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2011年1月24日 (月)

神様の「ライフ・ノート」(命の書)

興味深いブログ記事を見つけました。
デスノートではなくて、幸せになれるノートを」(Pure in herrt)
http://nbrco.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-728a.html
プロテスタント教会に通うあるクリスチャン女性が書いた記事です。
先日TV放映されていた、映画「デスノート」を見た感想を書いたものです。
(「デスノート」については、あえて説明不要デスネ。)

特に興味深かった箇所です。「なるほど~」と感心しました。


このデスノートが、名前を書かれた人が死んじゃうのではなくて、書かれた人が幸せになれるノートだったら、どんなに良いか。

デスノートとは呼ばずに、ライフノートとか、ハッピーノートという名前が、つくでしょうね。

幸せノートは、私たちが信じる神さまが、持ってはる!


人を祝福する、そういうノートがあれば、どんなにすばらしいことか・・・
(「裏・デスノート」なる作品が作れそうかも?)
とてもユニークな発想ですね。

「幸せノート」、「ハッピーノート」は、さすがに聖書に出てきませんが、
命の書(Book of Life)」というものであれば、
聖書中でたびたび言及されています。

命の書」という言葉は、ヨハネ黙示録だけで6回出てきます。
それ以外で、「命の書」が出てくるのは、2ヶ所(詩編69:29、フィリピ4:3)だけです。
(※いずれも、新共同訳において。)

命の書」と書かれていなくても、それを示唆する箇所としては・・・
たとえば、イエス様の御言葉。
しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。
むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。

(新約聖書ルカによる福音書10:20新共同訳)
(「感謝と喜びを」(小坂忠作詞作曲)という賛美の歌詞に、
下線部のところが出てきます。歌詞と曲は下記で御覧ください。)
http://andrew.d-pad.co.jp/senkyo2002/ThankAndGrad.html
「命の書」に名が記されている、とは、永遠の幸福を意味します。

この「命の書」、なんと、「デスノート」的役割もあるようです。
たとえば・・・
「(神よ、)命の書から彼らを抹殺してください。
あなたに従う人々に並べて
そこに書き記さないでください。

(旧約聖書 詩編69:29新共同訳)
最後の審判の様子の描写では・・・
その名が命の書に記されていない者は、火の池に投げ込まれた。
(新約聖書 ヨハネの黙示録20:15)
最終的な滅びの宣告ですね・・・
こういう箇所を読むと、その厳粛さに畏怖を覚えます・・・

神様の下には、「命の書」だけではなく、
幾つかの書物」があるようです。
わたしはまた、死者たちが、大きな者も小さな者も、玉座の前に立っているのを見た。幾つかの書物が開かれたが、もう一つの書物も開かれた。それは命の書である。死者たちは、これらの書物に書かれていることに基づき、彼らの行いに応じて裁かれた
(新約聖書ヨハネの黙示録20:12新共同訳)
命の書」はその中でも、特別の価値があるものです。
あと、興味深いのは、「彼らの行いに応じて裁かれた」という記述です。
「信仰に応じて」でないところに、普遍的な救いの可能性を垣間見ます。

神様が持っている「ライフ・ノート」というべき「命の書」。
私たちは、「命の書に名が書かれていなかったらどうしよう・・・」と、
最後の審判の恐怖に打ち震えるのではなく、
まずは、「信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」(ヨハネ20:27新共同訳)
そうすれば、「従って、今や、キリスト・イエスに結ばれている者は、罪に定められることはありません。
(ローマ8:1新共同訳)
そして、「むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。
(ルカ10:20新共同訳)
という祝福が、待っています。

ヨハネ黙示録のおどろおどろしい終末の光景の向こうには、
輝かしい、永遠の命と、神様とともにある永遠の喜びが待っています・・・

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