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2010年12月24日 (金)

AKB48もマリア様に祈る?~日本聖書協会のメールマガジンから

12月23日に、日本聖書協会から、メールマガジンが来ていました。
冒頭に、「へぇ~」と思わせる文章が書かれていましたので、転載します。

 今年、流行語大賞になるほど大ブレイクし、小・中学生からその親の世代 にも人気のAKB48に「MARIA」という歌があるのを知りました。マリア へ、いつも近くにいてお守りくださいと呼びかける秋元康氏による作詞は、 あちこちが聖書に似て非なるものになっています。プロテスタントの人は マリアを信仰者の模範として尊敬しますが彼女に向かって祈ることはあり ません。ただ、キリスト者もそうでない人も、心の底で求めているもの (歌詞から繋げば、過去を償わせ明日への希望に向かわせる存在への祈り) は一緒なのではと改めて思わされました。(以下省略)

AKB48ファンの方には申し訳ありませんが、私は全然興味が無いので、
そういう曲がある、ということ自体知りませんでした。
どんな歌詞だろうかと調べてみました。
下記をクリックして御覧ください。(転載はしません。)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1428821239

私としては、日本聖書協会の方の意見に同感です。
しかし、どうしてカトリック信者でもない人たちが、
聖母マリアに祈りたくなるのか、少し不思議でした。

考えてみると、一般の人にとって、聖母マリアの存在は、
カトリック信者が抱く「母」というイメージよりはむしろ、
西洋的な「観音様」か、
あるいは「優しいおばあちゃん」というイメージなのかもしれません。
最後の審判時のキリストのように、裁く存在ではなく、
誰でもやさしく受け入れ、「あるがままを愛し、慈しんでくださる」存在・・・
実の母親だと、口うるさく叱ったりしますが、
祖母は、たいていの人にとって、甘えさせてくれる存在ですね。
(「おじいちゃん」もそういう存在なのでしょうが・・・
私は残念ながら、おじいちゃんという存在がいなかったので、実感としてよくわかりません。
父方、母方の祖父どちらも、終戦前後に他界したそうです。)

まぁ、少なくとも、カトリック信者にとっては、
AKB48の「MARIA」という歌は、
やめさせてはならない。あなたがたに逆らわない者は、あなたがたの味方なのである。
(新約聖書ルカによる福音書9:50新共同訳→イエス様の言葉)
というところでしょうか。

今日はクリスマス・イブ。
サンタクロースとケンタッキーの日ではアリマセン。
キリストのご降誕と、聖家族を思い巡らしてみたいものです。
教会に行ったことがない人、教会からしばらく足が遠ざかっている人は、
ぜひ、思い切って教会に行ってみてはいかがでしょうか?

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