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2011年4月 7日 (木)

ようやく取材されるようになった南相馬市・・・「危険なレベルではないはずなのに、市民は細菌のように思われている」

昨日の夜7時のNHKニュースを見ていると、
南相馬市の桜井市長がテレビに出ていました。
今までは、電話出演ばかりだったのに、
ようやくきちんとした形で、報道に取り上げられるようになったのは、進歩だと思いました。
3月中は、ほとんどのマスコミは南相馬市に足を踏み入れることなく、
忘れられた存在になっていました。
(そういう中にあっても、ジャーナリストの山路徹氏は例外的な存在ですね。
「見て見ぬふりはできません」 南相馬市で取材続けた山路徹さん(3月26日))
あのYoutube動画が、世界に届いたのでしょう。
NHKでさえも、南相馬市を取材していました。

ただ、一端南相馬市を出たものの、再び戻ってくる人が増えてきたため、
新たに避難所を設けることになった、というニュース報道もされていました。
これも問題ですね・・・

4月5日には、産経新聞で、南相馬市での取材記事が掲載されていました。
原発20~30キロ圏、放射線、風評…見放された故郷に戻った数千人」(4月5日の記事)

この記事では、実に心痛む言葉が書かれています。
「危険なレベルではないはずなのに、市民は細菌のように思われている」
桜井市長のコメントです。
風評被害によって、支援物資の搬入や医療が滞っている」とのことです。

政府による原発から20㎞~30㎞圏の「屋内退避」指示は実に中途半端です。
避難指示か、
それとも市長が求めている屋内退避の全市解除か(今は無理があるとは思いますが・・・)、
どちらかの指示を早急にすべきでしょう。
南相馬市はもう3月の時のように、見放された環境にはならないとは思いますが、
それでも物流は滞り、市民生活は成り立たないような状況が続いているようです。
すぐにでも、なんとかならないものですか・・・

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