« 北海道教育界の「黒船」となるか?~運動方針に「学力向上」・・・道商連(読売新聞北海道版2011年1月16日朝刊記事) | トップページ | NHK・おはよう日本(2011年1月17日放送)~特集・シリーズ 「ジャパンシンドロームをのりこえろ」(1) 老後の安心で経済に活力を »

2011年1月17日 (月)

題名のない音楽会~ひかりの国からぼくらの国へ~ウルトラマンがやってきた!(BS朝日では2011年1月15・16日放送)

ウルトラマンがオーケストラを指揮!
実におもしろいシーンを観ることができました。

クラシックの長寿番組「題名のない音楽会」で、
ひかりの国からぼくらの国へ~ウルトラマンがやってきた!」と題して、
ウルトラマンシリーズの主題曲などをオーケストラ演奏していました。

番組中の白眉は、交響詩「ウルトラセブン」からの抜粋演奏でしょう。
作曲者である冬木透氏臨席のもと、
オケが勇壮で重厚なメロディーを奏でており、
「ウルトラセブン」抜きでも純粋に音楽を堪能できる見事な作品に仕上がっていました。
司会者の佐渡裕さんがコメントしていたとおり、
まるでワーグナーの楽劇みたいな響きがありました。
映像を観ると、オケ編成はすごいものでした。
金管セクションは通常編成の数倍の厚み。
ピアノまでオーケストラの楽器として加えられていました。
冒頭の部分は、まぎれもなく「ウルトラセブン」そのものですが、
それ以降は、題名を隠せば、よほどのコアなファンでない限り、
「ウルトラセブン」の曲とはわからないのではないでしょうか。
子供向けだからといって、手を抜かない本格的な作りだったからこそ、
何十年も親しまれる作品となったのでしょうね・・・

なお、番組の公式ブログで、指揮者の佐渡裕さんが、
今回放送時のコメントを書いています。
ウルトラマンやウルトラセブン、冬木透氏などのかわいらしい絵がステキですよ。
http://blog.tvasobi.jp/entries/view/daimei/11591

ちなみに、「冬木透」をウィキペディアで調べてみると、
蒔田 尚昊」という名に行き着きます。
蒔田尚昊(まいた しょうこう)氏が、映画・テレビの音楽を担当する時に、
「冬木透」という名を使う、とのことです。
さらに項目をみていくと、なんと讃美歌も作曲しているとは・・・
カトリック・プロテスタント問わず広く讃美されている、
ガリラヤの風かおる丘で」(讃美歌21・57、典礼聖歌388、新聖歌40)です。
私もこの讃美歌は何度も教会で歌った事があり、好きな讃美歌の一つです。
なんとウルトラセブンが讃美歌につながっているとは・・・

日本ではキリスト教人口は少ないですが、
いろいろな分野で、クリスチャン達が「地の塩・世の光」として活躍しているのですね・・・

« 北海道教育界の「黒船」となるか?~運動方針に「学力向上」・・・道商連(読売新聞北海道版2011年1月16日朝刊記事) | トップページ | NHK・おはよう日本(2011年1月17日放送)~特集・シリーズ 「ジャパンシンドロームをのりこえろ」(1) 老後の安心で経済に活力を »

映画・テレビ」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

カテゴリー

にほんブログ村

  • クラシックCD鑑賞
  • にほんブログ村
無料ブログはココログ