同情は怒りと軽蔑に変わるでしょう。
民主党さん、日本がキライなのは知っていましたが、
どこまで日本と日本国民を貶めれば気が済むのでしょうか・・・
そして原発関係の官僚サンと東電のトップの人たち・・・
自分の身を救うことばかり考えず、どうか、日本を救うほうに、
スバラシイ頭脳を用いてください・・・

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