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2011年1月23日 (日)

BBCプロムス ラスト・ナイト・コンサート2010と、健全な愛国心

NHKBShで、2010年のBBCプロムス ラスト・ナイトコンサートが放映されていました。
私は、全部視聴が終わると、
午前2:20になるので、さすがに途中までの視聴であきらめました。
コンサートの最後は毎年同じですが、何回観てもすばらしいです。
睡眠時間を大幅に削ることになるので、最後まで視聴できなかったのは残念ですけど・・・

BBCプロムス ラスト・ナイトコンサート(以下「プロムス」と略記)は、
第1部と第2部に分かれ、音楽的には第1部と第2部の前半に価値がありますが、
面白いのは、第2部の後半です。
毎年、そこでイギリスの愛国歌「ルール・ブリタニア」(ア―ン作曲)、
「エルサレム」(バリー作曲)、「行進曲“威風堂々” 第1番」(エルガー作曲)、
そしてイギリス国歌が演奏されます。
(ちょうど、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの最後における、
「美しく青きドナウ」、「ラデツキー行進曲」に相当します。)

斜陽の国であるイギリスで、かつての大英帝国の栄華をしのぶような愛国歌を、
会場一体となって熱狂して歌うところが、感動的なのです。
特に「行進曲“威風堂々” 第1番」の盛り上がりは、
何度観ても「うらやましい~」と思います。

日本で「愛国心」というと、すぐ戦前の軍国主義と結び付けられてしまいます。
非常に残念ですね。
(中国共産党でさえ、愛国心のカタマリだというのに・・・)
イギリスの人々がプロムスで愛国的な歌を会場一体となって歌うのは、
別にかつての植民地主義・帝国主義に戻るべきだ、ということではないはずです。
同様に、日本という国を愛するのは、
かつてアジア諸国を支配したような歴史を繰り返したいからではありません。
むしろ、日本という素晴らしい国がいつまでも続くように、
そのよさ、すばらしさ、伝統と文化、国民性(良い面、悪い面も含めて)に気付き、
自分の国に誇りと自信を持ちたいからです。
日本に生まれ、日本で育ったのは、偶然ではない、と私は信じています。
故国日本を辱めるのは、親族を辱めるようなものです。

幸い、最近ではスポーツの分野で、
サッカー日本代表や、その他の日本代表選手の活躍によって、
健全な愛国心が若い世代にも育ちつつあるのは、好ましい傾向だと考えます。

日本の将来を輝かしいものにするには、
やはり、健全な愛国心が必要です。
(日本を高めるために、中国や韓国などの近隣諸国を貶めるのは、
健全な愛国心とはいえません。私は反中・嫌韓などには与しません。)

(2012年1月9日追記)
2011年のプロムス ラスト・ナイト・コンサートについての記事は以下です。
NHKBSプレミアム・プレミアムシアター
「プロムス2011 ラスト・ナイト・コンサート」(2012年1月8日放送)

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