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2011年3月 4日 (金)

NHK「名曲探偵アマデウス」・シベリウス「交響詩『フィンランディア』」

今回の「名曲探偵」は、再放送で、
シベリウスの交響詩「フィンランディア」でした。
事件ファイル#8・・・初期の放送ですね。
番組最後の「オチ」がちゃんとついています。
(杜氏の「ゲンさん」は、実はフィンランド人だった・・・)

番組で演奏していたデュトワ指揮N響は、
ミスはないものの、感動はあまりない感じでした。
デュトワの指揮は、フランスものでは他の追随を許さないものですが、
それ以外は、ちょっと微妙ですね・・・

番組では、中間部の美しいメロディに、愛国的な歌詞をつけた
フィンランディア賛歌」も紹介されていました。
アカペラの男性合唱は、実に美しいものでした。
(「フィンランディア賛歌」の歌詞対訳と由来については、
松村一登氏のHPが詳しいですよ。以下参照。)
http://www.kmatsum.info/suomi/essays/finlandia.html

フィンランディア」といえば、クリスチャンにとっては、
やすかれ、わがこころよ
(讃美歌298、新聖歌 303、讃美歌21・532)の原曲としてなじみ深いです。
1番の歌詞だけ引用します。

かれ わが心よ 主イエスは ともにいます
痛みも苦しみをも おおしく 忍び耐えよ
主イエスの ともにませば 耐ええぬ 悩みはなし
(※讃美歌21では下線部は「しずかに」)

あと、世界名作劇場で、
フィンランドを舞台にした作品「牧場の少女カトリ」でも、
フィンランディア」がBGMとしてよく使われています。

フィンランディア」の演奏CDの演奏時間を、店頭で比較してみると、
短いのは7分台、長いのは9分台となっていました。
短いのはこれから紹介するベルグルンド盤、長いのは、カラヤン指揮BPOなどです。

我が家にあるのは、ベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィルのEMI盤です。
美しい中間部など、もうちょっと盛り上げてほしいかな、とも思いますが、
あっさりした中でも十分に音楽の美しさを堪能できます。
2枚組で1200円程度(Amazonにて。※2011年3月4日現在。輸入盤)というのは、非常にオトクです。
交響曲5~7番の超名演を楽しむついでに、
「フィンランディア」も楽しむ、と考えた方がいいかもしれません。

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