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2011年1月28日 (金)

NHK・ハイビジョン特集「パイプオルガン誕生」-イタリア~東京・500日の物語-(2011年1月27日再放送)

パイプオルガンという楽器の構造、歴史、制作、演奏まで、
約2時間に凝縮された、きわめて興味深い番組でした。

NHKが2004年にハイビジョンで放送した、
ハイビジョン特集「パイプオルガン誕生」-イタリア~東京・500日の物語-」の
再放送を観ました。といっても、私にとっては、初めての視聴です。

カトリックの東京カテドラル聖マリア大聖堂に、2004年、
2代目のオルガンが設置されるまでの記録がメインでした。
パイプオルガンがどのように作られるのか、というのをはじめて知ることができました。
イタリアの職人たちによる手作り品です。

番組では、東京カテドラル聖マリア大聖堂へ設置されるパイプオルガンの製作工程を記録しつつ、
パイプオルガンの歴史や構造についても、実に適切にまとめていました。
最後には、J・S・バッハの「トッカータとフーガ」演奏で締めくくられました。

東京カテドラル聖マリア大聖堂のパイプオルガンの音色は、テレビで聞く限り、
ドイツ的な深刻さ(バッハの曲)にはあまりあわないように思えましたが、
天国的な雰囲気を醸し出していました。
ぜひ、一度実物の音を聴いてみたいと思いました。

ところで・・・
東京カテドラル聖マリア大聖堂は、非常にモダンな建築物で、
なんとなく、「ウルトラマン」の科学特捜隊基地と、怪獣ブルトンを連想してしまいました・・・
(大変失礼な言い方で、ゴメンナサイマセ・・・)
未来志向の教会建築なのでしょうね。

番組では、築地本願寺にあるパイプオルガンについても紹介していました。
お寺にパイプオルガン、というのはとても珍しいですね。
築地本願寺のHPでも紹介しています。
http://tsukijihongwanji.jp/tsukijihongwanji/103

東京カテドラル聖マリア大聖堂のHPにおいて、
番組の内容(パイプオルガン設置)までの経緯を写真付きでまとめています。
番組のダイジェストみたいな感じです。
興味のある方はぜひごらんください。
上がパイプオルガンの紹介、
下がパイプオルガン設置までの過程です。

http://www.tokyo.catholic.jp/text/cathedral/organcathe.htm

http://www.tokyo.catholic.jp/text/cathedral/neworgan/progress01.htm

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